ハルヒ大暴走。
メガホンでみくる叩き始めた辺りとか空を広くとった斜めった構図、
密着したキョンハルヒの揉め事とまとめの俯瞰構図、そしてBGMもあってか、
なんかハルヒの中でも1,2位を争うくらいの深刻さを感じてしまった。
ハルヒが起こす現象そのものより、直接的な暴力の不安を強調してるようでもあり。
そういうのがちょっと気になるな、と。どうでもいい話ですが。
種明かし。
長門が手を握ったままというのは誰に向けての配慮なんだろうか。
この辺の内緒話的な引きとか内向きなとこなんかは好みかなぁ。
長門の手の痛々しさって長門が痛そうにしてないからイマイチ実感として弱い気がする。
しかし、あの目のデカさとコンタクトレンズのサイズのギャップ。
これがアニメ的リアリズムってやつか。
朝比奈さん、ここだけなぜか生足。セクシー。
ここの古泉の語りってなんか今更感があるというか、
長門と古泉の間の距離が抉れるような印象を受けたなぁ。
どうも長門を頼りにしているようでいるのに、突き放して客観的に、
先ほど始めて出会ったばかりのように長門を見ているような印象を受けたというか。
なんかこの話数だけ1話からの話の連続の中から飛び出してしまったような印象さえ映る。
そもそもなぜハルヒはそこまで映画に拘るのか、というのが引っかかるというかねぇ。
2巻は1回読んでそれ以降ほとんど読み返したことがないのでその辺の詳細がちょっと曖昧。
脚本:ジョー伊藤
絵コンテ・演出:石原立也
作画監督:池田和美
長門がマントからステッキを忍ばせていたりする画があったりして、
こういうさりげないところで何かさせるのは石原さんの萌えポイントだったのかしら。
メガホン振り回すあたりでオバケ使ってるのが少し気になった。他にもあったっけな。
そういう細かいトコはある程度メモしとかなきゃいけないなと思うので。
しかし、このコンビが他作品でバリバリやってると、
この後にkey原作のアニメは控えてないんだなーという風に思ってしまってちょっとした喪失感を感じる。
個人的にkey関連だと高雄&堀口で『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』のOVA全3巻希望。