流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

雑記 5/29 を語る

2011-05-29 22:28:08 | ■雑記
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
谷川 流 いとう のいぢ

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-05-25
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待ちに待って無かったけど待ってた気がする驚愕読んだ。
まあささやかなプレゼント感覚で読んだけど、
オチがそこにシンクロしてくるようでちょっと楽しかった。
しかしこの引っ張り方はちょっと消失と被るかな。
短編が早めに出ることを期待したい。
しかし何故にアマゾンさん後編の表紙がまだ商品ページ上がってないのか。
佐々木の表紙絵のっけたかったんだけど。まあそれは別の機会に。

キョンがハルヒへの感情を曖昧にしてるように、
作品への思い入れは曖昧にしておきたいかなと思う。
それは終わった後にすればいいのかなって気もするし。

というより思春期の関係を恋愛の枠だけで捉えきりたくない足掻きなのかも。
そこがやっぱりキモなのかなって気がする。
驚愕を消失の長門の失恋の話に準えるなら佐々木の失恋話のようにも思えるけど、
個人的にはそういう風に見たくない部分っていうのがやっぱ強い。
それは逃げでしょうって指摘もあるんだろうけど、
そういう曖昧さを出していっていいように思う。
そのための回りくどさって気もするし。

高校時代はキョンの考え方にシンクロしてたし、
消失読み終わった後の長門への興味とかそういうのもあったけど、
アニメの盛り上がりを目の当たりにすると、
やっぱ人とつながるために作品を消化することに凄く抵抗があったな。
驚愕はそんな自分の中で、
ハルヒという作品にどういう思い入れがあるのかっていうのを考え直させる、
そういう作品になったかなと思う。

特典の小冊子での佐々木の語りは真に迫ってる気がする。
「キョン、僕にだって叶えたい夢の一つくらいはあるよ。だけどね、それを人に教えようとは思わない。なぜなら、自分の夢や希望というものはあくまで想うものであって語るものではないと考えているからなんだ」
やれやれ、もそうだけど、
佐々木は結構作品の曖昧な部分を形にしてくれたキャラだったのかなとちょっと思う。
だけども、佐々木が離れたのは恋愛絡みとかそういう絡みではなく、
もっと違ったものだったようにやっぱり思いたい。
それを許されてる気がするのがこの作品のようにも思えるし。
まあどうでもいい話。


しかし個人的にサブキャラはキョンへの御持て成しが過ぎるのかなと読んでて思う。
SOS団メンバーもそうだし、橘もそうかな。
大切に扱われすぎてるかなっていうか。
そういうとこからの気持ち良さが好きっていう部分がやっぱちょっとあるかなー。
思い入れなんて箱を開けたこんなものだったりするんだろうけど、
やっぱそれは違う気もするので、曖昧さを引っ張っていきたいなとちょっと思う。

個人的に一番の驚愕は読み始めたときはキョンと同学年だったのに今ではもう社会人ってとこ。
もう驚愕。


日常 8話 を語る

2011-05-28 16:53:19 | <日常>


アバンが朝の気持ち良いシーンから始まって清々しかったなぁ。
一つ一つの動作をアップでゆっくり見せてるのがいいですね。
蛇口を捻って水を出して止めるところまでしっかり描写。
同ポで繰り返し見せるようなのって武本さんの持ち味の一つだけど、
こうやって変化を印象付けるのがなんか引っかかる感じでこの感想を思い出した。
The SoulTaker ザ・ソウルテイカー ~魂狩~ 3話 を語る
オフ台詞を被せて同じショットにそれぞれ別の意味付けをしてて面白い、っていう感想。
今回は同ポでゆっくりと時間を味わう動作を印象付けてるのが良かったかなぁと。
ロケットパンチも勢いあって楽しかった。



武本さんのギャグ的な動作を真面目にやるところは持ち味で、
やっぱ旧来の京アニの持ち味的なのもここにあるのかなと思う。三好さんがやっぱそうだけど。
地面にひっくり返ってからの動きをしっかり拾ってるのは、
ギャグとか漫画アニメ的なお約束で流さないっていうことだしそれだけインパクトあるよなぁ、と。
その中でまた勢いのある画入れたりイメージ挿し込んだりするのが楽しいんだけど、
やっぱ武本さんは萌えじゃないのかなっていう気がする。
ポン寄りの溜めとかやっぱこういうのの使い方とかやっぱうまいし楽しいんだけど。
表情付の部分とか見るとやっぱ浮いて見えちゃう部分もあるかなーっていうか。
どうでもいいけど見せたいものを溜めてその後は流して続けて見せる、
っていうのはAIR 3話の星空とかにも通じる考え方かなとか。



平面的な画面と切り返しでやりとり見せてからポンと出されるインパクト。
こういう手だけインさせるのはkanonなんかが印象的だったよなぁ、と。





こうやってキャラを分割とかしちゃうのはやっぱそういう衝動とかがあったりするのかな。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/932
これも昔書いた記事だけど。適当ぶっこきすぎなんでTSRの辺りだけでいいかなと。
今回みたいな雰囲気はらきすたOVAとか思い出す感じ。
最後の抑圧されて妙なテンションにある辺りの解放感とかもあって、
こういうのがいいのかなって思うんだけどどうなんだろ。

OPとEDは1クール終わったらやっぱ変わるのかなぁ。
今の雰囲気が好きなので変化がすごく不安だ。


アニメ雑記 5/22 を語る

2011-05-20 23:55:53 | ■アニメレビューとか
●あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
最新話でグッと踏み込んだ内容になってて面白かった。

個人的にこの作品は夜が重要な部分なのかなぁ、とか見ててちょっと思う。
1話のED入りも夜だったし。
夜って、子供が遊べる時間じゃないって時点で非日常性があると思うんですけど、
高校生くらいになった彼らは遊べる時間じゃなかった時間に秘密基地で会えてる。
その変化が何なのかなーっていう宙ぶらりん感は今後触れられるのかな。
朝から始まり夜に終わるっていう、1日の時間経過を各話数で追ってる部分も強い気がしますが。
まあどうでもいい話か。

幽霊が夜に出るものってことで夜に幽霊騒動を起こして見せてるとか。
夜になって家を求めるメンマの姿はやっぱり子供時代の象徴なのかな、
と今回は結構意識させられました。
今はジンタン家がメンマの家。


とらドラは太陽と月というか星の絡みで勝手に見立てて見てたけど、
あの花は地底人だから星を知らない人間の話ということなのかなー、とかちょっと思ってみたり。

とらドラ! 25話(最終回) を語る


日常 7話 を語る

2011-05-17 21:37:00 | <日常>
なんか毎回変なことされると調子狂うなって気がしないでもない。
っていうかOPとED見たいんだよなぁ、と。アレで始まってアレで終わるのが好きなので。
今回は始まりは違ってましたが、終わりは1日の時間経過を意識した構成で、
個人的には好印象な話数でした。
ゆっこのオハヨウゴザイマスで本編入りオヤスミナサイで終わるし。
次回予告は別腹よ。

しかしみんなラピュタ好きだなぁ。
日高のり子とか初見じゃ全然気づけなかったなぁ、と。
なんか雷に凝ってみようっていうところがちょっと面白い。
そういえばタバコふかしてるぜ!ってアニメ久々に見たような気が。
ブラクラとか空気のようにあるとあんまし意識しないからかもだけど。
どうでもいいけどフルメタTSRでマオが車内でタバコの煙に包まれてるカットは印象的だったな。
京アニ以外だとやっぱGTOのOPとかかな。あと蟲師とか。



ゆっこへのプレゼントを隠しながら渡すのとか、
この細かさがいいのかねぇって感じで引っかかったかな、とか。



この辺見ててハレグゥのあのキャラ思い出した。
頭こんなだし、上半身裸だし。
野球ネタも後半出てくるけど、
やっぱある程度話数の中で繋げて見せたい部分っていうのがあるんかなとか。





しかし北之原さんの回もいろいろ違ったことやってて面白いな。
昔AIRのコメンタリーで池田晶子さんがこのカット鬼やーとか、
みたいなこと言ってたのがいつも頭をかすめるんだけど、
今回は作監がその池田さんだったり。



ののワさん的な目とか面白い。
目とか顔動かしながら頬のライン見せてくのとかもかわいいですね。
この後のグルグル目の動きのつけ方も一風変わっててイチイチ可愛かったな。
ちょっと前の学校組が強張った表情だったんでいろいろ変化するなのが楽しい。



今回はなのと学校組が交わるところなんかもあって、
あー特別な回だったなぁと思わされたり。
草むらのなのと帰り道を歩く3人の対比は印象的。



一日の終わりの夜。
誕生日プレゼント食べようとして引いて終わっていく。
そういえば誕生日だったっけとか思いながら、それしかプレゼントなかったのかと、
ドア越しで引いていって終わるのがちょっとしんみりしちゃう。
今回はこういう窓越しだったりドア越しだったりとか、草むらと道とか、
そういうのが多くて印象的だったな。
なんかkanonの

脚本:村元克彦
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
原画:岡野文恵 羽根邦弘 太田里香 澤真平 岩崎菜美 山口平

まあやっぱ自分は京アニってやっぱAIR組の頃のことを念頭に入れながら見てたわけで。
今回見ててアレっぽいとか、アレ思い出すようなとか思ってたけど、
この話数ではAIRから原画やってる方って一人もいなくて個人的にちょっと衝撃を受けたな。
今まではたぶん誰かしらいて、CLANNAD辺りから、ああ○○さん+新人さんかなとか、
そういう風な感じでクレジット見てたんで今回AIRからの方が原画にいないっていうのは、
やっぱりさびしく映っちゃうな。
自分が追いかけてきた京アニも変わっちゃうんだろうなーっていう寂しさを覚えたというか。
今回はなのと学校組の接点ができる変わった話数で、
そういうのもあってか、やっぱ変わっていくんだなーというのをシミジミと感じさせられました。
だからいっそうEDが響くというか。
まあ複雑な印象な話数になりました。


日常 6話 を語る

2011-05-10 18:34:13 | <日常>


じゃんけんにいっせいのせ!のに懐かしい遊びばかりで楽しいけど、
中学ぐらいがピークだったような気がしないでもない。
いやーしかし今回は凄かったですね。
京アニ作品でもかなり記憶に残る回になりそうです。



窓越しに見せる校長VS鹿の辺りは凄かったなぁ。
鹿が校長に突っ込むあたりのエフェクト処理とかすげー新鮮だし。
タックルでもがく校長のアクションも京アニ的な感じが出てて、
ああ三好さんの演出回なんだなぁと。



窓越しで見せるアクションが特に際立って見える部分ですよね。
逆に外から窓側を見せるところなんかもトリッキーだし。
戦いそのものよりゆっこの反応を見せ続ける辺りとか、
やっぱリアクションありきな作風なんだなぁという気が。
この辺なんかは特にフルメタTSRの三好回とか思い出します。
こういう画を持ってくるところがやっぱ面白いのかなぁ。

そういえば校長像とかありましたけど、
山田さんが監督だったらあれを毎回見せられてたのかなぁ、
とかちょっと思ってみたり。



この辺も廊下側から教室の中を見るって感じで、
あんまし見ないレイアウト見せようとしてる感じ。
廊下側にいるゆっこを見せるような感じになるんですかね。
そこから教室内のリアクションを強調するようにゆっこ顔越しのクラスメイトだったりを見せてたり、
目の前のアクションにリアクションとらせながらも廊下越しを強調してたのは面白かったな。
この見せたいものに奥行きをつけた感じが京アニの面白さでもありつまらなさにもなるんだろうなぁ。
アクション的な見どころも多かったですが、
画的な部分でやっぱ三好回は面白いなぁとしみじみ。

3Dで回り込んでいきながら小銭が飛んでいく辺りは手描きで背動やってたり、
やることの幅が広くてそういうのも楽しかったなぁ。
しかしやっぱ手を使った芝居なんかはやっぱ多い作品なのかな。
今回も戸惑うゆっこの指だったりなののお椀を持つ指だったりをにょきにょき動かしたり。



さっきまでなののゴキを目の前にしての思考を垂れ流しをアップで見せてて、
そこから壁抜きの引きの絵で空気をかえてたり。



さかもと登場でなのが左側に。
こういう切り返しっていうかは石立さんもやっぱやってたような。

なのがゴキブリについてアレコレ考え込んでるとこは、
本物のゴキブリを見せないのにあの切迫感を出してて、
そして予想される事態への恐怖感とかも伝わってきて良かったです。
こういうのは声優さん冥利なとこもあるのかなー。いやー楽しい。

どうでもいいですが銀河万丈ナレーションだと自分的にはガンソード。



ほかほかエフェクト。
校長から湧き上がってくる湯気だったりここだったり、
米を炊いてるあたりのエフェクトとかもこういうほかほか?系だったけど、
それぞれ違う動かし方してて面白かったな。



校長VS鹿と同じようなエフェクト。
この辺も派手派手で楽しい。



しかし、みおがコケる辺りがカッコ良くてそっちのがインパクト強かったです。
なんでこんなにかっこ良くしちゃったんだ!って感じ。
次のカットでカレーついちゃったリアクションさせられてるけど、いやーこれ痛くないんすかって感じ。
こういうのはちょっと京アニ作品でもったいないと感じちゃう部分かも。
その後の疑似サーカスめいたアクション、京アニCM的なアレも突拍子がなくて面白かったんですが、
この辺は別の意味で目を引きますよね。
ところてん吐いたゆっこにどつくあたりのアクションつなぎとか、
ああいうのもイチイチ楽しい。
アバンの料理からキャンプの料理で締める感じで、そういうのも良かったかなと。



日常のキャラの中の人も面白いリアクションしてて楽しいです。
絵しりとりの辺りのみおのさり気ない腐女子的なところとかちょっとおどけた感じが小気味よい。

脚本:西岡麻衣子
絵コンテ・演出:三好一郎
作画監督:植野千世子

いやー全編三好さんがやりたいこと詰め込んだんじゃないかって感じで楽しかったです。
その中でも最後の方だったりの絵柄だったり振れ幅もあって面白い。
けいおん!!のときも三好さんの回は楽しかったけど、
やっぱ日常という作品だったからか水を得た魚状態だったのかなぁとか思う。
京アニはフルメタは脇に置いておいて、作品を重ねるごとに好感度アップしてることに気付く。
日常は今のとこ京アニ作品では一番好きかも。少なくとも一番楽しい。
今後の回もかなり楽しみになってきたなぁ。


アニメ雑記 5/5 を語る

2011-05-05 22:50:53 | ■マッドハウス
●サクラ大戦TV その1
原作好きだし前々から見たいなぁと思っていたし、
『もしドラ』見て隊長見たくなってきたというのもあったので視聴。とりあえず12話まで。
だいぶ原作と変えてあるらしいと聞いていたのですが、
キャラクターはやっぱサクラのキャラかなって感じで安心して見てられるんですが、
展開としてここははずさないだろうなっていうのが見事になかったりして、
ここまで思い切ったことしてたのかーと見てて凄く新鮮でした。



ナメ多くて、ここだとさくらが写真をしまうのをマルチアングルで強調してて、
上野公園に立つさくらの絵として印象的だったなぁ。
しかし脇侍は流石に切るだろうと思ってたらスルーされてびっくりしたなぁ。
っていうか脇侍のデザインも全く違っててビックリしたな。



デジタルワーク: 中原順志
           大庭直之(レアトリック)
           わたなべぢゅんいち
           野田昌利(スタジオくらら)


1話から4話までは4人デジタルワークという役職についてる方がいらっしゃるんですが、
4話まではフィルター強めにかけていたり、キャプのとこの計器類の処理だったり、
こういった細部への拘りが面白いなぁと思いました。
1話の光武とかって映像越しだったり暴走してしまったりと、
その存在の異常性を前に出していてこういった部分への拘りは、
その光武がどういうものなのかっていうのを内側から見つめてる感じで面白かったかなぁと。

さくらが帝都にきた、帝劇にきた、歌劇団と出会った、光武に出会った。
その1つ1つの出会いや風景が初めてのものとして受け止められる視聴者としての新鮮さと、
さくらがそれらに触れることへの戸惑いが味わえて面白かったかなーと思います。

メカが動いて敵をやっつけるのがサクラ大戦のスタイルですが、
個人的に光武をどのように見せるのかにはかなり苦心したのかなぁという風に思えました。



EDで光武に乗るさくらの長回しなんかをやってますけど、
コクピットが開いた状態で光武の顔などを見せていなかったり。
4話までは光武をメカとしてキャラクターと分断して見せてる印象が強かったかなぁ、と。
5話辺りから普通に光武出して戦闘するっていう従来のサクラスタイルになってるので、
4話までの拘り方はなんだったんだろうと思うんですが、
光武との距離感を図る隊員たちを見てると、
あの異常性はこの流れのために必要だったのかなと思えたりもします。

しかしEDの川に反射するさくらたちとか全体の質感とか良い感じで結構好みです。
桜吹雪はもう少しできそうな感も今だとするけど綺麗で雰囲気あるし、いいです。



4話まで隊長が出てこないんでなんなのって感じでしたが、
エフェクトだったり作画面でも楽しめて良かったな。
4話で大神が光武の試験機?っぽいのを動かす辺りのエフェクトとか、
自分が知ってる当時だと岩倉さんとか鉄羅さん辺りが描きそうな感じで誰か着てたのかな、
とか思ったんですが誰もわからず。
OPやEDのスタッフもクレジット載ってなかったりしてその辺気になる感じです。
OPのさくらの髪なびきは以前岸田さんパートという話を見かけたんですがどうなんだろう。

あとこの作品、制作はマッドハウスですが制作協力としてトライアングルスタッフとシャフトが入ってて、
当時シャフトで特殊効果やってた日比野仁さんが各話の色指定やったりし始めてたり、
動画やってた大塚舞さんが最終話付近では原画に上がっていたりとか、
そういうのが追えるたりしててそういうのも面白かったかなと。
話の感想なんかは見終わってから改めて。


日常 5話の話 を語る

2011-05-04 09:59:49 | <日常>
『日常』#5の指が恐くて良い

幻視球さんより。
原作からの膨らませ方は考えてなかったのでなるほどーと思ったり。

しかし堀口さんにこういうのをやらす山田さん恐ろしいな。
旧作の堀口さんが参加された回で手に注目がいったのは、
CLANNADの北之原回とからきすたの荒谷回なんかだと記憶してるんですが、
今回のはそういうのとはまた違った浮いた回になるのかな。


日常 5話 を語る

2011-05-03 14:19:41 | <日常>
http://www.nicovideo.jp/watch/1304048885
ニコニコで見た方がtvkとかで見るより早い世の中。

OPとEDはやっぱいいなぁ
OPは出だしのインパクトも凄いけど小さいフレームで本編ダイジェストっぽい雰囲気作ってたりとか、
女の子と部室で2人きりという雰囲気の中の宙ぶらりんな感じのする靴遊びとか、
メインキャラたちの歌詞に合わせた動きでインパクト出しつつ、
サブキャラがどういうことするやつか見せてる感じがやっぱ好きかな。
アフロ君たちの活躍に期待。

今回は山田&堀口回のけいおんペア。
今まで博士となののジャンケンを毎回入れてたけどそういうのを排除して、
また一味違った回になっていて新鮮かなーという気がしたけど、
正直個人的にはうーん、と思ってしまう感じだったかなぁ。
恐山あたりの影分身するキャラとか、
某作品の演出を影分身って言われてショックだったっていう某監督が頭をよぎったり。
今作の影分身はちょっとわけわかんなかった。シャフトっぽさは狙ってたのかなぁ。

ゆっこたちのジャンケンの辺りとかみおのお絵描き&ツッコミシーンとか、
ちょっと肘から先の腕のポーズというか、
畳み方に違和感あるかなぁっていうのもあるし。窮屈にかんじちゃったかなぁと。
あとみおがパクリ指摘しえる辺りの左手のパーポーズとかも、
その手はなんなん?って感じでちょっと目に付いちゃってうーん。
手のバランスには思ったより四苦八苦してるのかわざとやってるのかと邪推しちゃうな。
デフォルメされてるキャラに手は大きくリアル調になってるさじ加減とか違和感あったしなぁ。
全体的に椅子に座ってるのとか等身とかも気になる。
ジャンケン後半のグチョパ辺りとかからは実線と絵柄は普通に楽しんでたんだけど。

反面博士となのち一匹の方はそこまで違和感なく楽しかったな。
ニャンニャ言ってる辺りとか、ダルマに落書きして爆笑してる前後とかかわいかったし。
生まれるーネタはけいおん最終話から続く感じで山田さんの回に入ってるのもニヤリとできたし。
溜息エフェクトなんか見るとやっぱ堀口さんなのかなぁって気もするけど全体見るとうーん。
恐山の風車や弥勒菩薩いじってる辺りとかも丁寧だし小物はCGとかも使ってやったりしてるのかなぁ、
とか色々思いながら見れて楽しかったりもしたんだけど、うーん。
日常の19のオバケとかお墓とかを動かしてる辺りとかもか。
どうでもいいけど恐山は一度行ってみたいな。刀語でも舞台の1つになってたし。


アニメ雑記 5/1 を語る

2011-05-01 20:45:36 | ■アニメレビューとか
●灼眼のシャナS
TVシリーズは1期で平井ゆかりをクローズアップしてたりしてて、
トーチとシャナの関係とかそういうものをドラマチックに演出しててたと思うんだけど、
今回作はさらにそれを掘り下げる感じの話になってて良かった。

というかこのシリーズはシャナの魅力を掘り下げるために用意されてる感じかなぁ、と。
OPもシャナのみだし、全4話の中ではやっぱりシャナの行動を中心に拾われていて良い感じ。
原作の表紙とか始めてみたときタイトルとか表紙とかが凄く魅力的に見えて、
今もその感覚があるんだけどいざシャナの魅力を考えるとビジュアル面でしか攻められない気がする。
今作はそんな自分だったからかシャナ中心の内容でキャラを掘り下げてていいなぁっていう気がした。
あとトーチが消えるっていうところとその存在を貰い受けるシャナにある寂しさというか戸惑いというか、
そういうのに触れられてるのが凄く好印象だったな。個人的には本編より好きかも。

TVシリーズで毎話これができれば楽しいんだろうけど、OVAの価値がなくなるよなぁ。
なんだかんだでシャナのTVシリーズは楽しみに待ってます。


●DearS
シャナの後続けて見たらメロンパン好きヒロイン繋がりのアニメだったようで、
そういうのを楽しめたのはちょっとラッキーだった。
やっぱこういうのがあるからランダムに見るアニメ選ぶのは楽しいな。

OPモモーイだし、見ておかなければならない気がするアニメだったので見たんだけど、
個人的には少々退屈だった。
杉本功さんのダンスEDとかデフォルメの楽しさをクェイサー見て忘れてたのを思い出せたり、
声優さんだったり、懐かしい感じのするアニメだなぁ、
っていう点では新鮮な気持ちで見れて楽しかったんだけど、
刺激に乏しいかなぁっていうのがちょっとあったかなぁ。

作品としては共同体を壊したくないっていうベタなオチなんだけど、
そこに至るまでの流れはちょっと引っかかったかなぁ。
従属者としての種のDearSと主人公のDearSの同居人の意思を尊重したいっていう食い違い、
この辺は少々もやもやさせられる感じ。
あと主人公側が共同体にそうしろと要請されないと動けなかったってとこも引っかかりか。
結局ヒロインであるDearSが選んだ後に主人公がそれに続くんだけど、
なんか地球人側に合わせることができた例として物語が終わったように思った。
なんかDearS側は地球人にその奴隷根性を知られたくないみたいだったので、
こういうオチになったのならいいんじゃないかなって思ったけど、
DearS側がなんで従属者としての振る舞いをするのを良しとしなかったのか、
ちょっとわからなかったのがなんかなぁ、と。
自分が少しうたた寝してる間に説明されてたりしたんだろうか。

他に個人的に気になった点もいくつか。



何度か犬の散歩をしてる少女だったりが出てきて引っかかってたんだけど、
見終わってみると女性として他人に従属するDearSと主人公の関係の逆転をここで見せてるのかなぁ、
とか思った。
犬がオスかメスかは定かじゃないけど、
飼い主である女性が後ろを歩き、従属者である犬が前を歩いていくっていうその逆転、
人間と犬の関係の捻れなんかを意識させつつDearSという存在という奴隷について触れるキッカケ、
そういうのを意識していたのかなーとか少し思う。
どうでもいいけど繋いでる紐を途中から切って見せてるの引っかかる。
犬を見せたいのかなとかリアリティ狙ってるのかなとか。



毎回男女の営みのシーンがあるけど、
これも男女が2人でいれば密室でいれば当たり前っていう感じでやってる気もするけど、
その中で主人公がどうしてヒロイン手を出せないのか、
っていう点に言及していく装置としてのシーンだったのかな。


あと商店街やら学校の連中やら最初から外部との繋がりを描いてるんだけど、
友人の父親だったりバイト先の店長だったりを意図的にオフセリフだけにして、
全く姿を見せない演出だとかをやってて、
逆に内側を強調するような感じになってて引っかかった。
用意された舞台を大体いつも使いまわしてる感じで広く知られてる繋がってる割には、
語られる舞台はひどくこじんまりした印象。
幼馴染と登校してる学校だったり階段だったり土手だったり。
それぞれの場所で個々の関係を見せたいのかなって感じだったけどどうなんだろ。

全体的にはエロイし、なんかエロイ先生でてるし『まほろまてぃっく』思い出すなーとか、
っていうか狂ってるなぁとか色々思ったり。
『そらのおとしもの』とかこういう系統のアニメも、
魔法少女ものみたいに何か刺激的な作品が出てくるといいですね。
まあジャンルとしては抽象的な気がするんであんまそういうのはないんだろうけど。