hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東大駒場キャンパス散策

2016-05-04 05:00:08 | 日記

我が家では水仙粽を富ヶ谷の岬やに買いに行くのが恒例となっている。粽は和菓子店でもだいたい5月3日~5日しか販売しておらず、今年も予約を入れておいた。この店までは駒場東大前駅から東大構内を行くのが最短経路であり、毎年1度だけキャンパスを通るが、1度この中をじっくり見てみようと散策した。


駒場東大前駅の下北沢よりの出口から直ぐのところに門があり、そこから入ると小さいながら清流が流れている。


周辺には草が生い茂っており、その先にはラクロスやテニスのコート、そして左右に銀杏並木が広がる。


これを左に行くとほぼ突き当たりには禅のサークルのポスターがあり、その先には古民家のような建物が。実は三昧堂という禅堂で昭和15年にできたもの。現在は座禅サークルの活動場所などに使われている。


1度元に戻り、北に向かうと左側には野球場、右側にはラグビー場が見えてくる。その先が北門で前には山手通りが通る。これを越えて次の道を右に曲がると岬やがある。


これで水仙粽を購入、また、北門からキャンパスに入る。ラグビー場の先を左、つまり三昧堂と反対に歩いて行くと新しい校舎が目白押しにある。そうした校舎が無くなるあたりに一高の寄宿舎の遺構が残されていた。


その先の最も東側には左右に伸びる細長い池があるが、これが駒場池、通称一二郎池と呼ばれている。本郷キャンパスの三四郎池に対する命名らしいが、かつて農学部があった頃には養魚池として使われていたもの。水辺には黄菖蒲な花が咲いていて美しい。


池の端まで行き、右に曲がると101号館と書かれた中々味のある建物。現在は出版会などが入居している。

さらに左側には美術館・自然科学博物館がある。もとは1934年築の図書館だったが、2003年に博物館としてオープン。現在、フランツ・エッケルト展を開催中。


そして、駒場キャンパスの象徴である1号館。キャンパス入口正面にある安田講堂を見紛う建物で1933年内田祥三氏により建設されたゴシック様式。中々その勇姿は立派なものである。

その前が正門、さらに門を出るとすぐに駒場東大前駅東大口の前に出る。全体で4000歩、アップダウンは少ないが、さすがに広大でジョギングや犬の散歩をする人が絶えない。それにしてもいい運動になりました。