2014.5.2(金)快晴
GWあけかなっと思っていたのだが、予想が外れて早いめの中尾種苗の入荷となった。どちらにしても植え付けしなくてはならないのだから事前に準備しておけばいいのに、いつも苗が届いてから畑の準備を始める。石灰だって元肥だって何日か前に施しておかなければいけないのだが、いつも前日だ。
それと植え付ける苗も何人かの方にいただくものだから、種類も時期もまるで無計画である。つまりいただいた時にいただいたものを植え付けるということになる。
そんなわけだから、畝を計画的に使わないので往々にして連作となる。そのせいか年々収量は減少しているようだ。土作りもいい加減でいけないなあと思っている。そろそろその辺のところを真剣に改善しなくてはいけないと反省するのだが、「違いのわからん農学士」としてはまっいいかという気もする。
さて今回の植え付けは定番のトマト、ナス、キュウリ、カボチャなんだが、品種はおぼえられないけど、最高級の品種には違いない。
いつものように畝を造って、石灰を入れ、元肥を入れ、マルチをかけて定植をする。肥料袋をゴルフクラブの柄で囲いにして、水をやって終了。
雑草のひかれた畑もきれいになって、定植も終わって満足なはずだけど、何か物足りない。
定植が終わったところ。リーフレタス、スナックエンドウ、アスパラガスは順次収穫中。
それは畑作りも6年目になって、マンネリ化していることだ。当初は播種も育苗も施肥も定植もその後の育成もなにもかも初めてで、解らないことは本を見たりネットで調べたり、近所の畑を見たりして努力してきた。鳥獣害対策だってそうだ、えらい目に遭って何かと工夫してきた。ところが今では何の工夫も無く、従来どおりにこなしているだけ。
これでは野菜作りも面白くない、やはりテーマをもって取り組まないと意味をなさない。
うーむ、ここに来てテーマを持てとは、、、、せんぞ考えたあげく、収穫後の調理を今年のテーマにしよう。
例えば夏野菜は収穫が一時でしかもどっさり穫れるものだから、困ってしまう。昨年もキューリはキュウちゃん漬けしようとして結局出来なかった。今年は漫然と食べるのでは無く、新たな調理法を考えてみよう。
【作業日誌 5/2】
薪伐採
夏野菜定植
【今日のじょん】
じょんのボール遊びの写真を撮って気付く。芝生広場にぽつぽつあいている穴は、タンポポの跡なのだ。とにかく芝生広場のタンポポは全て引っこ抜いた。芝生のむこうに白い綿毛が無数にあるのをみれば、繁殖の旺盛なことがよく解る。じょんにはカンケーの無い事だが。
2014.5.1(木)曇り
「青」と「オウ(オー)」の地名学を読む⑦
沖縄の島々の方言よみについてよく見ると母音エオ部分がアイウ部分に替わって読まれていることが解る。もちろん例外もあるのだがこれだけの資料だけでもいろんなことがわかる。
例外は「奥武→オー」「竹富島→ティードン」「西表島→イリムティ」「波照間島→パティーローマジマ」である。
竹富の富(とみ)がドンになるのは大神島の神(かみ)がガンになるのと同じ事のようだ。また、西表、波照間の「て」が「ティ」となるのは本来「チ」と発音されるところが「ティ」となるのではないだろうか。
となると、奥武の「オー、オウ」という発音だけが異色な存在ということになる。目崎氏の青が奥武に変えさせられたという説の一端もこういうところにあるのだろうか。
「大東島」が「ウフアガリジマ」となるのは「大(だい)」が「大(おお)」と読まれて「ウフ」になったのだろう。ちなみに東はアガリ、西はイリなので、ウフアガリジマというのも理解できる。
大神島の「大(おお)」は同じく尊称を表す「御(お、おん)」と読まれて「ウ」となっているのだろう。
沖縄方言の原則からいうと、アオはアフ、アウとなると考えるのだが、それは表記上のことであって、実際にはオーと聞こえるのではないだろうか。実際に沖縄の人に青をどういうか聞けばいいのだが、すぐにそれが出来ないのがつらい。書物や方言辞書などで調べると、オールーとなっている。「奥武考」にはルーというのは、白(シルー)、黒(クルー)のごとくと書かれている。
どうやらティが発音されているようにオーも発音されているようだ。
青(アオ)→アフ、アウ→オーという転訛の過程が想像される。
沖縄の海は青い、島影はイヒャー(伊平屋島)
宮城真治氏は「沖縄地名考」のなかでオーゲーン、オー餅、オー酒(いずれも神事に使用される)のオーは「青」ではないとされている。そしてそれを「扇ぐ」のアオではないかと書かれている。同じアオでもまるで意味の違うものがあるのだ。
奥武島の由来は何かと考えるとき、地理的、民俗的に同様の青島が本土の沿岸に存在し、その多くが青島とよばれていることから、やはり奥武は青なのではないかと思うのである。おわり
【作業日誌 5/1】
夏野菜植え付け準備
【今日のじょん】
ゆきちゃんは穴掘り犬だ。先日もやっと根付いた芝を掘られて困っていたのだが、今回もバラアーチのそばに大きな穴をあけてしまった。よくみると芝の部分は避けていたのでやれやれというところだが、植え付けたティフトンにはネットを張り巡らした。
えらい堀よったなー、網しとかんと、、、