冒頭からいきなり背景動画っていうのには驚かされた。
京アニで背動だとほとんど3Dでやってる感じですが珍しく手描き。
それで壁の落書きなんかも見せてくる豪華さとか。
石原さんだったら3Dとかで見せても不思議じゃないと思ったけどうーん。
しかしチョイちゃんいつの間に北白川家にいたのか。
鳥はとりあえず光を浴びる対象って感じなのかな。
何かと太陽バックにしたりとか、そういう場面多いし。
映写機的なところあるけど、
そういうのって意識してるところだったりするんだろか。
ここの処理はまたちょっと妙な感じだったな。
石立さん的俯瞰って感じたの久々な気が。
kanon以来?
ちなみに自分が今回言ってる石立的の例。
http://yaplog.jp/lucyman/image/734/627
中央右のやつです。
ケツだけ星人。
京アニ作品でお尻描いてるなぁ。
こうやって手を意識させるようなのって武本さんを最初に思い浮かべてしまう。
しかしこの手の見せ方はカッコイイなぁ。
気を引き締めると言って拳を自分自身に近づけるようなところとか、
その身を縮める動きっていうのを意識させてくれるのがグッと来る感じというか。
主観でそういうキャラクターの心情を意識させるようなポーズを意識させる、っていう新鮮さ。
花屋さんがコケる前後も細かく動き見せるなぁと思いましたけど、
このたま蔵のアクロバティックな動きには驚かされたなぁ。
石立さんっぽいなぁと思わずにはいられないです。
ちょっと焦る。
こういうちょっとした間のギャグテイストの狭間がどこか新鮮に感じられたかな。
また湯あたりしてないかな?っていう心配をしているんだけど、
表情的には呆れがあるような感じというか、間の抜けた感じとか。
ウルウル。
今回はマスターは出てこないけどレコードは出てくる。
レコードのディテールが甘いのは単純に北白川家の機器が安っぽいってことなのかしら。
けいおん!もだけど、
アナログ志向なところっていうのはやっぱ京都っぽい、っていうイメージかな。
氷菓もだけど文集作ったりだとかも原稿用紙書くところからだったし。
アナログとデジタルっていうのはもう少し意識しときたい感じ。
鳥の存在とか。
この戸を引いて調理場に入るところなんかは結構反復して見るシーンな気がする。
ここの切り替えがやっぱキモになるところになるのかな。
チョイちゃんの腕振り回すデフォルメした動きとか可愛く感じられたし楽しかったな。
脚本:吉田玲子
絵コンテ:内海紘子
演出:石原立也 石立太一
作画監督:池田和美
作画監督補佐:引山佳代
内海コンテで石原・石立演出ってまたレアな組み合わせ。
個人的には石原さんがどう作品を料理するか楽しみだったんだけど、
なかなか見えづらい感じだったかな。
新キャラも出てきて楽しいんだけど、終わってみないとまだダメかな、という感じ。
けいおん!も終わってみるまではうーんって感じでしたけど、
今はけいおん!は終わっているので、どうしてもけいおん!への意識が前に出てきて辛い感じ。
どこかで切り替えたい。