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最終回。
最後に一番力入ってたのがCGとか撮影方面だったっぽくてビックリ。
燃える家屋に舞う火の粉とか、ざくろの雨とか女郎蜘蛛倒す辺りの爆発とか、
CGで迫力だそうとしてて珍しい回になっていたように思う。
涙の処理もいつもと違って見えたなぁ。透明度高くてちょっと光を強く反射してる感じ。
こういう回はなんて呼べばいいんだろう?作画回ならぬ・・・撮影回?
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「さようなら」で寂しく朝を迎えEND。
ここまで寂しく終わるAパートがあったかと思うほど意気消沈してて驚いたなぁ。
なんか母親とかの話より百緑との別れが前に出されてきてて、
誰との別れを、誰との繋がりを味わえばいいのかと少し混乱してしまう。
しかし複雑に絡み合う単純な人々との繋がりが織り成す模様こそが大事だったってことなのかな。
最後の日の出の夜が明けきってないところ、
その別れの尾を引いてる情景にマッチしてて寂しくなった。
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別れてまた巡りあって。あの寂しさはなんだったのかと言いたい(笑)
最後はCパートに完全にもってかれてたなぁ。
作画もデフォルメ強く、ざくろの頭とかガシガシ動かしてて目立ってたなぁ。
キスの場面指摘される辺りで総角が煙出す辺りとかちょっとクスっとくる。
バンッと拭きでてくる煙もインパクトあって楽しかった。
別れが強調されるABパートに比べると和やかになって終わって、
この作品らしい空気で終わったのかなーと思う。
そういえばざくろの血の雨を思い出すようなとこだったり、
骸になった母親だったりちょいグロイ場面っていうのは多かったけど、
やっぱこういうのは監督と合ってる部分っていうのもあるのかなぁ。
伝奇的な部分だったり排他的な世界観だったり。
とりあえず最終回なのでまとめ。
前半は長谷川さんのキャラを楽しめた部分と、
カップリングを見てニヤニヤできるっていう楽しみがあったんだけど、
後半は差別云々の話が表に出てきてそれを味わいきれなかったのは残念だったかなと。
総角の告白ももう少しいい本、絵で見せて欲しかったかなという風に思っちゃったし。
総角の告白で2人の距離が縮まってキスへ雪崩れ込む辺りもそうかな。
総角がヘタレだからっていう部分でこういう風にまとめられるのが腑に落ちないかなぁ、と。
なんだろう、もっと役者の力量が活きてくるような場面が見たかったというか。
中原麻衣と櫻井孝宏のやり取りとしても盛り上がんないなーみたいな。
他のペアはある程度その辺満足できたけど、ざくろと総角はちょっと疑問かなぁ、と。
やっぱ総角を助けたときのざくろの涙を思い出すと、ちょっと安く見えちゃうんだよなぁ、と。
それにざくろは過去の事実を知り両親も兄妹も失うという展開だったし、
もう少し総角が男を見せるような、抱きとめられるような部分を描いて欲しかったように思う。
最後は結局イチャイチャしに戻ってくるし。
その辺はやっぱ残念だった。