今年の阪神タイガースは誰が見ても満点のシーズンであった。久しぶりのリーグ優勝に加えて38年ぶり2回目の日本一である。
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昨年のヤクルトの村上選手のように頭抜けたプレイヤーが1人で引っ張ったわけでもなく、伝説のバース・掛布・岡田のようなクリンナップがいた訳でもない、総合力で他を圧倒した素晴らしいシーズンである。
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そんな年もカレンダーはもう一枚、阪神タイガースのカレンダーは1月が岡田監督(以前からずっーと同じように監督が1人で乗る)、2月は西勇輝・糸原、3月は青柳、4月は近本、5月は大山、6月は梅野、岩崎とここまでは1〜2名、7月〜9月は3人ずつ。佐藤輝明、伊藤将、湯浅、浜地、そして藤浪まで出てくる。10月は4人、11月は6人と増えて来る。
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最後の1枚12月は37人。つまり残りの選手たちが全て出てくるのである。ただ、最後のページでも4人分の大きさの選手が4人(北条、浜口、木浪、高山)と小さな33人の格差がある。
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そして驚いたのは右隅の最後の選手は誰あろう、MVPと新人王に輝いた村上頌樹投手である。
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つまり、その程度の扱いしかされていなくとも成績をしっかり残せばセリーグ1の選手になることができる、これこそ実力の世界であるこのと象徴のように感じた。
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他にも石井、小野寺などもこのページであった。
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このカレンダーには今年12勝2敗でこれまた優勝に大きく貢献をした大竹耕太郎投手も出てこない。当たり前であるが、現役ドラフトは12月に行われるため、間に合わないのである。ただ、現役ドラフトで成功したと言えるのは阪神の大竹のほかには中日にDeNAから移籍した細川選手くらいしかいない。一方で阪神が出した陽川選手も西武でブレイクするまでには至らなかった。ヤクルトの成田投手(←ロッテ)、オリックスの渡辺投手(←ヤクルト)、日ハムの松岡投手(←西武)のように1年で戦力外や育成契約選手になってしまうケースもある。
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現役ドラフトも2年目、この制度を活用ができたチームとできないチームの間で大きく差がつくことも十分ありうる。8日にはこの結果も発表、また二軍だけのチームが2チーム(ハヤテ球団、アルビレックスBC)が、新たに参加する2024年。ますますプロ野球から目が離せない一年となりそうな予感がする。