晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

晴徨 高浜 8/10

2012-08-11 | 晴徨

2012.8.10(金)曇、晴れ

 じょんのび発 10:58
 市茅野     11:58~12:10 昼食 (18.9Km)
 高浜町役場  12:55~13:20     (33.1Km)
 高浜町図書館 12:30~14:30
 市茅野      16:09          (48.9Km)
 じょんのび着  17:04          (68Km)

 青鄕に猪鼻地名は無いか調べるため高浜に行く。距離は長いが登り坂といえば帰りの永谷坂の上りぐらいだ。余裕があれば福谷坂峠を越えても良いが、地図を見て止めた。
 市茅野まではゆったりした登り、丁度一時間で20Km弱、何度も走った道だがいつも新しい発見がある。古井の少し先でモリアオガエルが道の真ん中にいた。卵は沢山見るがカエルは初めてだ。車に轢かれてしまうので森に帰そうとするがなかなか動かない。P1020412
 
鮮やかな色だ。


 市茅野の入口で昼食をとって川上の下りにかかる。4Kmの下りだが、帰りに登るのかと思うとぞっとする。若狭道の高架のところに福谷の案内があるが、ここから福谷トンネルに行けるものか解らないので、ICの案内のあるところから入る。道標というものは車用に書いてあるもので、随分大回りをした。トンネルは二つあって実は通行は嫌で堪らないのだが、福谷坂峠を越える気はしない。P1020414_2

川上から見た廃村宝尾、正面の尾根の中間、竹林のところが宝尾。


 トンネルを抜けると緩い下りで、あっという間に高浜に着く。まずは役場によって、青鄕に猪鼻地名がないか確認する。原電ハコモノ行政の高浜町で、役場もさぞご立派な建物かと思ったら、随分質素なものだった。くだらない行政しかできないところほど立派な庁舎を建てるものだが、高浜町役場は質素でよろしい。職員さんも親切で適切な対応をして頂いたが、猪鼻地名は見つからなかった。ただし猪鼻峠そのものが小字名になっており、サンドラ岩のある丸山は猪森ヶ嶽(いもりがだけ)という小字名だった。P1020415
 
高浜町役場、手前の橋はやくばばしとか。



  続いて高浜町図書館に行く。ここは文化会館と一緒になっているが随分立派な建物で、色々行った図書館の中で最も立派なものだ。ただし蔵書は不満で、探している本はそこには一つも無かった。職員さんが親切に手配してくれて県立図書館だかにあるものを借りられるようになった。P1020416 P1020418
 
高浜町立図書館と郷土資料館


すぐ近所に郷土資料館もあるのだが、今日は時間が無いので後日訪問としよう。
 さてこれからあの峠道を登り返して帰らなければと思うが、行動食は何も持っていない、途中で腹が減ってはと、店を探す。佐伎治神社の前の踏切のねきに弁当屋さんがある。お客さんの出入りが多いので美味しいのかなと寄ってみると、定番の弁当は売り切れていた。かさばる弁当も入れるところが無いので思案していると、ご主人が「お好みでおにぎりでも作りますよ」と言ってくれた。「いくらですか?」と持ち合わせが少ないので聞くと、「ご予算に合わせますよ」と随分親切だ。
結局200円で漬け物付きのおにぎりを作ってもらったが、大きくて満足、というより心意気がうれしい。これから良く通うので定番にしたいし、みんなにも勧めたい店である。P1020420 P1020424
 
おすすめの店、みのり弁当。鮮魚、へしこなどもあり。



 68Km走ったけどおにぎり5個も食べたので体重は減らないだろう。

晴徨雨読 10日目 金沢滞在
 貧相なKKR(国家公務員リゾート)の宿と違って都市部のKKRホテルはおしゃれである。パソコンも使えるのでたまったブログを一日書いていた。普通の旅行者なら金沢なんて凄い魅力なんだろうが、兼六園、金沢城、博物館、夜の近江市場どれもつまらなかった。やはりガイドブックの無い田舎が面白い。
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おしゃれな宿でブログ書き。 
 
 

コメント
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