晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

芝生物語’13(4) 11/20

2013-11-20 | 違いのわからん農学士

2013.11.20(水)曇り

 サッチを充分取り除き、砂入れをする。川砂3、真砂土1、それに肥料を入れて撒くのだが、量的には極少ない。大体砂入れの効果というのはよくわからないからだ。水はけの悪いところ、凹んだところに砂を入れるのはよくわかるのだが、ゴルフ場のグリーンのようにびっしりと砂入れをする理由はわからない。従って肥料を混ぜて、生育の悪いところ、傷んでいるところを重点的に入れている。
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川砂と真砂土を混ぜ肥料を入れる。スコップで撒く。熊手でならす。終了。

 現在南半分が終了で、約十日間かかっている、あと一週間もすれば芝生広場の秋の整備は終わるだろうけど、問題は来春以降もこれらの作業が続けられるか否かだ。
 今回登場した雑草も完全に駆除したわけでなし、来春には今以上に出てくるかも知れない。ましてやエノコログサやメヒシバなど一年草の雑草どもは今は枯れてしまって姿が見えないが、恐ろしいほどの種子をばらまいているはずだ。タンポポなどもそうだ、それらの種子が来春芽を出して来るとしたら、なんとも恐ろしい気がする。
 要するに完全に対処しようと思えば、専従の爺やを一人雇わなければならないということだ。働いている人なら面倒見切れるのは20㎡と考える。100㎡近い我が家の芝生をどう管理するかが、苦しみでもあり、楽しみでもある。
 きれいになった芝生を眺めるのは随分気持ちがいいし、そこでじょんが走り回ってくれるのはなお楽しい。
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今朝は白樫の刈りくずが散乱していて走れないワン。

  さて来春の課題だが、苔対策である。今年は苔を掻いてその跡に目砂を入れる段取りにしているが、雪の季節が終わってどうなっているかだ。おそらく苔の発生はまだ無いだろうが、芝が育つかは疑問だ。手っ取り早く張り替えとなるのだろうが、従前通り張り替えても結果は同じであろう。何か対策をしなくてはと考え、砂を入れる、傾斜を付けるなど思いを巡らせているが、どうも苔の生態について理解できていない。
 例えば今朝散歩していて堤防沿いの野芝の所にびっしり苔がはびこっているのを見つけた。よく見る光景なのだが、そこは南向きで水はけも良さそうなのだ。
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 苔の種類なのか芝の種類なのか、土壌のせいなのか、この冬の課題として苔の生態と対処法を勉強したいと思っている。おわり

【作業日誌 11/20】
じょんのびの木の刈りくず整理
ウッドデッキ塗装終了
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塗り終わったとたんに霜が降った、正解


【今日のじょん】本文に登場のためお休み

 

 

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芝生物語’13(3) 11/19

2013-11-20 | 違いのわからん農学士

2013.11.19(火)晴れのち曇り

 てなわけでやっかいなクローバーも手間さえかければやっつけられそうな気がしてきた。
 またクローバーと同じ頃に出現してきたのが、ヒメクグである。これは芝生広場よりもドッグランどに発生しており、注意して見ないと芝と見分けがつきにくいものだ。葉がやや黄緑でつやがあり、地下茎は赤っぽい。小さなぼんぼり状の花が着き、種子でも増えるのですこぶる繁殖力が強い。これも一時は絶望的な気がしたが、根気よく地下茎を抜けば退治出来そうだ。
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この黄緑っぽいのがヒメクグ、駆除はさほど困難ではないが繁殖力は強烈

  そして現在の強敵、前回イヌビエかなといったイネ科の草と苔が残った。画像など見ていくと、やっぱりイヌビエではなさそうなんて気になり、ススキ状の雑草としておこう。これが実にやっかいで、一本ずつ対処しなければならないこと、根が深くて抜きづらいこと、根を抜くと穴ぼこだらけになることなど厳しい条件だ。今のところ一部分だけの繁殖なので、とことん抜いて来年の様子を見ようという感じだ。
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ススキ状雑草の根、これをちぎらずに引き抜くのは難しい

  そして苔は芝にとってポピュラーな敵なので対処法もあろうかと思うのだが、数年前からの対処は掻き取って目土を入れるだけのものである。翌年になればしっかり苔が張り、まるで効果が無い。しかもそのたびに芝が減って地肌が増えてくる。
 苔が生えるから芝が減っていくのか、芝の生育が悪いところに苔が生えるのか、なんとも悩ましい関係である。苔が生えているところは、水はけは悪くはないが日当たりは悪い北側である。来春には張り替えの予定だが、多量の砂を入れて更に水はけを良くするとか、野芝を植えるとか考えなくては同じ結果になってしまいそうだ。
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苔の発生部分、北側で樹木のために日当たりが悪い。真ん中の少し元気な部分は昨秋張り替えたところ。

  とまあ次から次へ難題が出てくるのだが、なんとかクリアして維持するのが楽しいのであって、芝の育て甲斐でもあるわけだ。
 雑草処理をして伸びすぎているところは少し刈り込んでサッチ(刈りかす)をしっかり取る。そしていよいよエアレーションである。
 エアレーションとはローンスパイクなどで地面に穴開けをすることだ。これは固まった土をほぐし、通気性を良くすることで芝の生育を助けるものだが、根切り効果もあって芝の分けつが良くなる。
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ローンスパイクには刃が先に出ており、体重をかけて穴あけ、根切りを行う優れもの。

 ローンスパイクは4年前に買ったのだが、実はエアレーションするのは今年が初めてなのだ。何でって、面倒だからよ。まあじょんのびの芝生なんぞ、ゴルフ場じゃあるまいしそんなに踏み固まっていないからよいんでないの。つづく

【作業日誌&今日のじょん 11/19】しまだやさんがじょんのびの木の剪定にやってきた。ガサガサゴソゴソパッチンパッチン音はすれども姿は見えず。首かしげながら見ていたのだが、姿が見えたとたんにワンワンワンワンと大騒ぎ、笑ってしまった。

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おとーは刈りくず始末のお手伝い。
 

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