●ハイスクール・フリート
2話を録画しそこねたんでdアニメストアで配信分を見て録画で最新話まで追いつく。
昨今の兵器×女の子に乗っかった作品かなーと漠然と思いましたが、
話が進むに連れウイルスだとかどんどん妙な方向へ行ってるような気がしなくもない。
戦うべき相手っていうのが助けるべき相手でもあって、
激しい打ち合いに向かず逃げまわる格好が続くので、
展開的に戦闘をメインに据えられないのが昨今の作品群との差別化になっているのかな、とか。
目指す目標がブルーマーメイドという職業に起因するんでしょうか。
個人的に好きなのが見張り員と機関長。
学生の練習艦という設定で乗組員が主人公含め皆未熟な雰囲気なのに、
正確な報告をあげ、艦長の希望に即した方向へ持っていく様子など、
頼りになる描写が続くので見ていて寄りかかっちゃいます。
中の人もキャストの中ではキャリアが長いし、そこに合わせた配役だったりするのかな。
機関長が機関室で寝たりっていうのも、
もしもの時に近くにいて対応できるから落ち着けるのかなとか 、
そういう責任を背負ったキャラという風に受け取れるのも好感が持てるところかな。
8話では目測を誤ったり、機関長としてもう対応できないことを伝えたりなど、
ブリッジの面々が頑張る反面、
若干イメージ下げの感じになっててちょっと微妙な感じだったのが引っかかったな。
個人的に気になるのは主人公がこういったキャラの報告に信頼を置きつつも、
自分にできることを見つけるとそれを自らが行おうとするところ。
艦長とはどういう存在か、というのが本編でも触れられますが、
買い出しとか救援とかっていうのは艦長自らがやるべきことなのかというのは確かに疑問で。
家族だから、親友だから、っていう感情の先走りによるものだけど、
他の船員はみんなを家族とは思ってくれていないと思っていることの裏返しでもあるような。
あと操舵手が艦長からの信頼を受けて変わっていく様子と、
粛々と自らに課せられた使命を全うしている者を見ると、
信頼という関係性がこの作品の中核にあるのかなと思えるようで。
任せておいて大丈夫っていう信頼を勝ち取っていくのと、
最初から大丈夫だと思わされる機械的、部品的なキャラとの関わり合いが混在しているようで、
そこから信頼のかたちのようなものを描いてくれるんじゃないかなという期待感があるんですが、
この先どう転んでいくのかな。
物語的に人間が機械のようにエラーを起こすことを扱っているようにも思えるので、
こういったプロフェッショナルな人材が必要になる反面まだまだ未熟なキャラが登場する作品では、
もっとミスやリーダーが思い描くように人は動けないっていうのを描いて欲しい気もしますし、
どうなっていくのか楽しみです。
2話を録画しそこねたんでdアニメストアで配信分を見て録画で最新話まで追いつく。
昨今の兵器×女の子に乗っかった作品かなーと漠然と思いましたが、
話が進むに連れウイルスだとかどんどん妙な方向へ行ってるような気がしなくもない。
戦うべき相手っていうのが助けるべき相手でもあって、
激しい打ち合いに向かず逃げまわる格好が続くので、
展開的に戦闘をメインに据えられないのが昨今の作品群との差別化になっているのかな、とか。
目指す目標がブルーマーメイドという職業に起因するんでしょうか。
個人的に好きなのが見張り員と機関長。
学生の練習艦という設定で乗組員が主人公含め皆未熟な雰囲気なのに、
正確な報告をあげ、艦長の希望に即した方向へ持っていく様子など、
頼りになる描写が続くので見ていて寄りかかっちゃいます。
中の人もキャストの中ではキャリアが長いし、そこに合わせた配役だったりするのかな。
機関長が機関室で寝たりっていうのも、
もしもの時に近くにいて対応できるから落ち着けるのかなとか 、
そういう責任を背負ったキャラという風に受け取れるのも好感が持てるところかな。
8話では目測を誤ったり、機関長としてもう対応できないことを伝えたりなど、
ブリッジの面々が頑張る反面、
若干イメージ下げの感じになっててちょっと微妙な感じだったのが引っかかったな。
個人的に気になるのは主人公がこういったキャラの報告に信頼を置きつつも、
自分にできることを見つけるとそれを自らが行おうとするところ。
艦長とはどういう存在か、というのが本編でも触れられますが、
買い出しとか救援とかっていうのは艦長自らがやるべきことなのかというのは確かに疑問で。
家族だから、親友だから、っていう感情の先走りによるものだけど、
他の船員はみんなを家族とは思ってくれていないと思っていることの裏返しでもあるような。
あと操舵手が艦長からの信頼を受けて変わっていく様子と、
粛々と自らに課せられた使命を全うしている者を見ると、
信頼という関係性がこの作品の中核にあるのかなと思えるようで。
任せておいて大丈夫っていう信頼を勝ち取っていくのと、
最初から大丈夫だと思わされる機械的、部品的なキャラとの関わり合いが混在しているようで、
そこから信頼のかたちのようなものを描いてくれるんじゃないかなという期待感があるんですが、
この先どう転んでいくのかな。
物語的に人間が機械のようにエラーを起こすことを扱っているようにも思えるので、
こういったプロフェッショナルな人材が必要になる反面まだまだ未熟なキャラが登場する作品では、
もっとミスやリーダーが思い描くように人は動けないっていうのを描いて欲しい気もしますし、
どうなっていくのか楽しみです。