hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

国稀酒造と旧増毛駅〜R1夏旅行③

2019-08-11 05:00:56 | 旅行

R1夏旅行、その3。北竜町でひまわりを見たあと一路旧増毛駅に向かう。実は留萌経由で行くより、増毛に向かう方がかなり早い。北竜町から少し戻り、道道を走るがとにかくほかに車はいない。

しかも、道沿いにはバスの停留所(冬は降雪するため小さな小屋がある)があるが、バスは廃止されていて廃屋化したバス停が並ぶ。白い花が咲き誇るそば畑や大豆、じゃがいもなどの大規模な畑が左右に広がる。


かなり走ると日本海側にようやく到着、これを左折、さらに増毛港の方に曲がる。まず目指したのは日本北限の酒造場『国稀』である。しばらく走ると珍しく観光客がたくさんいる場所となっている。


中を見学させてもらうと高倉健の映画ロケの写真も並べられている。奥まで行くと試飲コーナーがあり、運転手の私に変わり、連れ合いが試飲。美味いと言いながらも運賃がネックで買わずに箸置きのみを購入して出る。


次は旧増毛駅。今でも街の中心部、風待食堂
や旧富田館(廃業)に囲まれて駅が再建されてある。駅名標もそのままであり、今にも列車が着きそうな感じがする。乗れなかった鉄道の廃駅を訪ねるのは楽しいような、残念なような複雑な気持ちがした。


ここで帰るのが普通だろうが、どうしても大学時代にYHに泊まった小平(おびら)を見てみたくなり、宿泊予定の留萌を通り越して小平の道の駅まで。到着は16時半、まだまだ太陽は高く、日の入りまでは待てず鰊御殿を再現した道の駅を見学して宿のある留萌を目指した。(以下、次回)

北竜町ひまわりの里〜R1夏旅行②

2019-08-10 05:00:48 | 旅行

R1夏旅行、その2。新十津川駅を出て雨竜の道の駅を目指す。時間は12時を過ぎていて道の駅はランチを求める人々でいっぱい。ほかにもアイスを出す店や揚げかまぼこを出す店なども入っていて来店客はすごく多い。まあ、日曜日だからしょうがないか。

ここでランチを取ろうと列に並ぶ。北海道でしかも米が名物ということもあり、釜飯やザンギ丼をなどが名物、食堂穂は混んでいる。しかし、みな食べたらすぐ帰るため、以外にスムース。

私たちは、塩ラーメンを注文。やっぱり、味噌かなあとも思ったが、出てきた塩ラーメンはなかなかの出来栄え。麺は北海道小麦のややクリーム色、しっかりした細麺の縮れ麺。チャーシューはバラとロースが1枚ずつ、他にはごぼう?なぜごぼうかと聞くと地産地消、でもごぼうは歯ごたえが中々。

その後、北竜町のひまわりの里に向かう。ここは札幌や旭川あたりからのお客様が多数派来店。少し手前から渋滞が始まる。なるほど車以外の客はいないのである。


私は手前の駐車場から歩くが道民は歩かない。すぐ近くの駐車場まで辛抱強く待っていた。ひまわりの里というだけに見渡す限り、黄色い花でいっぱい。少し高いところから見渡すことができる櫓に登るとその姿は圧巻。


これだけのひまわりをよく咲かせているなと感動して先を急いだ。(以下、次回)

新十津川駅を目指す〜R1夏旅行①

2019-08-09 05:00:42 | 旅行

R1夏旅行、その1。今年の夏は久しぶりに北海道でもと思ったが、まとまって行ったことのない場所はあまりない。前回の北海道旅行は利尻島を訪れたのちに稚内〜オロロンライン〜士別〜旭川と行ったことを思い出し、今回は小平あたりから日本海側の海岸線を走り、函館まで行くコースにした。

値段の関係から旭川空港を諦め、新千歳空港に8時半到着の便で北海道に降り立つ。レンタカー屋がもたもたしているうちに空港発は10時を過ぎたが、まあ急ぐ旅でもなしと道央道を北上、砂川スマートICで降りて札沼線新十津川駅に向かう。

札沼線は元は札幌〜石狩沼田を走っていたが、札幌近郊は電化もされた一方で新十津川〜石狩沼田は1972年に廃止。さらに札幌〜北海道医療大学は近郊路線と利用客増から電化がされる一方で北海道医療大学〜新十津川は非電化のまま、運行本数を減らされ、浦臼〜新十津川は来年5月7日には廃止される予定である。


実は新十津川は滝川から石狩川を挟んですぐ向かうくらいに位置しており、それほど過疎地区ではない。ただ、やはり従来あった鉄路が無くなるのは寂しい話である。現在では新十津川発の気動車は1本のみ、それも午前10時の石狩当別行だけである。


私は11時半に新十津川駅に到着したのだから当然終電には間に合わなかったことになる。それでも新十津川町の職員がラストランまであと276日になったからかもしれないが、無人駅には到達証明書や入場券の発行もしてくれる。もうすぐ無くなる駅にしては美しいコスモスやマリーゴールドなどでいっぱいの駅は返って寂しかった。(以下、次回)


方南町〜中野富士見町の神田川逍遥(2)

2019-08-08 05:00:55 | 川と橋

『ぶらり橋巡り』その92。神田川逍遥の続き、方南通りを超えると歩道が狭くなり、対岸の歩道が無くなる。対岸には東京メトロ中野検車区があるが、丸ノ内線の車両がたくさん並んでいて保守点検中。


しばらく神田川沿いに歩くが川幅も狭く、流れも急になってくる。気がつくと川沿いの道が途切れ、やむなく左側に迂回する。


少し歩くとまた橋がでてくる。しかも左側から川が現れる。方角的におかしいと地図をよく見ると善福寺川であり、橋は和田廣橋。


橋を渡って川沿いに右に曲がって行くと先程まで歩いていた神田川と善福寺川がちょうど合流する地点なのである。ただ、転落防止のために護岸壁が高くなっていて写真を撮るのに苦労する。


善福寺川から続く護岸壁の上にタガメ、テントウムシ、ゲンゴロウなどの昆虫やペリカン、アヒルなどの鳥類の金属製のオブジェが並んでいる。さらにコンクリートにはスッポンやカニなどが彫り込まれていて遊び心を感じさせる。


続く橋はいくら見ても橋の名前がない。ネットで見ると『和田見橋』というプレートの画像があるのだが、私は発見できなかった。


次が富士見橋、旧町名で駅名にもある中野富士見町にある橋で高層ビルやマンションができる前は富士山が実際に見えたかもしれない。このすぐそばには中野富士見町駅があるが、川沿いの道はここで一旦終わってしまう。

結局、方南町から中野富士見町まで僅か一駅を歩いただけだが、大回りをしたためか、かなり歩いたような気がした。

寿限無〜冷やし坦々麺食べ比べ(2)

2019-08-07 05:00:08 | グルメ

冷やし坦々麺第2弾。人形町の坦々麺専門店の中で最も人気がある『寿限無』にお邪魔した。そもそも坦々麺とは面白い表現だが、これは中国成都にいた陳包包という人が天秤棒を担いで売ったことから来たと言われていて、この店の壁面には陳包包が描かれている。

この店には冷やし坦々麺はヘルシー蒸し鶏涼麺、チャーシュー涼麺、パイコー涼麺の3種類ある(980円)。他にも汁なし坦々麺があるが、麺が冷たいのは最初の3つ。今回はパイコー涼麺にしてみた。

辛さは普通か辛いの2つから選択するが、やはり辛いほうにしてみる。時間がかかるかなと思いきや、5分くらいで到着。

真ん中に麺、上にパイコーとキュウリの細切りを配し、奥にバンバンジーに似た味のタレが掛けてある。よく考えたらこれは坦々麺ではなく、冷やし麺なのである。

麺は細めの縮れ麺で喉越しがいい。肉味噌とバンバンジーのタレの中間の味で甘みは少ない。パイコーはいつもながらうまいが、バランスという観点から考えると蒸し鶏の方が良さそう。また、タレがそれにつけても少ない。これならいつもの坦々麺にしておけば良かったと後悔するほど。この店は坦々麺のスープが売りということを認識させられた次第である。最後にいつものように餃子と煮卵のサービスは嬉しいものだ。

評価は 温度A-、量A-、辛味B、風味B、
全体ではB(本来ならば坦々麺でないため評価することに無理もあるが。)
となってしまったが、坦々麺では人形町No1であることは間違いない。というのも来店したお客さんの殆どが暑い坦々麺を外が35度でも注文しているからである。

寿限無
中央区日本橋堀留町1ー8ー15
0366612176

方南町〜中野富士見町の神田川逍遥(1)

2019-08-06 05:00:08 | 川と橋

『ぶらり橋巡り』その91。東京メトロ丸ノ内線方南町駅から環七通りを南へ歩いていくと神田川環七地下調整池神田川取水施設がある。場所は神田川に架かる方南橋のすぐ横あたりにある。


環七通りの地下40mに延長4.5km・内径12.5mのトンネルを掘り、神田川が台風などで増水した際も雨水を逃し、洪水を防ぐもので既に2kmは完成、さらに2.5kmを工事しているもので丸い建物はその取水口にあたる。


ここから中野方向に川を下りながら橋を渡ることにしたい。次にすぐ見えるのが上水橋、この名前は神田上水からつけられたもの。すぐに次の橋が出てくるが、この『たつみ橋』も同じような橋である。


川面を見ているとこの辺りで川の幅、というか川の流れている部分が川下に向かってなぜか狭くなる。さらによく見ると川の水も透明感があり、水草もよく見える。


ちょうど杉並区と中野区の区界にあたり、ヒマワリの花が綺麗に咲いていた。右前方を見るとぽっかり空いていて東京都庁のビルがよく見える。


川は左に曲がりながら流れて行き、次の向田橋を越えると川沿いに柳が植えられていて日影ができていて、私のように歩く人は助かる。


神田橋、角田橋とあまり代わり映えしない橋が続くが、この辺りは川沿いにマツモトキヨシやサミットといった商業施設が並ぶ。


次の睦橋は対岸にある都立中野特別支援学校専用の橋。細い橋だがちゃんと歩道が作られている。


左側に島忠ホームズという大型のホームセンターがあり、方南通りとクロス。栄橋は少し高くなったところに橋が作られている。(以下、次回)


つきじ丸武食堂人形町店〜人形町ランチグルメ

2019-08-05 05:00:26 | グルメ

最近人形町に新しくできた『つきじ丸武食堂』にお邪魔した。キャッチフレーズは『粋な大人が集まる大衆食堂』、今日は11時半開店直後に入店。カウンターに座り、『つきじ丸武の卵焼』(890円)を注文すると店の人から鳥の唐揚げ(2個で180円)を勧められ、これもついつい注文してしまう。

目の前では職人さんが銅製の卵焼き用鍋で一つ一つ丁寧に卵焼きを焼いている。もちろん、焼きたてが食べられることは大変嬉しいが、作り置きしていないために、混雑すると待たされるかもしれない。

その間にも次々に来店し、カウンターは一杯、中にはハイボールを飲み始める人もいる。

さすがに最初に頼んだ私のところに最初の卵焼きは到着、焼き色も素晴らしい黄色でこれを箸を入れて小さくしながら食べるが焼きたてのため、アツアツである。


味は甘め、大根おろしに醤油を少し掛けた染めおろしと共に食べるのもいい。ご飯は麦飯、飯のあてとなる小鉢は山かけ、肉そぼろ、明太子の3つ。いずれもご飯が進むものばかり。

唐揚げは鶏肉に甘辛ダレで味をつけ、揚げたてが供されて大変美味いが、これがなくとも1膳分のご飯には十分なおかずといえよう。この築地の老舗卵焼き屋さんはテリー伊藤さんのご実家とのこと、店内には色々なサインやポスターも飾られている。

店は間口は狭いが奥が深く、意外にたくさんのお客さんが入ることができるが、卵焼きを焼くタイミングで考えると、ピークは少し待つのは覚悟しておいた方が良いだろう。

味噌汁も含めて、味は良し、値段もやや高めかとも思ったが、さすがに巨人・大鵬・卵焼きと言われるほどの存在感でランチとしての完成度も高く、十分に満足致しました。ご馳走さまでした。


つきじ丸武食堂
中央区日本橋人形町1ー19ー6
0358436080

直通運転が始まった方南町駅に行く

2019-08-04 05:00:07 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その233。今回はようやく直通運転が始まった東京メトロ丸ノ内線方南町駅に行ってみた。丸ノ内線は荻窪駅〜池袋駅と途中駅の中野坂上駅〜方南町駅の方南支線からなる。方南町支線は中野富士見町〜方南町にある中野検車区への回送線も兼ねて1962年3月に開業した。しかし、なぜか方南町駅のホームは短く、6両編成の車両が入らないため、直通列車は中野富士見町までで方南町駅まで来るのは中野坂上〜方南町の3両編成と50年以上にわたり続いた。


しかし、今年6月に方南町駅改良工事が完成し、池袋駅からの直通列車が走るようになった。


日中は3本に1本は方南町行というペースで運転されていて、北綾瀬と異なり、中野坂上駅で長く停車することもない。気がつくと支線に入り、終着の方南町駅に到着する。


駅ホームは2つあるが、1本ずつゆっくり改装をしていたため、1つしかホームがないと感じたが、現在ではピカピカの2本ホームとなっていて環七通りに面した西改札口もスマートに完成、但し、地上にはぐるぐるまわる階段を上る(エスカレーターは設置された)ことは変わらない。

因みに駅の表示はMb3、これは丸ノ内線のMに支線のb(branch line)。ここまでは納得できるのだが、なぜか3、中野富士見町はMb4、中野新橋はMb5。これではあと2駅延伸計画でもあるのかと思うが、実は中野坂上駅はM6、支線の方をMb6とするためにナンバーリングをこのようにしたのである。

方南町地区の住民の悲願であった直通運転、しかし、地上の風景はあまり変わってはいなかった。

紅虎軒〜冷やし坦々麺食べ比べ

2019-08-03 05:00:11 | グルメ

夏になると『麺』の食べ比べ企画を色々とやってきた。ちゃんぽん、たぬきそば、冷やし中華、それではさて今年はと考えて2019年食べ比べ企画は『冷やし坦々麺』に決定した。

最初の店はオーソドックスに坦々麺に強い『紅虎軒』にした。紅虎餃子房の系列で今回お邪魔したのはコピス吉祥寺(旧、吉祥寺伊勢丹)地下1階のお店。

季節メニューの冷やし中華系は昔ながらの冷やし中華、レモン冷やし中華、冷やし坦々麺の3種類(税抜980円)である。もちろん、冷やし坦々麺をチョイス。

店は空いていて注文すると5分くらいで到着。最近の冷やし系は麺の冷やし方がかなりしっかりしていてキリッと冷たい。トッピングはキュウリ、もやし、カイワレ菜。黒ごまの他に刻んだナッツもかかっていて香ばしい。タレは芝麻醤に醤油などを加えたサラッとしたもの、やや甘みが強め。辛味はそれほどでもなく、ラー油で補う。

また、温かい卵スープが付くのも嬉しい。氷で締めた麺はいい感じにコシがあり、暑い時にも食欲を増す。量は比較的多く、夕飯にも十分。普遍的旨さは合格点である。

勝手な評価 温度A、量A-、辛味B、風味A-
全体でA-でしょうか。ご馳走さまでした。

紅虎軒
武蔵野市吉祥寺本町1ー11ー5コピス吉祥寺B1
0422275066

佐倉市気まぐれ散歩(2)

2019-08-02 05:00:31 | 日記

佐倉市の武家屋敷に到着、ここには3軒の武家屋敷が保存されていて入館料は3軒で210円である。江戸時代の屋敷だが、整備されていてうち1軒はトタンで屋根を葺き直してあるが、残りの2軒は茅葺屋根である。


庭は多少広いが現在の住宅と敷地の広さは変わらない。一番手前が河原家、真ん中が但馬家、奥が武居家。質素な造りである。


そのお隣の家自体は新たに建てた家であるが、庭や井戸などは昔のままにしたものを侍の社として公開している。玄関横に前庭、奥に行くと木が植えてあるが、いずれも実のなる木で食用として武士は植えていた。


さらに奥には薬草や野菜畑、隣にはコンクリート部分は後世だが、井戸自体は江戸の物とのこと。武士も生活は苦しく、庭に食料となるものを植えてしのいでいたようである。

武家屋敷通りを行くとその先にはお寺があり、さらに竹林の中を細い坂が伸びている。この坂が『ひよどり坂』、細い竹が無数に生えていてそのトンネルを人2人分くらいの幅の道が下っている。


竹の葉が積もっていて足元もふんわりとしている。途中にはベンチもあるが、愛犬家が犬をモデルに写真撮影の真っ最中。インスタ映えポイントのようである。


坂を下りると少し広がり、左に向かうとJR佐倉駅、私は右に曲がるが今度は結構な上り坂。坂の上には市民体育館、しかし、その前にはかつての藩校の跡を示す石碑が建っていた。


体育館を左に曲がり、しばらく行くと学校が見えてくるが、この立派な校舎は佐倉中学校。向かい側には大手門跡を示す標識。今は跡形もなく、オオマツヨイグサの黄色い花が一面に生えていた。

この先に行けば佐倉城跡、さらに国立歴史民俗学博物館だが、これは次回に訪れることとしたい。