みどりの日は神代植物公園は入場無料だからではないが、GWには必ず1日深大寺~神代植物公園のルートで散歩することにしている。
いつも最初は深大寺開山堂から元三大師堂、白鳳仏、本堂と回る。本堂のナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)の白い花花昨夜の風でかなり落花してしまったが。
その後、大師茶屋という蕎麦屋で昼を済ませて神代植物公園に入る。冒頭の通り無料なのだが、あまり知られていないのか、入場客が特に多いということもない。
園内に入ると鬱蒼としたクヌギなどの森を抜けてバラ園へ。いつもはまだバラも殆ど咲いていないが、今年は早いのか3分の1程度は咲き始めていて、満開のものも少なくない。
その横側には藤棚もあり、紫や白の房のような花が風に揺らいでいる。
さらに、芍薬、牡丹、石楠花など大きな花を咲かせるエリアを通り、野草展が開かれている正面入口付近に行く。今年も好事家がイワタバコやウラシマソウ、シラン、オガワキキョウ、絶滅危惧種のイワチドリなどを展示している。
その先はサクラやハナミズキ、ハンカチの木などが植えられている大芝生がある。今年はハンカチの木も花が終わりかけているのが残念。朴木(ホウノキ)の花も初めてみてビックリ。
その後、ドイツスズランやシランを見て、モミジ園を通過すると梅林に到着。青い梅が沢山なってはいるが、それ以上に昨日の風で落とされていて足元は青梅で一杯である。
その先は園のはずれ部分にあたるが、右側には椿やサザンカ、左側には竹園がある。今回初めて竹と笹の違いを知ったのだが、説明板によると『育って皮が残るのが笹、残らないのが竹』とのこと。
しかし、一般の呼称はヤダケ(矢竹)なのに笹の仲間、オカメザサなのに竹の仲間とあまりはっきりと分かれて使われてはいない様子。
すると歩道にまで伸びたタケノコというか、竹の若芽が伸びていてこればかりは生えるところが予想不能ということがよくわかった。毎年来ているとはいえ、発見の多い散策、ちなみに大体6500歩、今日もいい運動になった。