流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

らき☆すた 11話 を語る

2007-06-19 02:00:35 | <らき☆すた>
脚本:岡部優子  絵コンテ・演出:石原立也  作画監督:池田和美

池田和美さんが作監やってると珍しがってしまう。過去作品ではバリバリローテに入ってた感じなんですが、最近はkanon総作監などがメインで以前ほどの頻度で見かけなくなりましたからね。石原回は総作監経験者が担当してるなぁ。今回はサプライズも特に見られなかったかな。

かがみが自分のクラスの人と同じようにこなたのクラスの人と接してるのを見てると、かがみが隠れオタで、こなたとよく話すのはその辺云々という記事を読んだのを思い出した。そういえばツッコミ役としてかなりのことを見知ってる気がするなぁ。トゥーハーツッコミとか。





前から言われてますが、演出の方は監督交代あたりから制限無く弾けてる感じ。
衣装変えのカットとかは石原さん風味なのかな。
衣装を強調する辺り萌え要素を上手く引き出してるねぇ、と言ってみるテスト。
あと今後、仮にサプライズがあったとしてどんなものがあるかなぁと妄想してみる。

1.ナデシコ14話的なもの(らっきーちゃんねるを見てるこなた、とか)
2.ホスト部13話的なもの
3.ぱにぽに26話的なもの(本編キャラらっきーちゃんねるに出演)
4.予想もしてなかった驚愕の…!!
5.EDカラオケで本編の感動の余韻を演出

ベタな予想でこんな感じ。例えに対してのツッコミはお断り(笑)
TV画面を消してるのは実はこなただった、的なオチはベタかなぁ。
そんなことを考えないと見れないというわけではないけど、考えてしまう。
らき☆すたは視聴者にお約束事を求める部分があると思うから、ピンポイント層しか狙えないと思うんだけど、そのピンポイント層が案外広いってのがこの作品が成立する要素なのかも。そういえばマスターオブエピックなんてのが最近あったなぁ。


アニメ雑記 6/18 を語る

2007-06-18 22:22:42 | ■アニメレビューとか
今期のアニメは脚本家がいつもより目立ってた気がする。『電脳コイル』『天元突破グレンラガン』『らき☆すた』『sola』と脚本にクセがある方がTVアニメに参加されてたからそう思うのかなぁ。まあ、そんなことを思ってみたり。

最近ドラえもんとか見てるんで、原恵一さんとかに興味があります。今度の河童も見に行かねばなぁ。アニメーションノート最新号で特集組んでるらしいので早めに買ってくる予定。シンエイ動画まわりを個人的には追っていきたいこの頃。まあ、京アニネタを扱ってるとどうしてもシンエイ動画と絡むところが出てくるので扱わざるを得ないだろうという。さらに遡ってAプロ系辺りをガッツリ見ていきたいかなぁ。そんな感じ。そんな私は猿飛もまだ見てないにわかですが。

http://d.hatena.ne.jp/morakana/20070612(もらかなです。 より)
らき☆すた 10話のレビュー。原作と比較して詳しくらき☆すた感想を書いてらっしゃいます。ここまで詳しく書いてる方はそうはいないかと。私のように原作を買いに行くのをめんどくさがってる人にオススメです。そういえばキディグレイド京アニ回まだ見てないなぁ。はやくチェックをいれなければ。かがみたちがこなた家に行くところはやっぱオリジナルとかアレンジ要素があったのか、とちょっと気になります。原作、読まないとなぁ。ついでに冬だか秋だかにやるクラナドも原作チェックしたいところです。


天元突破グレンラガン 12話 を語る

2007-06-17 10:51:43 | <天元突破グレンラガン>
キャラ作監:高村和宏による水着回。エロエロ回かと思ったらBパートはバリバリのロボットアクションアニメでした。というか『女の闘い』って回だったな。ヨーコをメインに据えた感じの話ってもしかして今回が初だったり?水着で鬼門?のオカマをどう活躍させるかが今回の裏の見所だったんじゃないかなぁ。前半のキモさに後半に大グレンが水中に引きこまれるところの描写などオカマ関係が地味に目立ってた気がします。

不幸な生い立ちの子は髪を切られなければならない、という掟でもあるのか。女の子が女の子の髪を切る描写ってそう無い気がする。まあ、散髪自体が珍しいというのもあるかもしれないけど。髪は女の命という。髪をいじらせるというのは命を預けるということに等しい。散髪はヨーコへの信頼のカタチなんだろうか。今回演出面とかで個人的に気になったのが冒頭に出てくる鳥とニア救出の際の髪エフェクトかなぁ。冒頭の鳥はなんか印象の付け方が気になるんですよねぇ。なんか目に付いた以上の話はないんですけどね(苦笑)
人質とってからヨーコ発砲の演出は目線でのやり取りを意識させる感じ。アディーネとヨーコのにらみ合いへ繋げてるようなところとか楽しめました。個人的に画面分割とか結構好きです。

スタッフは今回も若手の方中心でしたがBパートのバトルは毎度のことながら見応えありました。水中ドリル~VSアディーネ前後ぐらいは雨宮さんでしょうか。エフェクトやところどころの金田系アクション。Bパート冒頭のミサイルといい、今回は糸巻いた動きがメインって感じだったかなぁ。グレンラガンを水中に投げる背動も気になるところ。あと今更ながら十字爆発ってエヴァにもあったなぁ、とかそういうのを思い出しましたよ。水爆に頭ドリルと見所が多くて楽しめました。


アニメ雑記 AIR 3話 を少し語る

2007-06-17 07:30:24 | ■京都アニメーション
グレンが始まるまでの暇つぶし記事。
AIR 2巻のコメンタリーからちょこちょこっと。



3話で病院に忍び込む住人の原画はコンテでは8秒ほどだったのが上がってきた原画が16秒ほどにのびているそうな。かなり評判が良かったので、後でセリフ削ったりして頑張って入れたらしいです。ここのパートは先輩の原画マンだと武本さんがおっしゃってるので恐らく高橋博行さんかな?表情もどことなく作監時に見ているような気が。
あと他の作画面で大きくあげられてたのが堤防のロングショット。作監の池田晶子さんも褒めてらっしゃいました。若い方で上手い方が担当されたそうです。聞いててどんだけ期待の新人だったんだよ~、と気になりました。彼と言ってるので男性の方だと思うんですが…、石立さんか渡邊さんだよなぁ。確かに観鈴ちんの歩き方はかわいらしい。扇風機のところで武本さんがコメント出してるけど、ここら辺担当されたのかなー?あと3話はレイアウトとるのが結構大変だったらしい。



佳乃との2ショットシーンでの空を見あげるまでの演出についてコメントが。
たぶんこの話のコメンタリーの肝なんじゃないかな。
やっぱり京アニの星空を見るということに対しての演出は面白いと思います。
撮影方面の話もチラホラ聞けて楽しかったです。
京アニに興味ある方は買っておいても損はしないかと思います。



自分が以前書いた記事の盲点だったんですが、これはないんですよね。外の方が明るいのでここまでガラスに映りこむことは実際は無いという。なので、以前の書いたところも怪しいと。適当書いてすみません。画面に出てくる嘘はあっても想像で補完しようとしたところで嘘はいかんかなぁ、と。
そういえば京アニのシート見ると30フレームになってるけど、他の制作会社はどうなってるんだろ?にわかなのでその辺には触れられないですが。


アニメ雑記 6/16 を語る

2007-06-16 06:12:13 | ■アニメレビューとか
今週は忙しかったんだかだるかったんだか疲れたなぁ。

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 11話
ようやく話が動いてきた。キャラもイッパイ出てきて盛り上がってきた・・・のかな。ギンガとはやての変身バンクが無かったのは残念だったけど、Bパート入った直後の戦闘とかダイモスパロとかは面白かった。森田さんや中澤さんでしょうか。熱血バトルから遠ざかっているとしか思えないので来週からの怒涛の勢いに期待したい。・・・期待したい。

スバルが横にエリオがいることを忘れて設定の話をしているあたりは以前にも同じシーンがあってスバルの抜けてるところが出ていて良かったかな。ギンガ姉さんと合流した時のやりとりとかもう少しなんとかならなかったのかとか思ったけど。エリオとスバルを結びつける描写が多いのはスバルも実は人造魔道士云々に関係ある~とか、そういうのの伏線なのかな。ちょっと楽しみ。

なんだかんだでスバルが活躍してくれれば個人的にはOKだったりする3期。
8話に過剰反応してた辺り正にそんな感じ。はやくスバル主役フラグでも立ててほしい。


アニメ雑記 6/15 を語る

2007-06-15 04:07:23 | ■シンエイ動画
最近コメンタリー目的でAIRのDVDを買いました。現在4巻まで購入。聞いていてもっとはやく買えば良かったなぁ、と後悔。まあ、その辺の話は後で適当に。呪いのワンピースとか以前youtubeで見たんですが、最近ニコニコに上がってるやつを発見したんでそっちもぼちぼち取り上げていく予定。AIRのDVDは一通り聞いたら人にプレゼント予定。個人的に美凪編のある3巻はとっておこうかなぁ、とか思ってますが(笑)

●クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
TV放送された時に見たのが最後だから10年以上前に見たことになるのか。それでも冒頭の内容を覚えてる辺り、やっぱヒーローが負けるというのは衝撃的なことなんだろうか。絵柄が初期っぽいなー、とかやたらみさえがしんのすけの言葉を訂正したりと今では見ることが少なくなったとことがウザイくらい残っていて少々イラついた面があったかな。見てて映画第一弾だからかどういう内容にするか定まってない印象があった。しんのすけをヒーローとして描こうとしてることに何か反発してる感じ。また話がしんのすけのヒーロー話に落ち着いていくから話として少々陳腐に感じてしまったなぁ。ハイグレ魔王の描写とか敵の掘り下げもほとんど見られなくてガッカリした面も。まあ、そんな感じ。

作画面では湯浅パート以外で目に付いたのがサーカスっぽい空中戦とかかな。爆発でもちょっと気になるようなあった感じ。スタッフ見てみると原画陣がドラえもんに比べて豪華だなー、と思った。佐々木正勝さんも参加されててその辺もビックリしました。木上益治さんも参加されてました。京アニは動画参加。石原さんや北之原さんetc。


●ドラえもん のび太の創生日記
うーん、話としては色々キツイ面がチラホラ。タイムパトロールの話とか投げっぱなしだし、創生セットで創造された世界のタイムマシンがのび太たちの世界の時間軸に出られるの?とか創生セットが消滅したらそもそも話し自体がいらなくなるよなぁ、と疑問が尽きない感じ。ジャイアンをメインに据えるのかといえばそんなこともなく、なんか全体から一貫したものが感じられなくて散漫になっている気がする。雲の王国や竜の騎士の話の発展系なんだけど、のび太たちがあまり上手く描写されてなくてガッカリしたところも。
ただ、のび太を神と位置づけることでの演出だと思うのでたぶん良かったんだと思う。時代が進むにつれてのび太家が繁栄していってるのが、ドラえもんに成長させてもらっているのび太に当てはまるんだけど、しずかちゃんはそういう物とは関係なく結婚までこぎ付けるところが神であるのび太の人生とシンクロしていて面白かった。
この作品はなんか異様にシンエイ走りが多くてお腹イッパイ。とにかく1コマで動かすところが多い気がした。今回は京アニから北之原さんが出張ってました。後半のメカ描写とかがメインなのかな。北之原さんは前日のアニメ店長のように兎に角動かすという印象が強いかなぁ。


あと一昨日、昨日とガン×ソードとかFate/stay nightとかラストエグザイルにドラえもんにクレヨンしんちゃんにと色々見てました。ガン×ソードは始めてDVDマラソンして全巻買った作品なんですが、改めて見てやっぱ良いです。24話とかはやっぱ個人的には好きですし。全巻購入特典のサントラも良くて個人的にはかなり満足いく作品です。コードギアスが恨めしい(笑)
Fateは最終話とか好きです。やっぱ力はいってる最終回は燃えるので。話とか演出はワケワカメなところがありましたが、士郎復活~セイバーがギルを倒すところまでのくだりが好き。特効かけまくりなところが個人的にGOOD。あの辺はエフェクトも良くて満足いくシーンでした。最後のセイバーの一撃も印象深い。まあ、そんな感じ。これから999とか見ます・・・。


らき☆すた 10話 を語る

2007-06-12 02:07:56 | <らき☆すた>
今回見ていて、やっぱらき☆すたの監督は山本寛なのではないかと思った。



脚本:山本寛 絵コンテ・演出:石立太一 作画監督:高橋博行

今までの話数から今回の話に関連してるところを抜き出してみると、今回は見所の多い重要な回だったのではないかなぁ、と思いました。こなたの母親についての描写とか。母親の話というと、ヤマカンが待田さんと組んだ週間ストーリーランドの父親が死んでしまった結婚式の回などを思い出します。他にも家族を失った話があったと思うので、らき☆すたも恐らくそういう方向性を狙っていると思われます。とりあえずそっちを。

以前のヤマカン脚本、石立演出回での仏壇カットの印象付けなどから見て、恐らくヤマカンは母親について何らかのドラマを作りたいのではないかなぁ、と思うんですよね。まあ、推測の域を出ない話ですが。ただ今まで母親についてスルーだったのにヤマカン回で母親に関するエピソードが続くとそういう風に思えてくるんですよね。上に書いた脚本家繋がりもありますし、その辺気をつけてみるのもいいかもしれません。

今回のかがみについての描写も拘ってると思う。かがみの携帯電話の話だったり流れ星の話を否定的に捉えているところを踏まえて『らっきー☆ちゃんねる』を見てほしいですね。特に携帯の話は意味深な感じで、携帯電話使うのはこなた相手、という描写がなされています。これはこなたをある意味『彼氏並存在』つまり『親友』という位置に見ているのではないかなぁ、と思いました。こなたの家にわざわざ電話をかけるシーンを用意してるのはそういう意図があったりすんではないかなぁ、と。それにゲームをしているところのコントローラーの持ち方とかかがみらしさを出してますよね。らっきーちゃんねるは今までもある程度キャラ紹介をする回はそのキャラよりの話になっていたと思うんですが、今回のらっきーちゃんねるはキャラを『ツンデレ』の一言でカテゴライズされることに対して疑問を作品中で示してくるという異色な構成になっています。そんな『ツンデレ』という単語一言でキャラを語るな、という声が聞こえてきそう。次回予告でかがみが長々としゃべってることについてもそう。かがみについて積極的にアプローチしてる。自称かがみ萌えな方は今回の問いかけにどう反応するか見物ですな(笑)

まあ、制作側がキャラ萌えについての話を持ち出していいのか?というのはあるものの、視聴者に対しても挑戦的な姿勢がある意味面白いと言えるかも。かがみだけでなく他のキャラも同様ですが、今回はかがみについてということなんでかがみについて考えてみたらいいかと。

あと今回はアニメ的ケレン味が結構見られたなぁ、と思った。
冒頭の音符とか文字とか☆飛ばしとか。この辺は石立さんらしい感じでした。
そして今回はなんと言ってもアニメ店長ですね。京アニの暴れる作画を見るのは久しぶりです。

・アニメ店長の元ネタはガイナックス制作
http://www.youtube.com/watch?v=nJ5PcrekxIE
・それを踏まえて今回のアニメ店長
http://www.youtube.com/watch?v=W5nO-ypKHIM&NR=1
・今までのヤマカン担当回
1話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/871
2話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/878
4話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/895
・この間の金田光回
8話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/929
ついでに7話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/920

これを見ると、どこかしらガイナックスを意識してるのかなぁ、と思えてくるんですよねぇ。2話でのトップネタから今回へ、金田光から今回へと何かしら伏線になるものを置いてきてるのが引っかかるんですよね。思えばあの回も父親関連(家族関連)で、島本和彦っぽい濃さが出てたような。私はヤマカンは今石さんはあまり好みのタイプではないだろうなと思ってるんですが、今回の京アニ的な作画はそういう今のガイナに対して何か思うところがあるんじゃないかなぁ、と思うんですよね。対抗意識と見ればいいのかリスペクトと見ればいいのかはわかりませんが。カレカノなどをどう見てたのかなぁ。そういえば暴走作画の方向性はまるで違ってるな、ヤマカンと今石さんって。まあ、今回は脚本だけなんであんまりヤマカンを持ち出したらいけないのだけれども。



とにかく店長は凄かった。ジャンプしながらCGの背動。背動でCG使うのはもう京アニのお決まりみたいなもんですね。店長回転しながら叫ぶ直前のエフェクトがケレン味たっぷりそんでよっていくカメラワーク。空中での動きはもうワケワカメですよ。着地の際のエフェクトが京アニらしく枚数使ってて臨場感を出したいのかなぁと思いました。こうブワッと広がっていく感じが個人的には良かったかなぁ。実線っぽい感じがまた目を引くところ。大げさな煙はアドリブではなくコンテで指定されてそう。



なんかすごいことになってる(笑)
雷撃エフェクトなんか結構カッコよかったです。
背景が宇宙になってるのは例に習ってまた演出の好みでしょうか(笑)



らみかのところのキラキラ光らせてるエフェクトもまた演出さんの好みでしょうね。
らみかを綺麗に見せたいのも京アニらしい感じ。最後のアップで薔薇が出てくるのが印象的。これは7話でおしとやかな子、上品な子には薔薇が出るというのを伏線にしていると捉えてみるのも面白いと思います(7話のはマリみてのパロ)。薔薇が開くとこも細かくて豪華ですね。んでガイナ版の方はもっと暑苦しくなってますね。私はどっちも好きですがあえていうならガイナの方が好みかなぁ。ちなみに持ってるのは『涼宮ハルヒ5巻 限定版&通常版』。これは昨年の発売時期が11月だったので、その前後らへんという時系列とかけてるんでしょうね。そういう細かい所を考えてる点は流石だなぁ(笑)
見てて色彩がハーモニーっぽい感じでそういうところで濃さを狙っていたのかなぁ、と思ったんですが出来が良かったかといえばどうなんだろう、と首を捻る。ただ、こういうアプローチの仕方をするんだなぁ、と見てて楽しかったのが大きかったです。どうでもいいですが、『A』がいるなら『B』もいるのでしょうか。もしかしたら今度は父親が来て・・・、というネタ等が隠されているのかと妄想してしまいます。


今回、今まで出てきたパロが伏線として繋がってくるようで、ヤマカンが全体の構成を練っているのではないかと思えてしまったほど綺麗に収まるのでちょっとビックリです。母親の話などもそう。今後もヤマカン脚本回でこういった繋がりが見られるかもしれません。まあ、ここまでは脚本が既に上がっていたと見るべきなのかもしれませんが。まあ、なんだかんだで監督を降りてもヤマカンがもたらしている影響力は思った以上に大きいのだと思いました。もしかしたら最終回とか力の入った回でのヤマカン演出が見られるかもしれません。山本寛演出回があったら祭りの合図だと見ていいかな、と思います。

追記:そういえば濃い顔と言えば武本演出回で頭文字Dのパロがありましたね。あの辺から考えるとやっぱ武本監督の方がパロ狙ってるのかなぁ。うーん、どうなんだろう。ただ今回の話全体は今までのらき☆すたの脚本&演出が混ざりこんでいた感じだったとは思う。ケロロもそうだし。ヤマカン脚本&石立演出回はらき☆すたでも注意深く見る必要がありそうです。あと武本回。

まあ、憶測ですが(笑)

天元突破グレンラガン 11話 を語る

2007-06-10 10:36:01 | <天元突破グレンラガン>
すごく気持ちの良い回だった。
ケレン味溢れるこの作品で珍しく落ち着いた雰囲気作り、シモン復活のアニキ譲りの必殺技バンクに吉成爆発とすごくバランスとの取れた話で後味すっきりな気持ちよさ。8話は凄すぎ&ラストの衝撃(色んな意味で)があって落ち着かなかったけど、それらもすっきりさせる気持ち良さがあった。

脚本:佐伯昭志 絵コンテ:本多康之 演出:森宮崇佳 作画監督:西山忍



今回の話はニアとシモンの話。Aパートはシモンたちを影の中に落とすようなカットが多かった。というかほとんど全部影を付きだった。特にシモンは画面の端の方に寄せられていて、いじけ具合なんかを上手くだせていたと思う。煙が白でシモンたちを影に落としてるところとか狙ってないとやれないよなぁ。パッと見たときキャラクターがどこにいるのかわかりづらいのは良いのか悪いのかわかりませんが、演出としては面白いと個人的には思います。あとリーダー気取りのキタンをちょっとうざったく、頼りない馬鹿みたいに描いてるところも後のシモンリーダーへの伏線ですよね。話の構成が良いと思いました。



ニア回想パート:劇団イヌカレー
ニアの回想は思いのほか短かったですね。人形を意識しての演出なんでしょうか。こういう演出をどういう風に言えばいいのかまだよくわからないなぁ。勉強不足感が否めませんね。人形のように扱われていたニア、Bパートのグアームとのやり取りもニアを人形として扱おうとしてるグアームが回想のときの螺旋王の描写と繋がってきてるっぽいのはやはり人形としかみられないニアの負の部分に肉迫した演出なんでしょうね。バックが光っていてもニア自身に光が無い、というのは含むところのある描写だと思いました。これはAパートから続いてるニアとシモンの描写と繋がってますね。2人は心の地下に闇にいるという描写。ニアに光を当ててるのは信じるものが背景にあるというのがあるのかもしれません。



この話はタイトルに根ざしてる演出がされてるのが気持ちいい。『天元突破』というのはいいタイトルだなぁ、と今更ながらに思います。復活したシモンがニアを抱えて空に飛び出すところは1話と同じく『天元突破』してますよね。こういう構成がうれしくて溜まりません。背景も綺麗で心地よいカットでした。ラガンが完全静止してるのが勿体無いかなぁ。この後の復活したシモンの名乗りがダサカッコイイとか、合体した際のロシュウの扱い酷くない?とか、みんなシモンに見とれすぎだろとか、つーかシモンのポーズ!とか、色々ツッコミたいところもあるけど、シモン名乗りからのアクションがまた良かった。



そしてすしおさんの必殺技バンクにこの爆発ですよ!もう最高です。
最初の十字爆発が印象的だなぁ。その辺り、やっぱ作品的沿った爆発のさせ方してる気がします。
アニキが使った技を使わせてる辺りが上手いなぁ。



戦闘後に墓を作るところの描写で、顔に影を入れまくりだったシモンたちにこれでもかと光を当ててるのが個人的に印象的でした。まあ、名乗りの部分見てるとシモン自体から光が出てるようになってるのでその辺りからの余韻という気がしますが。夕日の中に揺れるニアの髪の動きが印象的です。シモンがニアにあげた石はまた何かの伏線なんでしょうね。冒頭のアニキ像に囲まれる2人とは対照的だなぁと思いました。夕日の中のやり取りも綺麗で最後まで楽しめました。

シモンの復活がイマイチ繋がってこないというのはあるかもしれないけど、アニキ像を作ったりしながら自分の闇を深めたり、脱出の際の穴掘りで自信を取り戻したのか、はたまたニア効果か、色々解釈できると思います。掘っていくことで何かを掴む子だということを前からだしていたので、自分の闇を掘り進めるうちに自分の道を見い出したとか解釈は色々あるかなぁ、と。掘っていけば、いずれ反対側に突き抜けるという解釈も面白い。『天元突破』がやっぱキーワードかなぁ。まあ、こじ付けになっちゃうのが残念と言えば残念なんですが。もう少し間を大事に扱ってほしかったかもとか不満は少しありましたが、1話以来の心地よさなんでALL OKという感じ。次回はまたギャグ回というかそういうものらしい。なんだかんだで期待。


電脳コイル 5話 を語る

2007-06-10 04:29:30 | <電脳コイル>


こういう風なの見るとナデシコ思い出すなぁ。

今回はキャラクター間の繋がりが目に付いた感じ。
特にダイチに関する描写は面白かった。



ダイチから見たイサコの姿。この時のイサコへのまなざしというのは女の子っぽいところを見ている、というより、輝いて見える憧れの対象を観察している、と見ればいいのでしょうか。ここが恋心などではないことはこの後のフミエの話で否定されていますし。ただ、この年代の心理というのはよくわからないのでなんとも言えませんが。ただ、ダイチがすんなりイサコの配下になるのか?など少々疑問に思ってしまいましたけど。まあ、どうころぶにしろ今後のキャラクターのやり取りへの期待感を持たせるには面白いと思いました。
このシーン、イサコを色っぽく描こうとしてる感じなんですが、ラムネ飲んでるところは色っぽいというか生々しさを持った印象。アニメでの色っぽさって肉感によるところがあると思うので、そういうところが生々しさを生んでるのかなぁ、と思った。



なんだかんだで最後までイサコの言うことを聞いてるあたりに、心中が出ている感じ。
小学生ぐらいの子の描写が上手いなぁ、と思いました。
小学生ぐらいだと女の子が男の子を引っ張るような部分があると思うので、イサコの強気描写をそういうのに当てはめると面白いかもしれない。『私は流行の最先端にいるのよ!愚民は私の元にひれ伏しなさい!』的な、ませてる感じがイサコなのかなぁ、と今回見てて思いました。その辺はイサコの目的とかそういうのがはっきり掴めないとわからないけど。私は特別な~設定だったらアレだけど。

あとキャラクター間の繋がりで、フミエから聞くダイチ行動が、実は冒頭で帽子被ってる子と同じ教室にいた女の子が実は~、的な部分の伏線などになっていて学校ならではの閉鎖的な空間の人間関係の発展を示唆しているのかもしれない、と妄想が働てしまったり。フミエがなんで生物部に入ったのか、残ったのかを説明してないあたりも何かしらの含みを感じるような。説明されてましたっけ?ヤサコを視聴者の視点に置いてる辺りから、キャラクター重視なのかなぁ、と思った。今回は設定よりキャラの繋がりに重点が置かれていたから見てて楽しかったのかもなぁ、と思った。つまりは萌え(笑)
他にもイサコが警戒してるっぽい黒バイクの人誰?とか、ハラケン何者?と色々伏線っぽいものが多く、見てて楽しかったです。次回が楽しみになる引きを作ってるところとか結構上手いと思います。



しかし、こいつ、凄まじい女王様っぷりだ。桑島さんはやっぱいいなぁ。


目に付いた芝居としてはサッチーが出てきてヤサコが追いかけられるところとかかなぁ。個人的にはフミエの弟が吹っ飛ばされてるところで反動でメガネが外れる動きとか特に楽しめました。転がる動きとメガネの動きが連動してて2つの動きが合わさって見てて楽しいんですよね。ヤサコたちが走り去っていくところとかカメラワークとかが目を引いた感じですかね。あとオヤジ視点の逆さまカットとかも引っかかったかな。
今回の作監:押山さんはまだ若手だそうな。他にも若い方がコイルにはさんかされてるそうで、こういう方々がスーパーアニメーターの方々と肩を並べているというのは注目できるところではないかなぁ、と思ったり。

しっかし、設定の考察とか全然できてないなぁ。1話以降ダラダラ見てただけですし。
作品を鑑賞するというのは難しいものですなぁ。


アニメ雑記 6/9 を語る

2007-06-09 05:08:18 | ■アニメレビューとか


世の中にはエヴァ缶なるものが存在していたらしい。カレカノでUCC缶が入ってたのはそれでか。コードギアスだとピザハットとか出てくるけど、ああいうのはやっぱ宣伝とかなんだろうか。ゲーム内で看板や店の宣伝がどうのこうのという話を聞いたことがあるような気がするけど、アニメでは銘柄なんかはどういう処理がされてるのか少し気になるところ。よく捩ってる看板とか登場してる気がするけど、どういう風に考えて出してるんだろう。

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 10話
フェイトがお母さんしててそこが面白かった。冒頭の演説やティアナ関係の伏線張りが少し目に付く。しかし、車に続いてバイクかぁ。また妙な所を作りこむなぁ。個人的にはもっと部隊がある世界がどういうところなのかをもう少し描写してほしいけど。今回シャーリーが実は黒幕で、今回のメンテナンスの時にリーンに細工を~フラグでないことを祈る。まあ、そういう黒い展開に期待してるんだけれども。
次回はギンガ姉さんとはやてにご期待下さいということなのだろうか。
あと2段階目になったらまた変身シーンの嵐になるのか。色々気になるところです。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm419570
またニコニコで申し訳ない。7月以降に放送されるアニメまとめ動画。夏以降はギャルゲー原作などがまた活発になりそう。特にスクールデイズはどうなるかなぁ。アレは性行為なしでは話が成立しないと思うのでどう落とし込むのかが気になる。その辺取っ払うとただの昼ドラになりそうなうな気がしますが、転がしようによっては話題作になると思います。どうでもいいけど、あの鮮血シナリオの血しぶきって劇エヴァのパロっぽく見える。

他にはボトムズ、ガンダム、ギアスなんかが気になるところ。ガンダムは『マイスター』なんてついてるし、キャラデ繋がりからアイマススタッフが結構付きそうな気がします。アニメメカニックデザインに中谷さんがいるのが引っかかりますが。ギアスと掛け持ちってことになるのかなぁ。ガンダムは脚本:黒田洋介が一番注目すうべきところだと個人的には思う。SEEDの脚本書いてれば保志総一朗関連が面白かったかもしれないのに、と思うと少し残念な気持ちになる。
あと『げんしけん』ははてなとかでまたネタで取り上げる人が多そうな予感。
なんだかんで話題作、人気作が目白押しって感じ。
J.C.STAFFがかなりの作品を持っているようでそこが不安です。
まあ、まだ情報が出揃ってるとは言いがたいのであーだこーだ言えませんが。
個人的には『絶望先生』が本命で他多数という感じ。
あと『絶望先生』が『ぱにぽに』なのか気になる。
その辺監督とかからのコメントを聞いてみたい。

●ラストエグザイル 8話

作画監督:ムラオミノル
ムラオ作監回はラヴィがかわいいから困る。斉藤千和はウザイキャラがよく合うな~。本編からはちょっと外れてる話だったけど、こういう話は悪くない。休憩中に話も裏で進んでるし、次を見るのが楽しみになる。この話は小悪党へのケンカの吹っかけ方が洒落てて面白かった。女の子の胸に掴みかかるような奴は~的な。別にそんなのはただの口実なんだけど、シルバーナのキャラクターたちをただの喧嘩っ早い悪人に見せないようにしてる描写が良かったというか。まあ、別にただラヴィがかわいいと言いたかっただけだけの話なんだけど。
http://d.hatena.ne.jp/AKIYOSHI/20070604
ラストエグザイルの限定DVDBOXの話。