hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

鶴見線に乗って(2)

2017-02-18 05:00:20 | 日記

『鉄道シリーズ』その160。鶴見駅大川駅からガラガラの鶴見行きに乗り、次の安善駅で下車する。



途中にはガソリンを運ぶタンク車が所狭しと並んでいて、壮観。安善駅は島式の小さな駅、駅名は芙蓉グループを立ち上げた安田善次郎の安と善を取って駅名にしたもの。安善駅の周りはヤマトのターミナルや学校があり、工場は少ない。

少し余裕があるかなと駅舎に行った途端に警報機が鳴り始める。そうか、扇町行きがすぐ到着するのか。電車をやり過ごし、ホームに走る。

ここからは武蔵白石、浜川崎と止まるが、いずれも工場の真ん中にある。浜川崎では尻手方面の南武線支線に乗り換えられるが、このホームは道路を渡り、反対側。しかも無人駅だから、すぐにわからず焦ってしまいそうである。駅前にはJFEの社屋がある。



その先は右手に大きくカーブを描き、運河を渡ると昭和駅。この駅舎が渋く、なかなかいい。

その先は昭和電工の工場があり、すぐに扇町駅に到着。しかし、折り返しまでは僅か4分、慌てて改札口を出て、写真を撮り、また、鶴見行きに乗り込む。


発車ベルもならず、ガラガラな電車はすぐ発車。ともあれ、鶴見線は完乗することができた。ちなみに鶴見に向かう車両には殆ど乗客はおらず、嘘のように静かである。


グリル満天星〜丸の内ランチグルメ

2017-02-17 05:00:30 | グルメ

丸の内でランチタイムとなったため、丸ビルの5階でランチ。実はかつてある経済団体に今から30年弱前に出向していた際にまだ古い丸ビルでカレーライスや釜飯を食べたことを思い出した。当時はまだ1階にうなぎの竹葉亭や東宝パーラー、新丸ビルには永坂更科などの店があり、クラシックでいい雰囲気だったが、そんなところに行くのは稀でいつもモーリ飯店の中華か、ニューカッスルやギンセイなどですませたもの。ギンセイはカレーライスかハヤシライスがうまくて急ぐ時は利用していた。

そんな庶民派とは打って変わり、今の丸ビルの食堂街は綺麗になったが、洋食なら『満天星』と急ぐ。11時45分に入店したが、何とかカウンターの席が空いていた。

ドミソースがかかったオムレツライスが定番だが、今日は『洋皿小鉢膳』(1240円、税別)をお願いする。これはメインがエビフライ、カニコロ、ハンバーグ、ポークソテーから選択さらにご飯用のソースがハヤシがカレーが選択できるもの。私は『カニコロ』『ハヤシ』として見た。

待つこと約10分、トレイに載せられたカニコロ、ハヤシソース、野菜のスープ、マカロニサラダ、前菜3種、ご飯、プリンが登場。まずはスープからいくが、ミネストローネ風で美味い。

カニコロはトマトソースが添えてあり、小さいのが2個。トロッとしたクリームソースがいい。付け合わせのパスタも嬉しい。前菜3種はもやしの和え物、高菜、ハスのマリネ、意外に和風である。

茶碗に入ったご飯にはハヤシソースをかけるが、これが絶妙な味。いくつもの料理を楽しめる贅沢感がいい。ほとんどの人がこのセットを注文するのがよくわかる。ハヤシソースもタップリあり、完食。

最後に食べたプリンのカラメルがあまり甘すぎずいい。1人で食べても、女性ときてもいいお店である。


グリル満天星 丸ビル店
0352887070

鶴見線に乗って(1)

2017-02-16 05:00:36 | 日記

『鉄道シリーズ』その159。前回、鶴見線を訪れたのが2014年12月だから2年3ヶ月ぶりに残された部分、浅野〜大川、安善〜扇町の完乗を目指す。この線を効率よく回るには平日の朝に行くしかない。このために半休を取るのもやや勿体無いが、特に大川支線など廃止されては元も子もないと実行に。

鶴見駅到着は7時25分、前回は昼過ぎに来たのだが、その時とは打って変わりホームを人が埋め尽くしている。時刻表をみると海芝浦行きが7時29分、大川行きが7時35分、そして扇町行きが7時43分と全てのラインナップが揃う。

7時29分の海芝浦行きが満員で出発、3番線に次の大川行きがすぐに入線。ぎゅう詰めとはいかないがかなりの人が乗車する。すぐに発車、国道、鶴見小野と前回と同じ駅を通る。下車する人はおらず、結構な人。しかし、旭硝子などの工場がある弁天橋で半数が下車、立つ人はほとんどいなくなる。

次が浅野、駅前は工場でまた降りる人も多い。この先が海芝浦方面とは別れて安善駅に到着。

この辺りは一面の工場地帯、そこからが大川支線だが、武蔵白石の駅を左に見ながら曲がって行く。

このあたりからは殆ど構内を通るようで日本鍛造の工場の脇を通り、運河を渡るとすぐに終点。


日清製粉や三菱化工機の工場の中に古ぼけた駅がポツン。海芝浦駅と違い、公道に面しているので外にも出ることは出来るが、枯れ草だらけの草が線路の終点あたりを覆うように生えている。

到着が7時46分、そして7時53分には出てしまうため、鶴見線の旅は忙しい。朝は4本、夕方が5本、これが休日は朝の3本だけになる大川駅である。

まあ、これだけ利用者がいればしばらくは安泰かもしれない。(以下、次回)

新橋周辺の鉄道記念物めぐり

2017-02-15 05:00:54 | 日記

『鉄道シリーズ』その158。新橋周辺の鉄道記念物めぐり。日本の鉄道の嚆矢が明治5年10月14日日本の開通した新橋(現在の汐留)〜横浜であったことを知らない人の方が少ないだろう。そんな新橋停車場がシオサイトそばに復元されている。

今日は久しぶりに『旧新橋停車場 鉄道歴史展示室』を訪問して見た。場所は高層ビルの谷間、汐留の交差点の近くにある。当時の停車場を再現してあるが、外観はあまり駅らしくない。


中に入ると地下一階には常設展示があり、開業時の新橋停車場の模型や石積みなどが見ることができるほか、当時のプレートや土瓶など発掘されたものも展示されている。

2階はイベントスペースで撮影禁止のため、写真は撮れなかったが、『走れ、蒸気機関車』と題してSLのプレートナンバーや模型、当時のフィルムなどを見ることができる。無料ということもあり、結構人が入っている。

新橋停車場を後に東口に向かう。

するとゆりかもめに向かうあたりにD51の動輪と鉄道唱歌の碑がある。動輪の方は1976年に総武線・横須賀線乗り入れを記念して札幌鉄道管理局から譲りうけたものである。

一方、鉄道唱歌の碑は1957年に鉄道開業85周年及び鉄道唱歌作詞の大和田建樹生誕100年を記念して置かれたもので1番の詞とともに当時の蒸気機関車が載せられた石碑が建てられている。

いずれも貴重なものだが、足を止めているのは暇な私くらいである。

えん 新橋ウイング店〜新橋ランチグルメ

2017-02-14 05:00:00 | グルメ

年が明けて以来、様々な出来事があり、くたびれたのか、歳を取ったのか、風邪が3週間経っても完治しない。このところは腹に風邪が来たのか、食欲もないし・・・。今日の昼食、と言っても食べたのは2時過ぎだが。外回りの途中で寄った『えん 新橋店』。

やはり、胃腸が調子悪い時は食べないのが一番だが、少しは食べないと元気もでない。その中で『だし茶漬け』の看板を見てついふらふらと入店。

だし茶漬けと言っても『天茶』『鮪のづけ茶漬け』『鯛茶漬け』『たらこ茶漬け』『焼きシャケとイクラの親子茶漬け』など10種類。その中で『奄美大島の鶏飯風』というのち惹かれる。というのはかつて鹿児島で営業をしていた際に二日酔いの時でも鶏飯ならばするする入った記憶があったからである。

券売機でチケットを買って、席で待つこと3分程度。トレイに載せられた鶏飯(風)が登場。

一番本家の鶏飯と違うのは出汁がかつおだしというところである。丼の中にはゆで鶏、椎茸、錦糸卵、柴漬け、ほうれん草で早速出汁を掛けて頂く。あっさりしていて食べやすい。柴漬けの酸っぱさがインパクトとなる。贅沢を言わせて貰えば海苔が掛かるともっといいのだが。


付け合わせは漬物、ゴボウと鶏の炊き合わせ、豆腐である。これらもあっさりしていて中々のもの。ご飯は大、中、小から選べるが、中で丁度良かった。また、出汁はお代わり自由というのも嬉しい。これなら二日酔いの日も使えそうである。


えん 新橋ウイング店
港区新橋2丁目東口地下街ウイング新橋
0355373296

佃大橋

2017-02-13 05:00:13 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その32。中央大橋、南高橋と歩いてきて最後に佃大橋を渡ってみる。ちょうどこの3つの橋が佃島を取り囲んでいるようだが、住吉神社先の河岸からよくみることができる。(現在は工事中で工事の船が邪魔をしているが。)

この橋は都道473号線、下を地下鉄有楽町線が通っている。橋の長さは476m、幅員は25mあるが、実は川の手前100mほどから高架が始まるため、歩いて渡る場合は歩道橋のように階段を登り、降りる羽目になる。


もとは隅田川最後の渡船場であった『佃の渡し』の位置に1964年に架けられた比較的新しい橋である。橋からの眺めは下流には勝鬨橋、上流には中央大橋や亀島水門など絶景である。


佃側には佃煮屋さんの看板を見ることができ、階段を降り、左に曲がるとまるで風景が変わる。


隅田川には水上バスが行き来して、手を振るのも中々面白い。何せ、橋を徒歩で渡る人は僅かにしかいないため、注目度は高い。

橋を降りて、少し歩けば月島駅に到着する。

スイセンの切手

2017-02-12 05:00:04 | 日記

『切手シリーズ』その65。今、盛んに咲いている花、水仙の切手について。水仙は1月下旬より咲き始め、今が見頃であるが、切手の図案にはよく使われる花である。

最初に切手に描かれたのは1961年の1年間に毎月発行された花シリーズの1月の切手として1月30日に発行されている。因みに2月からウメ、ツバキ、山桜、ボタン、ハナショウブ、ヤマユリ、朝顔、桔梗、リンドウ、菊、サザンカと発行された。発行枚数は800万枚〜1000万枚だったが、カタログ評価は水仙がダントツに高い。

次は1968年明治100年・第23回国民体育大会の女子体操選手の背景に水仙が描かれている。これはちょうど福井県で国民体育大会が開かれたからだが、この後ふるさと切手では水仙の図柄が福井県から何回か発行されている。

1976年5月には60円通常切手の図案に水仙が採用された。当時は封書が50円の頃で加重やひとまわり大きな封書などに適正利用された。しかし、1980年に郵便料金改定がされると『平等院の梵鐘』の図案に変更されている。

そして、ふるさと切手だが、1990年4月に発行された47都道府県の花で福井県の花としてまず発行される。

その後は2001年11月に越前海岸とともに描かれた2種類(50円、80円)。

福井県以外では2006年1月に福岡県から『スイセンと能古島』という図案の80円切手が発行されている。他にも2006年8月には神奈川県の花4種として発行された。

しかし、2008年12月のふるさとの花第2集ではやはり福井県の花として2種類のスイセンの切手が出されている。

北風が強く、厳しい冬の海岸に可憐な花をつけるスイセンの花は切手の図案として映えるのであろう。

南高橋

2017-02-11 05:00:31 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その31。中央大橋を渡り終え、隅田川沿いに歩く。しばらく行くと『一等水準点 交無号』がある。これは日本の標高基準である東京湾平均海面と日本水準点を繋ぐために重要な役割を果たした水準点を記念したもの。


東京湾平均海面は明治6〜12年に霊岸島に置かれた量水標での潮位観測で決められたが、さらに堅固な水準点として明治24年に設置されたのがこの『一等水準点 交無号』である。

そして霊岸島水位観潮所はその先70mのところにあるが、すでに観測所は神奈川県油壺に移され、モニュメントが残されているに過ぎない。


その先には亀島水門があり、その裏にあるのが今回訪れた『南高橋』である。

前置きは長くなったが、亀島川の最下流にある橋であり、河口側には水門があるため、中央大橋からはその姿は見ることができない。この橋は1923年に関東大震災の復興事業により作られたものだが、予算が乏しく、両国橋の一部を用いて作られたトラス橋である。長さは63m、幅員は11mと小規模な橋だが、奇しくも明治の鉄橋が現代に遺される結果となった。


名前は上流に高橋があるため、その南側にある橋という意味だが、正面からは威風堂々とした雰囲気を残す名橋である。

梅昆布茶

2017-02-10 05:00:28 | 日記

寒い毎日、特に早い時間にオフィスに到着し、席に着くと結構足元から冷える。出社途中にセブンイレブンで一杯100円のコーヒーを買う習慣があったが、近所のセブンイレブンは3台あるコーヒーメーカーが満杯、その後ろに並ぼうにも店の入口にあり、何とも具合が悪い。年明けから風邪を引いたこともあり、朝の一杯を思い切って『梅昆布茶』に変えてみた。

コップに付属の赤い丸いスプーンで粉を一杯(約2g)を入れて、後はお湯を注ぎ、混ぜるだけ。梅の香りがして昆布の風味と若干の塩気がちょうどいい。空きっ腹にもコーヒーほどの刺激はなく、あまりたくさん飲まなければ塩分もそれほどではない。

コストは現在メーカー(玉露園)が100周年で20パーセント増しの48g入って300円(税込)だからこれで24杯取れる計算。一杯あたり12.5円だからコーヒーに比べれば格段に安い。

やや、年寄りじみた感じはするが、しばらくは梅昆布茶にはまりそうである。ちなみにこの商品は茶とついているが、お茶の成分は全く入っていないとのことである。

『福茶』と言って黒豆、昆布、梅干し、山椒といった具に煎茶や湯を注ぎ、元旦や節分などに飲む風習があるが、梅昆布茶の原点はこの辺りにあるのかも知れない。

中央大橋

2017-02-09 05:00:28 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その30。今回は中央大橋を渡ってみる。佃島を歩いたあと、すこし隅田川を上流に歩くと美しいハープ橋が出て来るが、これが中央大橋。

八重洲通りが上を走り、隅田川の橋の中では千住汐入大橋に次ぐ新しい橋。形式は二径間連続鋼斜張橋で長さが210m、幅員は25m、1993年8月にレインボーブリッジと同時に完成した。かなりモダンな橋だが、それもそのはずデザインしたのはフランスの会社で中央の主塔の形は『兜』を意識して作られたものである。


制作時期がバブル真っ只中ということもあり、贅沢な造りでライトアップも白と暖色系の2種類とあまり類を見ない。


下流から歩いて行くと主塔の真ん中に東京スカイツリーがすっぽりと入るポイントもある。佃大橋の隣にある男性的でゴツゴツとした勝鬨橋とは違いをスタイリッシュな美しさを感じる橋である。


橋の上からの眺めめ広々とした隅田川から橋の真ん中に東京スカイツリーを眺めることができ、被写体としても申し分のない橋である。