ツワブキが咲き始め、漂う深秋の気配・・・
『 RDFセンター見学』へ行ったけど (2)
その時、すぐ後ろの白い車から若い男性が降りてきたので
「実はここへ行きたいのですが・・・」
青年はちらりと地図をみてうなずき
「ここは方向変換はだめですよ。とにかくここを出ないといけません。誘導しますから、僕のあとをついてきてください」といいながら、私の車をもとの方向に
さっ!ともどして、自分の車に乗り替えて走りはじめました。
私はあわてて車の後を追いはじめます。
チラリとみたバックミラーには数台の大型車が続いてせまっていて・・・
なんと、なんとここは、有明海沿岸を走る「沿岸道路」への誘導助走道路帯で
迂闊にもわたしはそこに迷い込んでしまい
慌てて元のところに引き返そうとしていたのです。
まさに逆走をはじめようとしていたのでした。
知らぬが仏
それをあとで知りることなり、仰天した。
目的地からはとうにはずれていたが、白い車を見失わないようにひたすら走った。
どれくらいの時間だったかわからないが、最寄りの出口から一般道路へでることができた時は心底ホッとして・・・
「地獄で仏様」の気持ちとはこのことか・・・。
「RDFセンターまで案内したいのですが、僕はいまから新幹線に
乗らねばなりません。
この道を直進して大きな信号がありますから、そこから右折、少し走って又
右折して、工場はその少し先の左側にあります。気をつけていってくださいね」
有りがたくて「もしよければ お名前を」と頭をさげたら
「M〇〇です」 スーツをきちんときこなしたこの男性、車から察して
市内の某商事だとおもわれた。
急ぎの商用中にもかかわらず、丁寧にみちびいてくださったこの男性の心のやさしさ
もし、出会わなかったら、今頃は「高齢者の逆走」とかで新聞紙面を
にぎわしていたかもしれなかった。
涙して、後をみおくった。
『 RDFセンター』には、事情を電話で連絡、遅刻をどとどけていたので、
センター入り口で女子職員さんが 今や遅しと待っていてくださったのも
うれしかった。
13時近くに講習は終わり、大きな工場地帯をあとにした。
帰ってからすぐに電話帳で探してみた。
『M〇〇です』 「M商事」・・・ありました。
直ぐに電話をかけて訳をはなしたら、やはりそこの社員さんだったのでした。
「そうでしたか、それで講習には間にあわれましたか?」
ここでまた、顔も見えない相手を気遣う親切な電話の対応に、また涙があふれた。
こうして貴重な長い長い一日がようやく終わった。
毎日たくさん出る生ゴミの処理法の勉強から、ゴミを固形燃料にかえて
発電に活かされることを学ぶことができ、ひとつ賢くなれました。
見学の時、連続しての説明だったのでカメラを構えるタイミングを失いました。
パンフレットより一部をアップいたしました。
上部の青いところには有明海がひろがっていますが、
この有明海を埋め立てされて、今は立派な工場地帯ができあがりました。
詳しくは下記をごらんください。
お陰様で無事にこうして記事アップすることができました。
最後までご覧いただき有りがたく、これからは高齢者運転のひとりとして
安全運転に十分に心がけて、あともうすこしだけ免許保持できますようにと
おもっています。 (完)
今朝のこと、ふと庭に目をやると真赤な花が・・・
「あ~ 今頃ぼけの花が咲くかな?」
開花時期は、11/25 ~ 翌 4/15頃。
11月頃から咲き出す花は
春に開花するものと区別するために
「寒木瓜(かんぼけ)」と 呼ばれることがある。
うっかりボケの私とは 比較にならない
目の覚めるような 寒木瓜(かんぼけ) の花 すっかり心温まりました。りました。