梓の夏休み。
冒頭からメールとかフィンランドとかそういうの見ると連続は意識してるんだよなぁとか思う。
まあ連続ではなく断続か。連続してるのは梓孤独問題かな。
梓が夢の中で先輩たちについての夢を見るけど、
これが梓の個々の先輩への認識なのかなぁとか。
夢の中は梓が日に焼けてなかったり特効だったり浮いた画面作ってて新鮮だったな。
ドアを開けた時に射しこんでくる光の量の調節とか綺麗に見えたな。
憂のセリフでまだ夢が続いてるような印象を見せたりとかしてて、
そういうどこからが夢かっていう線引きを意識させられたなぁ。
学校で梓のスカートが日焼けを気にしてかロングだったり、
こういうキャラクター作りのきめ細かさはやっぱ凄いなぁとか思う。
どうでもいいけど部室内で梓が風に吹かれているのも断続的。
カップの封を開けるショット、SEもいい味出てて気持ち良いな。
なんとなく残滓って言葉が浮かんできた。残暑だからか。
友達の連絡を待って余ってしまった時間、
夏休みはこの回で終わりなのだろうか、
梓は軽音部のあまりものなのだろうか、
そんなことをめぐらされるような、とか。
今回は看板だったりとか結構目立ってた印象。
こういうのは原画の方が描いてるのかなぁ?
以前牟田さんが京アニBONでイラスト描いてたので思わず思い浮かべちゃう。
No more 映画泥棒のパロが携帯に収まってるのは、
動画投稿サイトでTVアニメが拡散してるとこを考慮してるんだろうか。
だとしたら下に出てくるテロップってなんだろうなぁ。
そういえば今回はAパートではなくBパートでテロップ出てたな。
地デジでも出るんだろうか。
そういえばやってたホラー映画の元ネタってなんだったんだろ。
テーブルの下に隠れるやつってシックスセンスしか思い出せない上に、
そんなシーンあったかも実はイメージでしか思い浮かべられない。映画見ないとなー。
あと今回はウサギのぬいぐるみが出てきたので、
ああ、夢に誘われてるのとかけてるのかなーとか、
これも断続的に出てくるのかなーとか色々意識したり。
なんかもう疲れる見方だしどうでもいいしって感じやね。
1期の合宿回の反復だったり。
Bパートは合宿の話の反復を際立たせてた印象。
駅は正面見せてから、プールでは後ろ姿で。
こういう対比をしながらプールで梓が軽音部の、唯の悪口を言わせてるのとか、
ああやって表情を見せずにいるのは憂の戸惑いに繋がるようなんだけど、
その後が丸投げで触れられていなくてもどかしかったなぁ。
憂って梓の夢の中ではセット登場するんだけど、
その中で憂の不気味さみたいのがエスカレートしているように感じたけど、
それと憂の戸惑いがどう関わってくるのかも匂わせていたようでもあったので、
なんか腑に落ちないなぁ、と。
花火。1期の合宿回では澪を感動させてたけど、今回はその唯の表情も演奏もない。
しかしそこに梓にはかけがえのないものがある、と。
この辺も1期と同じく花火の儚さを扱ってた気がするけど、そこに永遠というかを意識させないな、と。
星を意識させない夜空とか。
ここで先輩たちは前回ずっと一緒にやりたいと言ったことを思い出すけど、
そこで先輩たちが梓を残すことへの葛藤に触れていかないので、
焦らされてるのかなぁとか思う。
というかHTTの永遠性を願う先輩と、目の前の変化を見つめて不安な梓、って感じなのかな。
しかし見てて1期と2期っていうのは別の作品なんだなっていう風に思えてくる。
それを考えると、軽音って作品は成長というか、
時間の変化の中での出来事っていうのをキチンと見せてきてるのかなぁ。
脚本:横谷昌宏
絵コンテ・演出:内海紘子
作画監督:池田和美
楽器作監:高橋博行
2回目の内海演出回。
結構大事そうな回をまかされてるような感じ。
夢の中とか梓の内面とかそういうところ良かったけど、
最後に唯と別れる辺りとかアッサリだなーとそのバランスが気になった。
しかし毎回モブよく描くなぁ。