流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 6/7 を語る

2007-06-07 04:13:58 | ■アニメレビューとか
●銀河鉄道999 TVシリーズ
http://www.youtube.com/watch?v=L0rj3fyYkZw
OP。曲が英語版なのはご愛嬌。確かアンドロメダ入ってからのバージョンでしたっけ?個人的にこっちが好みなんですよねぇ。宇宙ステーションを経由してるところに旅で出会う人々の繋がりを見るようで子供心に焼きついてるシーン。999思い出すとまずここを思い出しちゃうぐらい。列車が入り乱れながら徐々に離れていくカメラワークにどこか空しいところを感じさせられます。冒頭の線路がまとまっていく背動とかも印象深いなぁ。肝心の999の描写はどうでもよいわけではなく、上に上げたシーンも999の持ってる視点の1つで、分岐と1本道という情景がそれぞれ旅の醍醐味を表してていいんですよねぇ。OPに効果音入れてる辺りになんらかの拘りを感じるんだよなぁ。1話を見ても効果音が重要な感じに入れられてる気がする。

とりあえず1話だけ見ました。ついつい3回も見てしまった。やっぱ面白い。母親殺害から鉄郎の復讐までの工程が凄く好きなんだよなぁ。個人的に攻撃される際の熱線で雪が蒸発してるところしっかり描写しているところが上手いなぁと思った。全体的に芝居が練られている感じがして面白いんですよねぇ。鉄郎が冒頭で母親抱きつくところを擦り寄ろうとする動きではなく、腕を振って走らせてるところが、直前の父親との話に関連していて、自分は元気だということをを母親に強調しているようでスゲェと思った。このパートは他の部分でこういう動かせ方をさせて無いんですよね。あくまで寒さに耐えてる。だから見返してみてグッとくる芝居だとおもうんですよねぇ。後半は普通に走ってるけど。あと母親が殺害されるところや鉄郎が逃げ出すところの少しふんわりしたジャンプから重力を意識してるかなぁ?と思った。999は確か最終話まで見たと思うんだけど、色々忘れてるなぁ。でもこの調子なら全話見るのは辛くは無いだろうな。

あと追記で個人的に1話でメーテルが鉄郎に食べ物渡すとことかも好き。効果音が凄いうまそうな音出してるのがいいのかよくわからないけど。最近こういう食べ物渡す芝居で良かったのはkanonのヤマカン演出回の5話かな。こういう演出というかシチュエーションはそそられます。


●ながされて藍蘭島 10話
演出的に落ち着いた雰囲気を醸し出してて何かくると思ったけど、そんなに今までと大差なかったなぁ。ただ雲が晴れないことを鈴の心情にかけてるところは好感が持てる。

今回は落ち着いてたのでそんなに暴れないかと思っていたけど、
藍蘭島はやっぱハイテンションアニメでした。



将棋打ち。ギガンのキーボード打ちじゃないけど、こういうシーン大好きなんだよなぁ。何が面白いのか自分でもわからないけど。思い出すのは某ミニ四駆マンガで機体を改造してる1コマを数時間見続けたこと。そこに理由があるように思えてならない。



枕投げ。キャラクターが元気動いてて見てて楽しいシーンでした。
この辺はエフェクトが強調されててその辺が浮いてたなぁ。
ケレン味の出し方がいいです。



あと勢いのある背動などやカメラワークが目に付くシーンが。
それとは別だけど、個人的に走りの合間にこういうカットをはさんでくるところが好き。


アニメ雑記 6/6 を語る

2007-06-06 02:04:54 | ■シンエイ動画
●ドラえもん のび太の宇宙小戦争
数年ぶりに見返してみたら作りこまれてる感じがしてとても良かった。
最後にスモールライトのエネルギー切れがご都合主義という指摘がされてると思うんだけど、それはナンセンスだと思う。伏線は既に前半の人形劇の頃から張られている。この作品ってエネルギーの話なんじゃないかなぁ、と思った。

敵の活動範囲が狭すぎるのはパピの反応をキャッチしているということもあるんだろうけど、その小ささから活動できる範囲に限界があると捉えることもできる。敵はプラモの兵器を本物の兵器と誤認してるし、地球の技術について無頓着な様子だった。敵のドラコレルは頭の冴えるやつで、力で負けてる地球の子供に対して情報収集などを行い、戦略を立てて立ち向かうという軍人らしい軍人なんだけれども、なぜかそういう所に抜けてるところがある。やはりそれは地球という惑星は彼等にとっては広すぎた、故に探査機も遠くにいけなかった、だから情報も不足している、と考察することができる。これが冒頭の人形劇で使われた電池の話に関連してくる。あの小さい電池でどれぐらいの間エネルギーが持つのか。これは敵の探査機にもいえる事で、恐らく電池と同様にそんなに長くは持たないのだろう。そういう設定を日常芝居を交えながら魅せてくる構成。
音楽にも感心する。驚異的な奴は怖い曲、勝つときはアップテンポな曲の切り返し方がとてもわかりやすくて楽しい。安直だけど上手い。反乱軍が音楽に浸ってるところを見てもそう。思想的な部分が垣間見れて面白いと思う。案外こういうところで損をしてる作品って多い気がするので気になるところ>音楽の使い方
ただ、敵の皇帝の話をするパピのところは凄く恐ろしいように敵を描写してるんだけど(全体的に見てもそう)、キャラクターからはその禍々しさがあんまり感じられなかったような気がします。その辺は直接的ではなく間接的に描くべきだということなのだろうか。間接的には確かに良かったかも。

小さいものは大きいものに敵わないとはよく言ったもので全くもって正しい。この映画はある部分でそういう部分を見せ付けてくる。大きいものは強いのである。ただ、ラストに大統領を屈服させるところで、元のサイズに戻ったのび太たちの力を貸させないところがこの作品の良心的なところ。小さな存在でも集まれば大きな存在に打ち勝てるということを象徴している。ナイスフォローと言った感じか。

あとビッグライト使えばいいじゃん、というのは確かにあるんだけど、それだと『小戦争』にならなくなる可能性があるんだよねぇ。敵がスモールライトと同様にビッグライトを奪ってしまったら?それこそ宇宙戦争ものになってしまって、まずのび太たちは勝てないと思う。そういうことができる風に敵を描写していたようにも見えるし、本物の軍隊相手ではとても戦えないことは他のシリーズで証明されている。そういう展開に持っていけることを見越してビッグライトは封印だったのかもしれません。まあ、ラストの展開がありなら最終的に勝つことはできるんだろうけど。結局野暮だからだよなぁ・・・。
なんだかんでやっぱりツッコミどころがあるのがドラえもん映画の宿命。

・しずかちゃんの描写
この映画はある意味しずかちゃんの映画であると思う。ウサギのぬいぐるみが無くなった時、闘わなければならなかった時、男の子たちを動かしたのはしずかちゃんの涙だった。しずかちゃんがさらわれるところとかなんかどっかの怪しげなアニメのよう。この辺りはかなりマニアックな作り方をしてる。女の子の入浴中に敵が襲来なんて卑猥すぎだと思う。
あと、しずかちゃんがのび太の持ってきたプラモを『悪役っぽい』と言ってるところがどことなく『海底鬼岩城』『鉄人兵団』を匂わせてる。ちょうどその間の作品に当たる今作をしずかちゃん繋がりで見ていくとちょっと面白いと思います。

宇宙小戦争ということで入ってるパロなどバラエティにも溢れててドラえもん黄金期と呼ぶに相応しい作品の1つだなぁ、と思った。


らき☆すた 9話 を語る

2007-06-05 02:42:28 | <らき☆すた>

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:吉岡忍 作画監督:池田晶子 作画監督補佐:高橋真梨子
原画:高橋真梨子 河浪栄作 内海紘子 佐藤達也 門脇未来

吉岡回は芸のないバストアップが多いと思うんだけど、今までは作品的にあんまり目立ってたなかったのかな。前回が遊んでたから今回はボリューム不足に感じました。派手な回、力の入った回でも無いのに作監補佐を置くのは珍しい気がする。動画から原画に上がった方もいるのでその辺も理由かな。今回はパロネタも少なかったけど、それは待田さんの脚本や演出にもよるのかな。一応宣伝は入っていたし、今回が本来のスタイルだと思った。1話のチョココロネの話みたいな。らっきーちゃんねるで一応口走らせていましたし、遊びが少ないのは演出の方の判断なんでしょうか。前回のむやみなパロを自重した結果なのかもしれないなぁ、と思ったり。


アニメ雑記 6/5 を語る

2007-06-05 00:49:16 | ■アニメレビューとか
●ラブひな 12話まで
XEBECアニメを見ようと思って視聴。個人的にアニメ版ラブひなはあんまり見たくなかったんだけど、原作と比べるとオリジナル色が強くて別物として楽しめる。林原めぐみが主題歌歌ってると不思議な気分です。堀江由衣とか個人的に声優として意識し始めたのが最近だしやってる作品もキャラも愛着とか特に無いんだけど。しかし、このアニメがDVD毎巻2万枚近く売り上げたと思うと少しおかしな気分になるなぁ。見ててクセのある回が多くて気になるところがチラホラ。まあ、軽い引っかかり程度のものなんだけれども。2話の矢印演出や3話の墨を使ったフィルム調の画面とか色々ためしてるところに好感が持てる。サンライズが制作協力で入ってる回があるなど少々ビックリするところも多かった。

1話 脚本:葉月クロウ  
絵コンテ:岩崎良明  演出:須藤隆
作画監督:うのまこと 
友情作監:高見明男 前田明寿 山岡信一
原画:加藤初重 足立慎吾 伊藤浩 晶貴孝二 畑伸幸
    スタジオジャイアンツ 池上太郎 小嶋悟司 新井淳

新井淳さんってそういえばジャイアンツ出身だったか。この作品ドタバタを狙ってか背動を使ったシーンや枚数を使った印象付けが結構目立つ。意図がよくからない広角とか。成瀬川が景太郎を回転キックで吹っ飛ばす前の走ってるところとか、武装錬金のOPの走り(XEBEC走りと呼ばれてるやつ)みたいな感じで、枚数使った走りなどはXEBECの伝統なのかなぁと思った。この前後が俺絵してたり階段上りや吹っ飛ばされる景太郎が良かったんだけど誰だろう。この後の高見作監回が結構俺絵してたので恐らく高見さんが結構修正いれてるのではないかなぁ、と思いました。やっぱ足立さんかな・・・。

6話  脚本:川崎ヒロユキ
絵コンテ・演出:うえだしげる
作画監督:植田実
原画:プロダクションI.G
   新野量太 小倉雅誉 大田和寛 竹内哲也
   竹谷今日子 細越裕治 泉広代 植田実

I.G回。この回のぐらいからか絵柄が原作にグッと近づいた印象。リアクションの表情が原作っぽい。遭難した際の脱力気味なところや成瀬川の絵柄が良かった。ほっぺをグーンと伸ばしたりしてみたり、遊びが多いのも目に付く。あとしのぶ達が迷ってマッチを売ってるところが気になった。影の入れ方というか顔の印象。それに付け加えるように映画撮影ネタに濃いオヤジの集団などぱにぽにを髣髴とさせるシーンだった。根拠は薄いけど大田和寛さん?

11話 脚本:葉月九ロウ
絵コンテ・演出:村山靖
作画監督:柳沢まさひで
原画:中島利洋 津和田勝敏 伊藤浩 晶貴孝二 斉藤良成 堀たえ子 茂木信二郎
    高橋由希子 久保田誓 湯本佳典 高橋香織 高品由桂 加藤雅之

アイドル回。ライブシーンなんかは甘くて、なぜ成瀬川が歌ってるのか全くわからなかった。原作のイメージもあるんだろうけど。アイドル化させてるけどキャラクターを見せようとはしてないって感じ。ただのキャラソン宣伝回っぽかった。コスは結構用意されてて芝居も女の子らしくさせようとしてるんだけど、アイドル描写があってないものだったから、それがキャラクターに繋がってきてない感じ。まあ、アイドルとしてのキャラ作りを放棄してるから当然なのかもしれないけど。久保田さんはライブシーンかなぁ?わからない。

12話 脚本:高山カツヒコ
絵コンテ・演出:うえだしげる
作画監督:植田実
原画:プロダクションI.G 
  大田和寛 小倉雅誉 下村一 竹内哲也 新野量太 泉広代 竹谷今日子 安達賢二 森田史
  服部益実 大賀丈史 渡部穏寛 氏家嘉宏 斉藤良成 松坂定俊 本田隆 河野利幸

Aパート終了直前で1話のような成瀬川の蹴りが入るんだけど、そこが気になった。ヌルッとした動きやデフォルメされてる絵柄にその後の意図的に抜いたような素子のジタバタ。ここはなんかやりたいことを失敗しているような印象だった。素子のカクカクした動きはギャグなのかどうなのかとか意図がよくわからないところが。良成さんは後半のカメメカの所々かな。


ef - a take of memories.
原作:minori
監督:大沼心
シリーズ構成:高山カツヒコ
キャラクター原案:七尾奈留、2C=がろあ
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:杉山延寛
音楽:天門
監修:新房昭之
アニメーション制作:シャフト
製作:「ef」製作委員会

絶望先生もあるというのに。
またスケジュールの都合で安定しない感じになりそうな気がするなぁ。
監督は大沼さんかぁ。監修で新房さんがついてるところが親と子の関係みたいだ。

アニメ雑記 6/3 を語る

2007-06-03 12:02:55 | ■アニメレビューとか
土日は豊作過ぎる。豊作過ぎて・・・。
4月以降日曜になるとアクセス数が増えてるのに、
こう更新が停滞してきてると見てる方に申し訳なくなります。

●電脳コイル 4話
今までで一番面白かった。エヴァの磯脚本回を思い出します。個人的に強気なイサコの描写が良かった。サーカスとかも入ってて楽しめました。原画陣が相変わらず超豪華でとてもTVシリーズのアニメのスタッフに見えません(笑)

●アイドルマスター XENOGLOSSIA
このアニメってロボットをギャルゲーの主人公に当てはめるとスッキリするのかな。発想はエヴァから拝借してると思うんですが、女の子選りすぐってる辺りにギャルゲー主人公の本質を見てる気がします。原画で吉田徹さん橋本貴吉さんなど。今週は橋本さんの名前をよく見かけるなぁ。藍蘭島とかにも参加されてましたし。

●天元突破グレンラガン 10話
最初見たときは食堂でのキタンの芝居とかBパートのニアの指差しとかおさまりが悪くてイマイチだなぁなんて思ったけど、見返して見るとそうでもないかも。夏目さん、馬越さんなどが参加されてましたね。Bパートでみんなが戦闘してる辺り目を引きました。

●ハヤテのごとく
原作者が原案のオリジナルらしい。監督がコンテ切ってますが、ぱにぽにの黒板ネタっぽいもの、執事のパートやアイキャッチもぱにぽに。たぶん原作者の希望なんだろうなぁ。スタッフもパストラルで実原登作監で原画に大田和寛さん、斉藤良成さん、三浦貴博さん。冒頭のレイアウトから異質で本編はネタの嵐。たこ焼きだかジャガイモが大量出現するところとか個人的に面白かった。あとスライムが顔に変形するとことかも楽しめました。



Bパートのキングスカッシャーのところはエフェクトを含め良成さんの色が楽しめる作画。目の炎、携帯投げの伸びた足や雷撃がモロ良成さんで観てて楽しかったです。ラムネはOPしかチェックしてないんでぶっちゃけネタがわかりませんが。しかし、なんでなのはにこないでこんなところへ・・・。
パストラルのグロスはどの作品でも遊びが多いですね。

うーん、やっぱ感想書く作品を絞って掘り下げていく感じやらないとダメだなぁ。
大体自分はなんだからひとつひとつを深めていくようにしなきゃ。
とりあえずらき☆すた、グレンは当然としてあと他2作品ぐらいに絞るかなぁ。
なんだかんだでリリカルなのはStrikerSも感想書くかもだけど。
もし管理人に感想書いてもらいたいのあったらお知らせ下さい・・・。


アニメ雑記 6/2 を語る

2007-06-02 14:51:33 | ■アニメレビューとか
●ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君
なんでこのアニメ見ようと思ったんだっけ?と思いながら見てたら久保田誓さんが参加してたからだった。全体的に豪華で大平さんのところともいいんですが、後半のサーカス調のバトルとかも良かった。久保田さんかなぁ?あと最後の鳥が倒されるとことか特長有り気な膨らましと爆発だったと思うんですが、ちょっと誰かわからない。この作品、同時公開のホリックに比べると話が弱いから残念です。タルのパートとかもう少しなんとかならなかったのかなぁ。あと知世と黒鉄の絡みとかもっとあったら良かったのに。

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 9話
橋本貴吉作監が良かった。ラスト皆が走ってきて集まるとか地味にいい感じ。それ以外は話もパッとしなかったなぁ。やっぱこの脚本家苦手だ。どうでもいいけどさぁ、最初にあったスバルの憧れとかさぁ、そういう要素はどこにいったんだよ。今回ほど脚本に失望したことって早々無い。都合よくキャラクターを動かしすぎ。これだったらまだ対立軸のあったガンダムSEED運命の方がマシだ。シン・アスカが暴れるだけであのアニメは面白かったから。もう整合性とかいいからせめて勢いで見せてくれよと願わずにはいられない。せめて敵とガチ対決してよ・・・。以前OPに対立軸が存在してなくない?みたいなこと書いたけど、本編でそれが悪い方向に回ってしまってる。彼女等の人生より今の一瞬を熱く盛り上げてほしい。