流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

氷菓 10話 を語る

2012-06-26 21:57:05 | <氷菓>


イリス先輩の謀略。
この空間の部外者が古典部、
と考えるとこれもイリス先輩との部活なのかなとか思う。
まあ千反田との改まった話し合いもお茶してたし、その対比なのかもなとか。

正直、君は特別だ、
程度で舞い上がってしまうキャラクターの話とかなんだかなぁ、とは思う。
女の子、かっこいい先輩にそんなことを言われたらっていうことなのかもしれないが、
折木の心情もその程度のことで揺れてしまうのか、という風にしか思えなかったな。
まあこれはどうでもいい話。

折木のナメでイリス先輩を見せてるショット、
徐々に距離感を変えてきていたりとかしてて、
今回はそういう連続で寄っていくようなシーンが印象深かった感じ。
主にイリス先輩絡みのシーンだけど。



鏡面の自分。
折木が決断した時、鏡面の自分は消えている。
それは自分を見失った瞬間なのかなとか。

イリス先輩の中にいる折木、
千反田える以外の瞳に入る折木、
と古典部の外の存在にその身を奪われていく感じ、
っていうのが古典部の外の話をやるのかなという雰囲気を出しつつ、
それが折木の失敗に繋がっていく事を考えると、
古典部という場を考えることが第一になるけど、
今のところそこにはあんま興味が持てない感じ。
あるとすれば、イリス先輩はどの程度折木に興味があるのかという点。





里志の暗さが際立つけど光の中を歩いているのは里志だという。
里志の中のものと歩む道はまた別のものだということかもなーとか。
この嫉妬がどう引っ張られるのかはちょっと気になる。
そういえばここも1話と同じ通りか。
同じ道を歩んできたはずなのに、っていうのがあるのかなぁ、とか。



イリス先輩は座り方を意識しているっぽいのが気になる。
お茶してるところでも正座してる足を直したりしていたし、
その姿勢のあり方が引っかかりなのかなと。
その姿勢を取ろうとするところ、のが近い気がするけどどうでもいい話かな。



画面のアスペクト比をこうして作り出して、
そこから映像の世界に落としこんでいく推理とかも面白かったかな。
決して映されることのなかった入り口へと回りこんでいくカメラが印象的。



この辺の寄り方とか。
後ろの空間を開けて、後ろ髪を引かれる感じで、
それを振り払うように言葉を重ねていく折木を連続ポン寄り。
アップに持って行く事でその不安感を払っていこうとする感じが、
折木の内面と視聴者への今後の伏線を匂わすことを兼ねているような感じがいいなと。



サボテン。
花が置かれてないだけマシな感じなのかなとか。
折木へのカウンターが決まる引きが気になる感じ。
千反田たちがいない間の折木の落ち度。
結局、古典部というものが、千反田が折木にとってどういうキャラなのか、
っていうのを再認させるような感じになるのかな。
伊原との距離感のがこそばゆい感じはするかなぁ、とか。

脚本:賀東招二
絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:高橋博行

坂本回。冒頭の折木の辺りとか目立ってたかなと。
なんというか、ここまでキャラクターを見立てて見てると、
少し億劫な感じになるかなと。

タロットとか前回の血の演出の差異とかまだ姿を見せない脚本家とかエバ先輩とか、
まだ触れてないところもあるし、その辺が気になる感じかな。

しかしいつものEDで原画クレジットにスペース開いてるとレアな感じするな。
助っ人的な感じだったのだろうか。
演出陣、作監陣も人増えてきてるしこの辺の動向も気になるかな。


アニメ雑記 6/25 を語る

2012-06-25 19:27:34 | ■アニメレビューとか
●咲-saki- 阿知賀編



怜さんの戦いっぷりが胸を打つ回だったなぁ。
前回のはにかむような口元が印象的だったので、
ここでそれを見せるかとドキドキさせられる。

新道寺の裸単騎はすばら先輩のぼっちぷりを見せる場面であり、
場の連中を誰も敗けさせない、
必要とされる打ち方をしてるっていうことを印象づけてるような感が。
本編でも裸単騎をする場面が見られたんで、その辺はちょっと引っかかる感じ。



予知の合間に入る照の形相。
涼しい顔で打ってるかと思いきや、
その内面の薄暗さを印象づけてくれてる感じ。
二巡先を見て一度は牙城を崩すことはできたけど、
二度目はないっていう、そういう目線のあり方がいいですね。
それもこうした照の虚構なのか現実なのかよくわからないスクリューとも関連して、
これも虚構なのか、はたまた照の真実の姿なのか、
っていう狭間が感じられる描写でグッときますね。



新道寺の連中が回想でトンネルを抜けるところだったり、
千里山の連中の星の光、街の光、照明、怜の予知と、
光を印象的に描いてくれてるのが個人的にグッときたかなと。
街を見せるところを溜めて溜めて、印象的に見せて、
そうした輝きを受け取る怜の姿っていうのは感動的だけど、
場を支配してる、怜たちを際立たせているのは照、
っていう前回からのジョークというか皮肉があるようなと。

しかし未来予知のビジョンがひび割れていること、
最後に怜の光で場が崩壊していることを考えると、
怜に与えられた光が照の支配している場を壊す、
っていうことになるのかなー、とか思ったり。
この辺は次回の描写が楽しみ。

あと回想のBGMに思い出のシーンの連発が、
どこかギャルゲーチックな印象というか、
ああこういうアニメなんだなっていう印象を受けるんだけど、
なんなんだろう。

しかしここで前のめりになるのいいですね。
スクライドや。



照のスクリューから怜の拳へ。
雀卓上だと麻雀を打つ手の動作ばかりが見せられるので、
こうやって雀卓をバックにした主観ショットの芝居が映えますね。
照が卓を掴む辺りだったり、
そういう動作を印象づける画が結構決まってた感じ。

あと回想から戻ってきたトコで、
涙を拭うような手の芝居から未来予知に入るところとか、
弱った心を撫でつかせる暇もなく牙をむく展開っていうのが、
なかなかの絶望感だな、と。



照の能力の分析。
こうして目に見える力として弱点も見えているはずだけど、
次のショットではアップでは弱気発言して目線を外す。
わかっていても、できない。そういうジレンマの見えやすさ。



PANダウンでの照明から怜へという見せ方がかっこ良かったな。
照明の光で映り込むフレアの見せ方に情緒感があるのがいいですね。
特にカメラを下げながら変化していく光の輪の中で、
一点怜の真上までまっすぐ落ちてくる光の粒が、
怜に与えられた光、力っていうのを印象づけてくれてて、
戦いに赴く怜が受け取ったものっていうのをより際立たせてくれててグッくる。

そしてED入り。
この入り方は反射で涙でちゃうなぁ。
やっぱ怜の曲に聞こえてくるよなぁ、と。

前回と同じような引きというか構成はちょっと引っかかるけど、
怜の覚悟を背負おうとする姿勢にはただただ打ちひしがれる思いというか。
次回でとりあえず最終回っぽいけど、
阿知賀編がどういう方向を向くのか、目が離せないですね。


アニメ雑記 6/24 を語る

2012-06-24 20:43:20 | ■アニメレビューとか
●アクセルワールド



池鼻コンテ回。
最近はよくコンテ演出で目立つ回されてますね。
今回もバトルも盛り上がってて楽しかったです。
タクの散り様を印象付けるようだったり、
バリパンチやら先輩の腕のパースやら、
ああいうのも好みでしたし。
先輩が起き上がるところを正面から見せてる、
あの背中の反りとアップでの目のアップを意識させる感じとか、
ああいうのがいいかなと。



阿部望さんによるアクションも炸裂してて、
レベル9同士のバトルを印象づけてるのもグッときますね。
先輩が雑魚を一掃してる辺りもそうかな。



仮面の奥の目を見せたりとか、
黄色の存在感を意識してて良かったな。
また石田彰の存在感が際立つ回で、
そういう部分も楽しかったかな。
スタドラのヘッドっぽい感じというか。


●Fate/Zero



ディーンのFate/stay nightに繋がるような絵を全く用意せず、
士郎と切嗣の語り合う場面も座ってる位置を逆にしたりと、
そこまでせんでもと見てて思ったり。
まあセイバーとギルガメッシュの決着の付け方からして違うし、
わざわざそんなに合わせられるかっていうのもあるんだろうけど。
ufoの次回作に期待。


2期前に境界線上のホライゾン最終話付近とか を語る

2012-06-23 21:44:19 | ■アニメレビューとか
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過去記事
境界線上のホライゾンとか を語る
境界線上のホライゾンとか その2 を語る
境界線上のホライゾン12話 を語る
改めて境界線上のホライゾン を語る
大体触れたしいいかなと思ったけど。



12話。
個人的にタイマンバトルとしてはシリーズの中で見やすいのでよく見返してます。
最初からクライマックスだし。
バトルとしては喋りながら戦うパターンが多く、
動きを入れても会話劇と喧嘩してたり止まってるパターンが目につくんですが、
この回は宗茂と二代をカット内で回転させたり、
奥にふっ飛ばししながら空間の奥行きを作りつつ、
流背で加速してる2人の高速感を出してていいんですよね。



相対、バストアップでの会話、相対とバトルとやり取りを完全に分離して、
そしてモノローグが多い分キャラクターが見やすくてカッコイイです。
特に交差する辺りなんかは止めリピートや画面分割を使用しつつ、
枚数をかけずに、まあ実際はかかってるのかもしれませんが、
キャラクターを重ねてスライドさせていくだけで雰囲気を作ってるのがグッときます。



流れる背景がやっぱいいんですよね。
交差は一瞬のはずなんですが宗茂は後方にいる二代の狙いを気にしている。
流背がその後方への意識を描いているようで刺激的ですよね。
勢いを失わずにきちんとキャラクター間の感覚が読み取れるのがGOOD。



二代はなるべく表情を見せず、宗茂を主に追っているカメラが、
最後の仕掛けの驚きを強調しているのがいいですよね。
2人の衝突を印象づけるタメの部分ですが、
音楽とあわせて宗茂の札(だっけ?)の崩壊が印象づけられててカッコイイ。
崩壊が合図となっているのをBGMとともに意識させてくれるので、
自然と盛り上がります。



そして一番カッコイイ宗茂の絵。
カッコイイ溜めの崩壊からカッコイイ宗茂様誕生って感じで一気にのめり込んじゃいます。
何気に加速した時に崩壊した札のエフェクトが流背に溶けこむようになっていて、
勢いを強調してるのがGOOD。



あまり顔を見せない二代と驚きの宗茂と。
宗茂はターンしてるところまでしっかり全身見せたりしてるのに二代は部位だけ。
そこから宗茂が突撃してからのこの衝突。
BGMの盛り上がりもありますが、多重的なSEが衝突を印象づけてくれて、
そこから二代のアバンでの父親のような戦い方、そして二代の大写し。
最後は連打はやっぱりちょっと〆としては弱いけど、
シンプルなバトルの盛り上がりとしては作品中で光ってて良かったです。





13話。
ぶっちゃけ言いたいこともあんまりないですが、
トレスエスパニア副会長が大罪武装持って歩いているとこ、
主題歌の「新世界」感が出てて個人的に印象深いです。
新しい大罪、感情を求めること、そしてそれがあるのが新世界、
次の物語、戦場の場なのだな、
っていう期待感を煽られてる感が凄くいいな、と。
こういう雰囲気作りが細々カッコよく決まるのってやっぱカッコイイですよね。
主題歌もカッコイイし。
2期もこういうかっこ良さが光る作品になっていたらなと思います。


氷菓 9話 を語る

2012-06-19 23:17:20 | <氷菓>


始まり方が異色で引っかかる回でしたね。
普通はOPが無い代わりに本編にクレジット差し込みますけど、
今話だとクレジットもCMで切って流すという、
正にアニメの放送形態におけるお約束事をぶった切ってて衝撃を受けました。

今回は腕を画面に突き出すような画が結構あったように思ったけど、
やっぱ山田さんが狙ってるのかな。



伊原さんはリアクション王だなぁ。
こういう呆れ返ったリアクションをそのまんましてしまうところがグッと来るなと。



このリアル感が京アニ作画だよなという気がする。
手の甲に描かれる途切れ途切れの線による指の表現とか、
こうしたはっきりとはせず、しかしそこにある意識を強調するこのリアル感。
個人的にはアニメとしては少し苦手。



今回はイメージ映像も結構あったけど、
やっぱ京アニも今の画面に飽きてきてる部分っていうのがあるのかなぁとちょっと思う。
CMという形でそれが出てきてるならちょっと面白い。
まあ飽きる、という発想は受け売りなんであしからず。
むしろなんじゃこりゃ、と驚かしてくれるのが京アニだったはずだし。



迫りくる背景の圧迫感。
背景は映画製作の小道具などからその軌跡を読み取れるけど、
あくまで背景であって、目の前のキャラクターたちがその中の住人として描かれているかというと、
そうとも言い切れない雰囲気があって気になる感じ。



また豚か。
山田さん豚好きですね。
しかしセーラー服でスカーフつけないとか邪道もいいところだなと思うけど、
自分の経験だとむしろしない方が正解っぽい感じだったので、
清潔感っていうのはやっぱアニメやアイドルなどしか味わえないものなのかなという思いも。
今更そんな話ししてもアレなのでまあどうでもいい話か。



ここぞっていうところで窓からの横顔になる探偵たち。
あさっての方向へ向かっていくミステリー。



眠る千反田えるが可愛い。
この辺は植野さんの味が出てるのかな。
けいおん!でも作監回の髪の描写とか好みでしたし。
今回は多弁な伊原の表情や手の描写とか、
手が入ってそうなところは結構印象的だったかも。



そして千反田を置いて背景に溶け込む3人と。
3人の探偵があさっての方向を向いていたのに対し、
古典部は確実に映画製作の場へと足を進めていたということなのかな。
くつろぐ3人が見事にハマってて、
あの異質さを払拭させてるのにどこかさわやかなイメージすら感じる。



それぞれのキャラクターが顔を付け合せるところに、
表情を共有し合うところにまとまった雰囲気が生まれていたので、
こうして里志の表情を読ませないとそれだけで断絶のイメージが出てくる。
そして映画の続きを提示することなく、
折木は里志の代わりに却下して帰路につく。



この話数の奇妙なところは氷菓 第1話と被るようなネタを仕入れているという点と、
冒頭のようにクレジットをぶった切る、言わばアバンタイトルという様式を無視した作り方。
第1話と被る、というのは1話も始めは密室の秘密を暴くというところにある。
そこで始まったのは千反田えるを中心にした、
言わば千反田に振り回される物語として始まったわけだけど、
今回は千反田ではなくエバ先輩と脚本家の問題であり、
それを印象付けるように帰り道で待ち構える先輩で〆と、
1話との繋がりを意識させられる展開を用意していたように思う。

またアバンの思いっきった編集の仕方は作品の様式を壊す、
一種の破壊活動でもあるわけで、そういうのを山田さんがやっているところが興味深い。
あと1話で山田さんだったらこうするんじゃないかな、という適当な話ししたので、
まさかそれと対比させるような部分を持つ話数にくるとはなと少し驚いてる部分も。

さらに付け加えるなら今回の話数が脚本家、
言わば原作者の意図とは違った絵作りをしたことが仄めかされますが、
これは完結していない原作をアニメ化する制作会社としては、
自己言及を余儀なくされる回でもあったように思う。
脚本家が意図した血の量とは明らかに違う量の血が流れる本編。
よく原作愛を感じる描写として取り上げられるシーンがアニメだとありますが、
果たしてそれは原作の綻びを埋めるものなのかどうか、
っというのは終わってみないとわからない。
言わば極度の愛が作品にいらぬ枷をはめ込んでしまう場合もあるだろうし。

今回は助監督の暴走のようにしてカタがつくように思えるけど、
この指摘は原作ありきのアニメ化をする京アニにとって最大のジレンマでもあるように思う。
例えば「けいおん!」という作品は本当にあのような絵作りや、
1期の成長、2期の卒業のように忍び寄る背景によって描かれていく作品だったのだろうか、
という思いもあるわけで。
原作通りという名の原作クラッシュ、
言わばイメージの差異による事故が原作と映像作品の対立を呼ぶわけで、
そういうのを改めて意識させる回を、まあやっぱ山田さんがやっている、
というところが個人的には面白いところだなぁと。

脚本:賀東招二
絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督:植野千世子

というわけで山田回。
今回は三好回でも下敷きにしてるのか細かい反応を早いカット割でやったりしてて、
じっくりやりたいところもとりあえず見せたい絵を見せていこうとしてるような印象がしたかな。
アバンも尺の関係でこういう形になったも思えるし、そういうことなのかなー、とか。
今回は奇天烈な推理とかことの真相とかにますます興味が湧いてきたので、
解決編が楽しみです。


アニメ雑記 6/18 を語る

2012-06-18 21:14:18 | ■アニメレビューとか
●咲-saki- 阿知賀編



個人的な引っ掛かり。
1期でも和がカップからストローで飲んでる描写で、
ちゃんと中の飲み物描いてるんだなーと思っていたので、
ここの描写はちょっと目を引かれたな。



おまけに飲み終わって捨てるところまで。
仲間から受け取ったものを結局捨ててしまうのとゴミの山から、
宮永照を倒そうとしてきた強者達の夢の後ってイメージが湧く感じだな、と。

和も咲に挑戦して結局その上を行かれているわけだけど、
その後に打ち解けたりもしてる。
宮永照は天江衣なんですかという疑問もある。
出会った恐怖の前に問われているものは何か、
っていうのを踏まえてみていきたいなという感じ。



奥の機材のディテールがやに細かい。



止めというかこのぐらいでいいんだよな的な。
怜さん可愛い。
アップは整ってるけど、あんまり見せられても新鮮さに欠ける感じはある。



怜さんいつもお気持ちを周囲に考えてもらえててなかなか幸福な人だなと。
ちょっと天を仰ぐように座るようなところとか、
このやるせない感じっていうのは結構好み。
冒頭の和の描写もそうだけど、天の光を意識してる回なのかなと想ったり。
しかし照はただ壁として存在し続ける、という。
今回やたら入射光が普段より際立って見えてたけど、
怜というキャラのバックボーンを照らす照、
っていう洒落かなと思ってみたり。
照の存在自体が咲の物語にスポットを当ててるようなもんでもあるしなぁ、と。
まあどうでもいい話。

毎度になりつつあるけどED入りは思わず涙でちゃうなぁ。
EDはやっぱ奇跡の形のところでキャラの正面からの姿を見せてくるのがいいよなぁ。
今回は特に怜の今の戦いとリンクしていくような歌詞だとも受け取れるし、
あの立ち向かう姿とED入のかっこ良さで感極まる感じ。
次回の怜の活躍が楽しみだな。


アニメ雑記 6/13 を語る

2012-06-13 22:31:51 | ■アニメレビューとか
●めだかボックス
溜めてた分見たら結構楽しかったのでメモ。
8話は録画できんくて残念。


7話
絵コンテ・演出:安食圭
作画監督:山崎正和

生徒会に新しく会計が入ってのイチャイチャが楽しかった。
こういうベタなすれ違いをベタに描いてくれる安心感。
いやーやっぱこういう雰囲気好きですねぇ、という話。




9話
絵コンテ・演出:春藤佳奈
作画監督:徳田賢朗

めだかちゃんが頑張る回。
アクション楽しかったな。
最後に鎖がバラバラになるのとか目を引く感じ。
派手なものもちゃんと見せてくれるんかー、と期待が募る。





10話
絵コンテ:細田雅弘
演出:高村雄太
作画監督:小山智洋
作画監督補佐:服部憲知

風紀委員長との対決。
リピートエフェクトなんか見ると、
グレンラガンでやってたことをちゃんとまたやってるのかなという感じ。
吉成さんがいくつか爆発のパターン作ってコピペしてた、
っていう話があったけどその辺から来てるのかなという感じ。
エフェクトは誰がやってるんだろうな。気になる。
めだかちゃんブチ切れ展開は楽しい。
しかし豊崎愛生の低い声きくと千葉紗子思い出すな。


氷菓 8話 を語る

2012-06-12 21:49:41 | <氷菓>


チャットのデザインっていうかが懐かしい。
これが時代性を帯びてくるっていうところに新鮮さがあるのかな。
キャラクターがまるで出てこない不穏さもあるし。
一体このチャットメンバーは誰なんだろうっていう謎掛けが早くも始まってるし、
ミステリーの導入としてはちょっとドキドキさせられますね。
ただ画面の文字を自発的に追っていかなければらないという億劫さもあり。
参加型であるアニメっていう意識がこういうところで強く出てしまってるのかなと思ったり。
まあどうでもいい話。

こういうのをやらせるならやっぱ北之原さんなんかなぁ。
ハルヒでもヤマカンコンテの処理やってたりしたし。



日常の時もそうだけど、やっぱ北之原さんチャレンジャーだなぁ。
折木たちの歩みと合わせて背景ズームしてますっていうのが如何にもアニメ、
っていうのをバラしてしまってる感じがするんだけど、
今回の自主映画とハルヒの自主映画とを掛けているのか、
映像に対する考え方を意識してしまう話数だったわけで、
何かしらあるのかなーとも思うけどうーん。



ディテールの細かさと細いケースを見せる幅広さ。
なんでDVD出すのをこんな強調するかなと少し引っかかり。
まあ映画がディスク1枚に入ってしまうというところに時代性を感じればいいのか。
そういえばハルヒなんかはカメラは意識させられたけど、
その保存媒体まではそこまで意識を向けてはいなかったような感はあるか。
長井さんが8ミリ意識してるのもその辺からかしら、とどうでもいい話でした。



なんつーかズームが早すぎてゲームみたいな意識になっちゃうなと。
全体的にウィザードリィ+ホラーゲームって感じがしたけど、
ゲームの古典っていうネタだったりするんだろうか。

しかし七つの大罪といい今回のノックスの十戒といい、
日常の中にルールにを持ち込んで意図的に推理を導き出すのがこの作品なのかなと思ったり。
ではこの作品のルールとは?っというのを見つめなおす鏡でもあるのかなーとも。
各キャラクターの与えられている役割をまた確認している導入のように思えたけど、
今後はどうなっていくのかな。

全然関係ないんだけど今回の見てて、
男がちゃんと男役、女が女役っていうのをしっかり区別しているアニメ、
っていうのがどれだけあるのかふと気になった。



折木を惚れさせるワードを口にする先輩方。
なんつーか先輩の指のポーズを意識させるカメラ位置が引っかかる。
演技をだれに見せるのかっていう意識というか。
先輩が一人光を浴びて語りだす古典部との線引きを意識したやり取りはやっぱ引っかかりますね。
フレームのように先輩を切り取る光を見ると、先輩の舞台を見ている古典部、
という風にも思えるけどどうなんだろうな。
氷菓の時は解がわかっていた分端々に目が行ったけど、
こう色々投げかけられるとどれがヒントだったり伏線だったりすのかわからなくなってしまうな、と。
横断幕も冒頭で違和感作りながら見せてきてたし。
うーん、今回はそれを見るのがメインになりそうな。
3巻以降はちゃんと読んでおこう。
あーしかし謎の先輩のミステリアスでいいねぇ。



神社をバックにしてるのがどことなく不気味。
和的なミステリーというか雰囲気を神社とかに向けるそのオカルト感が。

しかし先輩とは違う先輩が迎えに来るのかとか、
探偵役3人との絡みはどうなるのか全く予想できないんで、
この辺を味わいながら次回見れるといいな。

脚本:西岡芽衣子
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:丸木宣明

ということで北之原回。
流石に日常の頃の輝きは垣間見れなかったけど、
不穏さが印象に残る回でこの辺は自分の中の北之原回だなぁ、
って感じで楽しかったです。
しかしやっぱ必然的にハルヒ0話を意識してしまいますね。
あの回と比較したような分析記事とか読みたいかなーみたいな。


アニメ雑記 6/11 を語る

2012-06-11 22:12:11 | ■アニメレビューとか
●咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 9話



怜さんこの辺ちょい違う雰囲気でグッときたり。
前回がちょっと甘い感じだったので、
今回はキャラクターのアップ、仕草に注力されてるようでグッときたなぁ。
期待通りのお姉ちゃん無双回で楽しかったです。

冒頭から前作BGM持ってきて今か今かと待ち構えさせる不穏な雰囲気作ってたし、
照専用としか思えないBGM2連続で盛り上がったAパートで良かったなぁ、と。





玄の指。
これ下のところは手描きでやってるのかなぁ。
ツモるところと捨てるとこの手はいつものCG手なので、
ここの細い爪と指の長さが凄くエロく感じられたなぁ。



どんどんパワーアップしていくお姉ちゃんがカッコイイ。
イーピンもまた仕事させられてるなーとか思ったり。
アナウンサー最初ミスキャストじゃないかなーって思ってたけど、
最後のED入るところといい雰囲気作ってて良かった。



そしてこの後姿。
あー、あのEDの風景をここで持ってくるかーとちょっと驚き。
今後も引用されるかもしれないんでとりあえず保留。



千里山の中の照のイメージが少し気になった。
いったいどこから出てくるイメージなのかな、と。
彼女たちが会話してる風景の中の連続した中にいそうな背景だけど、
これは怜が照を自分と同じ高校生だということを意識してるからなのかなぁ、とか。
この辺が対戦してどう変化するのかなーみたいな興味はあるかな、と。
しかし合間合間で咳き込んでいたとは言え怜さん今回はやたら元気な描写が多いな。
千里山4人で打ってるところではにかむような表情とかするかーって思ってたりとか。



今回の玄はナメで見せられるショットが多くて気になる感じ。
手牌をあまり見せていなかったのっていうのもあるけど、
それだけ牌の中、大きな舞台の中での小ささというか、
埋もれている感じ、翻弄されてる感じがより強調されてたかな、と。

今回はモノローグが多かったので、
千里山の人たちが怜が今どんな気持ちなんだろう、
っていうセリフが少し引っかかった。
見てるこっちとしては怜の気持ちっていうのはしっかり伝わってくるんだけど、
TV越しで伝わってくるのは怜が照に策を講じても全く歯型立たないという状況のみ。
怜の未来予知と合わせて気になる描写かな、と思った。
怜の中では見え切っていたはずなのに、現実は照に和了されていたり。
そういうどんな形であれ見ている側を驚かす照の実力が感じられてよかったかな、と。

しかし今回はアップが多かっただけに、
前回の試合開始でライトが切り替わるようなとこは、
数少ない引きの画を見せる機会っていうかを意識してたのかなーとか思ったり。
あの一連結構印象に残ってるので。

いやー楽しすぎて見終わって感極まってきてします。
今回はやっぱキャラがよく描けてたし、
盛り上げ方も良くて、そしてあのEDでと。
まだまだ照の活躍?は続くみたいなので次回が楽しみだな。
あと阿知賀の勝敗がどういうものをもたらすのか気になるけど、
うーん、アニメはどこまでやるんだろう。


雑記 6/9 を語る

2012-06-09 02:50:19 | ■雑記
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季刊Sでどちびさんのインタビュー読んでたら俺もファンタジア好きだったなぁ、
というのを思い出してプレイしたくなったのでプレイ。
今ダオスをだおすところ(笑)ですがちょっと作品を振り返ろうと思い記事書いてみたり。

久々にやって驚かされたのが、
クレスがミントの母親を殺した剣を使ってミントを助けるという点。
そしてこの母親の死を告げることを最後の最後まで引っ張るこの構成。
魔術とそれに必要なマナを巡る物語でもあるが、
一番最初に剣の物語であることを示唆してるのが興味深かった。

クレスの持つ武器も中盤で神槍グングニルが少しだけ使えたり、
クレスが一人で戦う場面の多さなどクレスが戦う描写、
認められていく描写というのが小さなイベントとして細々配置されていたり。

BGM「FIGHTING OF THE SPIRIT」も精霊戦だけかと思いきや、
クレスが一騎打ちする戦闘で使われていたりする。
本編で精霊と契約するのは別のキャラクターであるが、
物語で認められていくのはクレスであり、
結果的にエターナルソードというアイテムを手に入れるに至り、
ダオスを倒す英雄へなっていくっていうのがロマンに溢れているなぁ、と。

でもやっぱり母親を殺した剣でその娘を助けるっていう流れが衝撃だったな、と。
クレスはあのままいったらただの復讐者になって死んでしまうような感じだったので、
ヒロインを助けるためにその剣をふるった、というところにぐっとくるものがあるなと。

パーティーメンバーとしてはテイルズ作品では一番好きかも。
序盤のクレス、ミント、クラース、アーチェのバランスもいいし。
テイルズだとファンタジアと繋がりのあるシンフォニアなんかも好きですね。
戦闘だとやっぱデスティニー2とか。
でもやっぱりファンタジア押しになっちゃいますね。

今回プレイしてて、すずが結構いいキャラクターしてて、
クレスとのイチャイチャとか見たいかなーって感じだったけどフラグはチェスターの方が立ってるっぽい。
うーん、両親との関係を考えるともう少しクレス押しな構成のが好みなんだけどなぁ。

個人的にファンタジアを特殊なデザインの作品だなって感じさせるのは実はミントの存在。
というのもなんで十字の入った看護師みたいな格好してるのかなっていう。
むしろシスターなのかもしれないけど、両方かもしれない。
テイルズはのちの作品だと宗教が敵になったりしてるんで、
ファンタジアでできなかったこと、ミントの存在の引用でそういう構成になってるのかもな、
なんて思ったりもしちゃいます。

久々にファンタジアやったらテイルズ熱出てきたんで色々見たりプレイしたりしたいかな。
ヴェスペリアとか中原麻衣ヒロインだし人気もあるんで触れたいなー、
と思ったら中古価格高くて手が出しづらかったり。やっぱエターニアかなぁ。

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PSP版はキタエリ声の新キャラがいるんですが、チャットでの辛味がなかったりして、
パーティー内でのキャラの扱いがお粗末で凄く残念だった。
貴重なテイルズ枠がこのように消費されちゃってて悲しい。