だんだん寒くなり、街歩きも厳しい季節になる前に駆け込みで散歩に行くことを思いつく。等々力渓谷の紅葉を見に行くことを企図して出かけた。
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東急大井町線等々力駅で下車、家から約1時間である。降りた目の前に等々力渓谷の案内板、しかしその上に張り紙があり、修理中とある。よくみると等々力渓谷の樹木の中に倒壊の虞がある木があるため、その伐採に9月から入り、一部立入り規制中とある。
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ここまできたのだから引き返す訳にも行かず、スタート。その前に等々力駅舎を見上げると、今時珍しい木造、白いペンキが塗られ、さらに駅中央にあるベンチもかなりいい味を出している。
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以前ならば気にもならなかったことだが、改札口を出ると殆ど段差なく地上に降りることができる、しかし、このような駅は今では少数派。
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もちろん、東急池上線などには他にもあるが。駅を降りると左右に線路があり、これを跨ぐため、電車が来ると構内遮断機も降りるので注意がいる。
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駅を降りて左の方に行くと成城石井があるが、その裏にゴルフ橋へ向かう道がある。橋の名前の由来だが、戦前1931年に6ホールの玉川ゴルフが作られ、ゴルフ場に向かう橋だった。しかし、1939年には廃止、その後高射砲の基地となったが橋の名前は残ったのである。
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本来は渓谷の入口となるのだが、先ほどの木の伐採のため、渓谷に降りることは叶わず、橋の上から見るのに留める。
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元の道に戻り、谷沢川と平行に通る道を歩き、環八まで行く。右に行くと玉沢橋となるが、橋の上からは樹木が繁すぎていて川がよく見えない。
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環八を歩道橋を使い反対側に渡る。左に歩くと目黒通りに出て、右に曲がると等々力不動尊に辿り着く。
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等々力不動尊明王院は瀧轟山と号し、満願寺の別院として興教大師が不動堂を建てたものと言われている。
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境内に入るとイチョウの巨木が迎えてくれるが葉が黄色に黄葉して大変美しい。少し遅れて七五三のお参りに来た親子連れも多く、さらに華やいでいる。
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お参りするが、黄色と白の菊の鉢が置かれていて真ん中に真っ赤な提灯と調和している。お隣りの社務所でお守りと御朱印を頂くが、中々の人の列である。
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さらに左手から渓谷に降りることができる。見晴台になっていてこちらは赤く染まった紅葉がまだ見頃であった。
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階段を降りていくが、左側の岩肌には役行者の石像が祀られていた。さらに降りると右手に滝、不動明王の立像も祀られていた。
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少し上流に等々力渓谷横穴墓群はあるのだが、バリケードがあり、残念ながら前までは行くことができなかった。
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渓谷沿いに歩くと右側に日本庭園がある。中に入ると竹や柑橘類が植えられ、石が配されていたが、面白くなさそうなためすぐに退散。
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さらに渓谷の横を歩くが、ここから先に歩いて行く物好きな観光客は殆どいない。矢川橋より先は普通の川になる。次回は工事終了に渓谷沿いの道を歩いてみたい。
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