今石さんがCGとかないわーと思ってたけど、金田系ってそうかもなと思ったり。
しかし日常パートのアップテンポっぷりを見ると異世界パートが足枷になってる感は否めないなぁ。
話数も少ないし、異世界パートと現実パートの兼ね合いをどうとる気なのか引っかかる。
吉岡監督的には日常パートで今石さん的には異世界パート、みたいな。
サンジゲン的にもこういうのをやりたいっていうのもあるんだろうし、
その辺のせめぎあいを想像しつつ楽しむという視聴スタイルになりそうな感じ。
どういう寄り方してるんだよっていう楽しさ。
たんぽぽを目の前にしていきなり「咲く」は説明的な感もするけど、
それが続くと詩的に感じられる。
色の印象が強いですけど、異世界というか、
ブラックロックシューターたち?がカラフルな色だからこそっていうのもあるのかな。
マカロンのところでは挙げられなかったけど、
青はどのような色なのかっていう流れでもあるのかねぇ。
しかしカット割りの抑揚のなさには驚かされる。
パンパン次へ次へと進んでいくので付いていくのが味わう暇もなくちょっと辛い。
下唇の輪郭とかやってるのかーとか。
この辺の振り向きはちょっと引っかかるかな。
なんつーかOVAと同じく窓の外の風景を意識させない所は変わらないなぁと思ったけど、
今回はそれがお人形の家になぞらえられてるのが引っかかるかな。
外から監視されている、管理されている、弄ばれてるっていう。
それに小鳥遊の家に遊びに行った時に柵を強調する格好、
出入り口を示さないレイアウト、窓の外が見えるかと思いきやまた柵。
ブラック★ロックシューター を語る
過去記事読み返していて思ったけど、
黄泉がどこかに行ってしまうのではなく閉じ込められている、
というのは主人公がその檻を壊す役割を与えられているからなのかな。
前回は外に出ることを意識させられたけど、今回は箱を壊すところから始めるのか、みたいな。
あとモデリングしたキャラもそんなもんじゃないかっていう意識も見ててありそうな気もしたけど、
それはまたどうでもいい話か。
スタッフ意識も形のない人形遊びみたいな気もする。
人形の家っていう幻想的な雰囲気をつくるのに聞こえないはずの糸電話があるけど、
これが人形遊びの延長にあるような、自分自身を縛るための小鳥遊の自作自演なのか、
はたまたその幻想を壊す機械じかけのものがカップの中に隠されてるのか。
この辺が先を考えるときに気になるかな、と。
異世界でメカが暴れているのを見ると、やっぱ機械なんかねぇ。
OPは今石×サンジゲンのタッグでちょっと新鮮だったな。
個人的にちょっと星の海のアムリ思い出す。グレンもガガガ意識させられるし、米たにさんっぽい。
CGアニメーターのパート判別とかし出すのも時間の問題かもなぁ。
ホライゾンでも武神の動かし方とかまた回によっても違ってる感じだったし。
どうでもいいけど異世界パート出ててきたあのメカでFF8思い出した。
しかしもうノイタミナ枠って以前期待してたようなとこがなくなって個人的には寂しいかな。
個人的にはハチクロで「ハチミツ」が流れた時のような、
あのとき感じられた風が今はどこにもないことがちょっと寂しい。