久々に長期で更新が止まったのでリハビリ。
前期は多くの作品を溜めていたらいつの間にかシーズンが終わっていた感。
今年は自分が読んでる漫画原作がよくアニメ放映されてるので、
フィーバー状態きたな、という気分になっています。
ただ終末のハーレムのようにどう反応すればいいかわからない、
みたいな部分もありますが。
●パリピ孔明 11話
原作既読。
KABE太人、原作で登場した時ラッパーいる意味がよくわからなかったけど、
アニメでは一番目立っているような気がしたな。
普通にかっこよかった。
原作通りの中で原作に無い動作。
映像演出で自分が望む画というのはこれなんだろうな、と改めて思えたな。
マイクを握りなおすという所作が示す意味合いというのがやはりあって、
それが描かれることを望んでいるんだなという感があるというか。
もはや自分が映像に求めているのはそこしかないんじゃないか、
みたいな気分に最近なっています。
雰囲気を変える色合い、瞳。
変化の前触れにある期待感。
そこにしかないものがあるのがやはり魅力的なのかなという気がします。
●カッコウの許嫁 OP
制作会社が八男系だったのでちょっと期待していた一作。
ただ八男で目立ってた方は他作に携わっていたので、
この系統がどうなるか興味あるみたいな感じになってる感。
OP。
タイトルが出る前にクレジットが出て曲名が出るOP、凄く珍しいですね。
画面分割で描かれるキャラクターの存在とすれ違い。
それぞれが独立した存在のように描かれながら、
色を同じ箱に放り込むことで、
同じ画面にいれることで起こる化学反応を見るような、
許嫁という強い結びを付きを、
関係を強いる形で見せようとしているところにグッとくる感じかな。
強制的に混ぜることで変わる関係性を楽しむという親視点メタ視点みたいな。
混ざりあうのか、重なり合うのか、独立するのか。
曲名に掛けるような意味合いの絵にグッと来る感じ。
満を持して会合する2人。
それぞれ別々の人生を歩んでいた2人が、同じ画面に収まる。
曲のサビに入るのと同時にあるケレン味のある演出にグッときます。
画面分割でのカット数の多い画面は京アニの中二病OPのようで、
そういう部分もGOOD。
今作が2期3期と続くのか気になるところ。
●サマータイムレンダ OP2
原作既読。
OP2は何かしらを掴むことがテーマのように感じたな。
1話で貝殻を握る慎平の絵が非常に情緒的で、
あの原作からこの絵を引き出してきたアニメは本当に凄いなぁ、
と思わされたので割と引っかかる部分なんですよね。
あと黒板描写っぽく見える線画でちょっと氷菓を思い出したかな。
ミステリー繋がり的なイメージなんだろか。
ハイネが何も手にしていないのも絵として引っかかる様な感じ。
過去の2人をハーモニーで描くことで色彩を浮かせてるの、
過去への憂いとOP最後の慎平たちとの対比的なところでもあるのかな。
手を繋いでいるのか不鮮明な感じが気になりますね。
手を握るっていう動作への情感は割と自分の好みにはなっていなかったんですが、
このOPでは握り続けたものを握り直したようにも見える切り取り方で、
元々繋がっているものを離さないという、
そういう所作は好きだなという風に思えたかな。
サマータイム「レンダ」の部分かもしれないとも思ったり。
夏の物語らしく夏らしい色合いが綺麗で好きですね。
話的にだんだんバトルものっぽさが目立っていきますが、
後半の澪との関係性や原作の最後のカラーページが好きなので、
どういう風になるか割とヤキモキしていますが、
これまでの話数で気にしていたところを気にしてくださってるように感じたので、
最後まで楽しんで見れそうです。
●ヒロインたるもの!
アイドル2人いるのに明らかに金髪の方がヒロインへの肩入れが強いような、
という描写が多々あったのにも関わらずそこに触れずに終了したので、
個人的にはちゃんと関係性に決着つけて欲しいという気持ちが強いです。
絵的な演出も物語もそう言っているのに関係に現れないのが腑に落ちないというか。
続きをまた見たいですね。
●薔薇王の葬列
1クール目はリチャード様アン様可哀そうで見れたけど、
2クール目はバッキンガムばかり求めるリチャード様は見たくなかった、
みたいな気分になったかな。
ウォリックとバッキンガムのキングメイカーを狙う2人が好きでした。