流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

涼宮ハルヒの溜息 Ⅲ を語る

2009-08-29 16:38:33 | ■京都アニメーション


ハルヒ大暴走。
メガホンでみくる叩き始めた辺りとか空を広くとった斜めった構図、
密着したキョンハルヒの揉め事とまとめの俯瞰構図、そしてBGMもあってか、
なんかハルヒの中でも1,2位を争うくらいの深刻さを感じてしまった。
ハルヒが起こす現象そのものより、直接的な暴力の不安を強調してるようでもあり。
そういうのがちょっと気になるな、と。どうでもいい話ですが。



種明かし。
長門が手を握ったままというのは誰に向けての配慮なんだろうか。
この辺の内緒話的な引きとか内向きなとこなんかは好みかなぁ。
長門の手の痛々しさって長門が痛そうにしてないからイマイチ実感として弱い気がする。
しかし、あの目のデカさとコンタクトレンズのサイズのギャップ。
これがアニメ的リアリズムってやつか。



朝比奈さん、ここだけなぜか生足。セクシー。



ここの古泉の語りってなんか今更感があるというか、
長門と古泉の間の距離が抉れるような印象を受けたなぁ。
どうも長門を頼りにしているようでいるのに、突き放して客観的に、
先ほど始めて出会ったばかりのように長門を見ているような印象を受けたというか。
なんかこの話数だけ1話からの話の連続の中から飛び出してしまったような印象さえ映る。
そもそもなぜハルヒはそこまで映画に拘るのか、というのが引っかかるというかねぇ。
2巻は1回読んでそれ以降ほとんど読み返したことがないのでその辺の詳細がちょっと曖昧。

脚本:ジョー伊藤
絵コンテ・演出:石原立也
作画監督:池田和美

長門がマントからステッキを忍ばせていたりする画があったりして、
こういうさりげないところで何かさせるのは石原さんの萌えポイントだったのかしら。
メガホン振り回すあたりでオバケ使ってるのが少し気になった。他にもあったっけな。
そういう細かいトコはある程度メモしとかなきゃいけないなと思うので。

しかし、このコンビが他作品でバリバリやってると、
この後にkey原作のアニメは控えてないんだなーという風に思ってしまってちょっとした喪失感を感じる。
個人的にkey関連だと高雄&堀口で『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』のOVA全3巻希望。


青い花 9話 を語る

2009-08-28 13:19:44 | <青い花>


杉本先輩がいないお話。
それだけで個人的にはテンション下がりまくりなんだけど、
ふみと京子のやり取りをわざわざ助手席の左側から見ていたりする怪しさなんかが気になったりした。
あきらはたまに無言でこうしたどうしたいのかわからないようなショットが入る気がする。
あと今回はやっさんがやたらクリティカルなこと言ってて気になった。
聖地巡礼~、百合~、とか。それ以外にも、何か重要なポイントがあったりしたのかな。



ふみが反応した白樺の絵。
そういえば、2話だったかで1人でたたずむふみが気になったりしたな、とか。



そういえば京子ってなんか月のイメージが何話かで強調されたような。



京子にとってこの森は太陽を遮ったものだったりするのかなー、とか。
木漏れ日が無い川辺と、反対側?に見える百合の花。
京子が杉本先輩を見つけてしまった、というのをこの配置でちょっと思った。

白樺の絵って誰にも遮られない光を求めてるということなんじゃないかと自分は思ったんだけど、
それは京子にとって光が当たってるように見えた杉本への憧れであり、京子自身なんじゃないかなぁ。
迷子になった故に光の当たる場所を求めた京子と、最初からそこに立つ杉本先輩って感じか。

だから、婚約者が百合を見て京子のそばにいるやつになりたい、というのは納得だなぁ、と。
しかし、彼は男性だから所謂「百合」の関係である京子→杉本の間に入っていけないけど、
そこには百合の関係を乗り越える、男女の関係の先にあるものを提示しなければならないと思うので、
その辺を含め京子周りはどう物語が振れるか気になる。
京子自身が迷子になったときの心情というかを語らないのでまだよくわからんなーとか。
個人的には笑った顔で終わって欲しいんだけどな。
京子の泣いてるシーンは凛とした雰囲気があって好きなんだけれども。



なんかアレだ、実は星の光は宇宙の木漏れ日みたいなもんなのかなぁ、とか。
あきら自身は好きな相手もいずに八方塞、太陽も何もないけど、
この星空があるんじゃないか、という話のようにも思う。
今回はふみとの絡みがちょこちょこ目立っていたけど。

次回は杉本先輩出るかなー。


アニメ雑記 8/27 を語る

2009-08-27 23:45:16 | ■アニメレビューとか
●懺・さよなら絶望先生


「最後の、そして始まりのエノデン」  公演・劇団イヌカレー
獄のOPに続いて絶望先生に再びイヌカレー。
イヌカレーのデフォルメ、切り絵っぽい動かし方や実写の目、
首がはずれたとか当たり前に起こるのがなかなかスリリング。
キャラクターは首がはずれた程度では死なないのであったとさ。



デフォルメされたイヌカレー絵からキャラデザ寄りへ。
思うにキャラの絵が変わったときに声も変えてみたら、
こういうキャラデザ寄りになったときにびっくりするんじゃないかとか思ったりしたんですが、
なんかそういうのをどこかで見たような気がする。どこだろ?
天才テレビ君のアニメは実写パートの人が、
アニメの中の人もやってるパターンって無かったように思ったけど。

イヌカレーのような特異なところがTVアニメの半パート近くを制作するというのは結構新鮮かも。
『俗』の絶望ファイトとかがある程度いけたからっていうのもあったりするのかな。
しかしなぜここでイヌカレー?という疑問を持ちつつも、
「面白いからいいじゃん」で結論が出てしまってた。



2期のEDもそうだけど、龍輪さんは1カット目にインパクトある芝居させてる気がする。
前回だったら靴紐、今回は鏡の角度調整。
鏡を使った演出って頻繁に使われてますが、こうして鏡を動かして姿を映すっていうのは新鮮でした。
あと襖の取っ手がなんか映画のチェンジングマークっぽく見えるような、とか。



●NEEDLESS



いつもは時間帯が被って見れてませんでしたが、今回は見れた。
新井淳さんと思われる山下系作画が良かったなぁ。
なんかこの作品だとこうじゃないとなぁ、と思っていたのでその辺で満足。
この作品は今のガイナックス辺りにやって欲しいななんて思ってたんですが、
このパートだけでも十分期待以上のものを見せてもらえました(笑)
あー、いい加減80年代のアニメ見ないとなぁ。



くるんと渦巻くようなイメージのエフェクトとか。
両手挙げてジャンプとか。
思うに原作は原作者がカッコいいと感じられる派手な絵の羅列という印象なので、
ああいったオーバーっぽい雰囲気が金田山下系と相性がいいのかもなーとか。
全体的には荒い作風なのも自由度が高いポイントかもなぁ。



なんか凄い暑苦しくも感じるような(笑)
どんだけ近くで反射してるんだよっていう。



個人的に一番グッときたシーン。
ディスクがアストメントに踏み潰されそうになるところの背動。
アストメントの足の動きに合わせたカメラなのかなと思ったら、
最後にディスクの正面アップになるカメラワークが個人的にヒットしたのかなぁ、と。
ディスクの嘘のBL影の付け方も逆にスポットライトっぽい感じで注目も集まるし、
最後のディスクのアップも焦りの表情付けやメカの光沢表現と相成ってかっこいい絵になってて、
見てて凄いテンション上がったなぁ。
まあ、単にディスクが好きっていうのもあるけど(笑)
これからは時間被っても見れるところはなるべく見るようにしようかな。
EDは噂以上にヤヴァイ感じだった。
飴なめる辺りとか好みな感じ。


アニメ雑記 8/26 を語る

2009-08-26 16:53:38 | ■米たにヨシトモ

ガンダムのOP/ED映像を集めたDVD第1巻。
1巻は初代からターンエーまで。2巻がそれ以降の作品になっているようです。
OVA作品のOPも入ってます。久々にエンドレスワルツのED見たなぁ。
レディ・アンがマリーメイアの車椅子押してる辺り印象深かったので。
あとOP/EDを続けてみてると、初代とZの表現の差が目立つなぁ、と。
凄い革新が進んでいたのかーとか思っちゃいます。この辺のアニメはまだあまり見たことないしなぁ。
あとGガン後期OPのサイ・サイシーの瞳ハイライトがハチクロ竹内さんのクルクルハイライトっぽいとか。
W前期EDのリリーナは当時は真正面から見れなかったけど、改めて見るといいなぁ。
最後に帽子を揺らす辺りとかグッと来る。


特典映像:GUNDAM style="color:#ff00ff;">監督・絵コンテ・演出:米たにヨシトモ
原画:重田敦司 中谷誠一 須永正博 川添政和 吉田徹
    中澤勇一 森田岳士 川原智弘 松永辰 柏崎健太
30周年記念のPV。
コアファイターがジャブローからアー・バオア・クーまで飛んでいくのを、
各主役ガンダムがサポートしていくというもの。
バックで「哀・戦士」が流れてるのがなかなかカッコいい。
それ以外のモビルスーツが登場しないのですが、ホワイトベースは登場。
テーマは「ラストシューティング」かな?と思うほどとにかく撃ちまくってます。
Gガンの使い方はアレで良かったのか(笑)
個人的に気になったのはV2の光の翼の色。
確かピンクとかその辺りの色だったと思ったのですが、自分の勘違いかしら?

PVはガンダム各機+コアファイターという内容のカットが多くて、
各ガンダムを1カットづつ長めに見せていたのは良かったな。
あとクレジットを見ると作画監督がいないっぽいんですが、
エフェクトなんかを見ると重田さんが作監されてるっぽい気がします。
うーん、作監表記がないのは何かしらの拘りから、とかだったりするんでしょうか。
SEEDとか00は確か関わっていないはずでしたし。
まあ、細かいトコ考えても2分程度の尺しかないのですし、おまけとして十分楽しめました。


雑記 8/24 を語る

2009-08-24 23:50:36 | ■雑記

http://blackrockshooter.jp/
Ordetの制作らしい。
801ちゃんといい、自主制作界隈の作品のアニメ化というのが、
実にヤマカン勢っぽいところでとても楽しみ。
初音ミクはよくわからないけど、B★RSはわかるので(笑)
結構好きだったのでパイロットアニメーション楽しみです。



やっと学園モノ以外のラノベ読んでるぞー、と思っていたのにコレも学園モノになった(笑)
さんざん言われているだろうけど、やっぱ「追憶」に比べるとイマイチグッとくるものがない。
長編の構成だろうからまだまだ序盤ってことで、
ラブコメ楽しみながら先に期待をかけて楽しんで読んでます。



長らく読んでなかったんですが、1巻読んだら2巻が読みたくなり3巻を読んだら~状態。
オタクネタ満載で、「はてな」や「カトゆー家」が出てきたときは凄いニヤリとしてしました(笑)
兄が妹のことをわかってやっていくという構成は、どこか『とらドラ!』を思い出せます。
流れ的にはあの辺の延長上にあるのかなという印象。
あと主人公の幼馴染は『化物語』の羽川さんっぽい。

しかしこの妹、完全な超人でしかもオタクというのは論議を醸し出す部分でしょうね。
ラノベだからか目立った動きは無いけど、アニメ化したらまず間違いなくオタク語りが勃発するだろうなぁ。
ただこの妹の超人っぷりは、現代のオタクの超人志向なのかなという気がする。

オタクはどこかしらにトラウマ、コンプレックスを持つものだという考えでいくなら、
この物語は妹が持つ兄への距離感、兄弟間の問題に落とすのかなぁという雰囲気ですが、
うーんどうなんだろうなぁ。
まあ、普通に考えたら兄がオタで妹に嫌われてるっていうのが現実なので、
その逆を行ってるというのはいいと思うんですが、オタになる大元の動機がそこしか見当たらない。
まだ801とかを持ってるって描写もないしなぁ。この辺は続きを待つしかないか。

あとこの作品は昨今の評論界隈の流れを盛り込んでる気がするんだよなぁ。
ケータイ小説とオタクがドッキングしてる辺りは茶番と言ってもいいかもしれないけど、
そこを読んでいく意味合いもあるとも思うし。結構危険な綱渡りしてる気がする。
4巻での人気投票によって展開を弄っていくというのを聞いて、
それもある意味、時代性が出るかもしれないというところでまた興味深くもあり。

どう転がっていくのか見届けるのが楽しみな作品って感じかなー。
アニメ化しなかったら『妹選』のラノベ版と思って持っとけばいいかという心持ちで。
制作はゼクシズ辺りが個人的にありそうだなぁ、と。
アニメーターのイラスト使ったラノベ原作をアニメ化したりしてましたし。
この作品のイラストレーターのかんざきひろさんはアニメーターでボンズ所属らしいので、
その流れでボンズでっていうのも意味、新規開拓という感じで面白いと思いますがまず無いでしょうね(笑)
いやーしかしやっぱオタクネタには釣られちゃなぁ。




お、見たことあるイラスト!と思ったらかんさざきひろ。
こうしてアニメ塗りされたものを見ると、ラノベの表紙のキャラがそのまま動く!
みたいのを狙ってるのか「俺妹」とか細かく邪推してしまいます(笑)

それはともかく。結構前に買って積んでたのを読んでみたり。
アニソンやライブシーンに全く触れてこなかった自分としては刺激的な一冊でした。



4コマアニメ年表やラノベのアニメ化の流れなんかがまとまってて面白かった。
インタビューもどれも読み応えありました。
『いっしょにトレーニング』とか話題作だけど見逃しがちなとこに手が届いてていいなぁ、と。


涼宮ハルヒの溜息 Ⅱ を語る

2009-08-22 04:38:58 | ■京都アニメーション


教室に行くまでのシーンが新鮮だった。
何気に教室行くまでとか教室自体がブタイニなる事が少ないので。
結局、ハルヒの席周囲以外はほとんど描かれないんで全体像が捉えられないんだけど。
しかし、クラス内がもっと面白い人たちだったらハルヒはSOS団を作らなかったんだろうか。
まあ、1話を思い出せばその辺は明らかな話だけど。
そういえば文化祭やるぞ→皆やる気ない、ってのはいつから始まったんだろ。
アニメだとうる星の頃、80年代なんかは活気があったのかなとか勝手に思ってるんだけど。



古泉の語り。虚構と映像とかか。
高雄さんはやっぱいいなぁ。しかし、効果音の意図がよくわからない。
キョンが銃を扱ってる辺りの芝居とか面倒そうだなーとか。
構えてる辺りでキョンの頬の表現とかやっててわざわざこれやるのかーとか思ったなぁ。



40秒以上の長回し。
1期の映画撮影シーンと時間とかちゃんと合わせてるんだろうなぁ。
あの舞台の裏側が見れたのが楽しかった。ハルヒの指示だしとか。
カメラ回る前にハルヒがメガホン振りまわす辺りやみくるのおじぎとかもいい芝居。
個人的にメガホンの辺りがなんか気になる感じ。
腕を広げての左手のメガホンを扱う手首の返し、それと叩くところでの抜きタイミングが良いなぁと。
この辺誰なんだろうなぁ。多田さんかしら?
あと今回はBGMがコメディって感じで結構目だって使われた印象。
騒がしい感じだなーと。



ここのメイド服はセル置きではないのか。
夕日に当てられた趣を狙ってる感じなのかなー。
みくるが伏せってる辺りのカッティングのテンポいいな。
BB弾から風船っていうイメージの連鎖とかも。
風船とハルヒの潜在能力が~の絡め方もいいなぁ。



今回は表情付けにだいぶ拘ってたのかなという印象。
ハルヒが古泉にバニーガールの衣装出させる辺りで、
古泉の方向くときの表情をちょっと強調してる感じとか、
朝比奈さんがお茶をあげるようとしてるのを取り上げてるところで、
一瞬入るとぼけるように上目をするハルヒとか。

しかし、ドアを勢いよく開けたときにオバケ描いてたりとか、
その辺がなんかどうも微妙にヒットしないというか、らしくないオバケでガッカリもしたり。
なんかただバラつきが目立ってるだけだとも思えるし。
うーん、どうなんだろな。

脚本:村元克彦
絵コンテ・演出:高雄統子
作画監督:植野千世子

高雄さんの回はやっぱキレがあって好きだなぁ。
そして原作者脚本は前回だけなのね・・・。

しかし、溜息自体がそんなに好きじゃなかったりするので、
まだエンドレスエイトやっててくれてもいい気がしてるくなぁ。
というかそっちの方がまだ見たかったりする。見るの楽だし。
あー個人的な話だけど、ちょっとこれ、悪い兆候かもしれんな。


涼宮ハルヒの溜息 Ⅰ を語る

2009-08-22 00:40:29 | ■京都アニメーション


長門の猛ダッシュは端的に見せておくのにハルヒはイメージ図。
あくまでハルヒの身体能力は常人の延長であることを抑えつつインパクトを出しときたいのかな、とか。
しかし、長門あんなに速く走ってしまって良かったのか(笑)
ピストル構えるまでの一連と衝撃の画面揺れとか音とか競技合図としてのインパクトがあって良かったな。



今回のキョンは朝比奈さんの背中とハルヒをよく見ていたような気が。
顔切ってフレームに入れてるのは山田さんっぽいとか言えばいいのかしら。
けいおん!だと1話で唯が楽器弾ける云々辺りでやったぐらいだったように思ったけど。
しかし朝比奈さんの後姿はなんかそそる。



古泉、朝比奈さん越し。
普段がキョン視点で今回もキョン視点の画面揺れなんかをやっているのに、
こうした複数の他者の目線を入れてくる辺りに引っかかりを覚えたなぁ。
あと前回と同じく後ろに掛けてある朝比奈さんの衣装が前回に続きセル置きだった。
「笹の葉」のときは背景で処理してたみたいだったけど、やっぱ違和感あったのでこっちのがいいな。



ホワイトボードとハルヒ。
こうやって背景をまっさらにしてキャラを置くってのを山田さんやるよなぁとか。
けいおん!1話の律とか、CLANNADの渚が死ぬシーンのイメージとか、
そういうのを見てぼんやりそんなことを思ってたんですが、
ハルヒでホワイトボード引っ張り出してそういうのを連発して見せてて、
なんか頭の中を見られてしまったのかとか思ってしまったり(笑)
朝比奈さんが画面横切るのが多いのはそれだけ出番増やしたいって感じなのかな。

ホワイトボードを動かすけど長門はホワイトボードの領域から外れないのと、
ハルヒと同じく部室からいなくなったりと、そういうのが見てて気になった。



廊下歩きや電車の窓から見える背景でCGとか。
CLANNADのOPなんかが結構成功してからバンバン使ってるのかなぁ。
何気に他校の制服の女子が乗っててややテンションアップ。
そういえばアニメ版だとまだ女子高の説明って入ってないな。
原作だとどのタイミングで下に女子高があることの説明入ってたっけなぁ。


脚本:谷川流
絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督:高橋博行

皆言ってると思うけど、驚愕早く出して・・・。
原作の55ページ分を使った脚本とかそういうのは置いておいて、
1期でヤマカンは自主制作の映像というのを実験的にやっていたので、
ああいう実験がなくなってしまったのは溜息を見ているとおしいポイントを失ったなと思う。

いや、ホント、今更何言ってるのと思われるかもしれないけど。
ただ、ordetが初音ミクのパイロットアニメーションをやるなんて話を聞くと、
ああいった自主制作に近い作品群に近づいてるのがヤマカンなのかしら、とか。
個人的にはもっと挑戦的かつ挑発的なアニメも、やっぱ見たいと思うので。
エンドレスエイトは・・・どうなんだろうなぁ。

今回の作監は高橋さん。けいおん!では楽器作監をやられてましたが、
あの作品は楽器で所謂「メカと美少女」をやっていたと思うので、
堀口さんのキャラデだけでなくそっちにももう少し触れてみたかったなぁ、と。
まあ楽器とかよくわからんのですがね。
CLANNADのコメンタリーで風子にプレゼントしたアクセサリーだったかの処理が良かったと評判で、
ああいった小物部分に凝る方でもあるとメモ。
今回はだいぶ絵柄が「けいおん!」っぽい感じだったような。
やっぱ影と歯がポイントになるかなぁ。
あと全体的に丸っこいのと寄り目で瞳ツリ目みたいなとことか。。
冒頭や最後のハルヒの二カッとした笑顔とか。
キャラがこうだと楽器以外にも作監やってたのかなぁ?まあ、楽器だけひたすらやってたとも思えませんしね。

個人的に以前の京アニだと引きの構図で顔のバランスが悪いというか、
目だけが張り付いて平らな顔ってのをモロに出してしまうようなところがあったと思うんですが、
最近は引きでそういった違和感を感じることがあまり無いように感じます。
まあ、この辺は保留ということでどうでもいい話ですが。


個人的にED入りが結構好き。
朝比奈パートとか聞いてると結構グッときちゃいますね。


今更だけど、ふり返ってみれば、名曲だったと思う。


青い花 8話 を語る

2009-08-21 03:45:52 | <青い花>


季節は夏へ。
今回はセミが鳴いたり張り紙がいっぱいだったり人ごみだったり、
喧騒をいつもより意識させるような感じでした。
あと冒頭の車の窓についた水滴の処理だとかそんなとこまでやってるのかーとか。

ふみちゃんが先輩に振られたてからのふみのあーちゃんへの寄りかかり、
あーちゃんの先輩への怒りとか見ててもやもやさせられたなぁ。
提供絵でも使われてたあーちゃんのストレートな怒りの表情とかインパクトあった。
唐突に出会った相手との距離感、感情を表情でじっくり見せているのが個人的にGOODでした。

杉本先輩が行きたい店があるから、と線路を横断する辺りが少し気になったかなぁ。
1話で踏み切りをさけていくあーちゃんというのをやっていたので、
さぼっておどおどしてるあーちゃんは踏切に何かあるのかな?とか。
前回は踏み切り渡ろうとしてたんでどうでもいい話題になりますが。



あーちゃんのハグ。
この辺の部屋に飛び込んで抱きついていくスピードが良いなぁ。
なんか『時かけ』で妹が飛び降りようとする姉を引きとめようとする辺りっぽいイメージが浮かんだ。
この辺の一連は田中さんか冨岡さんかちょっと自信がないんですが、
あーちゃんの抱きつきやうなだれる芝居、ふみちゃんの髪を含めた感情表現がピカイチ。
作監の岩倉さんの修正に寄るところも大きいのでしょうか。
個人的にグッときたシーンになりました。
この前のあきらがふみのところに行くまでのシークエンスも良かったな。
堤防で立ち上がる辺りも目を引いちゃいます。
この辺はあきらのふみへの思いの強さが感じれるシーンになってるのがGOOD。
ふみとあきらのお互いへの思いの交錯がいいよなぁ、と。



先輩って突然バスケし始めたような感がある。
ふみとの距離がバスケで離れだしてるのが引っかかるかなぁ、と。
しかし、挨拶もなしかー。
こうやって相手を意識してしまうところってあんま気持ち良いもんでもないよなぁ。
従姉妹の子あたりとも普通に接してほしいし、祝ってやって欲しい。
ふみと先輩がお互いの好きだった相手との距離を見つめなおして欲しい。
じゃないと、ちょっとこの先もツライことばかりだと思うし、
先で一緒になるパートナーは逃げ道になるだけだし。
そういう別れた相手との距離をどう調整するか気になるかな。

京子が付き合えると思って先輩に会いに来るっていうのが当たり前の展開として受け止められるのは、
ああ、この後は京子の思いが成就するからなんだろうな、という期待もあってのことなんですが、
なんか本当に成就するのか不安になってきた。というかやっぱ婚約者いるから無理なのかしら?
校門から出てきたときの先輩の表情付け好きだな。あらら、という感じが。
先輩はストロー銜えたりだとかするような、相手に呆れてるかのような表情が好きだな。
そういうのが杉本先輩っぽいって感じするし。
まあ、一番奥底の感情が画面から見えにくいってことも気になる理由かもしれませんが。

京子もいい表情だったなー。
先生に先輩との仲を問いただす辺り、
以前はドアで中にお互いに秘密があることを暗示するような感じだったけど、
今回は窓で2人の内面を透かして見せてる感じを意識してるのかなーとか思ったり。



Bパートであーちゃんの部屋でのやり取りも良かったなぁ。
枕?をモフモフやってるのが何気にツボだった。
ふみちゃん目線だけど、女の子の寝顔を間近で見るっていうのが良かった。
あーちゃんかわいい。



この喫茶店に入ると泣いちゃうのかー。

Aパート冒頭が雨、Bパート冒頭が雨があがっていく様子を見せてて、
2人の不安要素も晴れていってるのかなーとか思ってみたり。
ホームから遠くを眺めている様子が今までもちょっとあったので。
ここから先輩との距離をどう持っていくのかなぁ。
どういう風に落とすのかが気になるなー。


青い花 7話 を語る

2009-08-20 01:16:59 | <青い花>


ふみちゃんがあーちゃんと杉本先輩の家に遊びに行く話。
今回はローアングルからのショットがいつもより多い気がした。
あと相手との目線の繋がりを見せないように顔切ったりとか。
お互いが本当に目を合わせて話せているのか、という類の話なのかな。



電車内へいくまでの一連がちょっと良かった。
この辺で流れるBGMって初出だったかなぁ。
この作品のゆったりとした曲が好みなので、サントラ欲しいなぁ。

電車内の前後は田中さんかな。ふみちゃんの髪とか枚数多めな動きとか。
もう指摘する必要もない気がするけど、確認。
今回はちょっと全体的に低調だったかなぁ。今までより引っ掛かりがあった。



あーちゃんはふみを見下ろす格好なのかしら?とか。
何気にふみが眼鏡はずしてときってあーちゃんの前ぐらいのような?



なんであーちゃんの姿を見せなかったんだろうなと思ったんですが、
こうした身の回りの事柄にはある程度予測が立てやすいとか、そういう安易な話かなぁ、とか。
最後に杉本先輩が襖の向こうにいるふみに問いかけてたりとか。
こういうのは全然ドラマチックでも何でもないという側面を扱ってたのかなぁとか。
しかしデカイ人形はよくわからない。ふみちゃんかしら。
こういうのがさっと入るとインパクトありますね。



先輩を求めているふみに覗き込む杉本。
杉本先輩がふみを覗き込む格好を見せることが多いのはなんでなんだろう?
なんだかんだで背の低いあーちゃんが高い位置にいることがやっぱ多い気がする。
杉本先輩の髪セットしてるときとかそうだったし。
ああやって下から覗き込むのが先輩の手なのかもしれんが。
下手に出るというか。
あー、でもふみちゃんが落ち込むと下向いちゃうから覗き込むしかないっていうことか。
こういうところで先輩はポイントを稼いでいるのかーとか。
もしかしたら無意識に自分より背の高い誰かを求めてるのかもしれんけど。



杉本四姉妹。
妹の衝撃の告白の中で姉妹の表情見せる。その中で見せた三女の横顔で終わる。
長女が話すときは連続で見せたときと同じ位置、
三女は四女に問い詰めるときは逆の位置から映していて、
去っていく四女のときにまた同じ位置へ。
こうして三女を中心に徹底してまとめてるのが引っかかったかなぁ。



四女が出て行ってからすぐタバコを吸い出す。
やっかいものを出ていかせたというイメージもあるけど、
ふみへのタバコ大丈夫か聞いてるところを見ると、
四女へのフォローでもあるのかなーとか思ってみたり。

下手に出ていた先輩が上から目線でふみに何か告げる場合は、
3話のキスなんかと同じで先輩の勝手というか、そのまんまの傲慢さが出ている感じなのかなぁ。
しかし、サブタイ『若葉のころ』か。
あの頃のドラマで堂本剛好きになったよなー。
まあ、どうでもいい話ですが。


雑記 8/18 を語る

2009-08-18 16:09:39 | ■雑記

「どうして空は青いの?」って問いに触れるのは山田玲司の「ゼブラーマン」以来のような。
白黒つける、ということをこの作品で考えてみるのはなかなか興味深いことかもと思ってみたり。
短い作品でそれほど多くのことが動く物語ではないですが、刺激的な話でした。

大筋としては『恵まれさん』をやっている絵藤真名に興味を持った橘淳子が、
『真名はこっそりお金を使っているはずだ』という自らの決め付けを確かめようとする話・・・かな。
真名は同性愛者ではないか?という疑問とかけたお話とも思いました。
淳子は真名が自分と同じ人間であるということを確認したかった。
それはつまり、真名も自分と同じ女の子のはずである、という常識からくる決め付けでしょう。
この物語で共有できない考え方があることが提示されていますが、
それは淳子の真名へに向けられた思い込みを揶揄していると思いました。

個人的に興味深かったのは問いに対して怒る真名が小説や本、ゲームなどを嗜むことかな。
そういった物語の中にこそ、気持ち悪い言葉で溢れているのではないかなぁと思ったので。
恐らく真名がもっとも気持ち悪いと思う言葉は、こういう決め付けは好きじゃないですが・・・、
やはり自らの性的な問題なのではないかなぁ。
そういった細かいところを作品全体で多い尽くしてるようなイメージがありました。

あと見開きイラストの多用も目立っていたなぁ。
見開きって『ミナミノミナミ』ぐらいでしか見た記憶がないので、
全てのイラストを見開きで見せてくるのには正直驚きました。
文章の途中でページをめくるとイラストしかないっていうのはインパクトありました。

続編はやるのかなぁ。
個人的には真名との別れまでをキッチリ読みたいと思うんですが、
それでは興ざめというものでしょうか?


※あとで加筆修正します。