2014.5.3(土・祝)曇り
菅坂峠開通
5月1日14:00に念願の菅坂峠、東舞鶴方面が開通した。片側通行ということなので信号にしたがって通行するようだが、とにかくめでたしめでたしということだ。昨年の広域農道、綾部方面への土砂崩れによる通行止めも困ったが、この場合迂回路があったので大きな影響は無かった。
ところが今回の菅坂峠の土砂崩れは舞鶴方面へ完全に通行止めとなったので大変だった。特に両方向の通勤者は時間的にも距離的にも倍以上の苦労がかかってくる。
噂では年内開通は無理とか言われていたが、片側通行でも開通したのは有り難いことである。
堤防と井堰の工事始まる
昨年の大雨で崩れた堤防と井堰の工事が始まった。といっても測量などは4月の初めから行われており、本格的工事も2週間ぐらい前から始まっている。コンクリートの井堰を押し流す水流の威力もさることながら、工事における重機の威力も想像以上だ。
左:災害翌朝(2013.9.17 井堰の右半分が流された)
中:測量開始(2014,4,4)
右:現在(2014.5.3)
わたしたちが子供の時から河川の堤防工事や架橋工事を物珍しく、興味深く見てきた。ツルハシとスコップで切り開き、いわゆるヨイトマケというのか、人力で基礎を固め、セメントといったって手で練ってネコ車で運び、棒きれでツンツン突いていた。何人もの人夫が何日もかかって工事する、そんな光景が焼き付いているので、たった一人のオペレータが巨大な重機を操って、あっという間にやっつけてしまう光景には唯々驚いてしまう。
この井堰の工事は忠地区の今年の田植えに間に合わすという。驚きだ。
草刈りシーズン開幕
5月に入って、早朝から刈払機のエンジン音が響く。「草刈りの上林」といわれるくらい草刈りが盛んだ。これも競争になって、あの家より早く、きれいにとエスカレートする。刈払機、ソーチップ、燃料その他付属の用具など莫大な経済効果がある。その金額は、草を生えっぱなしにしておいた時の損害額の何十倍ともなるだろう。しかし、上林の草刈りはちんけな金勘定ではないのだ。これはまさに文化である。
問題は老人の一人暮らしなどで、草を刈ることが出来なくなった家である。雪かきの場合は補助金が出るようだが、草刈りには聞いたことがない。食べ物や着るものには始末していても、草刈りには大枚を払うことになる。またそれが村の経済効果となる。
草が飼料となっていた時にはそれなりに必要欠かさざる作業だったのだろうけど、きれいになった、すっきりしたという自己満足のためだけに莫大な金額と労力を費やすのはなんとも割り切れないものがある。
今年の草刈りのテーマは府道の溝とじょんのび谷である。後者はまだ手つかず。
【作業日誌 5/3】
草刈り(1-1)
薪割り
【今日のじょん】朝方だろうか、車庫のセンサライトが点いて、じょんが吠えていた。朝になると車庫の前を嗅いでいる。犬でなし、猫でなしの黒い糞を発見、先日府道の溝に見つけたでかいアナグマだろうか。