晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

穴虫考(63) 西浜-4 5/16

2014-05-16 | 地名・山名考

2014.5.16(金)晴れ

 奥野氏に穴虫周辺の地名について聞いたことを記録しておこう。現地確認をする時間が無く、口頭での聞き取りなので行き違い、誤認があるかも知れない。後日手紙で確認が出来ればと思っている。
 別所(ベッソ)について
 別所(ベッソ)と呼ばれる地名があり、これは藤波園から国道に出る途中で、氏の耕作されている田んぼがあるというので確実である。これはおそらく小字福本の中の小分け地名と思われるが、角川地名辞典では福本には別所は無く、別所前となっている。奥野氏が言われる別所は別所前のことではないだろうか。これは明らかに別所の手前という位置にある。
 別所に関しては「別所探訪」の項で改めて書きたい。
P1020952
 

古本で買った地名辞典滋賀が大活躍。

 御墓について
 御墓(ミハカ?)は国道から見たら禿げ山となっているところで、国道から田んぼの中の道(セブンイレブンからJR高架までの中間を北に向かう農道か)を山裾に着いたところから山に入る小径を行く。石塔だか加工された石だかがあったように思う。ということだった。
 氏の言われる場所は航空写真でも見られ、穴虫の中にある。地名としての御墓は別所にあり、明らかに別物であろう。氏のいわれる御墓は普通名詞としてのミハカ、つまり埋墓だとすると、これこそが小分け地名の長谷なのではないだろうか。

 これらの地を確認したかったが、マキノ製鉄遺跡を案内してもらえる機会は今しかないのでそちらを優先する。わたしは自転車を返しにピックランドへ、氏は資料などそろえるため自宅に帰られ、ピックランドで待ち合わせることになった。つづく
P1020895
 

マキノピックランドから山崎山方面を望む、上開田(かいで)も行きたいのだが、、。
【作業日誌 5/16】
トマト、キュウリの支柱作り
超高ヒマワリ植え付け
車検

 【今日のじょん】旅行から帰ってからじょんの足が具合悪い。指間炎といっただろうか肉球の間が赤く腫れて痛そうだ。前回もらった薬を飲ませているが、痛そうに歩くのは可哀想で見てられない。そんなわけで運動は減っているのに食欲だけは平常通りでチト危ないなあ。
P1020933

旅行で知らんとコ歩かしすぎたかなあ。

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穴虫考(62) 西浜-3 5/15

2014-05-16 | 地名・山名考

2014.5.15(木)雨

 レンタサイクルを駆って西浜に向かう。途中市役所マキノ支所があったので寄ってみる。小分け地名に関する情報が無いか確かめたかったのだ。地元の職員さんでも居れば解ることがあるかも知れない。残念ながら本庁以上の情報は得られなかった。合併前なら沢山の職員さんの中から地元の方を探してくれたかも知れない。P1020888



高島市役所マキノ支所、元のマキノ町役場だろう。手前の道を右方向に行くと国道に出る。

 国道161号線に出ると藤波園に入る道はすぐに解った、セブンイレブンの横の道と聞いていたからだ。藤波園の奥が目指す穴虫である。問題は居住されている古い家が無い事だ。藤波園の職員さんでは地域のことは無理かと思うが、とりあえず穴虫の地を訪れてみたいと、藤波園の中に入って行く。最奥まで行ってがっかりする。頑丈なネットが張られて、扉も施錠されている。上部に電線が張られているので防獣の意味もあるのだろう。
P1020890


山の部分はすべて穴虫である。小分け地名の穴虫、福本、長谷がどこにあたるのか見当も付かない。この奥に山崎山方面に向かって道があるようだが、ネットを開けてもらうしか行きようがない。

ここから穴虫に向かうのは諦めて、別所に向かう。藤波園の西の尾根が別所である。P1020891P1020892
 


左側の尾根は別所である。地名辞典にはベッショとある。

 藤波園の南には別荘地らしき区画があり、更に西に行くと別所の尾根の末端部に出る。ここが西浜と蛭口の境界で、国道と市道の三叉路がある所だ。蛭口に入ったところに水道の浄水場跡らしきものがあり、そこに鎌とカメラをもった地元の方らしき人を見つける。
「地元の方ですか、この尾根のところは別所ですか?」と声をかけると「別所かどうか解らないけど、何を調べてるんかね」ということになり、座り込んでお話しすることとなる。
 氏は高木浜の料理旅館のご主人、奥野さんで、この付近で田んぼもやっておられ、防獣ネットの破損状況を調べておられるところだった。それよりも地名や古代製鉄に関心を持っておられる郷土史家で、わたしの目的を話すと随分関心を持たれ、氏のもっておられる資料などをいただけることとなった。そして製鉄遺跡で有名なマキノ北遺跡に連れて行っていただけることとなった。
 マキノ北遺跡については何度も本で見ていたし、興味もあったのだが、遺跡と言っても埋め戻されて看板が立っているだけのものと諦めていたので今回の訪問対象にはしていなかったのだ。ところが氏の話を聞くと炭窯遺跡はそのまま窯が残っているということだし、製鉄炉についても今行っておかないとその位置さえ解らないだろうと、是非とも案内していただくことにした。つづく

【今日のじょん】朝の散歩に出てびっくり、崩壊した井堰に土嚢が積まれ、旅行に行く前さらさら流れていた上林川にしっかり水がたまっているのだ。本格的な井堰の完成はまだ先のことだろうけど、とにかくこの大きな川をせき止めるのだから、現在の土木技術というのは凄いなあと感心するばかりである。じょんもびっくり。

P1020859 P1020951  

使用前、使用後。

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