番外編だけど最終回。
今回は1期のパッケージのジャケットなんかを持ってきてて、
1期に戻るっていうことを意識させれる部分だったな。
澪が前に出てきて律殴ったり、律のいたずら目線だったり、
1期でやっていたことを繰り返すような感じだったのが印象的かなぁと。
24話が梓への最終回って気がしたけど、4人を主軸にするならこっちかも。
劇場版はHTTの話になってるといいなー。
映画化おめでとうございます。
澪が先生の彼氏意識したりとかそういうのも1期思い出すなぁ。
老後の妄想とかそういう飛んだところなんかもそれっぽく感じる。
2期は意図的に恋愛とか憧れっていうのを男性に向けないような意識を感じたけど、
この話ではその辺オープンになってるのが引っかかるかなぁ、と。
極めつけ。
1期の特典番外編のラストと対をなすような夕日。
暁がHTTの目指す場所を暗示するようで、2期の抑制具合はあそこから出発してると思ってたんだけど、
ここはそれを終わらせる意味も含んでいるようで、
上に挙げたようなトコも含めて、1期番外編の、HTTの目標っていうのはここで終わったのかなと思う。
梓が憂や純と練習してるのはトドメの一撃。
そういう意味では、2期から開放される、本当の意味での最終回に相応しかったのかなと思う。
2期EDで異常に『HTT』を意識させてたのが今まで引っかかってたけど、
やっぱ『HTT』という縛りというのに意識的だったのかなぁ。
そういえばここ、窓ガラスで先生と隔たりを作っていたけど、
前に日の出を見に行った時も先生は同じ所にいなかったんだよなぁ、とか。
そういう風に考えるとアバンにアレを持ってきてる意図とかもわかってくるのかなぁ、とか。
大人目線の先生だったり後輩目線の梓だったり。
唯が梓のところに走っていくところからの一連はグッときたなぁ。
先輩たちが作った曲を弾いてるとこがやっぱくるし、
最初に「翼をください」を弾いた時のことを思い出せるような唯の位置とかもいい。
しかしここでCG使うのかぁ、とそこはアレだったけど。
京アニだと男性の方がこういったCGの使い方はよくやってるような。
あとこの作品が亀大好きなのはわかったんだけど、
それと勝負していた兎っていうのは一体なんだったんだろうか。
最終話とこの話はそれを持ってくるかー、
と今まで見てきたトコを詰め込んでて個人的に好みな作風で良かった。
この作品はどうも色々と距離感がわからなくて遠かったり近かったり、
そういう風に感じるとこが多くてちょっと辛かったんだけど、無事終わってよかったな。
最後の最後に飛ぶことっていうのを意識してるのを見ると、
自分が意識してたトコもあながち外れてもいなかったかなと。
劇場版はTVからの流れとはまた別のものを自分は見たいと強く思うんだけど、
うーん、やっぱ難しいのかなぁ。
脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:米田光良
作画監督:門脇未来
楽器作監:高橋博行
米田さんは終わらせる係になっちゃってるような。
CLANNAD、エンドレスエイト、けいおん!!の〆とか。
ここで花田脚本っていうのも。まあ印象的でしたしねぇ。
そういえばこの話の前にこのツイート見てて思いっきり当てはまってて驚いたなぁ。
http://twitter.com/chutro/status/25791861246
人の見方に乗る楽しさっていうのはやっぱりあるなぁ。
キャラクターとか、1つの作品を楽しんでみよう、楽しんでるように見えるように楽しもう、
っていうのが今回自分の中で見ててあったりしたんだけど、
キャラ観察とかそういうのは自分はあまりできてなかったし、
まだまだアニメを楽しみ切れてないかなぁ、とか。
もう少し楽しむ、楽しませるっていうのを意識していきたいような、とか。
しかし、全26話は思ったより長かったですね。
山田監督以下スタッフのかたお疲れ様でした。
映画楽しみに待ってます。