アバン。
なんでバルバトスいないのにここにいるのかなぁと気になったり。
始まりの場所ではあるけども。
今回は2人の関係を客観視するような距離感の演出だったんで、
改めて印象づけてる意味合いもあったのかなとか。
敵が単機で攻めてきたりとかアトラの渡した腕輪?とか、
前話数でチラッと見せたトコをまたちゃんと触れずに行く流れだったので、
アバンで何かしら触れても良い気もしたけどそうではないのかっていう引っ掛かりというか。
お嬢さんそれでいいのかと見てて思えてくるような。
アトラのびっくりしたときの髪の毛の反応といい、
女性陣がアニメ的なリアクションを取ってるのがやや気になった。
ここは三日月を巡る女性陣のすれ違いなんかを意識しちゃうような構図かなとも。
ただアトラがクーデリアや他の仲間達が気づいてないところを突いていて、
ヒロイン的にはやっぱアトラなのかなとかアトラの立ち位置が気になるところでもあったかな。
上官締めあげる。
この辺も結構構図的には大胆だった感じ。
見下ろす構図でのオルガの逆さな感じとか。
あと三日月を画面で見切らせてオルガ軍団の中で一歩引いた見せ方したりしてて、
銃声だけで直接殺すところを見せないようにしてるのが気になったかな。
いきなりの殺害っていう意味ではなかなか衝撃的でしたが、
その殺意を三日月が全面に出さずにそれが行われたところがショッキングという感じ。
三日月を見せないことでオルガの意思に沿った行動をする衝撃、
っていうのを改めてつきつけられてる感じ。
ガンダムの背中がそのまま2人の三日月の存在の大きさのような。
1話でオルガも三日月の後ろに付いたりしてたし。
Aパート終了サブタイトル前で同ポで同じショットがありますけど、
そこは逆にお嬢さんの小ささを見せてる感じ。そしてオルガは変わらないっていう。
己の小ささの暗喩なのかなとか。
ナットだから女性っていう意味合いもあるのかな。
ここナットを拾ったことで手のこの部分が汚れた、
っていうのを描いているようで新鮮で目を引いたな。
ナットの回りが汚れていたっていうのは、お嬢さんが周囲を汚している、
邪魔になっているという見方もできる気もするけどどうなんだろう。
まあ三日月の反応を思い返して、なんでしょうが。
赤い布は決闘の合図。
お嬢さんが待ってましたと言わんばかりに着替えて出てくるの、
覚悟を決めてる感じでいいですね。
これから私は引き渡されて戦いに赴くのだ、みたいな。
ナットの流れを思い出すと、
ここで機械を操作するのとは違う戦場っていうのを意識しちゃいますね。
ここで立ち位置を一時逆に見せてるのが気になったかな。
この辺なんかが特に大張的な感じ。
この前後のお嬢さんの目線がオルガを見てるのか、
その先の三日月を見てるのか、それとも他のものを見ているのか、
っていう狭間があってちょっと気になったな。
バリパンチというかバリ掴み?
貫通越しのアングルなんかはガオガイガーとかでやってたんで、
勇者王が破壊神だったの思うとバルバトスの悪魔的要素っていうのを、
サンライズ作品的に引っ張るとその辺からくるっていう面白さが個人的にはあったかなと。
SEED以降っていうのはやっぱ勇者系の色濃くなるけど、
今作の感じはガガガ的なのかなとか思える。
ガガガOVAで米たにさん2回もやったしなー、みたいなそういう利己的な見方をしちゃうな。
終わらせる。
コクピットにあった腕輪をとって匂い嗅いで普通に付けてたけど、
やっぱアトラからのものだっていうのをわかってるのかな。
銃を打つ前に手を後ろに回すのは硝煙の匂いをつけたくないからかな?
相手から見たら敬意でも示されてる風にも見えるのかな、
とかそういう見え方の違いを意識させるシーンでもあるのかなと最初思ったけど、うーん。
まあアトラから貰ったものを大事にしたいっていうのは最低限あるのかな、とか。
匂いが大事なんだろか。
少年を殺したくないけど少年に殺されるのはいいっていうその感覚はどうなんだろうみたいな。
結局自分が手を汚すことを嫌っているだけっていう風にも見えたんですが、
三日月的にはどうだったんだろうな、みたいな。
相手を殺すことに躊躇がないところはグダグダ言う相手に対してはサッパリしますが、
殺す相手によっては後味の悪い感じが強くなっていく感じなんでしょうか。
その辺どう振れていくのか楽しみです。
今回はガンダムビルドファイターズTRY監督の綿田さんのコンテ演出で、
大張さんもコンテやってるってたみたいですがガッツリ綿田さんでやってたのかな。
1,2話とはまた違った感じで良い回だったなぁと。
今後どういう方が演出で入られるのか楽しみですね。