hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

井の頭池とモネ

2019-06-17 05:00:22 | 日記

最近テレビ番組で池の水を抜くのが流行りだが、その先鞭を付けたのが井の頭公園の池のような気がする。井の頭池は神田上水の水源として有名だが、湧水の減少に加え、投げ入れられたゴミやブルーギルのような外来種の魚などのため、以前とは趣を異にした姿となってしまっていた。

しかし、2013年から1年ごとにかいぼりを3回実施してきたため、以前はヘドロのため見えなかった池の底もみえるようになり、水質の改善が明らかになってきた。

今年の夏は絶滅危惧種の『イノカシラフラスコモ』を始め、各種の水草が生えてモネの睡蓮池のようになってきたとのニュースがあった。自分の目で確かめるべくひょうたん橋から七井橋まで池に沿って歩いたが、天気が良かったこともあり、確かに水草が生えているのである。特にボートが入れないひょうたん橋付近や七井橋付近はかなり水草も密生して生えている。

これをモネの睡蓮池と言われると確かにと思うくらい。ただ、ローボートの櫂やスワンボートの舵に水草が巻きついていてボート屋さんは大変かもしれないが。

関係者や住民の方々の努力の甲斐もあり、ここまで回復したのかと思えて嬉しいと感じた。