hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

一之江駅〜瑞江駅(1)

2017-06-10 05:00:47 | 日記

『メトロに乗って』その59。今回は都営新宿線一之江駅で降りて隣の瑞江駅まで歩いてみる。一之江駅は1986年9月に都営新宿線が船堀から本八幡まで延伸する際に作られたもので当初の仮称は『春江』駅であった。一之江自体の名前の由来はよくわからないが、一之江新田に由来するものと思われ、最初の川と言った意味ではないかと推測されている。

都営新宿線は都心方面から乗ると東大島駅でいったん地上に出て、荒川を渡る。次の船堀駅も地上駅だが、また、地下に潜り一之江駅に到着する。しかし、駅そのものは立派な建物で魚の模様が付けられている。

駅前のバスターミナルから左手に向かうと少し上り坂になっており、その先が新中川にかかる瑞江大橋である。

作られたのは1960年だから50年以上経っており、上を今井街道が通っている。欄干の上には魚を取りに来た少年のブロンズ像があり、橋の近辺は屋形船や水上バス、クルーザーなどの船溜りとなっている。


隣の明和橋は少し斜めに川を渡っており、中々面白い風景、これは1992年に現在の橋ができる前は橋の近くで急カーブして渡橋していたのを是正したためで、交通事故も減少した。

門をモチーフに周りに4本の塔があり、風格のある橋となっている。

川から駅前を通過し、まっすぐ行くと環七通りにぶつかり、一之江陸橋となるが、これを右折。環七から右に離れて行く道を歩くと仲井堀親水緑道に出る。


実は江戸川区には18もの親水緑道があるが、仲井堀は周囲の灌漑用水として春江樋門から環七まで流れていたものでこれを親水緑道に平成4年にしたものである。

通りの横には小川のように水が流れ、小さなクチボソのような魚を始め、鯉なども泳ぐのんびりとした道となっている。(以下、次回)

若どり〜丸の内ランチグルメ

2017-06-09 05:00:08 | グルメ

oazoでランチに行く機会が最近は度々ある。よく行くのはカレーうどんの古奈屋、洋食のツバメグリルだが、今回は1つ上のフロアにある『若どり』という博多水炊きの店にお邪魔した。

博多水炊きは好物の1つだが、やはりその濃厚なスープに魅せられている部分が大きい。メニューはあんかけ親子丼やとり天もあるが、やはりスープに負けてとりそば(ご飯付きで1100円)を注文。

スープは3種類あり、醤油、味噌、シオとあるが、やはり『シオ』を選択する。メニューをよく見ると一人前の水炊きもある。

注文してから約10分、とりそばが運ばれてくるが、期待通りの白濁スープ。一口飲むがやはり濃厚で美味い。麺のほか味玉1つ、メンマ、キャベツ、鶏肉と具沢山である。

ご飯は白飯にしば漬けと茎わかめが混ぜてある。さらに小鉢で大根の煮物とさつま揚げ、山クジラと3つもつく。

とりそばの濃厚な味と他のご飯などの薄味の加減もよく、特にキャベツが水炊きを彷彿させる。周りではとり天定食や親子丼を注文する人もいたが、コスパを考えるととりそばが一番のようだ。

最後にわらび餅を一口。美味しかった。静かな店内でゆったり昼食が取れることを考えると中々よい選択であった。ごちそうさまでした。

若どり
丸の内oazo6階
05034764417

ドクダミ

2017-06-08 05:00:30 | 日記

6月に入るとアジサイの花が色づき始めるが、同じ時期にこれ見よがしにそこらじゅうで咲き始めるのがドクダミ。

名前の響きも良くないが、調べてみると『毒矯み』、つまり『毒を抑える』という意味であることを知る。確かに漢方では生薬で十薬として利尿作用や高血圧、動脈硬化に効能があるとされている。また、民間療法としても湿疹やかぶれに生の葉をすり潰し、湿布すると効果があるとされる。

しかし、子供の頃から植物全体から放たれるあの臭いが苦手で中国語では魚腥草(なまぐさい草)、英語ではfish mintと呼ばれている。繁殖力が強く、我が家の小さな庭にも色々なところから生え、白い花(じつは総苞で花は黄色い部分)がそこいらじゅうに咲く。

ドクダミを駆除しようと引き抜くとさらに強烈な臭いを放つので嫌になる。さらにドクダミはススキやヤブコウジなどと同様に地下茎で増えるため、目に見えるところだけ抜いても地下茎が残り、また、そこから生えてきてしまうというイタチごっこになってしまう。

根本的に駆除するにはグリサート系の除草剤を使うのが一番であるが、さらに簡単に行うにはドクダミに熱湯をかけるのが一番楽な駆除方法のようである。

ススキやクズと同様にもう少しおとなしくしていればそのままにしておくのに。まあ、ドクダミ屋敷にならない程度に駆除することにしたい。

sac〜吉祥寺グルメ

2017-06-07 05:00:53 | グルメ

吉祥寺にはカジュアルフレンチの店は数多いが今日行ったsacもその1つ。落ち着いたこじんまりした店で最初は連れ合いがランチで行き始めたのがきっかけ。ボジョレーや創業記念日にはお得なコースも設定され、よく利用してきた。しかし、シェフが故郷に帰るため、今月限りということもあり、最後にとお邪魔する。

通常のコースもあるが、スペシャルとして店の代表的というか、人気メニューから選りすぐりアレンジしたというフルコースをお願いする。


暑いので最初は冷えたクローネンブルクの生ビールで乾杯。いや、本当に乾いた喉に美味い。アミューズは小さなパンケーキにキャビア、チーズなどを乗せたカナッペ風。やや甘いパンケーキとキャビアの塩加減がよく合う。

つぎにオードブルは人気4品。温製スモークサーモンにパンケーキとサワークリーム、ディルを添えたもの。このロシア風の味がこたえられない。

他にはホタテのカルパッチョ、きのこの炒めものにビーツのソースを掛けたもの。豚肉のパテドカンパーニュに葡萄パンが添えたもの。いずれも美味いが、特にパテドカンパーニュは酒が進む。


魚料理は鯛のポワレスープ仕立て。ロブスターとムール貝のスープを合わせた、ビスクを複雑にした味わい。カリッと焼いた鯛の皮とシットリとした身、ロブスターとムール貝、いずれを取っても素晴らしいアンサンブルである。白ワインにはもってこい、とグラスワインをぐびっと行く。


肉料理はA5牛肉にパン粉を付け、焼いたものにシャリアピンソースを掛けたもの。シャリアピンソースの玉ねぎによる甘味と付け合わせの塩加減がいいバランス。この料理は赤ワインと相性抜群。忘れていたが、付け合わせは生野菜とシャンピニオンの炒めたものをラザニアにチーズと共に挟み、焼き、さらにほうれん草ソースが掛けてある。なるほどこの手の込んだ付け合わせ1つ取っても、シェフの力の入り具合がよく分かる。

デザートは大きな抹茶スフレにアイスクリーム添え。砂糖をたくさん使っているとは思えないほど軽く焼き上げ、アイスクリームの冷たさとのコントラストが絶妙。あとはコーヒーをゆっくり飲んでごちそうさまでした。

店の行く末はとご主人に聞くと新しいシェフも見つかったとのこと。これはホッと一息。しかし、5年間の集大成である今日のディナーは大変美味しかった。

観音崎灯台

2017-06-06 05:00:50 | 日記

浦賀散歩の後は観音崎灯台を目指す。東浦賀を散策した後、バス通りに出ると観音崎行きのバスが出る新町停留所を発見。駅まで歩くと2つの停留所があるため、ここで10分ほどバスを待つ。浦賀駅〜観音崎は20分おきにバスがあり、結構便利である。

しばらくしてバスが到着、高齢者を中心に乗客は多いが、なんとか席を探し座る。バスは海の近くは通るが、特に鴨居の集落あたりは風景がいい。最後にトンネルを抜けて10分ほどで観音崎バス停に到着。

すぐ前には海岸があり、雄大な太平洋が広がる。たぶん、近くにはタンカーやそれに付随する船、遠くには房総半島と思われる低い山が見えて絶景である。すぐ広場があり、海岸が続くが、灯台には少し左に向かう道を辿る。すると大きな洞窟があり、しげしげと見る。


すぐ横には崖が迫り、藪の中には鳥がいて聞いたことのない鳴き声をあげている。まだ、ダラダラ坂道だったが、山の上に灯台が見え、道が分かれて階段になる。


藪のなかを進むが、開けたところからは海も臨め、500m歩いてようやく灯台に到着。日本で最古の近代式灯台は意外に小さく、可愛らしい。


何しろ初代の灯台は1868年11月だから明治元年に着工、翌年2月に点灯している。高さが12mの煉瓦造りの四角い建物であり、燃料は落花生油であったため、今よりは暗かったが、それでも燈明の光と比べるとはるかに明るかったであろう。その後、2回作り替え、現在のものは関東大震災で崩壊し、1925年に造り替えれたもの。つまり、この3代目ももうすぐ100年になるのである。


200円払い中に入るが、高さが19mとそれほど高くなく、すぐにてっぺんまで登れる。灯台の上からの360°の眺めはよく、アクアラインのサービスエリア海ほたるもはっきり見える。都心からわずかな距離でこのような風景に出会えるとは。灯台の上は風も心地よく、もう少し広ければのんびりできるのになどと考えた。


降りる際に気がついたのだが、灯台の階段には他の日本の灯台の写真が北から並んでいるのだが、お城と同様に島を除く殆どの灯台を自分は上がったことがあることに気がついた。まあ、我ながら物好きなことでと変な感心。

日本橋おか田〜日本橋ランチグルメ

2017-06-05 05:00:29 | グルメ

久々に日本橋立ち食いそばシリーズ。日本橋の立ち食いそばのマイベストスリーを挙げるならば第3位きうち(人形町)、第2位そばよし(本町駅 )、第1位たかね(茅場町)(第4位福そば、番外寿々木屋《きしめんがメインのため》)といったところだろう。

しかし、今日行った『おか田そば』はかなりいい線をいくと思う。場所は本町と小伝馬町の中間あたりでまだ店自体は新しく、極めて清潔。店に入ると食券の販売機が2台、伺ったのが11時40分だったため、店の中には先客が3名のみ。初訪問ということもあり、無難なかき揚げそば(460円)にして見る。

食券を渡すとそばを茹で始め、3分程度で出来上がる。

椅子が10脚ほどあるため、ゆっくり座って戴くことにする。テーブルには七味と山椒、山椒は珍しい。そばの上には揚げたてと思われる薄くカリカリ感漂うかき揚げ。

まずはつゆを飲むが、熱く、やや甘みがあり、さば節の良い香りがする。そばはゆでたてということもあり、するりと喉に入る。かき揚げは玉ねぎ、人参が細かく切ったものが入っているが、軽くてパリッとしている。店の人の感じもよく、また、丼の下には滑り止めよく考えられている。

いや、これは中々美味い。隣の人はざるそばを食べているが、これもかなり良さそう。だんだん暑くなるのでつぎはザルで行くかな。ご馳走様。

日本橋おか田
中央区日本橋本町4ー15ー10

カルミア

2017-06-04 05:00:50 | 日記

カルミアという花を知っているだろうか。色は愛らしい赤やピンクの種類と色が薄く白に近いものがある。いずれも初春にはピンクの金平糖のような小さな蕾が群生して、この時期に次々と溢れるように花をつける低木である。

シャクナゲなどと同様、ツツジ科の植物であり、私が会社に行く順路になっているお宅に美しく咲き誇っている。よく見ると小さな花には切れ込みがあり、まさにツツジのようで、これが集まって咲く。しかし、実はカルミアは気難しいというか、少し木にストレスをかけただけで枯れてしまう難しい側面もある。

実は以前に向かいのお宅が家を売られる際に頂いたのだが、知識がなかったこともあり、枯らしてしまった。

というのはまず、土壌。中性土、例えば赤玉土などではダメで鹿沼土のような酸性土が必須である。また、花を咲かせるのにエネルギーをかける為、摘蕾をしないとよく年花が付かなくなることもある。植え替えの時期も花のついている時期を避けるなどデリケートな対応が必要なのである。

カルミアはスウェーデンの植物学者カルムの名前に因んだものでよく見るとシャクナゲの花を小さくしたようにも見える。花が集まると鞠のようになるが、見ていても飽きない美しさがある。


ステーショングリル〜横須賀ランチグルメ

2017-06-03 05:00:33 | グルメ

せっかく横須賀に来たのだからとランチに迷う。横須賀と言えば海軍カレーで有名なカレーライスにするか、アメリカンフードといえばハンバーガーにするか、それともプライムリブにでもするかと悩み横須賀中央駅を出る。

安易にその3つともメニューにある『ステーショングリル』を目指し歩き始めるのだが、駅からすぐのところにある市場食堂、このランチメニューはとれとれの地魚定食や海鮮丼が心をくすぐる。それでも誘惑を振り切って若松町の交差点近くにあるビルの4階に到着。


メニューを見るが、ステーキランチ120g920円などにも揺さぶられながら、プレーンハンバーガー(850円)とコーラを注文する。

店はなかなか素敵な駅のホームを模した造りでゆったりしている。横にはサラダバーもあり、サービスステーキランチもありかなと少し後悔、殆どの人がステーキランチのようだ。

すぐにコーラがやってくるが、よく冷えたグラスにビンのコカコーラ、いやお久しぶりである。

10分ほど待ってハンバーガーが到着。まだ、完成しておらず、焼いた片方のバンズにレタス、オニオン、ハンバーグ。反対側のバンズにトマトとピクルス。ただ、残念だったのはケチャップとマスタードが小袋入り、しかもケチャップはカゴメだったこと。やはりハインツのひっくり返った奴が欲しい。


ハンバーガーを完成させるが、思ったほど大きくはない。しかし、焼きたてハンバーグは厚く、完成させたハンバーガーは結構な厚さ、トッピングなしでも私の大きな口にもあまりそうな厚み。少し潰しながら食べるが、ジューシーなハンバーグにトマトのみずみずしさも相俟って美味い。すごく美味いが、やはり肉のジュースとトマトの汁が垂れて、食べにくいこと甚だしい。

サイドのコールスローも揚げたてのフレンチフライもすごく美味い。さすがに横須賀バーガーである。できればおしぼりが欲しいのは日本人ゆえか。


ステーショングリル
横須賀市大滝町2ー16小菅ビル4階
0468212150

鎌倉橋・塚山橋

2017-06-02 05:00:55 | 日記

『ぶらり橋めぐり』その47。今日は神田川に架かる2つの橋、鎌倉橋と塚山橋を渡ってみる。まずは鎌倉橋だが、なぜ杉並なのに鎌倉がつくのかと思われるかもしれないが、上を通るのが鎌倉街道のためである。


この鎌倉橋は武蔵名勝図会にも『上高井戸の境にあり。古の鎌倉街道にて…今は農夫、樵者の往来道となりて野径の如し』と書かれている。大正時代はまだ木製幅一間程度であったらしい。


橋のすぐ横には歩行者用の押しボタン信号もあるほど意外に通行量が多い。この下流は左に川が曲がって行くようである。下には黄菖蒲などが植えられており、流れも緩やか。

その隣にあるのが塚山橋(ささやまばし)である。鎌倉橋は愛想のないコンクリート橋だが、塚山橋は公園の出口にあるせいか、重厚な石造りの橋で趣きがある。


この辺りは両側に結構木が茂っているからか、橋の上から隣の鎌倉橋がよく見ることができない。橋の先には塚山公園があるが、中には武蔵野の面影を残す雑木林も残され、太古の昔にはこの辺りで豊かな生活が営まれたかと思うと中々ロマンがある。

たんたん亭〜浜田山ランチグルメ

2017-06-01 05:00:36 | グルメ

浜田山では古くからこの『たんたん亭』の支那そばは有名店である。土日の昼時とくれば常に行列が絶えないが、1時40分頃に前を通ると列がない。チャンスとすかさず入店。

ここはワンタン麺、特に海老ワンタンが有名なのだが、腹もそれほど減っていないのでシンプルに支那そば(770円)を注文。いくつか注文が揃った時に麺を茹で始めるのだが、その中にうまく混じり、5分程度で支那そば到着。

支那そばは綺麗に麺がよそわれ、メンマと海苔、チャーシューが載せられている。まずはスープから、鶏ガラなどの動物系とかつおなどの魚系のバランスが良い角のない醤油味。気をつけないといけないのがスープが熱いこと。麺は中細ストレート麺で喉越し抜群。

特に美味いのがチャーシュー、肉の味がしっかり出ている。これが2枚入っていて、もう1枚は後半のお楽しみにする。麺がスルスルと入って行くが、結構量も多い。また、黒胡椒をかけるが、一段とスープが引き立つ。隣のおばさんはワンタンのみの注文、そうか、それもありだな。

この店は昔からカウンターだけの10人も入れば満員だけにすぐに入れたのはかなりついていた。というのもすぐにまた行列ができていたのだ。汗を拭きふき、ご馳走様でした。

たんたん亭
杉並区浜田山3ー31ー4
0333294061