2013.11.18(月)晴れのち曇り
前回登場した三角鍬というのは商品名を見ると、両刃鎌と書いてあった。三角鍬の方がわかりやすいのだが、両刃鎌と呼ぶようにしよう。また同じく登場のススキは図鑑などで調べるとどうもイヌビエかなあという気がする。とりあえずイヌビエということにしておこう。
このイヌビエらしき草と苔が現在芝の大敵となっている。というのは当初から雑草の主役は代替わりしているのだ。
芝を張った時の大敵はイタドリであり、根付いてない時期にはマットごと持ち上げたり、根付いてからは分厚いマットを突き破って出てくるのだ。もともと芝生広場はイタドリの野原で、整地の際にも根が残っていたものと思われる。とにかくあの木の根のような長大な根を見たら闘争心も萎えてしまう。それでも芽が出てきたら引っこ抜き、起こせる根は起こしていたら3年ほどで芝生広場からは消えてしまった。
整地の際に出てきた根っこ、ほとんどがイタドリのもの。(左 2008.4)
張った矢先ににょきにょき伸びてきた。(右 2008.5)
エイリアンイタドリ、マットをめくるとこんなに芽が
次に現れた大敵はスギナである。これは地獄草といわれるほどたちが悪い。駆除のしようが無いのだ。茎がちぎれるので根を引っこ抜くのは不可能だし、根を抜こうと思えばそこいら中を掘り起こさなければならない。スギナというのはつくしんぼうのようにかわいらしいイメージがあるのだが、育つと2,30cmとなり不気味この上ない。このスギナが南側一面にはびこった。出来ることといえば刈り取ることだけだ。一時期は芝刈りをすると出てくる刈りくずは芝よりスギナの方が多かった。
しかしスギナの許せるところは、刈れば全然目立たないことと芝に悪い影響を与えていないことだ。特段駆除をしていないけれど現在では随分少なくなって気にならないほどだ。
次の主役はクローバーの類いだ。赤いのと緑のとあるんだが、こいつには絶望的となった。とにかく繁殖力が凄い、葉を摘んだところで地下茎が残って駆除にならない。結局刈り払い機で葉の部分を刈り取るだけの対策となり、蔓延してしまった。
昨年あたりから強烈にはびこった部分を剥がして植え替えることにした。既に6㎡ぐらいを植え替えているのだが、剥がした際に実に簡単に地下茎を取り除けることを発見する。剥がさなくても芝面を浮かせば駆除できる理屈だ。調べると、フォークで浮かせて手で地下茎を引き抜くという方法が有効だそうだ。
日当たりの悪い北側は雑草の宝庫、赤いクローバーが主役。
今回は5本爪の熊手でそうっと表面を掻いて、切れて浮き出た地下茎を手で抜いていく方法をとった。完全に抜くことは出来ないが、結構長い地下茎も抜けるし、とにかく目前のクローバーは無くなる。つづく
【作業日誌 11/18】
薪とり(武吉町)
【今日のじょん】いよいよ寒くなってきた、あちこちで雪のニュースも出始めた。
じょんのいる所は我が家でも一等地で、南向きで日当たりもいい。こんなところでひなたぼっこ出来るなんて最高だぜ。
すくなかぼちゃじょん。