流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

ef - a tale of melodies. 12話 を語る

2008-12-23 04:57:15 | <ef - a tale of melodies.>
前回のデカイ優子のステンドグラスって、演出だったのか。
そうだよなぁ、あんなの教会にあるはずないよなぁ。
すっかり騙されちゃったよ。結局、特殊な空間だったのか、アレも。
でもあの流れで見せられたらなぁ。



今回は種明かししてくれてるような気がした。
気がしただけ。
どうでもいいけど、冒頭に千尋が出てきて、
実はただ単に千尋が苦手だから作品もそう感じちゃってたのかも、とか。
なんか殴りたくなってくるし。



8話でなんで埃を気にさせるのかなぁと思ったけど、教会と繋ぐためだったんか。
寺だったか神社だったかはよく覚えてないけど。





綺麗に終わったなー、という感じで特に書くこともない。
最終回ということでまとまっていたし、素直に見続けて良かったと思えたなぁ。
こういう最終回はやっぱ好きだなぁ。個人的にね。

ef - a tale of memories. 10話 を語る
1期10話感想。このときの自分は電波を受信していたのだろうか?
これ確かミズキじゃなくて、奥の樹を指して書いたと思ったんだけど、
まさかこう繋がるとは思わなかったなぁ。

そういえば駅は結局自分の中で消化できなかったなぁ。
あと疑問としては1期で絶賛だったのが2期では微妙という言説。
1期で平面っぽさと3D雲の矛盾にイライラだった自分としては、
なんだか納得いかないなー、とか。そんな感じ。


ef - a tale of melodies. 11話 を語る

2008-12-16 03:38:14 | <ef - a tale of melodies.>
絵コンテ・演出・作画監督:宮崎修治
1期でも面白い回やるなー、
と思ってましたが今作でも大活躍な宮崎さんの舞台。



一瞬『愛と正義の(ry』とか思ってみたり。



駅でのミズキの主観。9話のは主観というわけではなかったのか。
なんか空だけ見て瞬きってのが気になった。



駅の前はどうなってるの?みたいな話を前したけど、
今回はそういうのをよく見せてきてて、
もしかして1期でもよく描写されてた何でもないことなのかなぁ、とか思ったり。
ミズキを背後から見せたりとか、色々と焦らす様に見せられてる気もするんだよなぁ。
突っかかり過ぎ、考え過ぎなんかなぁ。
しかし、この木材は一体なんなんだろ?



喰霊-零-でも見かけた鎖。



1期で見かけたステンドグラス。
演出は確か同じ宮崎さんだったような。
すんげーでかいステンドグラスだなぁ、とビックリ。
これを砕いたら爽快だろうなぁ(笑)
以前大沼さんが新房さんのソウルテイカーについて言及してたけど、
その辺からアイディア持ってきての巨大ステンドグラスなのかなぁ、とか。
冒頭のステンドグラスを思わせる色合いとかも。
今までも巨大ステンドグラスってあったけど、
あくまで特別な演出空間の中で、
こうして教会の中にこんだけデカイものがある、
という存在感を感じさせるものは無かったようにも思いました。

しかし、冒頭の屋上のミズキたちがステンドグラスの中にいるようにも思えるってのは、
優子の中にいるっていうことにも繋がるのかなぁ、とか。
皆、優子の提示した世界に何かを見つけた、みたいな。
そういう発見を美しさと置きたいからこその巨大ステンドグラスなのかなー?
と超深読みしてみるのも楽しい。

いやーしかし今回はmelodiesって気がしたなぁ。
1期OPとか挿入歌とか、歌がかなり入ってたし。
最終話は原作の曲を全員で大合唱しちゃいそうな勢いだなぁ、とか思ってみたり。


ef a tale of melodies 10話 を語る

2008-12-09 10:43:16 | <ef - a tale of melodies.>
今回は見てる時間を忘れられるほど夢中で見れた。
特にAパート。

絵コンテ:武内宣之 宮崎修治 板村智幸
演出:大沼心
作画監督:伊藤良明
作監協力:大田和寛
作監補佐:高野晃久

大沼さんだけ仲間はずれな感じ。冗談。
efの作画回、という感じでもないか、力入ってた回。
いつも入ってる気もしますが、いつもよりうまく回っていたなぁ、と。



町を出たときはシャフト特有の演出は抑え目で、
内と外の差別化を図ってるような一面が見られました。
今回もその辺との繋がりが見えるようですが、
うまく言葉にできないなぁ。



なんつーかスペクトラルフォース思い出しました。危うさが似てるような、と。
教会は3Dで見せてる場面が目立ってましたね。
その中に手描きキャラが載ってると浮いてしまうような気がしますが、
今回はこういう色の画面だったんで結構自然に見えました。一番ドキドキした。
原作のOPとか結構意識してそうだよなぁ、とも感じたな。



そして行き着くのはやはりガレキの町なのかぁ、と。
この辺の雰囲気作りとかも面白かったです。



思わず目を引く芝居。髪の因縁付けとか。
布団での優子の髪なんかも好きだけど、こういうのもいい。

クリスマスで繋がる過去と未来。
畳み掛けるようでいてのんびりしてる火村。
そしてOPテーマを流す辺りがGOOD。
いいねぇ、こういうのいいねぇ。

ミキって樹とも書けることを知る。
未来に繋がる樹、とかか。結構ベタ。だがそれがいい。

今更ついでに、オーストラリアの駅って、
一種の廃墟ってことだよなぁ、とか今更気づいた。
まあ、この辺はどうでもいいことだけど。


ef - a tale of melodies. 9話 を語る

2008-12-02 02:43:27 | <ef - a tale of melodies.>


もう許して・・・。

雨宮兄貴死亡。またコッテリした画面でもうニヤニヤ。
しかし、冒頭で2人の思いを描いてたけど、
それが全然活きてこないままラスボス死亡みたいな展開になってしまったなぁ。
自分の妹を思い出したら死ねるって、雨宮兄貴スゲー。
それを逃げと取るかどうかは判断しかねますが・・・。
自分のために一緒に死んでくれる妹を探してたって感じにもなるんだろか?
とりあえず兄貴が死んで優子がどこに行くのか、というのがポイントなんでしょうが。
フィルムの辺り、やっぱ大沼さんは縦というのを意識してるのかなー?とか。
ひだまりスケッチでも文字が落ちてくるっていうのをやってて目に付いてたんで。









ここまでされてやっと気がついたんだけど、彼女等って駅で何を見てるんだろうな、と。
風景を見せてあたりはミズキの主観ショットだと思うんだけど、
その前にあるガレキに全く目が向けられていない。
これって1期から続いてると思うんだけど、
なんでベンチから見える風景をちゃんと見せないのかな。
たぶん自分がベンチでいつもピリピリさせられるのって、そういうポイントだと思うんだよね。
1期でも確かそんなことを思ったよな、と思って読み返したら言及してなかったみたい。
ありゃりゃ。
しかし、今回って前回みたいに災害の爪あとを当たり前の風景と捉えていない、
ということの肉付けにもなってるような気がする。
1期の千尋編も、確かそういう視点は無かったようにも思ったなぁ。
まあ、オーストラリアにも災害があったかはよくわかりませんが、
墓がいっぱいあるってことはそういうことなのかなぁ、と。
でも、墓地ならいっぱいあって当たり前なんだよな。

ef、破滅?した世界を生きるという点では個人的に興味深かったりする。
90年代に流行った終末論のその後を描いてるような視点というか。
もし99年に災害があったら、たぶんこんな未来もあったんじゃないの?というifというかね。
まあ、自分はそんな印象で見てるっていう話。


ef - a tale of melodies. 6話 を語る

2008-11-11 04:01:04 | <ef - a tale of melodies.>

このアニメの美しさが彼らの求める美しさじゃないというのがポイントなんだろうか。
世界どうこう以前に実際の震災後の生活についてどうこうという部分には触れないんだよな。
あくまで自分の中の世界の話。しかし、それは震災で苦しんだ爪後とも言える。
人々が震災という災害でどういう被害を未来に引きずるのか、
というのを端的に描いてるんだな、と一応確認。
この辺、火村の表情とか濃い目で見てて迫力あって良かったです。

絵コンテ:羽多野浩平 板村智幸
演出:大沼心
作画監督:潮月一也
原画:高野晃久 阿部厳一朗 泉美紗子 永田全 野村雅史 日高真由美
   上田橋諒子 林奈緒子 平松岳史 北野久美子 片岡厚治 杉浦涼子
   小松信 藤井慎吾 崎山北斗

   潮月一也 玉木慎吾

efが久々の作画回。
監督が演出やってるのを見ると、コンテもだいぶ弄ったのではないかなぁ?
今回は長く見せる箇所が結構多かったように感じました。
もしもあのときこうだったら・・・、というif話を始める優子。
最近こういうイタタ話をどう受け取ったらいいかわからない。
ふとしたキッカケで原作絵を見たんですが、やっぱ原作プレイできそうにないと思いました。





優子の独白が終わって思わず「もういいよ」とか口に出してしいましたよ。
普段は独り言なんて滅多に口にしないんですが。
色々な意味で痛々しいと感じてしまったのかな、と。演出的な意味も含めて。
自分の過去の感想読み返したら、
案外カレカノっぽいというのはそれほど的外れじゃないかなぁ、とか。
今回は見られませんでしたが、過去と未来の境界線とか。



どうでもいいですが目の強調は「ひぐらしのなく頃に」の公式HP思い出しました。




また小説みたいな感じにまとめるのだろうか?
前作主人公がいいとこ持ってくのかなー?とか。

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一番目立ってたとこ。やはり崎山さんでしょうか?
もはや○○系という分け方をしなくてもいい方のようにも思えてきます。
火村の苦悩が痛々しく描かれているのがなかなか。
引き方としても今作では一番衝撃的。

ここ以外でも本編でラフタッチで描かれた絵が口パクしてるのを見て、
こんなにアニメだぞ!という主張を繰り返して、どうしたいんだろうなぁ、とか。
やっぱ劇中の嘘とかけてるのかな?嘘大好き。

新房監督作だと全然思わないんですが、
この作品見てると、この先はどうするんだろう?という疑問が浮かんでくるんですよね。
efがただの一過性のものになるのか、何か連続したものになるのか、という。
崎山さんについても、そういうところが結構気になってます。
この不安って作品のテーマにも絡んでるような気が。まあ、どうでもいい話か。


ef - a tale of melodies.とか を語る

2008-10-29 22:21:52 | <ef - a tale of melodies.>
efのグッズで面白いの作ってみたいなーと思って、
悠久の翼をオルゴールにして、
その上で屋上に手を握り合う火村と優子のフィギュアを回したらOPの再現っぽくなっていける!
と思ったけど、とても自分には作るの無理だと思って挫折。
まあ、最初からやる気なかったんだけど。そういうグッズを見てみたいな、と。

efって何かに似てるなー、と思ってたんだけどようやく思いついた。
ベターマンだ。
以下、思いつき。

まあ、ベターマンと言っても個人的に例として適切かなぁ、と思った程度ですが。
ベターマンは謎を最終回まで引っ張る関係上、
数々の謎をその前に解決させていくわけですが、
設定を暴露していくタイプのため、どうしても説明過多になってしまってたんだよね。
米たにヨシトモさんとかの作品、
例えばドラえもんズとかだとちょっとした会話の中に説明を混ぜるとか、
子供が見てわかりやすいような手段をとっていたわけですが、
ベターマンではわかりやすいように理解しやすいように説明してたら、
手段が目的になってしまって、ただの説明過多な作品に見えてしまうんですよなぁ。
俗にいう「映像で語れ」とは少々対照的な面が含まれています。
まあ、結構演出はよくやっていたと自分は思うんですけど。
この間の禁書目録みたいな感じで。

efを見てて、こっちは今度は映像的に説明過多なんじゃないかなぁ、と。
話はベターマンと違ってシンプルなのに、演出で凄く凝ってる。
とにかく見てるこっちに考えさせる、画面に集中させる。
efって結構露骨に意味あることやってます信号を出して(目の色が変わるとか)、
わかりやすさをアピールするんだけど、逆にそれをやり過ぎて過多になってる気がする。
映像での説明が逐一過ぎて雰囲気を味わう前に意味を考えさせられちゃってるというか。
それって言葉で説明されてるのと実は同じようなもんなんじゃないかなー、と。

しかもそれって、抽象的な表現ともあんま思えんし。
物語が進めば明らかになっていく仕掛け、
という意味ではベターマンの設定説明も、映像の意味明かしも変わらない。
ただわかりにくいだけ。
それがベターマンと同じような気がするんだよなぁ、と。
最終話までしっかり見ることが作品の大前提になっちゃってるし。

でも、そういうのが個人的には好きだったりするんだよなぁ。
efの最終回とか見てやられた!と素直に思っちゃったし。
最終回に作品のもってるものを魅力的に盛り上げて収束させるのってあんま見ないし。
そうすると、米たにさんと大沼さんは結構似てるのかもなぁ。
押し付けがましいようなところまで。
新房さんだと、あまり考えさせる手段としては使っていないと思うし。
2期がそういう構成になるかはわかりませんが、とりあえず思いつきメモという感じで。

しっかしまあ、カレカノだといってみたりベターマンだといってみたり、
レッテル貼りに忙しいな~、と自分のことながら呆れた。いつものことだけど。



男同士の繋がりが何気に色濃いのが結構好きなポイントかも。
どうでもいいけど、漫画男の姉のメガネのフレームの色にはやっぱ意味があるんだろうか?
しかし、あんま拘りが見えないメガネだなー、とか思っちゃったり。


ef - a tale of melodies. 1話 を語る

2008-10-07 08:54:20 | <ef - a tale of melodies.>


2つの光源?アバンで言ってる2つ街ってなんなんだ、とか。
徐々に歪みを大きくしてるのが気になる。
今回は2つというのがキーワードなのかなぁ?
Aパートの最後の海のシーンは目の色の変化でペルソナを演出してるんだろうか?
凪の領域と優子の領域というか。そういう対になるような部分を多く作ってるような。
Bパートのソファーの中心に光源を置いた影の対比とか。



しかし優子は美しいなぁ。海に入るところでブーツを脱いで走ってるとことか。
ブーツ脱いでるとこ、影の芝居が凄くエロいんだよなぁ。黒タイツもエロイ。
そして空の光が髪を透過してる辺りは羽が生えてる様でまた綺麗でスゲー良かったです。
ここはアバンとの対比になるシーンでもあって印象的でした。
髪を強調する演出はブームなのかしらん?
そういえばBパートのペルソナの話の後のやりとり、
BGMを消すことでジワジワとした欲というか、
独特の襲うのか襲わないのかという緊張感を持っていて見てて面白かったです。
ED見て色々な意味で良かったー、とか思ったり(笑)
絵コンテ:大沼心 武内宣之
連名コンテ。AとBなのかそれとも画面内構成を話し合ったとかなのかなぁ?



OP。白黒の文字の世界。まさしく本の中の世界だと言ってもいいかもしれない。
ダイナミックに空に舞うような黒い少女。
そして次の瞬間には羽になって消滅。
こうした造型が拡散する姿は世界との同一化を図ってるように見えるときがある。
彼女の意志は空に舞う。彼女たちの求めているものはなんなんだろう?

個人的に女性は羽でできている、というのが少し引っかかった。
本編中でセックスの臭いを出していたためか、
男と寝るとかけて女キャラが羽毛の温もりのメタファーかと思ってしまった。
しかし、男が女を~というAパート冒頭のやりとりを見ると、
寝る時の道具と化した女性が身を壊す、というように見えないこともないかなぁ、とか。
ミズキのダイブカットの浮遊感や優子のとこの回りこみなどケレン味もあって良かったです。



そういえば今回は囚われてるのは男なんだよね。
前作だと女を男が助け出すような感じだったけど、
今度はその逆をいくのだろうか?
目の前で繰り広げられる出来事に手出しできない歯がゆさみたいな?



原作OPの手の握りを思わせるカットと白と黒の境界に立つ優子。
個人的に曲も何もかも親しみやすくなってて凄く楽しい。

どうでもいいけど、なんかしてやられた感があってそういうのが個人的に引っかかるんだよなぁ。

個人的にefのOPは妙な感覚がする。
1期も思ったけど、時間というか空間的なものかなぁ。
なんとなくアニメって時間が横に向かっていってる気がするんだけど、
(youtubeとかPCで見てるせいかもしれないけど)
そういうのじゃなく縦に時間が流れてる感覚というか。
ネギま!?OVAでも落下という形をとってて、大沼さんはそういうとこ意識してるのかな?とか。
そういえばハルヒEDも縦っぽい気がしたんだけど、
1話のEDが縦スクロールだったからだかなぁ、と思った。efもそれに似てるのかも。
しかし、フィルムだったりコンテだったりシートは縦なのに、
普段は時間を横に感じるっていうのも妙な話だなぁ、とか。まあ、どうでもいい話。