流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

境界線上のホライゾンとか を語る

2011-11-29 19:57:32 | ■アニメレビューとか
もう楽しくて楽しくて、どうやったらこの楽しさが伝えられるんだろうと足バタバタさせてる。
川上稔作品は鈍器過ぎて手に取る勇気がなかったんですが、
これだけ風呂敷広げてまとめてるのを見るとなかなかのエンターテイナーなんですねぇ。
徐々に盛り上がってくるこの高揚感はたまんないなー。



やっぱ4話のバトルシーンはGOODだったなぁ。
メカの動きのワンアクション置く動きとか、
鹿角の重力制御による武器の浮遊感だとかのアクションが小気味よい。
ロボが剣使うとこでブースター収束させてたりするのを曲に乗せてテンポよく見せてくれてて、
見てて盛り上がりまくりですよ。



手書きメカに痺れる。
壊れていく歩道橋だったりを街灯が傾いていくので意識させつつ、
鹿角の重力制御での動きで浮遊感と、
足場を作りながら敵を躱していくカット内の動きの力点を意識させられるのが気持ち良い。



鹿角の着地と浮遊物の回転を意識させつつ次でこの長回しのバトル。
鹿角がピョンピョン跳ね回るのがシュールっちゃシュールですが、
前のカット動きやカット内のぶつかり合いが派手派手で気にならないですね。
もう何度この一連のシーンを見返したか。
リピート率は今期1番です。



5話。
冒頭で蜻蛉切を放つあたりの腕使い強調とか目を引いたなぁ。
ここの奥行きの作り方はこの話数の中で一際目立ってたな。
あとこの話数は蜻蛉切の特性を活かすためか鏡面を使う個所には意識的にさせられるなぁ。
そして本田忠勝の後ろ姿に惚れる。



これギャグでやってるのかと一瞬思ったり。
2人のバトルは説明的でBGMで盛り上げていく感じだったけど、
最後の蜻蛉切前の鹿角のアシストとかからの一連は4話に流しきらなかったBGMを流してて、
より展開を盛り上げてて良かったです。
つかこのBGMが流れてる場面のリピート率が凄い高い。



5話は完全に忠勝の話になっていたなぁ。
トーリとホライゾンの関係っていうのが成立する話として忠勝と鹿角という感じもちょっとする。
しかしただの自動人形になった鹿角には鹿角の命令通りに、
銀の質問に対しては鹿角に飲ませて割っただけ、
と忠勝の中で鹿角はどこにいるのかっていうのには少し戸惑うかな、とか。
自動人形が見せた最後の表情は魂の残滓がそうさせたのか自動人形事態の意思なのか、
とか少し引っ掛かりもあったけどその有り様は美しく見えたので良かった。
鹿角の表情は正面からだと目のつりあがったきつめのものになるけど、
時折見せる横顔はかわいらしくもありでその落差とかも楽しかったな。



9話。
さていよいよ聖連側とバトルかと思いきや二代とのバトル。
二代の思考を構えで見せていくような部分は少し気になった。
リズムを取って動く葵に対して構えを取るという止まる動きが入る、
っていうそういう意識もあるのかな。



葵の腕使いを追うカメラワークがひとつひとつの動きを大きく見せてて楽しかったな。



ちょい浮いた感じ。



浅間さんはクラス内にあるトーリに対しての気持ちの代弁者って感じなのかな。
バトルのメイン張るような子はなかなか本編でも大活躍ってのがないんで、
今後の展開に期待。



血染めスパイス。
回想シーンはパタついた動きでまた目立ってましたね。
振れ幅大きくて楽しいなぁ。
場面場面でかっこよく描いたりデフォルメだったり。
姉の弟のやり取りにはこっちも泣かされる、
っていうか5話以降泣かされるようなとこは泣きっぱなしである。



手探りだった正純がビシッと決めてる辺りもかっこ良かったな。
沢城ボイスのおかげか中性的な感じが受け入れやすくて結構好きなキャラだったり。
その足で蹴られたい(笑)



ジャッジ。
王の件とかもう展開的に涙って感じ。
1~3話くらいまでが王としての立場っていうのを特に意識させられなかったので、
ああやって仕切りなおして登場したりすると物語の動きが緊張感を持っていいですね。
真殿ボイスもイカしてて惚れ直す。
そしてトーリをリーダーとしたクラスの動きにまた涙。

しかし女性陣にはほぼ頬ブラシの処理が入ってるけどこれは監督の指定なのかなぁ。
咲-saki-なんかでもそうだったし。こういうのがキャッチーな画面なのかなうーん。
たくさんのキャラが画面で動いてたりするのは騒がしいけど鬱陶しくはなくいい感じかもなーとか。

話というか各キャラの権限とか役割はまだよくわからなくて混乱する場面はあるけど、
何かやるときにキャラが一生懸命なのは伝わってくるんで普通に楽しめるんですよねぇ。
来週からはバトルバトルで盛り上がっていきそうな感じだし凄く楽しみ。
できることなら一気に見たいなぁ。


雑記 11/29 を語る

2011-11-29 01:30:40 | ■新房昭之
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まどマギは面白いけど好きな作品じゃないので、
どういうところを読んだらいいかなーという感じで読んでたんですが、
ちょっと引っ掛かりがあったり。



4話のこのシーンを対談で語ってるとこ読んで、
自分も当時の記事でこの角度はいつものシャフトの演出ですよねー、
みたいなにわか丸出しな話をしてたのを思い出したんですが、
オトナアニメでも廣田恵介さんがこの前後のシーンに触れてたりしてて、
さらにこの前後からシャフト角度っていう言葉を使う頻度が高まった気がするんで、
個人的にこのシーンの何がそうさせたんだろうなーと少し引っ掛かり。
まあとにかくこのキャプを見る頻度っていうのが高い気がしたのでなんなんだろうな、
と引っかかったというお話。
ほむらちゃんはかわいいよね。
4話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/1791
ちなみに自分が安定の角度とか言われてるのを見たのはこの記事がたぶん初。
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-674.html
たぶんこの辺から広まってるんだろうなと思う。

しかし未だに10話以降の流れはどうなんだろうなと思ってしまうなぁ。
杏子の天地がひっくり返っても奇跡が起きない闘いが一番綺麗に感じてしまうかな。
魔女相手に杏子の中で物語を作ってるけどその先の希望はやはりなかったする。
その中での杏子の祈りっていうのが個人的には作品の中では愛おしく感じる部分かなと。
まあどうでもいい話。
10話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/1804

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雑記 11/27 を語る

2011-11-26 21:17:18 | ■雑記
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別冊オトナアニメ オトナラノベで挙がってたけど知らないタイトルだったので。
個人的にはデビュー作のベネズエラは敵さん側が撤退する理由が陳腐すぎて嫌だった。
ぶっちゃけ個性的なタイトルよりは盛り上がってまとまってる方が好きなので、
自然と次巻のプリンセスのが好印象に映ります。

ベネズエラが主人公視点なのに対しプリンセスは章ごとに語り手が変わる。
その中でヒロインの裏側に迫っていくのが個人的には楽しかったかなと。
やっぱラノベのヒロインと繋がっていく、
お互いが好き同士なのを確認する工程っていうのが個人的には好きかな。

何より学校内の描写でちょうど味わいたいものが出てきてグッと来たなぁ。
放課後の図書館、保健室、どこからともなく聞こえてくる吹奏楽部の練習音、告白と真実と。
その舞台に至るまでの流れがまた綺麗で好みだったなぁ。
野暮なキャラが多いのが玉にキズか。

挿絵なんかも演出手堅くていいですね。あそこであのイラストはクラッくる。
個人的には主人公の記憶の一部が無くなってしまうという展開は嫌いなんだけど、
だからこそ味わえるロマンスがあってやられたなぁ。
ヒロインが語る大好きがどのようなものであったのか。
そういう個々のキャラの幸福を味わえたのが良かったかなと。

軽音やれたんだし吹奏楽もどっかで上手くアニメにしてくれないかなぁと、
そういう期待が高まる作品でもあったかな。
作者のほかの作品も読んでみたいな。