流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

けいおん!! 13話 を語る

2010-06-30 03:52:48 | <けいおん!!>


梓の夏休み。
冒頭からメールとかフィンランドとかそういうの見ると連続は意識してるんだよなぁとか思う。
まあ連続ではなく断続か。連続してるのは梓孤独問題かな。
梓が夢の中で先輩たちについての夢を見るけど、
これが梓の個々の先輩への認識なのかなぁとか。
夢の中は梓が日に焼けてなかったり特効だったり浮いた画面作ってて新鮮だったな。



ドアを開けた時に射しこんでくる光の量の調節とか綺麗に見えたな。
憂のセリフでまだ夢が続いてるような印象を見せたりとかしてて、
そういうどこからが夢かっていう線引きを意識させられたなぁ。

学校で梓のスカートが日焼けを気にしてかロングだったり、
こういうキャラクター作りのきめ細かさはやっぱ凄いなぁとか思う。
どうでもいいけど部室内で梓が風に吹かれているのも断続的。
カップの封を開けるショット、SEもいい味出てて気持ち良いな。



なんとなく残滓って言葉が浮かんできた。残暑だからか。
友達の連絡を待って余ってしまった時間、
夏休みはこの回で終わりなのだろうか、
梓は軽音部のあまりものなのだろうか、
そんなことをめぐらされるような、とか。



今回は看板だったりとか結構目立ってた印象。
こういうのは原画の方が描いてるのかなぁ?
以前牟田さんが京アニBONでイラスト描いてたので思わず思い浮かべちゃう。
No more 映画泥棒のパロが携帯に収まってるのは、
動画投稿サイトでTVアニメが拡散してるとこを考慮してるんだろうか。
だとしたら下に出てくるテロップってなんだろうなぁ。
そういえば今回はAパートではなくBパートでテロップ出てたな。
地デジでも出るんだろうか。

そういえばやってたホラー映画の元ネタってなんだったんだろ。
テーブルの下に隠れるやつってシックスセンスしか思い出せない上に、
そんなシーンあったかも実はイメージでしか思い浮かべられない。映画見ないとなー。
あと今回はウサギのぬいぐるみが出てきたので、
ああ、夢に誘われてるのとかけてるのかなーとか、
これも断続的に出てくるのかなーとか色々意識したり。
なんかもう疲れる見方だしどうでもいいしって感じやね。



1期の合宿回の反復だったり。
Bパートは合宿の話の反復を際立たせてた印象。
駅は正面見せてから、プールでは後ろ姿で。
こういう対比をしながらプールで梓が軽音部の、唯の悪口を言わせてるのとか、
ああやって表情を見せずにいるのは憂の戸惑いに繋がるようなんだけど、
その後が丸投げで触れられていなくてもどかしかったなぁ。

憂って梓の夢の中ではセット登場するんだけど、
その中で憂の不気味さみたいのがエスカレートしているように感じたけど、
それと憂の戸惑いがどう関わってくるのかも匂わせていたようでもあったので、
なんか腑に落ちないなぁ、と。



花火。1期の合宿回では澪を感動させてたけど、今回はその唯の表情も演奏もない。
しかしそこに梓にはかけがえのないものがある、と。
この辺も1期と同じく花火の儚さを扱ってた気がするけど、そこに永遠というかを意識させないな、と。
星を意識させない夜空とか。
ここで先輩たちは前回ずっと一緒にやりたいと言ったことを思い出すけど、
そこで先輩たちが梓を残すことへの葛藤に触れていかないので、
焦らされてるのかなぁとか思う。
というかHTTの永遠性を願う先輩と、目の前の変化を見つめて不安な梓、って感じなのかな。
しかし見てて1期と2期っていうのは別の作品なんだなっていう風に思えてくる。
それを考えると、軽音って作品は成長というか、
時間の変化の中での出来事っていうのをキチンと見せてきてるのかなぁ。

脚本:横谷昌宏
絵コンテ・演出:内海紘子
作画監督:池田和美
楽器作監:高橋博行

2回目の内海演出回。
結構大事そうな回をまかされてるような感じ。
夢の中とか梓の内面とかそういうところ良かったけど、
最後に唯と別れる辺りとかアッサリだなーとそのバランスが気になった。
しかし毎回モブよく描くなぁ。


アニメ雑記 6/26 を語る

2010-06-26 02:55:37 | ■アニメレビューとか
●Angel Beats! 13話

なんつーか自己完結とノリツッコミを見せられてるというかやらされた感じ。
『ありのままを受け止めなさい』が個人的にキーワードだったんだけど、
それを作品内のキャラクター、視聴者が同時にやらされてる感というか。

最終話の流れとかもう完全にツッコミ役のいないコントにしか見えなかった。
ドラマでは音無とカナデの恋愛で引っ張ってバランスを取っていたように見えたけど、
それと並列してノリツッコミのコントみたいのも進行してたのかなと思う。
物語がただのコントになっていてて所詮ノリなので話も丸投げなんだけど、
設定で自己完結してそれが複雑なドラマを連想させるも、
次もまたノリで進んでいくコント。
だけど音無のカナデへの感情は本物だったりするし、丁寧に描かれる。
感情という設定というかは笑い飛ばせないものだったのが卑怯臭い感じだけど。
この二列縦隊が本作の魅力だったのかなぁと思う。
最終話見た後でっていう結果論に依存するような話だけど。
あと天使ちゃんってピエロ役だったの?

あとなんで岩沢、ユイ、ユリが成仏できるような心持ちになる話が必要だったのか。
やっぱ設定説明とかに設定を盛り上げるのに使われたようにしか思えなかったりする。
結局、設定や話を複雑にしていくだけで目の前に出てきた空気、
ノリを自己完結して処理し続けていたように見えるし、
これはこういうものだから、がこの作品って感じなのかなぁとか。
これはこういうもの、だがしかし、そこには必ず仕掛け人がいて、人の意思、
今までの流れをねじ曲げようとする意志が存在する。
その人物の正体がわかっていたり、わからなかったりする。
そこが「これはこういうもの」という自己完結を自己完結で終わらせないような機能になっていたとか云々。
まあよくわかってない奴のどうでもいい話。

反響は気になるけどそれを読んだ後だと率直な感想が出ないと思うので、
こんな感じにまとめてみたけど、うーん、実際どうだったんだろ。

個人的に作品で一番好きだったのは『Crow Song』かなぁ。
今期後半はこればっかり聴いてた。
開幕の曲だったし、最終話でその歌っていた曲が希望にもなっていたと思うし、
個人的には座りのいい曲だったのかなぁとか思う。

Crow Song
Crow SongGirls Dead Monster

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アニメ雑記 6/23 を語る

2010-06-23 23:14:44 | ■アニメレビューとか
●B型H系


最終回。
なんかパロディっぽいの連発しててコレはネタなのか?と困惑しながら視聴。
今までの回でそういうの意識してなかったけど、どうなんだろ。
この脳内図とかシャフトだったらもっとあからさまにやるんだろうなとか。



行為が進んだときとかに天井の鏡を見せてきたりとか。



素で変態だー!!と思わされた辺り。
タオルで尻隠してるとプリントショーツみたいで思わず引いちゃう。
今回は鬼印多かったけど、
木の葉を隠すなら森の中、という感じだったのかもしれないなぁ。
縦PANもなんか誤魔化されてる感が。

小須田の持ってるカメラだったりとか結構意識させられたアニメだったけど、
最終話はそういう小道具ではなく小須田と山田の関係のみに焦点を絞ってて、
ああついにやっちゃうのかーという雰囲気でいっぱいいっぱいな流れだったのかな。

しかし採取の話数の方のティッシュの使い方とか、
監督の色気っぽい感じのように受け取れてたけど、
その芸だけを見てるだけじゃアカンヨナーみたいなことを最近意識させられるな。



けいおん!! 12話 を語る

2010-06-23 05:16:30 | <けいおん!!>


太陽にむけて。4人だけってとこが引っかかるか。
日焼けした梓もそうだけど、なんか仲間はずれっぽく見えるんだよね。
まあ今までも散々触れてきた部分だけど。
この作品って皆揃ってキャラ語りしてるように見えるのが凄いのかとか最近思えてきた。
キャラ語りを掘り下げるほど画面にドラマがあるように見える雰囲気みたいな。



律の砕けた座り方いいね、新鮮。
バス乗り場集合の早朝の雰囲気とかああいうのぐっとくる所だったなぁ、信号とか。
しかし冒頭でオー!の掛け声は4人揃ってたのに、
バスの中ではみんなバラバラなことやっててちょっとイラッともさせられる。



まさかFUJI ROCKならぬNATSU ROCKとは。
今年帰省したとき苗場プリンスホテル寄ってけば聖地巡礼になりますか?
なんか不意打ちで馴染みなところが出てきたのでちょっとびっくりしてる。
思い返すと唯の妄想かなり失礼だな。

澪のフェスへの反応とか見ると1期1話の澪っぽいところが出てるように思った。
原点に立ち返りつつその感動をもっと味わいたいっていう高揚感出してて、
ああやっぱバンド好きなんだなーっていう部分が出てるなぁ、と。

そういえば今回もまた雨降ってたなぁ。
雨の中でも盛り上がるのがやっぱフェスだろうって感じで、
今まで描いてた雨の日の雰囲気とはまた違った、
イベントならではの勢いを強調できてたように思った。
っていうかまああんな感じだろうし。



日の下から始まった話も星の下で終わり。
皆でバンドやれたらいいって星空で言うのって永遠を意識させられるんだけど、
今のままでずっといられたらか、それとも未来もずっとこのままでということなのか。
まあこの場合は目標も立てたし後者だと思いますが。
一緒にやれたらっていうのは別れがあることを想定してなきゃ言えないとも思うので。
でも前者も全く否定出来ないわけじゃないのが学園モノの醍醐味だとも思う。

しかし自分たちが1番っていうのは1期12話の自分の感想思い返すと、
そういうことじゃないっていう言い訳されてるみたいに受け取れちゃう。
ライブで皆が反応してるのも男ってところじゃないし。
んー、繰り返し同じような感想書いてるような気がするので、
もうちょい違うこと書きたいけどなかなか難しい。

脚本:吉田玲子
絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:秋竹斉一
楽器作監:高橋博行

坂本回。
今回はモブとかいっぱいでそういうトコ大変そうだったけど、
教室の女の子たち描いてるのを思い返すといつも大変なのか。
坂本さんの回はけいおんだと結構浮くなぁ。


アニメ雑記 6/20 を語る

2010-06-20 12:36:29 | ■アニメレビューとか
最近忙しさ?とちょっと思うところもあり、あんまり更新してませんでしたが、
夏以降は以前のペースに持っていけるかなと。
しかし4月はあんなに元気だったのになー。
今期アニメも終了間近な作品が増えてきましたが、
とりあえず来期の期待アニメでも。

アマガミ
原作はやっていないけど。
アニメ版キミキスは嫌いじゃないし、むしろ好きだったりするんだけど、
アマガミはキミキスでの反省を踏まえて制作されてるっぽい。
オムニバス形式なのでギャルゲ原作としてはちょっと珍しい形態の構成になる、のかなぁ。
そういえばPV見てようやくタイトルの意味がわかった。
神教とかそっちよりのもの想像してたので。

ストライクウィッチーズ2
来期本命。
1期で田中宏紀さんなどが参加されてて楽しめる部分が多かったので、
その再来なんかを期待してますがどうなるのかなぁ。
アマガミとストウィはAIC制作だけど、
売れそうなタイトルをきちんとものにできるのかどうかっていうのも楽しみかなぁ。
秋にもそういうタイトルが控えてますし。今年のAICは熱い。

セキレイ~PureEngagement~
ネット配信頼り。
友岡さん、斉藤良成さんの作監とかありそうだし楽しみだなぁと。

あそびにいくヨ!
植田洋一監督というのでまず驚き。
昔から作画方面で活躍されてたけどいきなり監督ってことで不安。
山根さんなんかもこれやるのかなぁ。

学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD
黒田洋介×荒木哲郎×田中将賀というメインスタッフ構成がウリなのかな?
PV見た感じ一騎当千みたいなので大バトルなアニメなのかなぁ。
結構いい感じかなぁって思ったけど、原作がつまらないらしいので、
アニメでどういう風に見せていくのか興味ある。

オオカミさんと七人の仲間たち
JC制作。そういえば岩崎監督の作品って1本もちゃんと見たことない気がする。
超電磁砲1本から秋までに結構本数出してるみたいで大丈夫なのかなJC。

世紀末オカルト学園
アニメノチカラ第3弾。
今のところ当初の予想より盛り上がらない枠になっちゃったけど、
三度目の正直ってことで期待。

屍鬼
ノイタミナ枠。なんだけどあんまりノイタミナっぽい雰囲気の作品のように感じなかったり。

生徒会役員共
原作読んでるけど正直なぜアニメ化した!としか。
4コマ原作のアニメで原作読んでるのって初めてだったりするので、
4コマ漫画がアニメになるっていう感覚を味わえたらいいかなぁ、と。

デジモンクロスウォーズ
デジモン世代として期待。

戦国 BASARA 弐
なんだかんで楽しんで見れる作品になりそう。


来期はけいおん!!感想継続で、
アマガミ、ストウィ2辺りとか結構感想書きそうだけど、
やっぱけいおん!!だけになりそうな予感。
旧作なんかも色々触れたいのがあるんだけど、うーん。
溜め打ちしないでバンバン更新すればいいだけなんですけどねぇ。


どうでもいいネタとか を語る

2010-06-20 11:16:04 | ■京都アニメーション
けいおん!! 11話の扇風機見て思い出したネタ。
京アニで扇風機に触れたのはAIR 3話のコメンタリで、
このゆっくり首振るのは作画では無理、面倒、みたいな話をされてて、
らき☆すたで手描きされてても首振らなかったり、
CLANNADでもやっぱりCGだったりで、
出るたびにやっぱ無理なんだなーと個人的に楽しんでた部分だったりしてたんだけど、
昨年それに喧嘩売ってるのかなーみたいなアニメがあって。



生徒会の一存 5話。
ここで扇風機をたぶん作画して首も振らせてる。
動きガタついてるし俯瞰と正面からの構図だと網の数も一致してないし。
生存は色々な作品をネタにしてたけど、
これももしかして京アニの扇風機話をネタにしたのでは?
という風な話が一部であがってたりしてました。



そしてそれに答えたかのようなことをけいおん!! 11話でやったのでは?
というのが個人的に見ててあって、偶然かもしれないし、
勝手な読みかもとも思うけど、そう思えるのが何か面白いような、と。
しかし両作品に脚本で花田十輝さんが関わってるのを考えると、
その辺の繋がりであるように思えるし偶然じゃないように思えてしまうんだよなぁ。
11話は花田脚本じゃないですが。

しかし他の作品だとどう扱ってるのかな扇風機。
自分はAIRコメンタリ聴いて以来結構気にしてる方だったんだけど。
生存ももしかしたらCGでしたなんてオチだったら、
やっぱ京アニ意識してたんですかねーでお茶を濁す。

けいおん感想で扇風機話すれば読んでる人は極一部はピンとくるかなぁと思ってスルーしたけど、
生存の感想は当時書いていなかったっぽいので(ツイッターでつぶやいただけだったっけ?)、
ちょっと触れておこうかなと思い久々にけいおん以外での更新。


けいおん!! 11話 を語る

2010-06-16 02:33:41 | <けいおん!!>


夏は暑い、というお話。
部屋の中が暗かったり陽炎だったりで、
照りつける日差しや風の無い暑いなかの気怠さなんかをだそうしてたなぁと。
エアコン完備の部屋は明るく、そうでない部室は暗い。
電気をつけても暑いだけということなのかなぁとか思ってみたり。
しかし省エネでもやってるのかと思われた暗さっていうかが今まで結構あったと思うんだけど、
なんでエアコン付けると電気を付けたように明るくなるかなぁ、
と電気をつけるタイミングみたいのをちょっと意識させられる感じ。
いやまあ、暑くてアンハッピー、涼しくてハッピーってことだと思うんだけど。

しかし大きく成長させたいなら大きい水槽に入れ替えなきゃダメってことは、
今の軽音部を変えるには部室というかその空間をどこかに変えなきゃダメってことなのかなぁとか。
結局エアコンが手に入ってもグダグダだしなー。



澪に寄ってくところだったり、頬にスリスリしたりと、
女の子の体やら頬ずりしたときの顔を崩した肉の感じだったりが良かったな。
暑さによる気怠さでの表情というのでその辺が受け止められる器もあったと思うし。
この辺の冒頭~スク水辺りなんかは結構目についたなぁ。



京アニ扇風機シリーズ第・・・何弾?
なんというか物を運んだり突然出てきたりとか律を殴る澪を見せてなかったりとか、
そういう部分なるべく見せないようにしてたのに、
わざわざ扇風機が吹っ飛ぶなんてイベントを仕込んでるのはなんでだろうなぁ、とか。

AIRの頃にコメンタリで扇風機の作画について触れてたけど、
その辺に決着というか、ネタが一段落したのかなぁとか見てて思った。
首振ってる辺り見るとやっぱ3Dでやってるっぽいんだけど、
壊れる辺りは作画してるっぽい。
これ見ると扇風機を作画で面白く見せるシーンを作ってみたっていう遊びのように見える。
そして扇風機を壊すことでもう扇風機ネタはもうオシマイというネタのようにも思えたなぁ。
まあどうでもいい話なんだけど。



俯瞰とか石立さん結構うまく使ってるような気がする。
以前の回だと自身も言ってた先細り感があったと思うんだけど、
そういう引っ掛かりもなくなってきてるし。

今回長回し結構やってるような気がしたけど、
長回しで律の提案、それに乗る部員、突っ込む梓、新しい提案をする先生と、
感情の移り変わりをカット割ったりしてぶつぎりにしないことで、
こういう空気感がやっぱ味わいやすいのかなーとかちょっと思ったり。
キャラ寄りと空気読みが交互にくる感じがいいんかなぁ。



パッと見、美術でやってるかと思ったけどスプーン?ストロー?はセルっぽい。
こういう水滴とか結露っぽい感じと中に残ってるクリームだったり、
結構処理が細かそう。こういう小物はやっぱ高橋さんとかやってるのかなぁ。

しかし今回よく声で遊んでる気がするなー。
ふざけてるキャラ、特に唯とか律とかを演じてるのは今までもあったけど、
声を揃えて先生に御礼を言うとか、
当たり前の号令みたいのが出てきていたりとかそういう部分は新鮮かなぁと。
なんかSEも拘ってるふうに感じたけどどうだったんだろ。
先生が椅子から立つのとか、あと水ぶちまけたりする音頼りな部分もあったし。



この前後の壁ぶち抜きは今まであんまし見れない気が。
全員の表情見せながら皆で考えてるってトコを見せたかったのかなぁ。
しかし今まであんましぶち抜きを意識してなかったのでなんか引っかかっちゃ感。
この前後、口に特徴ありな絵柄の気がしたけど誰だろ。

結局クーラーゲットしたけど、なんかコレも許されてる軽音部みたいのを感じる。
まあ担任抑えてたり生徒会長が澪のファンクラブ会員No.1で唯の親友だし、
そういう環境があるっていうとこがミソだったりするんだろうけど。
しかし2クールは長いなぁ。1期の早い1年間を見てるとようやく次回合宿かってなる。

脚本:村元克彦
絵コンテ・演出:石立太一
作画監督:植野千世子
楽器作監:高橋博行

石立回ってことはやっぱ芝居は石立さんが絵を足したりしてるんだろうか。
楽器の演奏だったり滅茶苦茶だったけど、ああいうのはやっぱ大変なんだろうか。


けいおん!! 10話 を語る

2010-06-09 03:40:36 | <けいおん!!>


『今年のフィンランド・・・』で合ってるかな?で始まった第10話。
いつもはあんまり動かない紬がはしゃぎまわるのが目立っていたなぁ。
久々の高雄さんの演出回だったけど、蓋を開けたら1期と同じくさわちゃん回。
なんか男性への憧れ云々みたいなことを扱いながら、
軽音部の活動でそれを上塗りしていくような話のようにも感じたなぁ。
誰かに好かれようというより、自分の拘るモノへの意識の向け方をより先鋭化させるような。
それが個人の魅力にもなり色恋にもなるんだろうけど、という意味合いもあるのかもしれないけど、
男性へ併合していくのではなく女性として、個性的な魅力こそが前に出るべきっていう回だったかなと。
まあ、でもさわちゃんのこれまでの仮定を辿ると違うんだけど、
それはキッカケでしかないっていうところまで後退したような。うーん、どうだろ。



しかしどうもこういうギャグはノリ切れてないような気がする。
なんかやりすぎてない感じが子供の表現の範囲内に収まってる感じというか。
利口な人が悪ぶってみました的な範囲というか。
まあどうでもいい話か。



孤独さわちゃんと踏切の向こうの男女。
高雄さんよく踏切使うけど、こういう意識で使ってるのかなぁとか。



尾行とか探偵ごっこってやっぱギャグに向いてるのかな。
やっぱり1期のさわちゃん回と似てるように思う部分があるような。
律が冒頭でさわちゃんのモノマネしてみたりふざけてたりするの見るの好きなんでGOODなんだけど。
こういう部分は店員さんにも迷惑かけそうだし悪いなぁっていう意識が働きそうだけど、
そのままノリで突っ切ってるから笑えるのかなぁとか。
澪の軽音が恋人発言は恥ずかしいセリフ禁止!って感じだけど、
それがそのまま通っちゃってるしなぁ。

しかしこういうのを見てると、許される生活みたいのがっていうのが描かれてるのかなぁとか思う。
まあ2話なんかでお金の問題とかで怒られてたし、進路の話でも怒られてたけど、
それで具体的に何か変わることもなく、それでも許され続けてるみたいな。
唯が生活のすべてを憂に委託してるのを肯定も否定していないところなんか見るとそんな印象があったり。
だからさわちゃんの説得に失敗ときのOGにしごかれる場面が妄想のギャグになっちゃうのかなぁ、と。
ああいう精神面を変えようとする特訓なんかは特に。そんなのって無いよね、と。
でもそういう理不尽な罰の不在とか自分にできないことを妄想の中でアレコレ決めていって、
結局軽音部しかないっていう身の振り方を選ばせてるのはどうなんだろうな。
それが過去の先生の進路希望で現在と対比されてる気もするけど、
今のトコ唯たちが今後どうするか、梓のために軽音部員を増やすのかみたいな問題はまだ棚上げ状態。
でも着実に変化のための布石は置いてるしなぁ。でも1期も変わるようで変わらんかったしなぁ。
うーん、まあはっきりこうっていう部分じゃないのでどうでもいい話かもですが。

EDの面白いところはそんな生活の中でも未来はああいう姿かも!?
っていうギャップが成立しちゃってるところかなぁ。
本編で変わらなくても続けてれば未来にはカッコいいHTTがあるぞという。
でもパラレルな世界観のようにも思えるし、そういう多様な解釈ができそうなところがミソかなぁ。
これも本気でPV作ってるからこそ成り立ってる部分かなぁとか。
じゃあOPは何?っていう。



手紙の回し読み。
こういうの見ると『とらドラ!』思い出しちゃうんだけど、
やっぱ同級生意識させたりしてるのはあの辺り狙ってる部分もあるのかなぁ。
冒頭が紬のメールから始まってるとか見てもそういうのを想定してる感じがするんだよなぁ。
しかし軽音部員が好き勝手してるのにみんな黙って協力してくれてるのな。優しいなぁ。
澪の前のフランスパン風な子とか律の後ろの子とかかわいいなー、なー。



いつさわちゃんが飛び出すのかっていう予感とメガネ。
先生がどう反応するのか予感させる部分が期待感を煽ってるなぁと。



EDのバックに文字出るみたいのを意識させられる感じ。
しかしEDは成長だけどこっちは過去を見せてくるなぁ。
HTTみたいな雰囲気の学校生活が回想されていたりして、
EDの解釈にまたひとつの可能性を投じてる感もあるかな。



高雄さん風船よく使うよなぁ。
青信号かと思いきや赤信号へ。
18歳以上は赤信号なのかな車運転できる&卒業してしまうということで。
でもその先はまだ自由に飛べる青空でさわちゃんもまだまだ飛べる可能性はあるのかなとか。
なんか1期の自分の感想と比べてる部分が多くなっちゃった感想になっちゃったなぁ。

しかし全体的にノリ切れてない感じの回のように感じたな。
なんか1期の後の2期って感じで熱をあんまり感じないよなぁ、と。
1期のときにそれを感じたのかといえばたぶんNOなんだろうけど。
単純にライブとかもっと先生のカッコいい演奏が見たかったよなぁと思う。
それになんであのライブで生徒たちに本性バレてるかもよくわからないし。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:高雄統子
作画監督:西屋太志
楽器作監:高橋博行

というわけで待ちに待った高雄回。
Aパートの連続振り向きとかシャッターでのカット割りとか、
ああいうのでテンポ作ったりしてる部分とか楽しかったな。
あと他人の目を気にする引きだったりとか、
ビールの泡だとかああいう部分のディテールが後の話の重みを出してたりとか。
1期の澪のヘッドフォンに続いて唯のヘッドフォンとか。
でも1期のダッシュとかああいうインパクトのあるものが出てこなかったのは寂しかったかも。
ライブの豹変したさわちゃんとかはカッコよかったりしたんだけどなぁ。
あのへんは原画もやられてたりするんだろうか。
しかし高橋真梨子さんは作監やらないのかなぁ。


けいおん!! 9話 を語る

2010-06-02 02:32:37 | <けいおん!!>


今回は外に出てみることっていう話だったせいか靴をはくところから。
しかし外、おばあちゃんとの関係を見せる中ではいた靴ってなんだったんだろ。
外を見せるためにおばあちゃんが必要だったからおばあちゃんが靴、
っていうのはなんか釈然としないなぁとか思ってしまったので。



家族シンメトリー。
憂とのやり取りがこのような格好で強調されてたけど、
梓が憂と同じような位置に座ってるようになってる。
図書館のシンメトリーは1期11話を思い出しますね。
あれ梓のモノローグから始まったけど、あそこを予感させる部分でもあったのかな。



なんでこんな場所で勉強して、そして顔を見ずに唯だと意識させるのか。
ジョギングに出る辺りや登校、そして窓越し。
唯が他のキャラクターと違った場所にいることが強調され、
そして唯はその中でいつも遅れていたり情けなくも見える。



なんか今回は自然がやたら強調されていたような気がする。
庭とか鮮やかで、今までこの作品の風景とはどういうものだったのか、
というのを意識させられますね。



この辺とかCLANNADっぽいなーと。
まあ、武本回でこういうレイアウトあったよなーという部分からですが。



腕をあげること。
大抵りっちゃんがいつも引っ張っていくけど、今回は唯が腕を振り回してる。
しかし1期からこのポーズCMなんかから強調されてたけど、
ちょっと自分勝手な部分みたいな印象があるような。
決意表明とそれに対する反論の拒絶を同時にやってるような気もするし。
そういえば腕じゃなく体が動いちゃう梓は体をうまく動かせない人なのかな。
それとも体の軸がブレてる人?





川下と川上。梓の自転車とか新鮮だなー。
この作品って空間の中のコミュニケーションを見てほんわかするみたいな方向だったと思うんだけど、
自転車に乗るっていう感覚、肌に感じる感覚を擽るような部分って言うのがやっぱ新鮮なのかな。
7話の風もそういうものだったと思うし、世界との触れ合いが徐々に前に出てきてる感じ。
雨もそうだけど、水っていう部分を意識した方がいいのかなぁ。亀も水槽に入ってるわけだし。
やっぱ最後は放流するんだろうか。

この辺、川下を見せながら未来の話、川上を見せながら過去の話をしているんだけど、
川上を見せてからまたずっと川上を見続ける鳥が出てきて、過去をじっと見ているような感覚。
梓も自転車で川上の方向へ帰っていったりしてるし、その辺やっぱ伏線かなぁ。
しかしこの辺もちょっとCLANNAD思い出しちゃうなぁ。川原?でのやり取り結構あったしなぁ。

個人的な話なんだけど、なんというか1期への反応とかに全部答えようしてる感じがするんだよね2期は。
練習とか外の世界への繋がりだとか。
その中でお隣さんを気にすることを今更強調されてもなぁ、というのを感じた話だった。
結局唯の成長を長年見てきてる大人に認めさせることが主題になってる気がするし、
ちょっと空回ってるような気もしたかなぁ。
2クールのせいか展開がゆっくり気味でちょっと焦れったくも感じるし、
ライブでもなんでもなんか大きいイベントが欲しいかなぁ、という感じ。
どうでもいい話ですが。

脚本:吉田玲子
絵コンテ:武本康弘
演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
楽器作監:高橋博行

武本&池田のゴールデンペア、というのをAIRとか消失なんかを思い出しながら思ってみたり。
階段の距離感望遠で圧縮してたりとか、ああいうこと武本さんの回では最近やってるよなぁとか。
おばあちゃんとのやり取りの反復を印象付けるような感じ。
頭を下げてギターに頭をぶつける唯と立派に舞台でギターを弾く唯を繋ぐところでもあり。
川原で楽器練習してるトコ見てやっぱ楽器のディテール潰さないなぁと改めて感心した。
最後の学校からのPANアップ、青い光が印象的で個人的にはグッときた。