広場で汗かいて 野球を楽しむ 11人の少年たち
追記 はじめからで 恐縮ですが・・・
おかあさんたちは これでいそがしい
○▲新聞、 NH流・万能川柳~ Kさんの一句が 今のわたしの心境にぴったり、
記させていただきました。お断り無く掲載させていただきました事
どうぞお許しくださいませ
「ええもんや 子供ら群れて 遊ぶ声」
○▲新聞より、抜粋させていただきました ありがとうございます。
わがやの前を、毎日自転車でゆっくりと通りすぎて行く おじいさんがいる。
仮に Hさん としておきましょうか
大腿部骨折手術の後遺症から片足がうまく伸ばなくて、その足をペダルに乗せまま
片方の足でぺタルをふんでゆっくりと自転車がすすむ・・・
そうしながらも 毎日、畑の耕作に 忙しく働いていらっしゃるのだ。
「あら~こんにちは~」
いつも、わたしが先に声をかけているが、なかなか
にっこりされることがなくて・・・
ところが、この頃は自分のほうから
「あ~、こんにちは~」と 声が聞かれるようになって・・・。
ある日の事 Hさんが
「おまえたちは なんで、今日は学校に行かんとか?」
広場で、野球をしている子供たちに 聞いた。
「ゴールデン・ウイークで休みです」
「ゴールデン・ウイークは、働いている人の休やなかつか?」
「はい・・・」と野球チームの”大将少年”が小さくなって答えた。
しばらして Hさんが
「こどもの声ば聞くと げんきば もらうもんなぁ~」とにっこり・・・
その姿が、なんともほほえましくて 私は急に可笑しくなってきた・・・
わたしたちは 年中日曜日、
Hさんには シルバーウイークを あげなきゃね
「奥さんは 今日はどうしてるの?」
「今日は静かに、しとらすたい ちょっと胸の痛かげなたい・・・」
決して騒々しい奥さんではないのだが、この言葉で
もともと Hさんは 頑固者ではない おじいさんだったことがよ~くわかった
奥さんへの思いやりが 強く感じられ言葉だったからだ。
いつも2人、一緒に畑に、きれいに お化粧した奥さんとボチボチの
話し相手がなくて 今日はさみしかろう~
この頃、すこし奥さんは、体調をくずしてあるとは聞いていたが・・・
「静かにとは、余ほど悪いの?」といったら
「うフフフ~ 時にゃ~大人なしゅうしとらすほうが よか!!」
「あはぁ~ん、うフフフ~ですね」
Hさんは ゆるゆると自転車をこいで また畑へ~
わたしは、いつまでも後ろ姿をながめていた
子供たちの元気な声が また聞こえはじめて・・・