2014.5.25(日)晴 考察-2
穴虫考(68)は2014.5.22
奥野さんから丁寧なお手紙が届いた。マキノ訪問時に不明であった部分に対する回答だ。
1 西浜の小字穴虫の中の小分け地名としての穴虫、福本、長谷の位置について
「西浜の穴虫の地名は俗称で、福本という地名の中で、山のわき水がある、山の入口付近を穴虫と呼んでいるようです」という回答であった。
ここで問題を複雑にしている原因は、角川日本地名大辞典25滋賀県の小字一覧に、穴虫(穴虫、福本、長谷)福本(福本、穴虫、別所前)とあることだ。滋賀県の小字一覧は他の府県とは異なり、明治15年の「滋賀県小字取調書」を資料としている。( )は小字内の小分け地名ということである意味画期的な資料であるが、一見地名の位置関係について誤解をあたえるものといわざるを得ない。
つまり上記の例でいうと、小字穴虫と小字福本は隣接した小字で、それぞれに福本、穴虫という小分け地名があるということは、これらが二ヶ所存在すると言うこととなる。随分このことについて考えたのだが、奥野さんの手紙でようやく理解することが出来た。
穴虫という小分け地名は一つの区域を表すのだが、小字としての穴虫と福本の境界線がその中を横切っていると言うことだ。さすれば小分け地名の福本も同様に考えられ、小字穴虫と小字福本をまたいで小分け地名の福本が存在するとすればすべての理屈が通ることとなる。
小字穴虫というのは山崎山(307m)の西南部、JRマキノ駅の北に突き出た三つの尾根を含む、広い地域である。また小字福本は小字穴虫の右と真ん中の尾根に囲まれた扇状地的な部分である。
そう考えると奥野さんの言われる福本の地名の中で、湧き水のあるところというのがよく解る。福本の穴虫から山を登っていけば、穴虫の穴虫になるということだ。
国道161号線をマキノ町に入り、マキノ駅の北方セブンイレブンのある交差点から、東に100m、北に走る農道が山裾に突き当たる辺りから山にかかる部分(どこまでかわからないが)が探し求めた小分け地名の穴虫である。つづく
この右の尾根を更に右(東)に行ったところが小分け穴虫だった。広い小字地名の穴虫ではその本質が解らない。
【作業日誌 5/25】
ストーブ片付け(薪ストーブはまだ)、扇風機使用始め
【今日のじょん】今日もワン客万来でドッグランどは大騒ぎ、日陰が無いと厳しいので、桐の木の下に椅子を置くことにしよう。