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夏旅行2日目は積丹岬近くの『鱗晃荘』という家族経営の旅館に宿泊。わずか7室の小さな旅館だが、清潔感溢れるホスピタリティの高い宿であり、泊まるとホッとする。
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しかし、何と言っても凄いのが食事、まずは夕食。テーブル狭しと皿が並び、説明が大変だからと配置図を紙に書いて渡してくれる。
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目を引くのは何と言っても大きな四角皿に乗る生ウニ、これは朝ご主人が海で取ってきたもの。この皿にいくつ分のっているかも分からないが、味が濃く、また甘い。これがとれたてウニの味と確認。
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感動したのはホッケの叩き、なんて芳しいのだろう。他に刺身系は甘エビ、ソイ、サーモン、タコ、ホヤ、アワビ、イカ。こんなにホヤが美味いなんて。
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また、塩水を使った膾が真ツブ貝、ナマコ酢、タコとワカメの酢の物、さらにアワビの酒蒸し。焼き物が大羽という赤い魚、煮付けがホッケ。
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踊り焼きが活アワビ・ボタンエビ・青つぶ。浜鍋もあり、茶碗蒸しもつく。箸休めのメカブや小女子も新鮮。
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ほぼ腹一杯になったが、ご飯をもらい、ウニ丼にして仕上げ。これだけ新鮮な海の幸の料理も久しぶり。(HPの写真はほぼそのままだが、ウニの量が全く違う)
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さらに翌朝の朝食も凄い。ホッケの焼き物、山芋の千切り、モズクなども美味いが、小鉢が凄い。ホッケの切り込み、生のホッケを麹と塩で漬け込んだもの。つぶ貝の青唐辛子漬け、つぶ貝の甘さと青唐辛子の辛味がくせになる。ワカメの浅炊き、塩ウニ、いずれも全く塩辛くなく、これらの小鉢だけで十分飲める。
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いやはや、田舎料理といいつつ、素材を生かした味には驚かされました。従業員の方も気持ちよく、是非またお邪魔したい宿でした。
鱗晃荘
積丹町入舸町字沢57ー1
0135456030