ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

5本の指は ~ こどもの日に思う

2009年05月05日 | ばあやの本棚

「この指 どれを切っても痛か!痛さはかわらん!」
両手をひろげて 亡き父がよくいっていた

2+1+2+1=6  最後の1人は またもや女の子
     (もう、これで打ち止めにしておくれ~~~)・・・

子供心に思ったものでした。
だって、いつも子守におわれて 勉強も ベビーカーをおしながらオムツを持って
暗記をしたもんだ~  弟も背負っていましたので、身長が伸びなかったかもと冗談話ですが
そう思ったものです。
   (一応、人並みの身長はあります。 背中から、充分に肥料もかけられましたから・・・)


 ところが うちどめの子が大当たり!!
新婚時代に、わたしたち夫婦が 安い給料の中からですが、妹に  
「なんか 買ってあげるよ、なにがいい?」
妹「う~ん・・・お金がいい  買いたいものがあるから・・・本を買いたいから」

小学4年生で父を亡くしたときの答えがそれでした。
妹が 高校卒業までは 
長男である弟が、一家の大黒柱となって母を助け、姉(次女)と妹たちの面倒もみてくれました。

末っ子の妹はしっかり、ちゃっかり・・・自分の力で ”福岡教育大学”を卒業して
福岡市内の小学校の教師に着任いたしました

もちろん奨学金、アルバイト、ささやかなる姉夫婦(杏子)の援助、(すずめの涙で)
今は二人のこどもと、やさしい夫との生活をいとなみ
「奨学金」の返済も続けているところです。
おまけに わたしの長女が近くに住んでいるので、母親代わりでもあります。

はじめて、妹を動物園につれていった時、おおきな象の牙をみて叫びました
 「あァーッ!!だいこん」

6本の指から 1本消え去り5本となり、つつがなく母も健在です。

              こどもの日に、なぜかこんなことを思い出して・・・
 

ま~るいたんぽぽやがて どこかえ飛び立ってゆくのでしょうね

コメント (2)
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