今年の阪神タイガースはとにかく競り負ける試合が多く、見るとイライラ。それでもヤクルトvs阪神11回戦のチケット交換券を娘からもらったので勝ち負けを気にせず、気楽な気分で観に行くことにした。因みに阪神の試合に行くのも2年ぶりである。
当日は半休を頂き、3時から神宮球場外野チケット売り場に行く。かなりの人を予測したが、列は10人ほど、すぐに外野指定券を2枚ゲット。ちなみに席はヤクルトファンの連れ合いに遠慮して1塁側です。
天気はよく、日中は暑いくらい。一度家に戻り、服を着替えて、弁当を買い、17時半に球場に到着。着いてすぐにお弁当タイムにしたが、ビールの旨いこと。たまらんです。
その間も気になっていたのはホームからバックスクリーンに向かって吹く強い風。ヤクルト先発の高橋投手を意識して阪神は右打者にポイントを置いた布陣(糸井に替えて陽川)。特に投手の西純矢の打力を考えて8番に据えた打線にした。一方のヤクルトは長岡を山田・村上の後ろ5番に抜擢していた。両監督の目論みが当たるかどうかをじっくりと見ることにした。
まずは1回表、最近元気のない近本(左)があえなく三振、中野(左)も凡退したが、私は右のマルテに期待。すると見事にレフトスタンドに先制1号HR。
1回裏は西純矢のストレートが冴えて1、2番は簡単に仕留めたが、3番山田にはヒット、さらに2塁の盗塁を決められる。落ち着いて村上を落ちるボールを振らせて三振に片付ける。
ムードがいい中で2回はエラーで出場した糸原(左)を1塁に置いて8番に抜擢された西純矢(右)が2ランホームラン。
3回表は近本凡退のあと中野(左)が粘って四球、マルテ(右)がヒットで1死1、3塁。ここで佐藤(左)だが、予想通り高橋を攻略できない。しかし、5番大山(右)はしっかりとレフトスタンドに3ラン。この後は西純矢も余裕が出てきた。
6回には変わったヤクルト木澤から佐藤がホームラン、その裏にはヤクルト山田にソロホームランを浴びるが、その後は抑える。8回は佐藤2塁打の後、久しぶりに出場の北條が長打で打点をあげるなど見ていて楽しい試合。ヤクルトのチャンスは悉くダブルプレイで潰し、西純矢は初の完投。
ホームランが4本、今日見にきた阪神ファンは溜飲が降りただろう。打線の組み替え、さらに右打者を増やしたことは功を奏した。
しかし、喜んでばかりはいられない。近本は5の0、大山もHR以外はタイミングが外された内野フライやファウルフライ、さらにスタメンに起用した陽川は2三振。まあ、打線が大丈夫とは私には思えない。ただ大勝の今日はまあいいか。試合は3時間足らずで終了致しました。