流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

雑記 12/31 を語る

2010-12-31 18:00:24 | ■雑記
●アニメ年まとめ
今年はアニメ映画かなり見に行ったようなって感じだったかなぁ、と。
『涼宮ハルヒの消失』を筆頭に印象深い作品が多かったです。Fateなんかも楽しかったし。
TVではなんだかんだで『とある科学の超電磁砲』『けいおん!!』だったかなぁ。
『けいおん!!』思い返すとやっぱ堀口キャラの作品だったなぁ、と思います。
『らきすた』なんかは堀口デザインですけど、やっぱ従来の京アニっぽい動かし方だったり遊びだったり、
そういうのも残ってて完全には堀口さんのものじゃない、かなぁって感じでしたが、
『けいおん!!』では露骨なそうした表現は控え気味だったように思えますし。
演奏シーンもそうですが、
演奏そのものより演奏するキャラが作り出す雰囲気を重視ししていたように思います。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のバンドなんかはロトスコで手元アップに見せるとことか、
ああやって動きだけを見せびらかすような部分っていうのはそんなになかったかなぁ、
と消失なんかを見てて思ったのを思い出したりとか。
あとは記憶に残ってるのだと上坪さんの印象が強くなってきた『れでぃばと!』とかその辺かなぁ。

●個人的な00年-10年
米たにヨシトモ監督関連だったりの繋がりを追っていくことで、
個人的に注目してる制作会社だったりに行きつけるのが楽しかったです。
京アニなんかは特にそうかなー。その繋がりで新房昭之監督だったりに行けたりとか。
もし00年代のアニメ1本あげるなら『ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて』。
なんだかんだであの作品が原点になってる部分が大きかったので。
それ意外だとノイタミナの『ハチミツとクローバー』。これはTVで見ててっていうとこが大きかった。
今度米たにさんがブレインズ・ベースで監督やるけど、
『爆闘宣言ダイガンダー』作ってたトコかぁ、とか思うとちょっと面白い。
今ブレべ作品メインでやってる大森貴弘監督の過去の作品は京アニとの縁もあったよなぁとか、
そういう繋がりを見るのがやっぱ楽しいかな。

●年まとめ
今年はアニメよりかブログ周辺とどう折り合いをつけるかに頭を抱える方が大きかったかな。
自分が就活とか卒論とかバイトとかでヒィヒィ言ってて、
特定の作品だけはちゃんと感想書くと決めてそれを守るって感じだったし。
旧作をあまりたくさん見れなかったのが心残りですね。
『ソルティレイ』と『プリンセスラバー』くらいしかまとめ感想書いてない気がするし。
今はtvkで再放送中のムーミン感想やっとけば良かったなーと反省中。まとめるの大変だし。

ネット界隈見るとアニメ感想・評論系ブログだったりの同人誌に関する動きが目に入ってきたなぁ。
アニメスタイルの月刊誌化記者会見のイベント行ったときにアニメ様が、
ネットより今は雑誌の方がマニアックな方面に向いてる、
みたいな感じのことを行っていた気がするんですが、それがストンと自分にハマってて印象に残ってます。
まあ自分が思ってる文脈からは離れてる気がしますが。

来年以降もこういう悩みが多くなるんでしょうけど、
12/20の記事とか引っ掛かりあったらすぐ書ける楽しさもあるので、
やっぱ自分はこのままダラダラいきそうです。
twitterはTLの流れに自分が入ってしまうのが気恥ずしく自信ないので、
あんまし自分には合ってないというのを日々感じたり。
来年春以降の身の置き場は決まったので、
そこに適応できるかが今の一番の悩み。


と今年の総括はこんな感じで。
今年はいろいろな人と会えて楽しかったです。ありがとうございました。
今年も最後はダラダラした自ブログ語りとどうでもいい話でしたが、
来年も当ブログをよろしくお願います。
それでは皆様よいお年を。


おとめ妖怪ざくろ 13話(最終話) を語る

2010-12-28 02:24:17 | <おとめ妖怪ざくろ>




最終回。
最後に一番力入ってたのがCGとか撮影方面だったっぽくてビックリ。
燃える家屋に舞う火の粉とか、ざくろの雨とか女郎蜘蛛倒す辺りの爆発とか、
CGで迫力だそうとしてて珍しい回になっていたように思う。
涙の処理もいつもと違って見えたなぁ。透明度高くてちょっと光を強く反射してる感じ。
こういう回はなんて呼べばいいんだろう?作画回ならぬ・・・撮影回?



「さようなら」で寂しく朝を迎えEND。
ここまで寂しく終わるAパートがあったかと思うほど意気消沈してて驚いたなぁ。
なんか母親とかの話より百緑との別れが前に出されてきてて、
誰との別れを、誰との繋がりを味わえばいいのかと少し混乱してしまう。
しかし複雑に絡み合う単純な人々との繋がりが織り成す模様こそが大事だったってことなのかな。
最後の日の出の夜が明けきってないところ、
その別れの尾を引いてる情景にマッチしてて寂しくなった。





別れてまた巡りあって。あの寂しさはなんだったのかと言いたい(笑)
最後はCパートに完全にもってかれてたなぁ。
作画もデフォルメ強く、ざくろの頭とかガシガシ動かしてて目立ってたなぁ。
キスの場面指摘される辺りで総角が煙出す辺りとかちょっとクスっとくる。
バンッと拭きでてくる煙もインパクトあって楽しかった。
別れが強調されるABパートに比べると和やかになって終わって、
この作品らしい空気で終わったのかなーと思う。

そういえばざくろの血の雨を思い出すようなとこだったり、
骸になった母親だったりちょいグロイ場面っていうのは多かったけど、
やっぱこういうのは監督と合ってる部分っていうのもあるのかなぁ。
伝奇的な部分だったり排他的な世界観だったり。

とりあえず最終回なのでまとめ。
前半は長谷川さんのキャラを楽しめた部分と、
カップリングを見てニヤニヤできるっていう楽しみがあったんだけど、
後半は差別云々の話が表に出てきてそれを味わいきれなかったのは残念だったかなと。
総角の告白ももう少しいい本、絵で見せて欲しかったかなという風に思っちゃったし。
総角の告白で2人の距離が縮まってキスへ雪崩れ込む辺りもそうかな。
総角がヘタレだからっていう部分でこういう風にまとめられるのが腑に落ちないかなぁ、と。
なんだろう、もっと役者の力量が活きてくるような場面が見たかったというか。
中原麻衣と櫻井孝宏のやり取りとしても盛り上がんないなーみたいな。
他のペアはある程度その辺満足できたけど、ざくろと総角はちょっと疑問かなぁ、と。
やっぱ総角を助けたときのざくろの涙を思い出すと、ちょっと安く見えちゃうんだよなぁ、と。
それにざくろは過去の事実を知り両親も兄妹も失うという展開だったし、
もう少し総角が男を見せるような、抱きとめられるような部分を描いて欲しかったように思う。
最後は結局イチャイチャしに戻ってくるし。
その辺はやっぱ残念だった。




とある魔術の禁書目録Ⅱ 12話 を語る

2010-12-26 03:21:39 | ■J.C.STAFF


2期の土御門さんマジカッケェなぁ。
1期の頃は意外なキャラが重要なキャラだったっていう出オチ感みたいのがあったけど。
ちょろっと1期見直しててグラサンもう少しなんとかならんかったのかなー、
と思っていたのでちゃんとグラサンかけてる感が出てる画面には喰いついちゃうな、と。



上条さんが通るのは光の道。
または上条さんが通った跡は光の道。どっちだろう。
インデックスとのやり取りは必ず帰るっていう上条さんの決意が滲み出るようで印象深かった。
ただそこまで生き死にを語っていたわけではないのでその辺が引っかかり。
やっぱ競技というか、大覇星祭に参加するっていう意味での必ず戻るな気がする。
ちょっと気を吐きすぎてるような感じ。
別に上条さんが絶対正しいとか正義感なんかに共感してるわけではないけど、
やっぱこの作品の魅力であるヒーロー上条さんの決意のシーンだし、
こういうかっこ良さがあるんだろうなっていう意識を持つのは楽しむ上でも大切な気がする。



オリアナが狙いを定める学園都市。
なんか差し込んでくる光を道に例えるような感じだったり、
逆に街の風景、光をその歩みで変えてやろうという決意を語らせたり、
渡り廊下?というか、そういう場所を使った演出っていうかを結構意識してた感があるかなぁ、と。
今回はそれぞれの覚悟が際立つ感じの回だったかなという感じ。
どうでもいいけどオリアナとオルソラって名前似ててややこしい。
最初は声優も一緒かと思ってしまってた。



親父の表情。
こうやって表情の変化を見せるシーンはこの作品だと珍しい気が。
1期のときに親父に上条さんが自分の境遇を幸せだって言い切ってるのが思い浮かぶ。
上条さんの歩みは自分の幸せの道でもあるっていうのを考えてしまうなぁ。
それを受け入れようとしている親の感情の流れにグッとくる。
個人的には当麻家はもう少し両親2人対息子1人の話をやって欲しいかなと思う。
旅行の時もいとこの子とかいて親子水入らずじゃなかったしなぁ。



十字架背負ってる敵側の人、
学園都市の内部でこれだけ開けた場所を一人で巨大な十字架持ってるっていう、
その黄昏感には強烈なインパクトがあったなぁ。
学園都市を舞台にしたら嫌でもビル群が目に入るし、
実際オリアナもそういう風景を目の前にして計画を語ったりしてたけど、
この場面でオリアナの仲間さんはそういう世俗から解放されてる。
禁書の敵って学園都市側のなんらかのキャラと相対しないと認識されない部分
っていうのがあるように思うんだけど、
ここではその誰からも認識されてない状態っていうのがここにはあるのかなと思う。





VSオリアナ。
改めてのオリアナまでの距離感の演出に大詰め感があって楽しかった。
ネット越し、上条さん越しと近付いているけど、
その目的を折るまでにはまだまだ距離があるっていう風な感じが良いかなぁ、と。
開けた場所での戦闘、夕日に染まる空にいくつもの飛行機雲が幾重も重なってて、
物語がここで交差するっていう期待感が高まってくる感じで楽しかったな、と。
あとオリアナが結界を張る辺りは超電磁砲 11話を思い出したり。
あの回も確か二瓶さんのコンテ回だったような。ああいうの思わず目を引いちゃうかなと。

次回予告見たらこのシリーズの中では一番次回が気になる予告だった。
放送は来年に持ち越しらしい。禁書を楽しみに年が越せそうだなぁ。

脚本:砂山蔵澄
絵コンテ:二瓶勇一
演出:則座誠
レイアウト監修:桜美かつし
総作画監督:加藤裕美
作画監督:門智昭 古池敏也
エフェクト作画監督:柳隆太



紅kure-nai 6巻 OAD付き限定版 を語る

2010-12-23 02:25:13 | ■アニメレビューとか
監督・脚本:松尾衛
キャラクターデザイン・作画監督:石井久美

買ってからほぼ毎日見てます。
今のとこ何回見ても飽きない。面白いです。
前巻と同じような構成の3本の短編集になってます。
悪宇商会編、キャラに取っての思い出の品編、紫の提案編、とたぶん要約するとこんな感じ。
TV版は未見でそっちもずっと気になってるんですが。
あまり監督作見れてないんですが、
とりあえず何か言いたいかなーっていう感じでとりあえずポチポチ。

「トモダチ」
絵コンテ・演出:柴田勝紀
原画:田村正文 小島祟史 柴田勝紀

柴田さんって自分はこの作品見るまで知らなかったんですが、有名な若手の方らしいですね。
監督の演出切れてるなーと思いながら見たら違っていてビックリしました。



冒頭。喫茶店?でのルーシー・メイと斬島切彦のやり取り。
ルーシーが親しそうに切彦に話しかけてるのがまず印象的。
あと換気扇だったり切彦がカップ混ぜてる回転に目が行きますが、
そこからルーシーが切彦をあざ笑い友人の存在を否定してみせる。
そこからのルーシーを黙らせる切彦の第一声に痺れます。
高橋美佳子が演じてるキャラをある程度聴いますが、
これはどのキャラとも最初一致しなかったのでこの第一声は強烈でした。
切彦はカット割ってポン寄り、ルーシーはねちっこく口から目のアップを1カット内で見せてる。
そういうキャラの見せ方の違い、
切彦の苛立ちとルーシーのあげつらうようなしたたかな語りが良かったです。
切彦のアップなんかは短くカット割ったしててちょっと少なめな感じがしますが、
バターナイフでその攻撃性を印象づけしててそういう部分でキャラを見せてるのもグッとくる。
あと最後にルーシーのつぶやいた言葉が表情を見せた遠まわしでない侮辱の一言。
これが後のシーンで引用されていてちょっと引っかかり。







路地裏から出て真九郎を思い浮かべる切彦。
そして真九郎のいる学校へ。
ここでは切彦が裏から表に出てくるっていう部分が印象的でした。
学校へ入っていくとこでの光の変化なんかは特に目を引きます。
この入っていく感じってのがいいかなーと。



なぜ学校にいるのか問い詰める怖い夕乃さん。
紫視点でちょっと威圧感だしてるやり取り。
理科室で切彦が夕乃に追い詰められるところに繋がる感じ。
背も切彦は夕乃と比べて低いっていうのもあるからかな。



理科室で夕乃に問い詰められてる際に挟まれるルーシーの言葉のフラッシュバック。
「君に友だちなど必要ない」
これ、実際には顔を合わせて面と向かって言われた言葉ではないのが引っかかり。
つまり切彦は前に座っていたルーシーが何を言わんとしていたか察していて、
その記憶のイメージと言葉が重なってこのようなカットが生じたっという風に思える。
その想像の中で、じゃあ真九郎を思い出したときのフラッシュバックはなんだったんだろう、
という疑問も浮かぶけどここではまあ関係ないかな。
そのフラッシュバック後にポケットに手を忍ばせて、
冒頭の回転のイメージから自分へ友達を作りたくても周囲は切彦への友達など信じない、
そういった友達を持てない恐怖と目の前の怖い夕乃を前にしてそのポケットの中に手を入れるけど、
最終的にその手に取ったバターナイフで紫を助ける方向に向くのはグッと来ますね。



壁を壊す開放感のある音がいいなぁ。
壊れ方も派手で疾走感ある。





切彦主観で紫に向かっていくのと客観で見せるライブ感の繋がりが面白い。
キャッチするトコできちっと切彦を中心で追いきれてないとこにライブ感がある感じ。
客観の部分で前の主観の時間から少し前のところを見せて、
助けるまでの流れをマルチアングルで見せてるのがいいんでしょうか。
主観部分で望遠って感じから距離感をギュッと詰めるタイミングも勢い感じていいなと。
あとこういう勢いの感じれる部分っていうのを味わうまでの流れがやっぱ良かったなぁ。

その後の紫と切彦の話はまとめって感じだったけど、ハグで夕乃と距離を縮めたり、
真九郎とのハグで完全に皆の輪にちゃんと入ってるのをリンの台詞で強調してたりして、
予定調和な終わり方が切彦の救いであるっていうのが強調されてる格好になってる感じ。
もっと友達ができたっていう繋がりを強調するよりも、
皆で馬鹿やってるやや外してるハーレム雰囲気こそが切彦には必要だろう、
っていう終わり方だったかなーと思います。


「宝物」
絵コンテ・演出:松尾衛
原画:中村深雪 ごとうけいじ 田村正文 太田都 松本健太郎
第二原画:小丸敏之 安藤真喜




監督演出回。
五月雨荘住人が活き活きとしてて楽しい回だったなぁ。
全員が同じような行動してるようなトコも面白い。
カビの根本探索で真九郎の水回りを見るのに戸を開けるトコ、
暗い部屋なのにバックが白い光で闇絵と環が覗き込むことでの、
その中身への期待感を煽ってるかなと思ったり。
大人組のスピィーディーな連携プレイも楽しかったです。



出てきたエロ本エロトランプ。
この辺の昭和の香りがするなっていう闇絵さんの台詞、
なんか雰囲気と妙に合致してて妙な嫌らしさやノスタルジックを感じず、
しかしヤマシイものがそこにあるっていう言い回しというか広げ方が気になったかなぁ。
個人的にこの辺雰囲気っていうかはちょっと引っかかる。



長回しでみせるトコ多いんですが、
キャラがやり取りしながらフレームに入ってくるとこも気持ちいいです。
目配せだったりキャラがちゃんと話してる相手の話を聞こうとしてるのがわかるというか、
そういうのがいいのかなぁ。
話の内容もちょっとした悪ふざけと謎を引っ張る感じでその興味を引かせてくれる部分が楽しい。
しかしその内容がエロ本は真九郎のものなのかどうかとは、直球だなぁとか。





インしてくる辺りでは昇降口で銀子が出てくる辺りとかも。
ここ、銀子は廊下の奥のほうにいると思うんだけど、
いつの間にかロッカー前にいたりしてミスなのか銀子がすり足で近づいたのかと、
ちょっと引っかかる感じになっていたかなぁーと。

この回は女連中で集まって秘密を暴き出すトコがやっぱ楽しかったなぁ。
わざわざ戸や箱を開けるときに号令というかを入れてみたりとか、
そういう期待感煽られる感じや秘密の共有とかもいい感じで見れたかなぁと。



「九鳳院の車」
絵コンテ・演出:松尾衛
原画:進藤優

一人原画っていうのもあってかやや省力回っぽい。
リンの表情付けだったり車だったりを動かしてみたりとか、
パワフルな感じも楽しかったけど、
ちょっと繰り返しがくどく感じる部分もあったかなぁ。
真九郎がここまでの回で苦労を重ねてて、
またなんかきたか、っていうそういう表情をしてるのが印象的でした。


ささっとまあ感想はこんな感じ。
個人的にはまだまだ続いて欲しいシリーズなんですがどうなんでしょうか。
いっそTVで再アニメ化してもらってもいいくらい、見てて楽しいんですよね。
まだTV版見れてないんでそう思えたりもするんでしょうが。
漫画はパラッと見た感じ肌に合わなそうな気もしましたが、
表紙の切彦とかはちょっと好みかな。
原作がやっぱ面白いらしいので今度読んでみようかなとも思います。
うーん、次があるならやっぱ続きみたいなー。


おとめ妖怪ざくろ 12話 を語る

2010-12-21 05:04:34 | <おとめ妖怪ざくろ>


なんかもう百緑を見るために見てる感じになってきた。
総角の描写なんか見てても、どうも表面を撫でつかせてるだけのように見えるし、
バトルもモッサリであまり楽しくはないし、6対2でどうしてざくろ救出できないのかとイライラもさせられる。
わかっていたけど最初の頃のカップリングに萌え転げられた頃から随分遠くに来たなという感じ。
ED曲好きだったけど今では流れるだけ虚しさが募るし。
元気なざくろを見られない、中原麻衣を体験できないっていうところもあるかな。
なんだかんだで自分の中で作品観作ってたのはその辺だったと思うので。
やっぱシリーズ前半の流れが全然活きてない展開っていうのもあるんだろうな。
そういう意味で、やはり総角たちに踏み込めないのは辛いとこ。

百緑は自分の境遇をざくろと比較して逆恨みしてたけど、
ざくろに触れて以降からの振る舞いは恨み一辺倒の行動になってなくて、
大きな変化が見て取れるけど、以前のように敵対もしてる。
その中から最後に妖人省に手を貸す展開になっていったり、行動を追うのが楽しい。
妹を目の前にどう振舞うのかとか、そういうのも楽しみだな。

次回は最終回だし期待できそうかなぁ。
どんな夜明けを迎えるか楽しみに待ちます。


アニメ雑記 12/20 を語る

2010-12-20 00:00:10 | ■アニメレビューとか
●バトルスピリッツ ブレイヴ 15話




脚本:冨岡淳広
絵コンテ:渡辺正樹
演出:中島大輔 
作画監督:田辺謙司
原画:緒方隆秀 加藤愛 高野ゆかり 新田宗昭 竹永拡功
    橋本裕 桑原直子 月野文律 田辺謙司

    やまだたかひろ

スタジオアド回。
まゐの長髪の見せ方が凄くて目を引いた。
今までも髪いじりをしてる回なんかもあって何かやろうそうな感じがあったけど、
今回はそれが出てたのかなって感じ。
髪を靡かせて手でかきあげてるところから髪越しにバローネ見せてるのか、
こういう凝った演出がツボにハマる感じで見ててドキドキした。
川澄キャラは禁書でも髪をとかしていたりしてて、
今期はこういうのが目立つキャラやってるのかなという印象。

バトスピはバシンをたまに、ダンはごくたまに見るって感じになっちゃってたけど、
ブレイヴになってからは毎回楽しみになってきたなぁ、と。
声優陣も自分好みだしっていうのもあるけど、
戦闘狂になったダンの描写だったりとか濃い感じのキャラだったり、
ハーモニーの演出もハマってる感じで自分好みなんですよね。
うーん、ちゃんとバシンとかダンもチェックしなくちゃなー。



●STAR DRIVER 輝きのタクト 12話
絵コンテ・演出:岩崎太郎 作画監督:佐々木敦子
奥様回。
自分にはよくわかないアニメなんだけど、今回はバトルが派手派手でカッコイイ回だったなぁ。
その前のボクシングのシーンも作風からちょっと外れたコミカルな表情にデフォルメで、
そういうところも印象に残ったなぁ。シモーヌとタクトのやりとりとかも。
あの辺は作監さんの味だったりするんだろうか。ちょっと丸い感じのタクトが子供っぽくてかわいらしい。
シモーヌはただ単に自分好みな容姿のキャラって感じだけど、あの辺でトキメクのもいいなと思った。

バトル前に歌う巫女が変わって微妙だなー前のが好きだったなーと思ってたけど、
今回は見てて普通に馴染んで聴こえたしテンションも上がった。
やっぱ自分の中で歌詞やメロディを消化できてきたからかな。
歌からEDまでを何回もループで見てしまいます。



アオリで巨大感などを見せつけつつ、
派手なアクションとカメラワークで凄く派手なバトルで楽しかったな。
ビームロープに接触、ボディから拭きでてくる煙、よろけて前に出たトコで敵に攻撃をもらうと、
この一連なんかは特に目をひくなぁ。
その前もグンッと伸ばした足だとか拳をカメラで追ってグッと距離を詰めてインパクトのとこを強調したりだとか、
ああいう伸縮を感じるような部分にはやっぱケレン味あっていいなぁ。
リングが出現する辺りを接写で見せて上に伸びてくる縦の動きっていうかを意識してるようなのとか、
ああいうのにインパクトあって良かったです。あのリング最初ちょっとGガンっぽいとか思いました(笑)





バトルにノリノリの奥様も良かった。
剣術使うやつも操縦席でガシガシやってたけど、
今回はサイバディの動きに合わせるような繋ぎでもあって迫力あったなぁ。
振り返ってタウバーンに突撃する辺りとか。
上に吹っ飛ばされたところの画なんかは普段見慣れない見せ方で、とても新鮮でした。
やっぱ縦の動きというかそういうのになるんのかな?
最近全然考えてなかったのでアレなんですが。





タウバーンの新必殺技のとこは俯瞰とアオリで腕や巨大感を交互に見せて、
勢いを出しててかっこ良かったです。
タクトの腕のまわりに収束してくエフェクトからタウバーンのまわりの煙とかも濃密。
今回はバンク部分を今までと外している感じっぽいので、
やっぱ印象に残る部分が大きかったのかなぁ、と。
次回は思いっきりBL影ついててもう誰だかわかるっていう回になってるみたいですね。
今後はどういう風なバトルが見られるか楽しみです。


とある魔術の禁書目録Ⅱ 11話 を語る

2010-12-19 03:19:23 | ■J.C.STAFF


上条さんとステイルが赤外線通信っぽいことやってたりとか、
魔術サイドが携帯機能駆使してるというギャップが何かおかしな感じ。
なんか普通の学生のやりとりっぽくてちょっと仄仄するっていうか。
前々回辺りで土御門が科学サイドの警備の穴をついたりしてたけど、
そういう描写とかを思い浮かべるとステイルはできることの幅が狭いなぁ、とか思ったり。
対するオリアナは魔術で3人を手玉にとっていたり、
通信を魔術で行っていたりと術式の幅広さというかを見せつけていて、
そういった幅広さで敵の強みを見せてる感じがいい感じかなーとか。
逆に相手が知らないであろう術式を披露するっていう機転を利かせたりする展開用意したりとか。
どうでもいいけどOPの土御門のイケメンっぷりに毎回惚れ惚れする(笑)



両目の死角に入ったことを意識させられるような。
今回引きの絵だったりがなんか多かった気がしたけど、
学園都市の街並みを見せるのが聖地巡礼をさせるのが目的みたいになってる気がした。
オリアナが逃げてるトコでそのカットなんで入れたんだろっていう疑問もあったし、
ちょっと間延びするような感もあったし。



8話で姫神が体操着の下に十字架を入れるのを見せてたけど、
まさかアレが伏線だったとは思いもよらなかったのでこの展開には正直ビックリした。
出番が多くなったら死亡フラグっていうのも最近無かった気がするのでその点でも。
8話の時点では姫神ファンに向けた上級者向けサービスだと思ってたなぁ。
オルソラ救出編で十字架の解説とかやってたけど、
アレもこれの伏線になっていたんだなぁ、と。この辺は手が込んでるなぁと。
しかし姫神がまさかこんな扱いになるとは思いもよらかったなぁ。



今回は1期の回想とかを結構入れてたけど、
これは上条さんの記憶に対する言及なのかなぁ、とか思ってしまう。
回想シーンは彼女/彼にとっては命を救われたという大切な記憶だったりするんだろうけど、
上条さんはそういう一つ一つの出来事をどのように蓄積してるのかなっていう。
記憶喪失になってるっていう設定はあって無いような感じになってるけど、
やっぱそこを見逃しちゃだめなのかなーという気がするので。
吹寄が大覇星祭を楽しい思い出にして共有して欲しいって言ってるのがやっぱ胸に突き刺さるというか。
上条さんはそれを守るために戦ってるのはわかるけど、
そういう記憶を共有することっていうことについては、
トンと無関心っぽいというかグッと来る場面ないかなというか。
そういう引っかかりがあるので、個人的にはその辺どう扱うのかなとかちょっと気になる。
まあ、要はあの姫神を目の前にしたのに上条さん反応薄くない?
っていうか明らかに致死量・・・っていうツッコミを入れたかっただけだったり。
まあどうでもいい話ですが。


おとめ妖怪ざくろ 11話 を語る

2010-12-14 02:38:33 | <おとめ妖怪ざくろ>




過去回想。
この辺の入射光と木漏れ日の組み合わせというかはちょっと目を引いたな。
花をナメて見せてる辺りもそこまでボカシて見せるのかー、と。
ざくろが生まれたとこも雲を切り裂いて入る入射光とか見せてたけど、
この辺はそういう家系の中の妖力みたいなのを意識してるのかなーとかちょっと思ったり。
しかし木登りも遺伝的なものだったのか。
母親の記憶とざくろのソレとでは印象が全然違うのも引っかかりかねぇ。
母親の表情、目のアップなんかでまつ毛の色指定とか、
そういうのが浮世だって見えるのも印象的だったな。
見てたら敵側の半妖の子も同じような指定だし、巫女ってとこに何かしらあるのかな。
髪の色に合わせてだと総角なんかは当てはまらないしなぁ、と。

妖人、半妖の差別意識っていうのはどういう扱いなのかなーって思ってたけど、
根本にあるのは女性への差別意識っていうのがあるのかなと最近思う。
そうした女性を救うのが恋愛であるっていうそういうものがやっぱメインなのかなーと。
ただその男性の必然性というか、そういう説得力的なものが弱い気もする。
命令でパートナーとなった相手を恋愛対象にするっていう安直さは、
女性側にとっての都合のいい男なだけになっているような、と。
その辺を左右してるのがざくろ総角ペアになるんだろうけど。
次回の予定見たらコンテの方が未定になってたけど、
何かサプライズ的なものってあるのかな。


刀語 炎刀・銃 を語る

2010-12-12 15:49:52 | ■アニメレビューとか
1年かけて放送してきたアニメということで自分も最後くらいは見ようと思って視聴。
何となく流し見する程度だったのがグイグイ話に引っ張られてかなり楽しめました。
冒頭のとがめの死の辺りは鏡面を使いながら本音を語らせる部分とか、
ああいう風にしかできないとがめの生き様と七花のやり取りがグッときた。
そして七花が次々に刀を折っていく辺りはあの圧倒的な力と、
今まで戦ってきた相手を思い返させるような、同時にとがめの命令を反芻させるような、
その場では刀を折らないためにどういう戦いやドラマがあったのか想像させられ、
そんな刀の解説を交えながら終局に向かっていくが面白かったしかっこ良かった。
七花が自分の知らない方が声をやっているっていうのもあってか、
新鮮なヒーローのように映ったかなぁ、と。
テンションを持続させるBGMとかそういうのも印象的でした。
右衛門左衛門とのバトルは、
とがめを殺した相手に負けるならっていう七花の覚悟が、
勝負に乗り気じゃなかった右衛門左衛門にそれだけの勝負である、
っていうことを、その罪に言及して全力で勝負させてる感じでグッときた。
チェリオはもう、普通にカッコ良かった。

見終わった後、
12ヶ月で12話っていう読書体験だったり視聴体験出来た人がちょっと羨ましくもあったり。
ただ気まぐれに見てそこにグッと来るものがあったのが個人的には嬉しかったかな、と。
やっぱこう綺麗に終わるとそこに至る軌跡も気になるためか、
積読してた原作をぱっぱと消化してしまえたりしますし、
そういうキッカケ、楽しみを作ってくれる機会になってくれたのも個人的に良かったな。
年越しは刀語見ながらしたいかなという心地良さ。
あとこれはどういうアニメだったかという想像力を刺激される楽しさというか。
こういう楽しみ方っていうのはなかなか出来ないので楽しみきりたいなぁ、とか。

まあどうでもいい話。


おとめ妖怪ざくろ 10話 を語る

2010-12-09 04:17:10 | <おとめ妖怪ざくろ>
今回はメインの話が大きく動く話だったなぁ。
ようやくOPに出てきてた仮面の男出てきたりとか。



冒頭から電信柱見せての夕方の風景だとか祭り、夜空なんかを間に見せたりしてたけど、
その中でもこの朝日は凄く新鮮な景色で印象深かったな。
それが総角側ではなく仮面の男側であったっていう部分も引っかかり。
ざくろと総角の親密度って夜のやり取りから朝を迎えることで発展してきてるような気がしてたんだけど、
今回はそれを敵側の描写として見せてるのかなぁ、とか。
ここでただの半妖だった子が女郎蜘蛛を差し置いて仮面の男に接近しちゃったりしてたし。
あの半妖の子の取り乱し方とか、ああいうとこも印象に残ったなぁ。戸松声でグッときたのってあんま記憶にない。

迷路で総角が後ろだったのが前に出て、
ざくろが逃げたのと同じ向きから総角が出口についてざくろを追い越してしまった、
先に前を歩いたためにざくろを見失ってしまったっていう風になってたのかなーとか、
そういえばざくろは大体同じ方向に逃げてるようなとかちょっと思ってみたり。
迷路での星を見せつつ手をつないで歩く2人を見せたりとかああいう雰囲気良かったな。
あと狛犬の妖怪?だったがちゃんとやわらかい肌してるのを見せたりとかそういうとこへの意識の向け方とか、
最後の驚かし方とか色トレスで見せるざくろの過去の記憶?だったりとかも目を引いたなぁ。
うーん、総角は後ろにいたはずなのに前に出たっていうのがやっぱりざくろが総角を後ろに置いておきたい、
っていう感じだからなのかなぁとか漠然と思ったりもしたけどどうなんだろ。
この辺の総角の着地点がやっぱ気になるかなぁという感じ。