hokutoのきまぐれ散歩

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新十津川駅を目指す〜R1夏旅行①

2019-08-09 05:00:42 | 旅行

R1夏旅行、その1。今年の夏は久しぶりに北海道でもと思ったが、まとまって行ったことのない場所はあまりない。前回の北海道旅行は利尻島を訪れたのちに稚内〜オロロンライン〜士別〜旭川と行ったことを思い出し、今回は小平あたりから日本海側の海岸線を走り、函館まで行くコースにした。

値段の関係から旭川空港を諦め、新千歳空港に8時半到着の便で北海道に降り立つ。レンタカー屋がもたもたしているうちに空港発は10時を過ぎたが、まあ急ぐ旅でもなしと道央道を北上、砂川スマートICで降りて札沼線新十津川駅に向かう。

札沼線は元は札幌〜石狩沼田を走っていたが、札幌近郊は電化もされた一方で新十津川〜石狩沼田は1972年に廃止。さらに札幌〜北海道医療大学は近郊路線と利用客増から電化がされる一方で北海道医療大学〜新十津川は非電化のまま、運行本数を減らされ、浦臼〜新十津川は来年5月7日には廃止される予定である。


実は新十津川は滝川から石狩川を挟んですぐ向かうくらいに位置しており、それほど過疎地区ではない。ただ、やはり従来あった鉄路が無くなるのは寂しい話である。現在では新十津川発の気動車は1本のみ、それも午前10時の石狩当別行だけである。


私は11時半に新十津川駅に到着したのだから当然終電には間に合わなかったことになる。それでも新十津川町の職員がラストランまであと276日になったからかもしれないが、無人駅には到達証明書や入場券の発行もしてくれる。もうすぐ無くなる駅にしては美しいコスモスやマリーゴールドなどでいっぱいの駅は返って寂しかった。(以下、次回)