明日8月8日は、暦の上では立秋
朝夕は心なしか、ほんの少しだけ ちいさな秋の気配が・・・
世界遺産登録決定から夏休みにはいったら
連日の猛暑にもかかわらず、万田坑入場者はうなぎのぼり
万田炭鉱館の前には、きれいな広い公園もあり
石炭の素となったメタセコイヤの木がむかえてくれます。
おおくの親子連れの姿があちこちに、また遠くからの貸切バスのお客さんたちで
会場はにぎやかな歓声につつまれています。
わが家から万田坑までは、自転車で15分ぐらいですが、
あまり暑いときは車でおくります。
今日はついでに見学までついてまわりました。
偶然にNHKのテレビの撮影中でしたが、こどもたちは
熱心に説明を聞いているのかなぁ?
宿題の事、どうするんだよ?・・・
子どもたちの大好きなバッタも、静に話を聞いているようだ。
遠く人吉市からやってきた子どもさんもいましたよ。
その日は、ちょうど夫の担当日でした。
こどもたちにも分かりやすく説明してくれるといいけどなぁ・・・
そばで、デジカメをまわしながらも冷や冷や。
あるおかあさんは、これで「なつやすみの宿題が一つ出来る」と
汗をぬぐってある姿をみて
数十年前の私を重ねていました。
こどもたちには、実際に炭鉱で使われていた坑具を手でさわったり
石炭にふれたり出来るので、坑夫の体験に子供たちの目はかがやいていました。
「これが石炭だよ」と小さな石炭の粒を手にひらにのせてみます
軽いのにおどろいていました。
石炭を山ほど積んで運んだ、鉄製の炭函
案ずるよりは何とかで、持ち時間の30分を案内完了。
拍手をもらって満足そうな夫、額から大きな汗の粒がながれていました。
新しい生き甲斐ができたことに、感謝しなければなりません。
「今夜は冷たいビールですな」