溜めていたのを一気見しての8話。
アバンはお風呂回で長髪キャラを印象づける感じかなと思ったら、
本編はそういう感じでもなく。
リリィの証ともいうべき指輪を見る主観をちょっと意味深に見てしまったな。
梨璃と結梨の対比というわけではなく、
指輪をつけることの意味合いを改めて認識させられる感じかなと。
同室の2人。
閑と梨璃はお互い別のベッドに寝ているのかなと思ったら二段ベッド。
お姉さまが別の別のベッドだったからか最初やられた感が強かったな。
今までにもあった描写かもしれないけど。
上下で向かい合うような配置がちょっと気になる。
やりとりの中で見えない相手の意図を探る。
この戦いが終わった後を見据える閑と、
あくまで今の戦いを見る梨璃。
そういう戦いを見る視点をベッドの高低差で意識させる感じ。
上から見下ろして再び互いの視点交わり、
今度は互いが見えるように。
閑が梨璃側に寄り添う格好ですが、
あくまで上段におり、意識は梨璃の考えとは別の位置にある、
というのを強調されてるのが引っかかるかな。
新キャラが敵から作られた人造人間というのもここにかかってる感じ。
そもそも指輪をはめて戦わせるということは、
同士討ちをさせるということ。
何の覚悟もない少女にそれを背負わせるのかという問いと、
リリィも同じく同士討ちをする可能性があることをここで示している。
閑と梨璃が戦う展開も、ここの意識の違いから生じる可能性もある。
近くにいる隣人がもっとも危うい相手であるという匂わせのあるシーンで、
印象深い感じでした。
だまし絵的な鉄塔の絵で笑ってしまった。
作業員どうやって登ってるの?電線どうやって支持されてるの?
そもそも空中にがいし浮いてない?みたいな感じ。
まあそもそも4導体クラスだと線も複雑なので投げたくなるのもわかる。
演出が鉄塔好きだったんだろうか。
そもそもこの鉄塔は学校の持ち物なんだろうか。
発電所もやはり自前で持っているということなのだろうか?
ということはこのスパイ作業員は学院自らが引き入れているということなのか?
など社会的な立ち位置をちょっと気にしてしまう感じ。
設備屋の中にスパイが紛れ込んでるのを承知している理由とかが今後出るのかな。
あと学校に4導体を引き込んでいるということは、
275kVクラスの電力を学校内で使ってるということでもあるし、
やはり兵器開発に大電力が必要ということなのかと、
そういうところもちょっと意識してしまったな。
東電の資料を見ると275kVクラスだと秦浜線があるので、
そこから分岐して送電してる可能性もあるか。
■275kV以上系統空容量マッピングの記載方法ならびに留意事項について
(2020/11/28作成ってドンピシャでは?)
シャフトだと打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?で、
登校のシーンで角度鉄塔が美術ではなく3D?で出ていたのが印象的だったので、
ちょっと見ていて引っかかる感じ。
どこに安全帯引っ掛けてるのか。
塗装屋が点検工事してる格好なのだろうか。
鉄塔を正確に描くのは難しいなというを感じてしまう。
電力会社ではなくJRの設備なんだろうか。
あとこのクラスの鉄塔のポストでアングル材使うだろうか?
普通鋼管では?
あら探しじゃないけど、
今後きっちり送電設備描いてますねー素晴らしい!
と言いたいがためにツッコミ多めでした。
レール描いてる分進歩してる気はするけど。
後半の結梨のアクション、
カロリー高めのバトルがカッコよくてグッと来ました。
一瞬のカットでも撮影処理とか入れるんだなとか。
敵に向かっていくカットで顔に影を落とすの、
迫ってくる敵が顔に影を落とす意味合いなんでしょうが、
物語的な展開や敗色を匂わせるような意味合いも含むのかなとちょっと気になったな。
敵という名の一種の同族を斬ること、
迫りくる脅威に対して対処できるのかという暗さ、みたいな。
それを吹き飛ばす斬撃が印象深い感じ。
カッチリと動いているようで部位強調するオバケや、
斬撃の後に内部爆発することで消し飛ぶのを3点の光とエフェクトで見せたり、
一瞬の間の細かな絵の変化をSEで強調されてる感もあって楽しかったな。
フィニッシュもド派手に。
現実にある電気が流れる鉄塔は適当だったのに、
一種の虚構である電撃エフェクトはド派手にかっこよくと、
正にアニメだな、という落差を改めて感じられる回だったかな。
次回以降どう振れるのか楽しみです。