晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

四獣士(1) 11/30

2013-11-30 | 日記・エッセイ・コラム

2013.11.30(土)快晴

 連日霜が降りて、初冬の雰囲気、いよいよ冬がやってきた。最近じょんの深夜の吠えが無くなってきた。動物たちが餌をあさることが無くなってきたということだろうか。熊のように冬眠する動物はそういうこともあろうかと思うが、猪や鹿などはどうなんだろう。里の食べ物が減ってきたことは確かだろうが、奴らがそんな簡単に諦めるとも思えない。
 一昨冬には「雪中八策」で獣害対策にご意見申し上げたが、その後予想通りさしたる動きも無く、あのみっともないワイヤメッシュの柵だけで事足れりとなっているようだ。予想以上に頑丈であったことも事実で、壊れたり倒れたりという現象は見えないのだが、ネットの下に無数の穴があけられ、自由に猪が出入りしている。柵の中を鹿が走り回っている光景もあり、ネットが最終手段で無い事は確かである。
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堀たての猪穴、こんな穴がいくつもあいている。



 農地の棒獣ネットには無関係のわたしたちの住環境ではじわじわと獣たちに侵されつつある。被害の一段落した今、記録した状況を残しておきたい。数年後に「あの頃はましやったなあ」なーんて言われるかも知れない。
 三銃士ならぬ三獣士とは佐々木さんの名言で、猪、鹿、猿のことである。佐々木さん自身もこの地に住まいするまで予想もされなかったことだろう。じょんのび村でも住み始めて一年ほどは現れなかった様に思うが、今や昼間でもその姿を見るほど出没しており、被害も多様になっている。
 今年の特徴は熊の出没で、三獣士ならぬ四獣士となったことである。今後は作物の被害はもちろん、人の被害も予想される。
 しかし、熊の出没については他人事と感じていたのだが実際に敷地内で目撃し、周囲にいくつも形跡があるとしたら真剣に考えなければいけない状況となっている。
 今年の目撃について
 じょんのび敷地内での目撃は猿のみだったのだが、今年は猪、鹿、熊まで目撃された。もちろん周囲での目撃や敷地内での形跡は以前からあったのだが、現実に生きている動物を見るのはなんとも衝撃である。

熊目撃 2013.7.8(月)18:35
 玄関の坂を上り、駐車場を横断ドッグランどの網に激突、隣家裏の山に逃げる。
 相手も相当慌てていた様子で、ネットに飛び込んでいた。ネット破れ、植木破損被害有。
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ネットに飛び込んで破れず、逃げ出した現場を捜索中のじょん。


鹿目撃 2013.11.7 4:06
 じょんの吠えで飛び起きて辺りを見ると、芝生広場の白樫の下にトナカイのような大きな鹿が立っている。ドアを開けるとすぐに逃げていった。食害有り。
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食害の痕、芝生広場はよく嗅いでいる。石が乱れているのは猪の仕業。 

猪目撃 2013.9.22 21時ごろ
 車庫のセンサライトが点いたので窓を覗くと数頭の猪、うり坊よりも少し大きいのが土を掘り起こしている。飛んで出たら蜘蛛の子を散らすように逃げていった。これは後日も出てきて、敷地中掘り起こされたが、被害というほどでは無い。
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目撃現場、掘り起こされているのがおわかりだろうか。

【作業日誌 11/30】
木こり、玉切り、枝葉片付け
P1010879



4日間の収穫、十日分ぐらいか。

【今日のじょん】本文に登場。

 
 

コメント
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