流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記9/30 を語る

2009-09-30 23:55:21 | ■アニメレビューとか
DS買ったんで放置してたGBAソフトとかラブプラスなんかをやってました(笑)
ユグドラユニオン、4回リセットしたところで使った時間に絶望した!皇帝強い。
というわけで終わったアニメの感想なんぞをポチポチ。

●真マジンガー 衝撃!Z編
まあ元のTVアニメがグレートに助けられる回なので、
こういう続きがあるような終わり方はある程度予想してたけど、
まさかあしゅら男爵がここまで引っ張られるキャラだったとはなぁ。
ダイナミックな演出がとにかく良かった。
パイルダーオンの合体とかマジンガー起動の怒気のようなもんが出ててかっこ良かった。
しかし、ロボットパンチ百連発は凄い(笑)
最終回付近は作画陣にも恵まれてて久しぶりに熱いロボットアニメ見たなと満足。


●東京マグニチュード
途中から地震アニメって感じじゃなかったな、と。
最終回に家についてからの効果や泣きの芝居がよくて良かったなぁ。
スタッフでは数井浩子さんが脚本や絵コンテやられてるのが意外だった。


●大正野球娘。
個人的にEDまでキッチリ見たいアニメという印象だった。
最終回前の話数で孤独に素振りをする小梅が良かったな。
あそこで手に出来た肉刺をちょっと見せてる辺りがいいよなぁ、と。
それだけの心構えができてるというのがよくわかるし。
袴姿で孤独な素振りっていうのも好みな感じだった。


●バスカッシュ
ルージュさんじゃなきゃとかあの辺の無理やりルージュ持ち出すあたりでとにかくイライラ。
しかも釘宮キャラに言わせてるあたりでさらにイライラ。
それはともかく、イカヅチの弾って通信網のイメージがあったんだけど、
アイスマンがデストロイをパスとして考えているように、
やっぱその延長線上に伝説があるのかなーとか何とか。
まあ、語り継がなければ伝説にはならないわけで、
ルージュのために音で曲を奏でたように語り継ぐ人々を音符のように、
そういう伝説を形作る人々を含めてこその『伝説』であるということを強調しているように思う。
一過性の人気が永遠のものになる可能性の追求とか、そんな感じなのかもな、と。
第一1話ではイカヅチの弾もバスカッシュもないし。
まあ、どうでもいい話だし、なんか当たり前のことだよなーとも思いますが(笑)


●懺・さよなら絶望先生
テンプレで機械的に作られていたような印象が結構強い。
ただやはりTV3期ということでこなれてて見てて安心できるアニメだったなぁ、と。
OP,EDの曲なんかはシリーズの中で一番好きだなぁ。


●かなめも
最終回見逃した。
OPがなんか癖になるアニメだったなー個人的に。
ミュージカルは楽しかったなー。

●咲-Saki-
そしてフリダシヘ。
なんというかな、コレも一種のループ構造のような気がしないでもない。
全国編へ差し込んだEDは1話の雨の中のやり取りを彷彿とさせられたし。
しかし、姉との確執が何なのかというドラマに触れられない中、
団体戦で各ライバル高の人気が上がってしまっていたので、
どうしても咲たちを中心に据えてると話として弱いよな、と。
未来を見据えるかどうかの違いというのもあるだろうけど、今全力な方を応援したくなる心情というか。
そこを咲と和の百合で誤魔化すのは、各校の切迫感に比べるとどうも、と。
団体戦は『仲間、家族』というのがバックにあったけど、個人戦の咲たちの動機はやはり弱い。
そこが最後の最後にスポーツ漫画っぽくないところが出てしまってるんじゃないのかな、と。

個人的に一番楽しんでたのはたぶん中堅戦辺り。
一って龍門渕の中では手品以外は普通の打ち手ってイメージでなんでいるんだろうって思ったんだけど、
透華と衣を接着する中間のキャラだったのかなーと今になって思った。
一と衣って根っこが『自分のせいで仲間・家族を失ってしまった』という認識が前提にあって、
それを龍門渕の関係の中で修復していった一が、
透華と衣の間に入ることで友人としての繋がりを2人に持たせる架け橋になってるよなぁ、と。
まあ、他の部員もそうなんだけど、一番クローズアップされてたのが一だったので。
決勝戦後のやり取りなんかは結構好き。
中堅はそういう一の葛藤の中から「真っ直ぐな僕でいきたい!」とモノローグ挟む辺りがすげー好き。
その上で部長の強さが描かれてるのもおいしいし。文堂さんもいい味でて好きだったな。

個人的には大会に入ってから物語が特に動かなくなって、
作品の本質を見失ってしまった気がするんだけど、ライバルとのバトルとか、
少年漫画っぽい展開は楽しかったので良かったな。
自分も麻雀で嶺上開花であがってみたい!とか思ってゲームでやってみたり(笑)
これでBGMとかもう少しこのみな感じだったらなー。なんか聞いてて恥ずかしかったし。
作画面では佐々木政勝さんの修正と思われる箇所(目の炎とか)や、
田中宏紀さん、過去にブログで触れた回なんかがよかったな。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 を語る

2009-09-23 02:51:48 | ■アニメレビューとか
一昨日見てきた。
もう今更なので見たって事で感想も書かなくてもいいよね!と思ったけど、
絆創膏の数を意識させてくれるように、前の席の集団が「これで5回目だー」みたいな話をしていて、
1回目の積み重ねがない自分だけどせめてアニオタらしく振舞いたいということで感想を1つ。
ちなみにネット上の感想はかなりの数を読んでいたけど全く頭に入ってなかったので、
「ビーストモード」「今日の日はさようなら」「翼をください」「ワンダースワン」「屋上」などなど、
かろうじて頭に入ってた単語を拾ってニヤリとする程度のことしかできんかった。

つか次回が「Q」ってのがなんか怖い。
オバQとかウルトラQとかなんかホラーっぽいイメージが。

以下、感想。
全体の印象はとにかく『アニメ』だな、と。
これ説明するのがシンドイんだけど、もう正統派アニメとしか思えない作品になってると思った。
ポカポカとかいう擬音からして凄くマンガ・アニメチックな表現でこそばゆい。
物事を影で冷笑することでその価値を貶してきたのがエヴァだという風に思ってたんだけど、
今回は他人との間にそういった類の感情がほとんど見られなかったのが意外だった。
昔は他人の悪口とコンプレックスを集めていた感じがアニメにない、じゃないと思ってたんだけど、
その辺は綺麗に取り除かれて、王道的なやり取りに見えたなぁ。
駆け引きはあるんだけど、その言葉に偽りが感じられないってのがポイントかもしれない。

作画に関しては自分は小倉陳利さんを思い出したかなぁ。
なんかデフォルメしたようなシーンが日常シーンで多くて、
それが小倉さんチックなイメージの作画のように感じた。
いや、自分がそう思ってるだけで本田雄さんだったりするのかもしれないけど、
見ててリアクションがリアルじゃなくてデフォルメされたもののように見える箇所が多かった。
手抜きとかそういう意味ではなくて、
あくまで親しみのあるアニメであることを強調するところに意味を感じるというか。
見てて「これは本当に劇場作品なの?」って疑問符がついてしまう程に。
あと上の意図とはまた別にDVDなんかでは結構手を入れるんじゃないかとも思った。
戦闘は手で顔潰すような体勢のシーンが多かった印象。

細かく本編。

冒頭から度肝抜かれた。
正直一番面白くて楽しかったのが冒頭。
エントリープラグ内ってひきこもり場所とか色々言われてたけど、
その中を自由に動き回るようにレバーを動かす新キャラ:マリが印象深かった。
他の場面でも中で立ち上がってみたりして、プラグ内を広く受け入れてる印象が強かった。
全ての選択が切羽詰っている、操作不能な状況がエヴァなのに、
自爆や暴走など旧作で切羽詰ったときに使われていたものを、
当たり前のように行うところに非常にアクティブな一面が見えると共に、
チルドレンたちにとってのエヴァという牢獄を全て請け負ってやろうという意図を感じた。
それは全て、冒頭で語られる目的のためだとも思える。
エヴァに乗ることがアイディンティティだったチルドレンたちの先を行ってる。

あと「大人を利用して~」という辺りを聞いて、大人びたキャラだと思った。
レイやアスカが女の子らしい一面を見せているが、マリは彼女らとは違う女だと意識させられた。
現代の女の子で大人を利用してやろう、って発想と覚悟を持てるのは女だと自分は思うのよな。
シンジを男の子から男に導く下りが加持からマリになってるけど、
それも女だから出来たのではないのかなぁ、と。


個人的に引っかかったのが科学技術と弐号機。

「科学は人の力」だと語ったのは旧作のゲンドウだけど、
あくまで力だというのを意識させられるなぁ、と。
科学技術の革新でネルフを取り巻く社会現状、シンジのウォークマンなどをうまく演出していたと思う。
あの世界でケータイはこの型が使われてるけど、だったらテープのウォークマンなんて使わないだろうし、
なぜそれを使っているのかっていうのに説得力があるように感じた。
あと赤木博士が旧作では黒幕で役者だったけど、
今回は予想外のアクシデントが多く発生しているようで、
これが科学者の個人の限界なのかもしれないなーとか思った。
技術の発展で生活や社会は変わっていく様子を旧作を通じて突きつけられてる感じ。
MAGIがイマイチ活躍しないのもこの辺に要因があるのかもしれんなー。
この作品が旧作と捩れて感じるのも、そういった時代性によるものなのだというのも端的に描かれてるし、
何よりセカイ系と呼ばれる作品に対してのカウンターとも成りえる・・・のか?この辺はよくわからない。
ただ、科学が発展していく限り、エヴァも続いていくのかもしれないなぁって思った。

ウォークマンの演出は結構意外だった。
エヴァを降りることになって電車に1人で乗ってるシンジが、
「夢の中でウォークマンを手放したシンジ」の図を継承しているように見えた。
そうやって突き放すけど、最終的にウォークマンを取り戻すというのを見ると、
あの電車内で太陽をバックにしたレイ、光、
それも一緒に手に入れたのかなーと思った。つーか『レイ』ってまんまや。
そして最後に月をバックに現れたカヲルが出てきて、
旧劇場版の「太陽と月と地球がある限り大丈夫」の意味が次回でわかるかもという期待が。
あとレイを手に入れたことで初号機が変化していくのを見て、
人間と光についてもちょっと引っかかるところも。
人と使徒の光の構成パターンが云々という話にしてもそうで、
人間、意思の行き着く先は光なのかとか悶々と悩んでしまった。
これは最近だと超人と一緒に『CANAAN』辺りで語られてて、このシンクロ率は何なの?って思った。

弐号機はまんまウルトラマンに見えたなぁ。
初登場シーンが板野サーカス調だったけど、今はウルトラマンでも使われてるのよね。
旧劇場版の引用というよりは、ウルトラマンじゃないか、と。
マリがビーストモードを発動させるときにマリのプラグスーツが発光するあたりを見てもそう。
元々のネタがウルトラマンだけど、弐号機はマリを据えてますますそれっぽくなった。
超人という意味では、所謂暴走状態のエヴァを手なずけてるのを見るとカヲルに近いような。
上の話とも絡むけど、そんなウルトラマンが勝てない敵に勝つ初号機って何なの?って思った。
ウルトラマンは光をエネルギーに使うけど、レイを取り込んだ初号機を見て、
ああ、ウルトラマン超え目指してるのかなーって思った。
ただその前の時点で初号機メチャクチャ強かったんで、その辺に矛盾が生じちゃうけど。
まあ、この発想は見る前にウルトラマンのCM見たからなんで、どうでもいい話の部類ですが。
目からビームとかロケットパンチ?とかむしろマジンガーっぽいし。

なんというか、進化の先、人の目指すところってのが、エヴァの中核にあるように思うので、
それが光なのかもしれないと自分は思ってるんですよ、たぶん。
アニメは全般的に、光になることを目指す超人たちを描いているような気がするので、
アニメ自身がそれを目指してるように思っていて、エヴァはそれを積極的にやってるのかなって思った。
人が光になる可能性というか、そういうオカルト部分が最近気になるところなので。
坂本真綾はその辺を否定したい側、引き立て側にまわってる気がする。

そういえば光って『静止した闇の中で』なんかでも触れられてた気がするな。
そして先頭に立って作業するゲンドウもいた。
あの熱心に作業するゲンドウが破のゲンドウとも思えるところもあるような気もするんだよなー。
やっぱQ次第かー。
そういう細かいところを突いていくと、実は旧作と大差ないのかもしれんなーとも思った。

そういえば「七光り」ってのが繰り返し出てきたけど、これはどう捉えればいいのかしら?


まあ、こんなところかなぁ。
ネット感想改めて読んだら気づけてない箇所多すぎで凹んだ。

アニメ雑記 9/21 を語る

2009-09-21 06:40:56 | ■新房昭之
●懺・さよなら絶望先生



絵コンテ:龍輪直征
演出:鎌田祐輔 宮本幸裕
作画監督:村山公輔 岩崎安利
原画:岩崎安利 永田全
色指定:渡辺康子

龍輪さんのコンテ。
騙し絵は新房監督っぽいけど、それを汲み取って形にしてるのか、
やっぱアイディアは監督からなのかとその辺の分担はちょっと気になる。
演出や作監が複数ついてるのはスケジュールの圧迫からなのか、
それか騙し絵などレイアウトだったりを見るのを分けたのかな?

絶望先生は龍輪さんの手によるところが大きい感じですね、毎回コンテ切ってる。
今回でTVシリーズ3回目。
今期は『化物語』と平行制作で一方がスケジュール大変そうなのに対し、
絶望先生は安心して見れるというのが楽しんで見れるポイントでしょうか。
スタッフも見る方も慣れてるので、これぞ絶望先生っていうテンポで進んでいる感じがします。

原画陣は岩崎さんと永田さん。
コンテの龍輪さんと2人は恐らくスタジオジャイアンツ出身のはず。
気が付いてなかったんですが、
『まりあ†ほりっく』辺りから岩崎さんはシャフト作品やってたっぽいですね。
『夏のあらし!』や『懺』をよく見たら龍輪さんのコンテ回で作監・原画を多くこなしていて、
特に『懺』では後に「つづく」になるような回で1人原画を担当されてるっぽい。
やっぱ元ジャイアンツは手が早いのかしら?
今作はこの辺の方が支えてるような。
今回は永田さんも入れて元ジャイアンツ組がある程度揃っていたので話題にしてみました。


アニメ雑記 9/18 を語る

2009-09-18 23:30:42 | ■アニメレビューとか
そろっと新番の季節なので新作の話などを。

・とある科学の超電磁砲
・夏のあらし ~春夏冬中~
・空中ブランコ
・テガミバチ
・DARKER THAN BLACK -流星の双子-
・天体戦士サンレッド
・WHITE ALBUM 2期
・君に届け
・ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~
・チェブラーシカ あれれ?
・ささめきこと
・夢色パティシエール
・けんぷファー
・にゃんこい
・あにゃまる探偵 きるみんずぅ
・乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪
・FAIRY TAIL
・アスラクライン2
・キディ・ガーランド


この辺は見れる予定。
『君に届け』は『東京マーブルチョコレート』のIGということで期待。
『にゃんこい』は山根まさひろさんの猫に期待・・・かな。
作画的に期待できそうなのは
『空中ブランコ』『FAIRY TAIL』『WA」「DARKER THAN BLACK』辺りかなぁ。
『超電磁砲』『チェブラーシカ あれれ?』『アスラクライン2』も一発を期待。
自分はやっぱ「超電磁砲」が本命。
長井さんの参加したサンライズ系の作品とか一応見返そうかな。

・聖剣の刀鍛冶
夏のあらしと被ってるのでたぶん見ない。
ネット配信あるなら見る。
マングローブだし、見所は多い作品になると思うんで期待してたんですがね・・・。
キャラデは中井準さん。
そういえば同じ中井さんキャラデの『東京魔人學園剣風帖 龍龍』で原画やってた山本碧さんが、
『FAIRY TAIL』のキャラデをやるというのを知って少し驚き。
あの作品でもいい仕事してたんだろうかと気になっていたので。

・青い文学
・生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録

青い文学を見ると「うみのねこのなく頃に」も見れないんだよなー。
DVDで一気に見た方が面白そうな「青い文学」を切るかな・・・。
演出的には面白くなりそうな感じらしいので、この辺が来期の注目株かも。

・こばと。
・11eyes

見たいけど見れそうにないっぽいの。
「こばと。」はなんだかんだで見たかったなぁ。


アニメ雑記 9/15 を語る

2009-09-15 23:43:50 | ■アニメレビューとか
●シャングリ・ラ


原作と別の道を歩んでいたというのは途中まで全然気づいてなかったり。
アトラスを守るのか破壊するのか。
アニメは結局どう終わらせるか気になっていたのですがこうなるとは想像できなかったなぁ。

原作は男はやはり男だよっていうことを最後の最後にやってしまっていたんだけど、
アニメはそこを描かずにオカマに母親役を与えようとしている、
可能性を感じさせる終わり方になっていて、その辺が気になったなぁ。
原作では突然あらわれて物語を乱していく涼子をぶっ飛ばす辺りが一番テンション上がったんだけど、
その辺を改変しつつ、最後も変えているのというは面白かったんだけど、練りこみ不足だったのかなぁ、
どうにも駆け足で終わってしまっていて残念だった。

原作読んだときは女性天皇を描くことで女性の社会的地位について触れてるのかな、
とか漠然と思ってたんだけど、卑弥呼と国子はやってきたことが真逆であるっていう点から、
アトラスを破壊することで國子自身の使命、身分を捨てられたのかなぁ、とか思ったかなぁ。
そうすることで、原作にあった女帝としての國子でなく、普通の女の子として國子でいることを、
アニメは望んでいるのかなぁ、とか。



ステンドグラス内で囲まれた場所ってのがゼウスのイメージなんか。
どことなくソウルテイカーっぽい。
しかしなんで卑弥呼なんだろうなぁ。
その辺、狙いがちょっとよくわからなかった。

GONZO作品としてはコレが最後の作品になるんでしょうかね?
アニメのシャングリ・ラってどこにあるんだろうなどと思わされたラストだったように思います。


●ガンダム00
見てる。一期はとりあえず見終わりました。
ガンダムは進化論という観点から見ると特にそういう部分は無いように思ったけど、
地球連邦政府の樹立による意識改革がそれに当たるのかなぁ、なんて思ってみたり。
うーん、やっぱWっぽい感じが否めないかなぁ。
思うところは色々あるんだけど、どうでもいいので割愛。

弟は「00はグラハムが面白いから面白い」と言っていたので自分もその辺を目当てに見てました。
最後の方は畳み掛けるように派手な展開を押し込んでましたが、
自分自身がガンダムであることを表明してる刹那と、
ガンダムに焦がれてるグラハムの対決は楽しかったな。
あれって801方面の人とかおいしくいただいちゃってそうだなぁ(笑)

個人的に印象深かったのは7話の寺岡巌さんのコンテ回。
宇宙かけといい、面白い回は大体寺岡さんって感じだなぁサンライズロボットアニメ。



こういう決闘(1対1)を感じさせるような対峙のレイアウトってガンダムっぽくないなぁって思いましたが、
00はそういうのを容認していくような作品なのかな。過去のガンダムってどうだったっけ。
まあ、これは刹那の機体が接近戦メインだからってのもあるんでしょうけど。
ガンダムっぽくないじゃなくて、冨野アニメっぽくないと思ったのかもしれんけど。
アニメ見ないとなぁー。

Aパートの戦闘は吹っ飛んだ武器がカメラの前に落ちてきたり、
倒れていくモビルスーツをフォローしたりして、
戦闘の臨場感、ロボットがいる空間というのを意識させるような感じでとても良かった。
作画もたぶん一番気合が入ったような回だったんじゃないかなぁ。
Bパート終了間際のエクシアの戦闘、
カット割りそうなとこを1カットで収めてるのか大変そうだけど、
ねちっこい感じのエフェクトとかかっこ良かった。
やはり渡部さんかな、あそこは。

ガンダムみたいなメカメカしいものが動いてる感動っていうのを久々に味わえたは良かったなぁ。
2期もはやく見たいな。


雑記 9/12 を語る

2009-09-12 23:59:53 | ■雑記
●ドラゴンクエストⅥ DS
6がリメイクされるまでDS買わなくていいなと思っていたらついにきましたねー。
実は今SFCでちょこちょこやってた途中だったり。
現在ムドー倒してダーマ神殿で転職してるところです。
久々にプレイしててこんなにサクサククリアできるゲームだったっけ、とか思いました。
6は世界観なんかが好きな作品なのでストーリーとか細かく追加要素あるといいなぁ。
城の尊厳を感じるようなBGMだったり、ちょっと重苦しいイメージが多いですが、
町や船のBGMなんかはそれは対照的に明るくて、そういうところも好きですね。
とりあえずムドー戦がどうなるかが気がかりかなぁ。
やはり本気ムドーの絶望感が6の山場だと思うので。

DS買ったらスパロボW、サガ2、ラブプラス、ポケモン辺りもやりたいな。
つか今考えたら普通にDS持ってても別に良かったよな・・・。
BD見るためにそろっと新型PS3も欲しいな・・・。



終わり方が衝撃的で過去自分の感想を思い返して恥ずかしくなった。
兄妹モノとしての側面がこんなに一気に深まるとはなぁ・・・。
とりあえずアンケートは出さなきゃならんかなぁ、と思わされた。



映画化も決まってる割にはどうも周囲のテンションが付いてきてないような手応え。
正直、本編で決着がついてるのにも関わらずキャラのサイドストーリーを描いていくのは、
ちょっと醜悪じゃないかなぁなんて思ってしまうなぁ。
今回は詩を主に語る文学少女ってのがちょっとクスッとくるところだったりします。


涼宮ハルヒの溜息 Ⅴ(少し追記) を語る

2009-09-12 05:23:55 | ■京都アニメーション


魔法使い長門は何気にお気に入り。
そういえばシャミセンと長門って仲いいのかな。
そんな描写あった覚えないけど。

ハルヒがメガホン振り回すのはキャラに合ってて見てて楽しいです。
監督っぽくはないですが、なんだかんだでメガホンが合うキャラではあったのかなぁ、と。
活き活きとして見えます。



下唇というか顎を突き出した描き方って西屋さんの修正なのかな。
今回作監は秋竹さんですが、西屋さんっぽさの方が目立っていた気がする。
原画からだったりするのかなー。
最近その辺までチェックする元気がないです。

夜の店内、歪みを演出するために飲んだと思われる長門のオレンジジュース、
いきなりポーズ決めちゃう古泉というのが面白かった。
コップで歪みを作ってるある辺り、薄暗い店内だったのにも関わらず、
そこではキョンも古泉も普通の影付け、光があたってるように見えるのが、
その前の流れからはずれてるようでちょっと引っかかるかな。
まあそれを含め歪みなのでしょうが、
その歪みに正常に見える一面があるのがいいのかなというか。



文化祭準備の1サイド。
内フレームで4:3っぽい感じになってるのがイイナ。
メガネっ娘加入でますますそれっぽい。
久々に演奏見るのが楽しみです。

雨が降ってる伏線とかそれに伴って暗い雰囲気を引っ張り出してていい感じ。
暗い雰囲気を作るだけのものになっていないのがいいです>雨
しかし暗い校舎の不気味さがよく出てなんか驚いちゃいますね。
窓のところなんかもそうですが、どういう処理してるんだろ。
今回は全体的に今までにない感触だった気がします。



上唇に影付けるとちょび髭っぽくも見えちゃうような、とか。
この辺もCLANNAD ASの西屋作監回思い出すんですよねー。
細かく髪触ったり顔にかかった影だったりがネガティブ雰囲気出してて怪しい感じ。
歩道橋の柵を掴んで肉体使っているっていうマッチョな部分も見れて良かったな。
このマッチョ感は内藤さんかなぁ?

それはともかく、なんだかSOS団の団員がネガティブオーラ全開で、
それに伴い各方面の考え方なんかが浮き彫りになってきて、
エンドレスエイトという箱庭の間からのギャップをやはり感じてしまいますね。
しかし、終わってしまえば後はいつも通りっていうのがまた。
ハルヒをいかに抑えるか、というのが世界とSOS団の平穏にかかってるのかなぁ、とか。
原作で示唆されてる展開って、世界とSOS団が分断されるってことなのかもなぁ、とか。
まあどうでもいい話。



寝起きのキョンがなんかいい。
キーボード痕とか。
手応え的にまだ続きがあることがわかってるので、
どうにもこれで最終回っていうまとめに入れないなぁ。
そういう意味ではまだ1期の殻を破れていないシリーズだったと思う。
まあ、1期からの連続モノなのでそれを分断する必要はないのだろうけど、
結局最終話はヤマカンに持ってかれちゃうのを見ると、こうストンとくるところもあって、
何かしらのもどかしさを感じてしまうような、と。
今まで新規は1期の手からは離れているかもって思ったけど、それは夢だったんだなぁ、
と平野綾のなつかしのナレーションで思いました。

前回世界が美しければ~、みたいなこと書いたけど、
なぜ美しければ満足できるんだーみたいな問いが発生して大いに悩んでしまった。
それって自分の問題だしなーみたいな。

脚本:石原立也
絵コンテ・演出:石立太一
作画監督:秋竹斉一
作画監督補佐:西屋太志

石原さんが脚本ってまた珍しい。最近は手広くやってるのなー。
実質新作最終話?にも関わらず西屋さんの作監じゃないんだなー。
京アニの次回作がまだ決まってないっぽいんだけど、今後どうなるんだろ。
消失映画化とかやったら嫌だなー。


青い花 11話 を語る

2009-09-10 15:00:56 | <青い花>


1話冒頭のような踏切。
あーちゃんは「警告」がなるようなところは男の人に頼って渡ってるのかな。
1話で踏み切りを避けて走ってるのが妙に気になったけど。
延長して考えると、男の人とわたれる場所はふみちゃんともわたれるっていうことなのかな。
小学校の門の前で、入れるけど、入らない。
しかしふみちゃんとなら入れる。赤信号、2人でわたれば怖くない。
これは後の2人の関係を暗示するかのような側面もあって気になったなぁ。



駅、電車、喫茶店、そして新聞。
杉本先輩が過去の人物になっていくのが寂しいなぁ。
駅の辺りは2話の冒頭を反復するような感じに。
先輩と登校せずにあーちゃんと登校することを決めたふみちゃん、
というのを意識させられて、以前の関係の上に成り立つ現在が引き立っていた。
過去と同じようなシーン、日常を反復することで現在までの出来事が走馬灯のように思い起こされる、
そんなシーンの連続で最終回に相応しい畳みかけでグッときたなぁ。
ふみ側の線路、先輩側の柱にもたれかかるような女生徒も気になった。

しかし、2話で気になったふみの飲み物ってやっぱ狙ってたのかなぁ。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1577
あの辺、どういう話の流れだったっけ。
今回は過去のシーンを現在で反復することで厚みを持たせているなぁ。
こうしたバンクのような類似シーンを持ってくるのって深夜アニメでは珍しい気がします。
その過去の上に成り立っている今、というのをうまく伝えていたのではないかな、と。
この辺は渦巻かいさんのコンテになるのかなぁ?
監督かもしれませんが(笑)



京子の進む道。
木漏れ日や光の感じ、レイアウトなんかもインパクトあって目を引きますね。
これが最後の木漏れ日のシーンなので力入ってたのかなぁ。
子供の頃に迷子になった木漏れ日の下を歩かせるっていうのが切なくも凛々しい感じ。
あの白樺の絵のように力強く歩んでいくのだろうか。
杉本先輩、留学のことで誰とも顔を合わせないのは一種の罰みたいなもんなんだろうか。



クリスマスパーティーをもちかけるあーちゃん。
この辺、過去にふみちゃんが引越しの日に泣いた公園の木の枝木っぽい。
隣を歩いてる子供たちとか。やっぱ過去からの引用なのかなぁ。
あーちゃんの態度からはふみちゃんのことをどう思ってるのかっていうのはよくわからないけど、
あきらはどのように思っているかというのを解釈する手がかりにはなるのかなぁ、とか。



アルバム。
鮮やかな子供の頃の写真が印象深いですね。
ふみちゃんがスケッチブックを開く芝居、結構大胆。
3人娘の1人が告白するシーン、雪の降る感じや3人の女子のかわいらしさのおかげで妙な清涼感。
玄関を横から取ったショットのレイアウト、大嘘の舞台かかった感じが良いなぁ。
クリスマスの告白っていう一大イベント感がいいよなぁ、と。
そういえばこれも手紙か。あの場で言葉にしないからこそ伝わる思いの丈があってそこまた味わい深い。

冬の日のシックな雰囲気がいいなぁ。
以前から画面が白いよなーと思っていたけど、最終話は雪の白さの中で終わるのがなんとも。
雪が世界を覆う中、最後にポッとした暖かさを感じる終わり方で良かったです。
2人でつける足跡、思い出される青い花。
しがらみをなくして歩いていくのが、また綺麗でした。


総括。
途中から自分が何を見ているのか、っていうのを見失ってしまったので、
どうも作品を見終わってどうのっていうのが出てこないんだけど、
それぞれのキャラクターに安易な結末を用意することなく、
反復される日常があることを示す最終話によって未来の反復も予感させられるような、
そんな歩みを感じさせる作品になっていてよかったと思う。

でもまあ、京子たちがどうなるんだろうか細かいところはやはり気になってしまうなぁ。
その辺は原作で補完という感じか。
というかコレでやっと原作読めるぞ・・・(笑)

最終話はまた最初から見返してみたら新しい発見が多いかも。
来週あたりに気づいたことがあったらまとめようかな・・・。
見返せるかどうかわからないけれども(笑)

11話と短い話でしたが、JCの本気が伺える作品でした。
グロスはアートランド回だけで他は自社で制作、田中宏紀さんの参加率、
木漏れ日や小林プロの美術などなど力の入れようがやっぱ違っていたような、と。
特に木漏れ日はやはり印象深かったなぁ。
NOISE枠のアニメはこの作品で終わりのようですが、
最後に相応しい綺麗な花になったと思います。
JC作品の今後に期待。


アニメ雑記 9/6 を語る

2009-09-06 23:49:47 | ■アニメレビューとか
●大正野球娘


月夜の君という感じなのか。
誤解が誤解を呼ぶ展開はもどかしいけどいいなぁ。
学校、帰り道の繰り返しとかテンポもあってよい感じ。
2話あたりは1カットで他人数描いて動かすとか凄いなぁ、
と思ってましたがあの話数ぐらいだったのかな。
許婚との反発がある反面、受け入れている小梅のようなキャラもいて、
これは時代性を現代風にアレンジしてるのが出てるのかなぁ、とか。

●ハヤテのごとく!!


なんかJC作品見てると月が象徴のように使われてるような気がする。
今回だけでも気づいただけで4回。
しかもどれも同じような内容なんだけど、アップだったりロングだったりと細々と違っていたりする。
そして最後は月へのパンアップで終わる。
これはヒナギクたちのやり取りで締めるための複線だったかどうかはよくわからないけど、
実感としては月が出るとJCのアニメきてるなー、という印象が自分にはあったり。

●バスカッシュ


惰性で見てるようなものになってしまってる。
なんかいつの間にかルージュとダンの恋物語になってゲンナリ。
ただ前回や今回の星空、夕景なんかがとても綺麗で良かった。
今回記憶鳥も出したルージュと空中でクルクル回ってる辺りは『千と千尋の神隠し』っぽい。

●うみねこのなく頃に
なんだかんだでミステリー系は楽しめる。
女性陣がとにかく他人を屈服させようとする様が痛快。
ベアトリーチェのヒールっぷりはいいなぁ。
話はどんでん返しがあることがひぐらしで証明済みなので、
それを考慮に入れつつムダ推理をするのが楽しいな、と。
OP&EDも雰囲気でてその辺もGOOD。
何気に気が付くと例の電波ソングを口ずさんでしまう(笑)