hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

渋谷川の橋をめぐる(2)

2019-06-25 05:00:31 | 川と橋

『ぶらり橋めぐり』その85。渋谷川に沿って歩いてきたが道がなくなり、やむなく並行する明治通りに出る。このあたりには中々面白そうな飲食店が多く、小さな築地直送のマグロ料理店や辛そうな麻婆飯専門店、しかし、『うさぎのしっぽ』とあるからジビエかなと思ったが、実はうさぎと遊べる店であった。


次の交番を曲がると氷川橋、これは明治通りを挟んで坂を登ると氷川神社があるのでここから付けられた名前である。


少し先には神社の参道と思われる道があり、左右に灯籠の台座の石が残されていた。


次の角を曲がるとすぐ前に都バス渋谷車庫が出てくるが、その手前の橋が上智橋。親柱の名前が中々見つからなかった。さらに道の左側には今は使われなくなったバス停がずらりと4つ、手前から広尾高校前、記載なし、比丘橋、國學院大学前。


コレはいったいと反対側から見ると『安全運転』と書かれていた。出庫する運転手向けのサインと納得。


次の橋は先程のバス停にもあった比丘(びく)橋、寺が近くにあって、出家したお坊さんがよく通ったためについた名前であろうと想像される。


そして庚申橋、橋のたもとに古い庚申塔があり、仏像が彫ってある。ちょうど近所のおばあさんが花を替えて、長いことお祈りをしていた。地元に根差した信仰である。



ここからは川沿いの道を行くが大きな木がいくつも生えている。少し川から離れながら山手通りにぶつかるが、ここにあるのが渋谷橋である。ここまでくればもう恵比寿も近くなる。


山手通りを渡り、渋谷橋を越えて少し行くと恵比寿公園に向かう小さな歩行者用の橋がある。名前は書いていないが人道橋らしい。


公園の中を通り、次の橋へ。この橋は一本橋、これも細い橋である。これを反対側に歩くともうJR恵比寿駅まではほど近い。雨の中、濁る川を見ながらの橋めぐり。次回は天気のいい日にここから天現寺橋を目指すことにしたい。