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秋葉原というとオタクとかメイド喫茶とか電機街といったことを連想するが、街角には中々渋い店が残っている。例えば居酒屋の赤津加などが代表格だが、蕎麦屋にもいい店がある。
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JR秋葉原駅昭和通り口を出て昭和通りを渡り、少し神田川に向かって歩く。すると総武線のガードがあるが、それを越えて佐久間公園の少し手前にある古ぼけた渋い倉庫の向かい側に『山茂登』という小さな蕎麦屋がある。(写真の倉庫の正面向かい側)
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木製の小さいフクロウが目印。店に入るとボックスが2つ、あとはカウンターのみ。カウンターの前には草花が生けてある粋な雰囲気。耳を澄ますとジャズが流れている。
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メニューは一般的な蕎麦屋と変わらないが、ランチタイムは小さい丼と(小さな)蕎麦の組み合わせをする人が多く、値段の差はあるが、大体1000円で収まる。今日は小生は小丼がカツ丼、蕎麦は小かけ。これで1000円ちょうどだが、先払いである。
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待つこと5分、アツアツの丼とかけ蕎麦が登場。やはり熱い蕎麦はこの季節は少し無理があったが、蕎麦から食べる。やや、辛めの汁だが、香りがいい。煮ても蕎麦には腰があり、喉ごしが最高である。この店は蕎麦は最高の産地から取り寄せており、本日は音威子府産。
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カツ丼は見た目ほど味は濃くないが、やはりかえしの効いた味付けでついついがっついてしまう。
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この両方が何とか食べれる量である先に蕎麦をすすり、丼と汁を一緒に食べるのが小生流。食べ終わる頃には汗まみれ。ただ、やはり少し食べすぎかな。明日は立ち食いそばのみにしておきたい。
山茂登
千代田区神田佐久間町3ー13
0338662803