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R1夏旅行、その8。松前を出て津軽海峡を臨みながら車を走らせる。まずは白神岬、本土と最も距離が短い岬で波の少ない海岸からは本土がうっすら見ることができた。この地は伊藤整の出生地である。
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吉岡集落の高台に津軽海峡線開通記念のモニュメントがある公園を発見。小高い公園からは海峡がよく見える。ただ、モニュメント以外はそばに錆びた機械が一つあるのみであった。
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福島町が生んだヒーロー、千代の富士・千代の山両横綱の記念館、道の駅が併設されているので降りる。現在、九重部屋は夏のキャンプを行っていて、朝稽古も見れるようだが、記念館はスルー。
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青函トンネル記念館に入館。この建物の隣に九重部屋の宿舎があるようでお相撲さんが洗濯物を干していた。記念館の造りはシールド工法のシールドのような格好で中ではトンネル建設の発端となった洞爺丸台風の記事や各種の工作機械、さらにトンネル開通までの記録フィルムを見て感動する。しかし、観客は我々以外はカップル1組。
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次の『道の駅しりうち』には新幹線展望塔があり、青函トンネルに入る直前の新幹線を見ることができる。時計を見ると1502、通過時間が1507と5分前であったため、慌ててエレベーターに飛び登り、屋上で東京行き『はやぶさ』を待つ。
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すぐに新函館北斗方面からE2型がやって来た。何とラッキー、1時間で3〜4本しかないのに待ち時間なしとはついていたようである。
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函館方面に車を進めるが、木古内駅に立ち寄る。ここの道の駅は北海道人気No1らしい。さらにJRと3セクの道南いさりび鉄道の駅が同居している。立派な駅ではあるが、中はがらんとしていて両方の駅に行ったがその寂れようには驚いた。
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今回の旅行では廃駅も含め、新十津川駅、増毛駅、留萌駅、木古内駅と色々な駅を歩いたが共通しているのは人がいないということ。これではJR北海道の経営が苦しいのも止むを得まい。その後、湯の川温泉の宿でゆっくりしたが、ここまでの累計走行距離は950kmとなっていた。
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