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R1夏旅行、その7。4日目は江差、松前を通り函館まで走る。あわび山荘で江差から松前は交通量が少ないのでスピードの取締りに気をつけてと言われ、70km/hは超えないように走る。さすがに4日目ともなると日本海側のゴツゴツした海岸にも飽きてくる。
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江差までは60km、1時間程度で到着。前日に鰊御殿を見学したため、旧横山家などはスキップ、江差沖に沈没した旧江戸幕府の戦艦開陽丸を見に行く。
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この船は外国船の脅威に対抗してオランダに発注した当時最先端の軍艦ながら、日本に戻ってきた頃には倒幕、榎本武揚が新たな政権を作るために旧幕府軍と北海道に渡った。
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しかし、新政府軍と戦うべく江差まで来て海上から攻撃したが台風により座礁、あえなく沈没したものである。この船を再建し、当時の遺品を飾っているのだが、170年以上前の船とは思えない規模である。沈んだ際に榎本武揚が大きく落胆したのもわかる気がした。
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開陽丸は地下1階と2階は展示室となっていて当時の大砲を撃つこともできる。甲板に上がると大きな3本のマストがあり、威風堂々とした船であった。
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江差を出て、海岸線を通り昼前には松前に到着。北方警備のため江戸後期安政時代に築城を許された松前城(福山城)は日本最北にして最後に旧形式で作られたもの。
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残念ながら戦後火事により焼失したが、これを再建していて中に入ると残念ながらコンクリートの城ではあるが、在りし日の写真やアイヌの指導者の肖像画などがある。前側の芝生からは小さいながら立派な松前城の姿を望むことができた。
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松前を立つ前にJR松前駅のあった場所に行く。今は花壇の真ん中に石碑があるのみだが、観光案内所の遺構もあり、しばし感動。
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(以下、次回)