流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 4/30 を語る

2007-04-30 23:21:36 | ■アニメレビューとか
最近アニメ業界云々で今期は~、という人を見るけど出来上がってるものはどこも面白くてなんで悲観したくなるのかイマイチわからない。出来上がった映像ありきで語ることを心がけなきゃ、と思うこの頃。

●ドラえもん のび太と竜の騎士

ゲッターの恐竜帝国ですか?というお話。
個人的にはドラえもん映画の中じゃ微妙な作品。改めて見直してみたけどやっぱ微妙。無知や誤解が生んだ惨劇というにはあまりにもお粗末な気がする。なぜ恐竜が滅びたかなんてのはドラえもんたちには周知の事実だったはずだし、演説で地底人の目的を聞いたところで別な対処ができたはず。道具の使い方もイマイチだし、振るわない作品でした。

●らき☆すた 監督交代へ

どうでもいいけど、京アニの手を離れた小麦ちゃんで『監督が途中で降りちゃうネタ』を扱ってたのを思い出してちょっと笑えてくる。あの後米たに監督も途中で抜けちゃうんで笑えないネタになったなぁ、と思ったんだけど、それが京アニにも降りかかったかー、と関係は薄いけどクスッと面白がれるネタにはなった。

http://www.kyotoanimation.co.jp/info.html

>「らき☆すた」監督の山本寛は、監督において、まだ、
>その域に達していないと弊社は判断し、交代いたしました。


らき☆すたの演出について改めて考えようと思ったらコレだ。

まあ、何があったかは知らないけど、武本康弘監督に期待しましょう。ヤマカンが降ろされた理由ってのは大人の事情モロモロあるんだろうけど、あえて演出面から攻めていくと、パロディや我の強い演出だったんじゃないかな。

らき☆すたがツマラナイと感じてる人はたぶん、『本編』『らっきーちゃねる』『制作側』の視点を持ってしまってる点にあるんじゃないかと思う(要するに私)

本編を眺める『らっきーちゃんねる』、らっきーちゃんねるを意図的に使う『制作側』、こうした構図が作品をとらえどころのないものにしてしまってる気がするんだな。視点が分散されて何がしたいのかわからないというね。たぶん『制作側』を意識させてしまう点や視聴者を上から見る視点の作り方が気に入らないんだと思う。これは結構マジで。

個人的にヤマカンの演出は『僕の考えた演出』が先行してしまってる印象なんですね。これは私の思い込みだったりするんでしょうけど。ただ画面割ったりしただけで面白くなった、とか正直、私にはわからなかった。私が本当にヤマカンを褒めてあげたいと思ってるは『フルメタTSR』だし。あの髪きり演出は芝居や話を落ち着いて見せてて凄く上手かったし。ああいう演出ができるのだから、もっと幅の持てる方だと思うんですよねぇ。

フルメタTSRが良かったのは恐らく『脚本から手がけていること』というのが大きい気がします。ヤマカンの場合、手元にきた脚本をどう演出するか考えるというより、持ちネタの演出をどっかにはめ込めないかな、としているように見える。フルメタTSRの場合、脚本を書くのと同様に、頭の中で自分の演出プランを練っていたはずです。その産物があの『散髪シーン』なんだと思う。

まあ、我の強い方っぽいので好み先行や妥協を上手くつけられない、
というのも監督から降ろされた理由なのかもなぁ。演出方面で考えるなら。
個人的には取り立てるような問題は無かったように思えますが、
OPのような手間をまたスタッフに押し付けていた、とか色々妄想してしまうな。
元々枚数かける表現を使いたがってる人だし。
京アニは何を思う?


新監督の武本さんはパロを楽しく使える方だし、気持ちの良い演出をされる方なんで面白く見れると期待してます。武本×堀口は京アニのゴールデンペアなんで楽しみです。オリジナルシナリオの監督やってるのって、木上さんと武本さんか。武本さんにはらき☆すたの原作をもっと崩してきてほしいなぁ。まあ、ここまできたらグダグダになってそうな気がしますがね。

しっかし、アレだ、こういう話題に飛びつく自分はどうかと思ったりもする。
つーか、いつものヤマカンへの苦手意識の話をしてしまってるだけじゃないか・・・。

まあ、らき☆すたを深く追求することはこれで難しくなってしまったな。

こんなに追い討ちかけまくりで大丈夫か、京アニ。


アニメ雑記 4/29 を語る

2007-04-29 23:59:35 | ■アニメレビューとか
やっと明日は1日休み。そんで2日間挟んでまた休み。4月は無理をした感じがするんでGWは寝てすごしたいです。まあ、そうも言ってられないんですが。

どうでもいいんですが昔、SかMかという話で突然自分はLだと言ってきた先輩がいたのを唐突に思い出した。今考えればあれは『私がLです』に匹敵するような発言だったかも、というのは冗談ですが、SかMかという話でいきなりLという概念を持ち込んでくるあの人は凄かったかなぁと今なら思える。Lは『LOOK』らしい。友人が縛られてるとこを見たいということらしい。

●アイドルマスター XENOGLOSSIA



ペンギンにニワトリと、このアニメはどこへ向かおうとしてるんでしょうか(笑)
アイマスは安定してるけどイマイチ魅力的に見える芝居が少ないなぁと思ってたんですが、今回はやわらかい動きが面白かった。屋上でチキンを頬張るところがなんとも言えない口の動きだった。原画で橋本貴吉さんなどが参加してるのを見ると、やっぱ相当前から制作始まってたんですかね。吉田徹さんは隕石破壊のとこかな?

●巌窟王が面白い
巌窟王、話に聞いたとおりに面白い。現在12話まで視聴。これを見ずしてGONZOは語れねーぜという感じだ。見ないでGONZO批判してた自分が恥ずかしくてしょうが無かったりする。 ごめんな、わりぃ、すまねぇ、許せ・・・。そう言いたい心境。

んで作品の話。巌窟王は原作も知らないし、あらすじも知らないんでどういうアニメかよくわからないんですが、アルベールの立ち聞きというのが、このアニメの面白いところなんだと思う。偶然を装って『たまたま』立ち聞きする、『たまたま』相手が不審なことをしてる現場を目撃する。アルベール自身はそこから相手を思ったり悩んだりしているのだけれど、厳密に言えば彼はまだ何も自分で成し遂げてはいないと思った。毒を盛られた友人を救い出したのはアルベールの友人たちだったし、自分から謎を解こうと積極的に調べる描写というのは特に無かったと思う。あったのは『たまたま』見つけた名前を手掛かりに父親たちの後をつけたり、『たまたま』外で逢引きしている男女の中に突っ込んだりと鬱陶しいことしかしていない。母親が怪しいと思ったとき、ペッポが秘密を探ることを促しても、決して自分からは干渉しようとはしなかった。コソコソ立ち聞きをして伯爵に泣きつくだけである。そして、それを助ける伯爵。アルベールと伯爵、それぞれの心中を考えてみるとなかなか面白い。



この物語は結局ある種の恋物語なんだろうけど、アルベールが最初に立ち聞きをしてしまうところも、そういったところを利用してるあたりが上手い演出だと思う。
アルベールがメイドたちのいる厨房?で話を立ち聞きするというシーン。ここがなんとも味のあるシーンだと思った。まずアルベールがなぜここへ着たのか(とおりかかったのか)が気になる点。父や母と話すアルベールから一気にこの厨房に話が飛んでいること。アルベールがここに到る経緯は全く描写されていない。それがこのシーンをより面白くしている。アルベールはおそらくメイドたち(正確にはペッポ)の話を立ち聞きしにきたのである。理由は伯爵の話、母についての話なのだろうけど、それをわざわざ立ち聞きしにくるだろうか?恐らくペッポが気になっているのではないか、と見てて思った。屋敷にきたペッポをアルベールは意識してしまっているし、一度は抱こうとした女(本当は男)である。婚約者との不仲。そしてペッポの思わせぶりな態度にあのビジュアル。自分に気があるのではないか?と思うのは恋愛経験が不足してるアルベールに当てはまる描写なのではないだろうか。2話での婚約者とのイザコザの後、影を落とすようにコソコソ秘密を語り合う描写など考えられる要素はいくつかある。アルベールではなくペッポの視点からアルベールに向けられていく描写。これはアルベールに気づいてるペッポからの悪戯のような言葉を送ったことと、自分の噂をしているのではないかというアルベールの期待を欺くような視線だったのではないか、とも取れる。

正直、巌窟王見てるとアーッ!を連想させらててしまって色々妄想が働くんだけど、上の膨らませ方が考えすぎであっても、アルベールが女性の噂話をひっそりと盗み聞きするというのはなかなかおかしな展開だと思う。そもそも屋敷のメイドがあの男が素敵♪なんて話をしてご主人様を疑うような目線を持ってるのがここの面白いところなのかもしれない。しかもそれがかなり年がいってるメイドが、だ。アニメが持つメイドの属性を面白おかしく使ってると捉えて考えるのもいいかもしれない。そうした女性特有の噂話を立ち聞きする青年の心境を考えただけで面白くなる。
ここはたまたま通りかかったアルベールが母親に対して何らかの疑惑を持つという描写で終わりでも良いのだけれど、それだけに留まらない男女の思惑、作品におけるアルベールのキャラを上手く引き出していたのではないだろうか。まあ、言いたいことは『立ち聞き』という悪趣味な点を上手く使ってて面白いなー、ということ。

それで伯爵が『運命』という言葉をアルベールに向けると笑えてくる。
なんだ、立ち聞きも運命という言葉で救えるんですか(笑)

元婚約者とのやりとりでようやく何かを見い出した様に見えたけど、そこで追い討ちをかけてくる物語が良い感じ。話はまだ半分以上残ってるし、原作も知らないオチも知らないので先が楽しみです。ロボが出てくるというのは聞いてますが(笑)


天元突破グレンラガン 5話 を語る

2007-04-29 08:59:07 | <天元突破グレンラガン>
OPの規制解禁。合体バンクは本編で使うの待って、ということなんだろうか。DVDで確認しないと。ラストの爆発も規制とれてて全然印象が違ってビックリしました。何気にヨーコのカットもはずれてる。これでOP完成か。どうでもいいけどカミナが剣構えてるカット見てるとなんか毎回なんとなく痺れる。



話は宗教の話。それと絡めてかヨーコの白魔道士風のコスプレが面白かった。
ローブの裾をめくるなんて何と破廉恥な!そういう所を突いてくるガイナックスが好きです(笑)
そーだよなー、一度は見てみたいよねー。下は普段と同じなのだけれど、やっぱ脱がされるのはNGというのが面白かった。なんかアレだ、スカートの中が見えてもブルマ穿いてるからと言われても捲ったらいけないと同じだ。あと御神体を動かすと水が抜けるとか、なんかRPGっぽい。そういう仕掛けを狙っていたのかな。

今回見てると中島脚本以外は兄貴を上手く活かせてない印象でしっくりこないなぁ。
兄貴が暴れて導くようなのじゃなかったから違和感があたりするんだろうか。
無理を通して道理を蹴っ飛ばす、これに期待してるんだな。
メカ作監:雨宮哲回楽しみに待ってました。いきなり中無しで暴れるグレンで吹いた。魅せてくるなぁ。でも規制入れまくりでよく見えないのが勿体無い・・・。今回キャラ作監の貞方さんの絵柄かヨーコがかわいくって面白かったです。特に上のローブのところ。次の貞方回が楽しみになってきますな。ヨーコがカミナを踏みつけて地面にめり込んでくとこでもりあがる地面がブロック調だったりで個人的にうれしい。メカは雨宮さんの手が入ってると見えるカットも多くて面白かったです。合体→着地は毎回のお約束になるんだろうか。今回の着地前の金田光り&りりしい顔がカッコイイよかった。敵が御神体?を殴りまくってるトコも冒頭みたいに抜いてた感じだったなぁ。今まではグリグリ動かしてたという感じだったんで結構新鮮だったかも。雨宮さんがどっちか担当してるんでしょうか。
カミナの挑発ダンスは誰なんだろうなぁ。
しかし、OPの規制はとれても本編の見所規制入りまくりでウザイことこの上ない。

今回見てて思ったんですが、ガイナでキャラ芝居を意識したことがあんまりないことに気づく。今回のカミナの挑発が目立ってのはそういうキャラ芝居がガイナの中で目立ってた、というのもあるかもしれないなぁ、と思ったり。まあ、どこのスタジオも独自のカラーを持ってる方が良いんでしょうけどね。

そして次回は温泉回かー。



次回予告で自社パロ。ノノ、ラルク、まほろさん、アスカ、レイ。全員巨乳化してて笑えるんだか笑えないんだか。胸の大きいまほろさんなど必要ない!(笑)
あとグレンラガンアクションのパースの付け方が強烈だった。次回も楽しませてくれそうです。

アニメ雑記 4/28 を語る

2007-04-28 10:47:53 | ■アニメレビューとか
http://www.gainax.co.jp/company/akai.html
赤井さん辞任か・・・。イベントで会場まで見に行った身としては複雑な心境。女性社員もそうだけど視聴者も怖いなー。各地で取り上げられるんで今更書くこともないけれど、こういう結果を残したのは作品のファンとして非常に残念。

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 4話

なのはさんと訓練。なのはさん鬼。でもエリオの攻撃に当たってくれる優しい人。スバルがいい感じに女の子してなくて笑えてくる。フェイトの乗ってる車を見せてようとしてるのはわかるんだけど、この車に反応するような人がどれだけいるんだろう。シフトチェンジとか運転の魅力を出そうとしてる節があるんだけど、今までメカの面白さを追及してたのは杖ぐらい(キャラクター性を持たせようとしてたからってのが強そう)だったのに、このよりマニアックさを詰めた設定はどうなのよ?年齢以前にそっちの方向に疑問を持たざるを得ない。ただでさえメカ魅力薄でSFを魔法で理屈をつけたような感じだったのに。何がしたいんだろうなぁ、っていうのがある。まあ、以前から『戦艦はねぇーだろ』とか思ってたんで今更どうでもいいよ、という気もしますが。
次回は初陣。戦闘パートイッパイなのかな。

●ロミオ×ジュリエット 3話

良いGONZO炸裂中。
今回もとても面白かった。特筆するようなところが私には見つけづらいんだけど、作品としてはかなり良い感じ。ロミオとジュリエットが置かれた立場、ジュリエットが悩みを持ちながらも『赤い風』として闘おうとしている決意に震える。ロミオが花の香りで敵を助けちゃうとか(ジュリエットだと気づいてるかはまた別だけど)、恋愛はファンタジーというところが散見されるんだけど(そもそも花の香り云々というのがファンタジー)、人間関係の構図や、『赤い風』としての一面を持つジュリエットがこの後どういう道を歩むのか気になる。恋はいつだって唐突だ。何事も唐突だ。
相変わらずマントゆらゆらで再会シーンには風が吹く。前回は女体っぽい動かせ方というか見せ方だったと思ったけど、今回は靡かせることが主って感じ。回転剣戟のとこも詰めた感じで好き。次回も楽しみです。

●ケロロ軍曹
総集編っぽかった。いいエフェクトがあったんだけど、見てなかったなぁ。
あれは何話なんだろう。夏美が活躍してる回で絞ればすぐわかるんだろうけど。


アニメ雑記 4/27 を語る

2007-04-27 08:02:16 | ■アニメレビューとか
http://www.gainax.co.jp/anime/gurren-lagann/oni_r.html
今回の作画の鬼は合体バンク。監督が手を入れてたのは影でしたか。

●老人Z
人の終わりというか末期、最悪さを込めて『Z』なのかな。晴子の声優さん誰だっけ?と思ってたら見終わってしまった。横山智佐が劇場作品で活躍してると時代を感じてしまいます(笑)
そして監督の北久保さんは今何をしてるんでしょう・・・。
見てて芝居が落ち着かなくてなんだかなぁ、というのが第一印象。私の中で劇場作品と言えば黄瀬作監というイメージがあるからでしょうかね。冒頭でのメカの紹介シーンなど芝居がコッテリで今で言う京アニがよくやるような芝居だな、と思ったり。背動が色んな意味で目立ってのは面白かった。
個々で目に付くところが多かったなぁ。厚生省の人の芝居がとか特に。最初は派手に動いてるだけって印象だったけど、ラストの方で救急車が押しつぶされるあたりの芝居が上手くて、劇場アニメでも目に付くものはやっぱあるんだなー、と改めて思いました。
晴子の芝居もそうで、おじいちゃんが連れて行かれて後の病室での大学仲間との会話&ステンドグラス前で掃除してるところの顔が妙な色気を発していたり(髪を細かく動かしていたりして良かった)してて良かった。影の入れ方がいいんだろうか。ステンドグラスバックだと新房作品を連想してしまうなぁ。なんでステンドグラスだったんだろうアレ。あとヘリで落ちそうになるところの表情とかハッとなるとこも多かった。ヘリのとこはなんか今敏キャラっぽく見えたなぁ。やったらエロいとこ狙ってて笑えました。あとヘリのとこで晴子が顔を出してるカットで目にしわ寄せて芝居させてるカットの中に普通の目のカットが入ってたりしてるんだけど、こいういうのはどうなんだろう?インパクトいうか乱れにしか見えないような。すっきりしない芝居だったなぁ。
前半見てて少し物足りないなぁ、と思ってたら最後の方がかなり良かった。特にトンネル抜ける前後辺りからが良かった。あそこからなんか芝居の雰囲気も違ってる感じでした。上にも書いた押しつぶされるところからは特にそれが伝わってきて良かった。ラスト登りとか上手いなぁ。登ってることの芝居が上手いのもそうなんですが、晴子がチップを潰すちょっと前の顔アップとかにも色気があったりして面白かったです。汗が飛んである辺りがエネルギッシュで好感持てますね。チップ潰してからの爆発が演出的にも作画的にも作品の中で目立ってて気持ちよかった。煙とかは全体的に抑え目な印象だったのでここでドーン!ときてくれたのが良かった。誰だか凄く気になったんですが沖浦パートだったんですね。
http://www.style.fm/as/01_talk/okiura03.shtml
海をバックに物語が収束されるのにも時代を感じます。
ラストのオチとか、なんか自分の中の劇場作品のイメージと随分違った印象の作品だなぁと思いましたが、結構楽しめました。

以下、愚痴。
どうでもいいですが、劇場作品の場合見所が多いのでどういう風に書こうかいつも悩んでしまいます。例えばパート割れしてる井上パートとかも触れたほうがいいのかな、とか。ストーリーの話をどう書こうかとか。各話単位のTVアニメの方が個々で取り上げやすくて書きやすい。所々を取り上げてると全体をまとめて語ろうとすることを放棄してる気がして、書いてる自分が物足りなく感じてたり。ただ散々語られるようなアニメを今更感想書いてもねぇ、という気もして(しかも知識も持ってるような方々)どうにも難しい。そして私の文章は推敲もロクにしていない。投げっぱなしを直さないとなぁ、と思う次第です。


アニメ雑記 4/25 を語る

2007-04-25 05:48:53 | ■アニメレビューとか
最近気になることでキャラのあおりというのがあったりする。kanon18話の北川のカットからずっと気になってる。特にキャラの顔の骨格の捉え方。上手いあおりを見たい気分。kanonは元々東映版で『アゴ』という蔑称があったりして京アニ版でも少し気にしてたんで刺激的だった。そんなことを思うこの頃。

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 3話
そろっと作画もパワーダウン。これから下り坂なんだろうか。
なんかコンテからして無理してるなぁ、と思うところがあった(スバルのバックの爆発とか)

●キスダム 4話
総集編・・・なんだろうか。持ち直すのかなぁコレ。
スピード感で引っ張ってきた流れは面白かっただけにこの仕打ちが悔やまれます。
ちゃんとしてれば面白そうなアニメだと思ったのに勿体無いなぁ。


らき☆すた 3話 を語る

2007-04-24 01:44:19 | <らき☆すた>
絵コンテ、演出:吉岡忍 作画監督:池田晶子

今回は全体的に芝居が落ち着いていたのが印象的だった。あまり派手な装飾が見られなかったのが以外。手芝居を意識したようなところに目が行くんですが、どうなんでしょう。個人的には池田晶子さんのイメージとちょっとズレてたかなぁ。全体的に堀口さんのようなやわらかさがあったように思えます。こなたのGJ!辺りにインパクトを持たそうとしてたんだろうか。総作監が鬼のように修正したり抜いたりしてるかと思ってしまった。まあ、だいぶ良かったんで今後もじっくり見れそうです。個人的にはこなたがイチイチ腹立たしいので落ち着きませんが。中の人もねぇ・・・。苦手だ。

ピーを入れるのと入れないのがあるのはなんで?クロ高、ぱにぽに、を入れてきたのはうーん?という感じ。近年の作品から擦り寄ろうとしてるところが如何にも最近の若者狙いで鼻につく。ただはめ込んでるだけって印象でパロディになってない気がするなぁ。思いっきり直球なのも引っかかるところ。ああいう作品と共通であるということ意識してるということなんだろうか。一番引っかかるのは、これらの作品をスタッフ自身が楽しく見てて、思わずいれたくなるようなネタだったの?ということなんだろうな。・・・あまりにも斜め見しすぎてる気がしてきた。


アニメ雑記 4/23 を語る(追記しました)

2007-04-23 23:34:43 | ■アニメレビューとか
●逮捕しちゃうぞ OVA
原作が好きなんでDVD入荷してたの見て借りてきたんですが、予想以上に楽しました。1話から凄かった。OPも本編も背動入りまくりで作画のテンションが高い。またキャラ作画の芝居の細かさなども目に付く。そして一番素晴らしいのがメカニック。特に車。セルアニメ時代のこういう車を見るとCGにやはり安っぽさを抱いてしまいますなぁ。なんだろう、手書きだからでるメカのよさのようなものがあった。エンジンのカットや運転のシフトチェンジなどに燃える!萌えるでも可。メカの細かさもいい。メカを手描きでやる素晴らしさを改めて感じました。メカと言っても巨大ロボットアニメばかりではありませんし。ただセル時代ならではの良さとも思えるかな。単純に車両の動きもかっこよくて面白かった。バイク作画とかも良かったなぁ。車内の内装、無線機の類が良くて悶えたり。この辺は美術ですかね。この手のをあんまり見たことが無いんで凄く面白かった。車と言えば頭文字Dだけど、アレも見ておかないとなぁ。
EDクレジットで見ると憲生組が参加してて、改めてこのグループの面白さを知りました。今まであんまり興味が持ててなかったんですがもっと見たくなったなぁ。TV版もはやく見なければ。というか見たい。今まで中島敦子、憲生参加作品ってるろ剣ぐらいしかまともに見てない気がするんでまだまだ楽しめそうです。どんだけ見てないんだよって話にもなりますがorz
話は飛びますが、キャラの派手な芝居を見ると色々考えてしまうなぁ。パトレイバー2で押井守はとにかく動かさない芝居をさせてましたが、私はああいうのが好みなのかもしれないなぁ。現在でいう京アニの芝居がイマイチしっくりこないのを見てもそう感じます。



うーん、なんて良い時代だったんだろう。
逮捕はDVD買っておかないとなぁ。
メカニックのマニアックさ、というのは90年代の拘りだったっと思えてきてならないなぁ。エヴァにしてもそうだし、その後に続いた作品もメカニックマンは総じてマニアックなキャラだったし、劇中にも現実の戦艦とかバンバン登場させた。ターンAガンダムのメカなんて最もマニアックだったかもしれない。SFに身を焦がした80年代から現実に即したメカニックに90年代のオタク像や好きな物に対する愛を感じる。今の萌えキャラ至上主義のような空気を当たり前のように感じてると、当時の人気作のパワーに圧倒されてしまう。ハルヒが千切りになっていくような濃さ。

00年代に欠けてるのはキャラ描写やパロに頼ったところにあって、昔の作品が持っていた本質的なマニアックさを持てないでいるところにあるかも。要するに知識的なマニアックさ。これは今あるSFやファンタジーアニメにも同じことが言える。安易な設定を作りすぎてるんだな。90年代の魅力は近代化され、デザインが洗練されたマニアックなメカニックなどを模写、または発展利用していたことが良かったんだと思う。
今はキャラ萌えや変態勢がマニアックの比重を多く締めてるのが問題なんだ。原作次第だと思いますが。ただ、そういう愛情をキャラに注ぎ込むところに00年代の面白さがあるのかもしれないな。

と根拠も無い下らないことを考えてしまいましたとさ。
と、ニュースサイトに紹介されてしまった。
私個人の主観とアニメファンとしての浅さがあるんで参考程度で頼みます~。


●ドラえもん のび太と雲の王国
逮捕の前に見たんですが、せっかくの感動も逮捕OVAの威力で霞んでしまいました。
ああ、もっとゆっくり見れば良かった。
内容は確かに凄かった。環境問題を主題にした物語だけでなくSFの類を色濃く出したところが他と一線を画いていた気がします。また同じ地上人がドラえもん達を騙して天井人の世界を破壊する描写など重いところが多く息を呑むようなシーンの連続でこれ本当にドラえもん?と思ってしまったほど。だから最後のドラえもんの突撃が活きてくるんだなぁ。あそこ巻き戻して何回も見てしまいました。珍しくドラえもんで〆てたのが印象的だったというのもあるのかもしれませんが。
個人的にはTVで出てきたキャラを映画で使うのはどうなの?というのがあった。私はどちらの話も見ていたのですんなり入っていけましたが、見てない人にはわかりづらいのでは無いのかな。まあ、その辺はTVを土台とした展開があったし、TVを見てる子供向けなところもあるので突っ込まないほうがいいのでしょうかね。



作画的には前半の太平洋に移動する際にドラえもんたちが流された島を探索するとこが目に付きました。海にもぐったとき、海底に射してる光りが移動してるのって背動なんでしょうか。地味に光りが岩肌?で微妙にフォルムが変わっていってて細かいことするなぁ、と圧倒されました。それに合わせて枚数を使ったドラえもんの動きなどインパクトあったなぁ。のび太がおぼれた際の足のおばけや海面に上がったときのエフェクトが独特で目立ってました。他にも海面をセルで動かしていたりと凝ってて気になりました。
スタッフ見て木上さんかなぁ、と思ったんですがよくわかりません。
他にやたら色気を出してるしずかちゃんのシャワーシーンや王国崩壊など色々目に付きました。

そういえば、昔友人にドラえもん映画全部見たって言ったけど、ありゃ嘘だったな。実はアニマルプラネットも不思議風使いも見てないし。まあ、どうでもいいことですよね(苦笑)
●ラストエグザイル 6話まで見た
某人の批評が聞きたくなるようなアニメだなぁ、というのが第一印象。
個人的には斉藤千和の演技だけで盛り上がれるので結構見てて楽しい。
CGも悪くないし、私が聞いてた評判通りという感じで安心してみてます。GONZOで今活躍中の方が多く参加されていたりして豪華な印象。安定感や芝居もまあまあと言った感じ。魅力を感じるところがあれば自然に入っていける。話が未だに見えなかったり騎士道精神がどうのとか話がブレてて何がしたいのかがイマイチ見えてこないのが不安ですが。設定とかもよくわからんとこあったり、少々説明不足な感じかなぁ。
とりあえず米たに回メモ。

5話 『Positional play』
絵コンテ:米たにヨシトモ  演出:吉田徹  レイアウト:中澤勇一
作画監督:谷口守秦 中本尚子 さのえり 植田二三子
原画:アニメアール 光田史高 原田大基 他


今までに比べてやったら色気があったり強引さが見られる演出だったなぁ、と思ったら米たにヨシトモで吹いた。1話も原画やってて吹いたけど。シルヴァーナ&ヴァンシップ、ヴァンシップに乗ってる時の2人の演出に色気を感じた。シルヴァーナに突撃内部に入るトコはRPGみたいなレイアウトだなぁ、なんて思ったカットもあったり。作画は4名の作監に計29名の原画マン。イッパイイッパイという印象。なんとか安定させたってデキだった。冒頭が一番良かったかなぁ。

天元突破グレンラガン 4話 を語る

2007-04-22 08:56:47 | <天元突破グレンラガン>
絵コンテ・演出・作画監督:小林治

『俺を誰だと思ってやがる!』って声が聞こえてきそうです。
アクエリオンのうつのみや回を見れなかった自分としてはこの回見れてなんとなくうれしかったり。
いや、うれしいというのか・・・?



最初から大爆笑させていただきました(笑)
なんだよ、このシモンの座り方は!これだけでクレームがきそうだ。
今回のシモンはカマ臭い感じがしました。この芝居の付け方がもう笑ってしまう。



兄貴の投石を交わすシモン。ぶらついた感じの走りにエフェクトがいい感じ。
崩れながらオーバーに動くシモンが楽しかったです。
服がはだけたところでステップして着なおしバランスをとるようなブレまくり走りとか
芸が細かいなぁと思いました。
後半のオーバーアクションも目を引くところ。
見たときにピンときたんですがここ沼田さんでしょうか?



合体は森久司さんということで。メッチャカッコイイ!
OPに使われてたのの完成形。カッコイイバンクだなぁ。
荒っぽいラガンとのドッキング。砕くように合体して形成される腕に脚部。
それにポージングまでのカットのエフェクトがいいなぁ。
カブト被るとこなどでの目光りエフェクトはテンプレ化してるんだろうか。
十字光りはグレンのトレードマーク&かっこ良さの象徴なんだろうな。
単純に今石監督の作風と言えばいいことですが。こういうエフェクト直してたりするんだろうか。



合体後に地面を砕きながら滑って力強く立ち上がりってキメのとこ。ここもかっこ良かった。見てて吉成さんっぽいと思ったんですが、まさか本当にやってるとは思いませんでした。ここの1カットだけかな?森バンクとのリレーは凄くかっこ良かったです!ロボは相変わらずかっこよかったんでロボ好きは満足いく回だったと思います。

後半のバンク以降のロボはファンサービスっぽい感じがしたなぁ。
治作画全開の中だからより光るサプライズというか。
ここで『おお~!』となった人はグレンを楽しめる人だと思います。
というよりメカがキチンとかっこ良くできてればロボットアニメは正解なんですよ。持論だけど(笑)

全体的にアップや引いたカットが多くて演出的にもちょっと微妙だったのがなんとも言えませんでした。話もあって無いようなもんで、正に小林回!という他のなんでもなかった印象。それ以外は笑わせていただいたんでまあ、いいかな。ただ今まで期待してたファンはブチ切れ確実でしょうなぁ。新キャラ登場回でこの仕打ちはファンに優しくないし。
乳首服の上から浮き出てけど(笑)
ヨーコは笑えたけど、萌えキャラ3人が不憫でなりません。好きなデザインだったのに・・・(苦笑)
そこはラストで救われた感じか。
せめて話を見せるところがあったら良かったのに。よく見たら脚本の人・・・ギャグ回だったなぁ。
個人的には大いに笑えたし、カッコイイとこもあって楽しめました。

アニメ雑記 4/22 を語る

2007-04-22 06:20:35 | ■アニメレビューとか
最近どうもギクシャクするなぁ、と思ったら土日のレンタルをしてなかった。
自分は全然アニメ見れてないんだから色々見なきゃ、と今また焦りだす。
春からバイトの時間かなりいれたので以前のように乱発できないかも。
久しぶりに覗いたら旧作のDVDがイッパイ入荷してた。ターンAでも暇があったら見返します。

・ザンボット3
・ラストエグザイル
・岩窟王
・逮捕しちゃうぞ OVA
・老人Z
・のび太の雲の王国

ドラえもんやクレしんはなんだかんだで好きなんで一本づつ入れていく予定。
雲の王国は傑作と言われてるけど、最後まで見たことが1度も無いとりあえず。
ザンボットはグレンラガンに触発されて(というのは冗談だけど)。
あとGOZNOで良作と聞いてるものを。あとは未見のやつ。
逮捕も見たいけどらんまも見たい。特にOVA。LD買いに行くといつもしぶってしまう。
そんなこの頃。
何気にエマが予想以上に面白かったんで1期見ておきたいかな。