新春を祝い、若いころに習ってすっかり忘れた活花、一応活けてみました。
(掛け軸の晃水とは、書道・杏子の雅号 )
掛け軸は、自書を自分で表装加工したもので
「長いお勤めを無事に果たし、これからは残りの人生、悠々自適の毎日を・・・」
といった意味でもありましょうか。
心の糧として客間に飾っています。
今年一年が、平穏にすぎますようにと願いをこめて初春をむかえました。
初詣には蓮華院誕生寺奥之院(熊本県は玉名市)へ数年ぶりに参拝しました。
五重の御堂(ごじゅうのおみどう)
おおきな鯉が泳ぐきれいな池にうつる 五重の御堂(ごじゅうのおみどう)
心経門をくぐり大仏さまに参拝して順路に沿ってめぐります。
奥の院は『一願成就』『厄払い』のお寺として、年間30万人の方々がお参りされているということです。
暖い日差しに晴れ着姿の若い二人連れも多く見かけました。
平成29年のあたり星の吉凶をみたら
卯としの私の運勢は・・・波高しの模様なり、心して慎めよ
「慎みます」と心にとめおきます。
参拝順路にそって 厄皿投げの場(やくさらなげのば) へすすみます。
素焼きのお皿に願い事を書いて(一願成就とあり願い事をひとつだけかいて)
深い茂みの谷に向かって投げると願いが叶い、苦厄からとき放たれます。
丁寧に願い事を書き、おもいっきり投げてまいりました。これで佳し。
境内から駐車場までひたすら歩きます。ところが方向音痴の私は帰路を教えて
もらったにもかかわらず方向をまちがえたらしく、
出口までたどりつくのは随分長く歩いてもうへとへと、売店でお茶をいただき
やっと落ち着きました。
駐車場はもう車もまばら、さてと往路は登り坂だったので帰りは当然下りと
思い込みが激しい。
山門を出て駐車場から一呼吸おいて、ハンドルを左に切ります。
これがとんでもない間違いだと気ついたのは、ずっと後のことでした・・・
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