hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アガリゴ餃子楼〜新宿ランチグルメ

2020-11-10 05:00:00 | グルメ
新宿駅西口でランチタイムになった。以前なら勝手の知れたメトロ食堂街に行き、永坂更科や万世などで食べたものだが、つい先日改築のため、閉店となり、当てがない。少し歩いて小田急ハルクの地下に降りたのだが、随分と変貌していた。

地下一階に行くと8軒店があるのだが、屋台村というか、フードコートというか、店の境が曖昧な造りとなっていて、一部ではまだ11時50分というのに、ビールを飲みながら盛り上がっている。



取り敢えずランチメニューが大きく張り出されていた『アガリゴ餃子楼』という店に入る。お好きな所と言われたが、客はカウンターに1人のみ。適当に座り、メニューを見る。餃子定食、餃子・点心定食、麻婆カリー、唐揚げ定食とあるが、唐揚げ定食の横に油琳鶏ソースとあるため、これにする。店の人に注文するとあと1皿と言われてネギチャーシューを選択する。

10分ほど待たされ、やってきたのは白髪ネギの山の下に鷄唐揚げ、ほかにポテサラ、ネギチャーシューとご飯。ボリュームたっぷり、ネギたっぷりである。

まずは唐揚げから、ネギをかき分け、鷄に辿り着くが、肉は6個。揚げたてに甘酸っぱいソース、ネギを絡めて頂くがご飯にベストマッチ。さらにネギチャーシューもネギが被るが、味付けがいい。あとはスープが有れば言うことなし。 


ポテサラは普通だったが、これで730円はお値打ちもの。テーブルはビールケースを組み立てた屋台風だが、十分美味しく頂きました。ご馳走さまでした。



アガリゴ餃子楼 小田急ハルク店
小田急ハルクB1

風呂場で暗殺された武将たち

2020-11-09 05:00:00 | 日記
下らない話と思われるかもしれないが、風呂に入っていてふと考えた。ここで襲われたら間違いなく死ぬのではないかと。というのも戦闘能力は皆無に等しく、武器を持った敵には勝てないだろう。じつはそんな最期を遂げた武将は意外に多い、その経緯について調べてみた。風呂で暗殺されるというのは武士の世になってからはよくある話らしい。武士は普段から刀を持っていたが、さすがに風呂に入る時は置いていたからである。

まずは『源義朝』、鎌倉幕府を開いた源頼朝の父である。平安時代末期(1123年)に生まれ、河内源氏の大将として活躍、父・源為朝との戦いでもあった保元の乱に勝利、しかし、平清盛との格差に不満を持ち、平治の乱を起こすが敗れてしまう。
敗走し、尾張国野間に乳母子の鎌田政清と政清の舅・長田忠政に身を寄せた。しかし、恩賞目当ての忠政父子に入浴中に襲撃を受けて38歳の命を落としたとされている。(平治物語)

2人目は鎌倉時代の頼朝の急死後に二代将軍になった源頼家である。18歳で将軍となっが、独走し、さらに実朝の後ろ盾となった北条氏から恨まれ、頼家の後ろ盾となった比企氏を滅ぼされた頼家は伊豆の修禅寺に幽閉されてしまう。そして1204年に北条の兵により、入浴中を襲われ、激しく抵抗するも殺されてしまった。愚管抄には刀さえあればと強く悔やんだとある。

風呂で殺されたということで最も有名なのが、太田道灌である。江戸城を作り、江戸の開発をした道灌は優秀な武士であった。摂津源氏(源三位頼政の流れ)を組む源広綱を祖とする名門の出で、扇谷上杉氏の重臣として仕えていた。太田道灌の活躍もあり、30年にわたる関東の戦乱を終わらせることができた。しかし、主君の上杉定正は道灌が自身以上に力をつけてきたことを恐れていた。

1486年8月、わずかな手勢と糟屋の館(現在の神奈川県伊勢原市)に入った道灌は湯を馳走されるが、風呂の小口で定正の手下である曽我兵庫に槍で刺され、『当方滅亡(扇谷上杉氏は滅亡するの意)』と叫んで殺された。その言葉通り、扇谷上杉氏は力を失い、北条氏康に滅ぼされたのである。

この3人の武将は風呂で殺されたのであるが、一方で斬り合った場合に武勇に秀でて殺すことが難しかったということもあったのであろうか。本人にとっては腹立たしい最期となったことは容易に想像できる。

Osakaきっちん〜人形町ランチグルメ

2020-11-08 05:00:00 | グルメ
東京であまりお目にかからないのが『炭水化物をおかずとする定食』である。関西では焼きそば定食やお好み焼き定食、うどん定食などザラにあるが、なぜか東京にはあまりない。しかし、人形町付近をぶらっと店探しをしていたら『お好み焼き定食』を発見(正しくは豚玉、味噌汁付き、ご飯もつけられます)した。 

店の名前を見ると『Osakaきっちん』なるほど関西風なのである。ランチはそれ以外にポークステーキ、鮭のバター焼き、鶏の照り焼き、牛すじ大根などもある。しかし、初志貫徹で豚玉(880円)をお願いする。

注文を聞いてすぐにシェフはタネをよく混ぜて鉄板の上に流し、形を整える。次に豚バラをその上に置いてからしばし、この間に隣の人が注文した鮭とトンテキを焼き始める。

少ししてお好み焼きを返し、ステーキや鮭を注意深くひっくり返している。5分くらい経過すると小さなとんぺい焼きを作り、二つに分けて小皿に取る。さらにトンテキなどが上がるとフロアに声をかけると味噌汁、ご飯を出す。続いてお好み焼きの仕上げをすると私のところにも味噌汁と半ライス、漬物を持ってきてくれる。

久しぶりのお好み焼き定食、まずは箸でお好み焼きを一口、カリッとして美味いが、ソースが違う。この旨味はやはり専門店ならでは。次にご飯を一口、十分おかずになる。たっぷりとカツオがかかり、香ばしい。味噌汁はワカメと豆腐、とにかく熱い。


まあるく食べていくが専門店の出来立てのお好み焼きは一味違う。そう思いながら食べていくとあっという間にに完食、やはりお好み焼きはおかずです、というのが今日の結論である。ご馳走さまでした。

Osakaきっちん
中央区日本橋人形町3ー3ー10日本橋TECビルB1
05052325412

近いけど名前の違う駅③

2020-11-07 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その287。『会社も名前も違うけどすぐ近くの駅』第3回目。今回お邪魔したのは井の頭線下北沢駅で小田急線に乗り換えて3駅目、豪徳寺駅である。

話はそれるが、都内近郊の駅の場合、各駅停車では何台も待たされることがある。例えば平日に下北沢駅で各駅停車で豪徳寺駅まで行くとすると13時台は6、17、26、37、46、57と6本しかなく、間隔は9〜11分、一方で成城学園前駅に行くのは21本もあるのである。このため、快速急行の停まる駅がどんどん増加するのである。

私も例に漏れず、下北沢駅で9分待ち、3台(下北沢駅は2層のため)を見送り、ようやく豪徳寺駅に降り立つ。今は小田急線は複々線化しているため、ホームでは次から次に急行や快速急行が中央にある追い抜き線を脇目もふらずに行く。


 話を元に戻して、豪徳寺駅の改札口まで行くと『のりかえ 東急世田谷線』という看板があり、地図も載っている。しかし、実際には改札口を抜けると、目の前の道路の向こうには世田谷線の踏切が見える。
踏切の横には東急世田谷線『山下駅』がある。ここまで信号につかまらなければ1分半くらいで乗り換えられる。ただ、踏切が降りている時は下高井戸行きは待たなくてはならないが。(三軒茶屋行きは手前のホームから出るため、乗車は可能)

実は東急世田谷線(元は玉川線)が開通したのが大正14年、一方、小田急線豪徳寺駅ができたのは昭和2年と3年後のことである。この為、小田急線が開通する際に盛り土をして橋をかけ、その上に線路を通していたのである。現在は高架にしているのだが。



調べて見ると東京に残る2つのみの路面電車(都電、東急世田谷線)の駅と他の線の駅は名前が異なるが、至近であることは、他にもある。都電新庚申塚駅-都営地下鉄西巣鴨駅、都電鬼子母神前駅-東京メトロ雑司ヶ谷駅などである。




伊達のくら〜茅場町ランチグルメ

2020-11-06 05:00:00 | グルメ
今日は茅場町駅近くでランチタイムになる。茅場町には鷄料理の名店が多く、それも密集している。『鳥徳』『宮川』『鳥ふじ』『かやば町えどまつ』と揃っていて親子丼や焼き鳥丼などが美味い。しかし、その手前に『伊達のくら』という牛タン専門店を発見、何となく入店する。



ガラス越しながら目の前では牛タンを炙り焼きしているが、今日は『タンシチュー』(980円)が食べたくなった。

注文すると7、8分でタンシチュー定食が登場。メインのタンシチュー、サラダ、牛タンのすまし汁、麦飯、さらにトロロも付いてきた。まずはサラダからいただく。

次にタンシチューのスープを一口、ドミグラスソースの旨味満載。さらに大きめの牛タンを半分にして頂くが、これが柔らかく、口の中で崩れていく。よく煮込まれた牛タンはさすがの味付けである。タンを食べ終わり、残ったソースに麦飯を入れて食べるが、此れ美味い。

付いてきたタンスープも塩味のみのシンプルなものだが、滋味あふれ旨い。最後に残った麦飯にトロロ、醤油をかけて頂くが、タンシチューとはミスマッチながらこれも旨い。

さすがに伊達と名乗るのはだてじゃない。大変おいしく頂きました。ご馳走さま。

伊達のくら
中央区日本橋茅場町2ー6ー8
05055945835

スタンプ散歩  四ツ谷駅・飯田橋駅・水道橋駅

2020-11-05 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その285。いよいよスタンプも78駅完遂まであと1歩のところまで。虫食いのように空いていた総武線の3駅を回った。


まずは四ツ谷駅。階段を上がり改札口を出た左側にスタンプを発見。デザインは『谷』をベースに迎賓館のシャンデリアを描いたものである。

再びホームに戻り、総武線を待つ。ふと前には階段、これこそ正真正銘の『四ツ谷階段』と思いパチリ。

ついでに外を見るとかつて甲武鉄道時代に作られた煉瓦造りのトンネル、これこそ鉄道遺産である。

千葉行に乗り、隣の市ヶ谷駅ではなく、飯田橋駅まで行く。(市ヶ谷駅は9月に行なったスタンプラリーの終点であったため、押印済)飯田橋駅はつい先日ホームが市ヶ谷寄りに移動して階段もホームの中央に移っている。階段を上り、西口に向かう。出ると目の前が牛込橋、都営大江戸線などへの乗り換えは便利である。


ここでスタンプを押印、飯田橋駅のスタンプは『飯』、外堀のボートと神保町の古書のデザインが添えられている。

再び総武線に乗車し、水道橋駅で下車。ここは春日通りに面した東口と東京ドームの橋に近い西口があるが、スタンプは東口側にある。スタンプは『橋』をベースにドームの野球ボールと後楽園のあやめが描かれている。


ようやくこれで新宿〜秋葉原は完集、総武線は東中野、大久保などわずかになった。

人形町 徳〜人形町ランチグルメ

2020-11-04 05:00:00 | グルメ
伊勢うどんはご存知だろうか?店により異なるが生麺を1時間近く茹でてもっちりした太いうどんに仕上げる三重県固有の料理法。讃岐うどんのようなコシは全くなく、たまり醤油やカツオの出汁などで作ったタレを丼の底に入れて、うどんを乗せ、かき混ぜて食べるが、このもちもちとした食感ははまる。

私は以前に伊勢神宮近くのおかげ横丁で初めて食したが、色の割には塩辛さはなく、まったりとした美味さに魅了された。しかし、東京にはあまり食べさせてくれる店がなかったが、水天宮前駅近くに発見、早速足を伸ばして見た。

店の名前は『徳』、こじんまりした店でスナックを居抜きで開店したような造り。店に入るとカウンターに2人、間隔を開けるためカウンターの定員は3人。後ろにボックスが3つある。ご主人と奥さんの2人経営で奥さんは愛想がいい。

せっかくきたのだから伊勢うどん(750円)にミニマグロ丼(350円)を追加したセットにする。ほかにそぼろ丼・ばくだん丼は+150円、生姜焼き丼は+350円である。

目の前に『内田友紀』ほか2人のサインが貼ってあるのもスナック風。奥さんは気遣いがある人できめ細かく相手をしてくれる。先に来ていたカウンター氏は馴染みらしく、親しげに話をしている。

5分くらい経ってミニマグロ丼が到着。ほかに味噌汁、白菜漬、卵焼きなども付いて来る。今日はいいハマチもあるそうで、刺身の半分はハマチ、さらにハマチの叩きも乗っている。

ワサビを醤油に溶かして掛けるが、量がある。ハマチからいただくが、確かに鮮度が良く、また脂も乗っていて旨い。もちろんマグロも悪くないが、ハマチの方が上である。

ちょうどマグロ丼を食べ終わる頃に伊勢うどん到着。もちもち、ふかふかの太いうどんは湯気を立てている。丼の底にタレが入っていて混ぜ合わせてこれをいただく。薬味はネギ、別皿に桜えび入りの揚げ玉。まずはそのままで頂くが、色がかなり黒い割には薄味、タレが染みても塩辛さは感じない。この食感は通常のうどんとは全く別物でツルツルとはいかない。



もちもち、ふにゃふにゃしているうどんを適量掴み、食べる。途中で揚げ玉を投入するとアクセントがついてこれも旨い。完食するが、ミニ丼も量があったため十分満腹になる。

最後にアイスコーヒーが出され、これを飲み干すともうお客さんが列をなしていたため、勘定をして退散しました。ご馳走さまでした。

人形町 徳
中央区日本橋蛎殻町2ー3ー7
0336650972


近いけれど別の名前の駅②

2020-11-03 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その286。『会社も名前も違うがすぐ近くの駅』の第2回目、訪れたのは臨海地区。今回はゆりかもめの有明駅からりんかい線の国際展示場前駅まで歩く。

新橋から新交通システムゆりかもめに乗ってビッグサイトに行く際に私は『東京ビッグサイト前駅』で下車する(つい先日までは国際展示場正門駅)。私はビッグサイトで開催されている展示会によく利用する。

しかし、お隣の『有明駅』で下車するとすぐ近くに東京臨海高速鉄道りんかい線『国際展示場駅』がある。


ゆりかもめの有明駅で降りるとがん研病院がすぐの所にあるが、その反対側に降りる。出口をまっすぐ歩き、次の角を右に曲がると右手に特徴的な国際展示場駅が現れる。

階段を降りてテントを並べたような歩道を歩くと駅正面までたどり着く。湾岸地区は目で見えても距離が長い。

駅前には大きなロータリーがあり、タクシーやバス乗り場が整備されており、展示会に行く人は国際展示場駅を利用する人の方が多いようである。(2018年平均乗降客、国際展示場駅29379人、東京ビッグサイト駅10134人、有明駅3052人)

駅舎の規模も大きく、かつて東京都市博を企画した当時に大きめなサイズで作られたのがよくわかる。地下に降りると2つのホームがあるが1本おきに大崎止まり、埼京線乗り入れが到着する。



有明駅から国際展示場駅までの乗換は改札口同士でわずか2分。しかし、ホームまではりんかい線の地下が深いため、早足で歩いても5分はかかる。

調べて見ると意外にあるもので、これを覚えておくとひょんなことで役立つ。私の場合、ビッグサイトから川越に行く必要があり、難儀していたところ、地図を見て発見したら1本で行けたことがあった。


とんかつ生駒〜人形町ランチグルメ

2020-11-02 05:00:00 | グルメ
人形町発祥と言われる生駒軒、いわゆる町中華の店なのだが、1件だけとんかつ屋が親睦会の名簿にあるとブログで読んだ。因みに『とんかつ生駒』は生駒相互親睦会の名簿で最も古い梶原店→水天宮店(閉店)→とんかつ生駒の順番なので香盤が高いのだが。

2回にわたり、兜町と人形町の店をブログに書いたが、せっかくだからととんかつ屋さんにもお邪魔した。

もう何年も来ていないが、お昼は中年サラリーマンで一杯になる。早めの到着も既に奥の座敷に4人、カウンターに1人と先客がいる。目の前のフライヤーにはカツが2枚ほど、私もロースカツ定食(1200円)を注文する。すると即座にご主人は油の中にカツを投入。

カウンターの中にはキャベツなど野菜が盛ってあるお皿が多数。すると4人、6人と団体が入ってくる。やはり早く頼むに限る。

自分のカツが揚がるのを見ているのも楽しい。お客さんの注文を聞くと半数以上がロースカツ定食、残りはハンバーグカツやエビフライなどでヒレカツは少数派みたい。珍しく女性2人がカウンターに座ったが、やはりロースカツだった。



するとフロア担当の女性が味噌汁、ご飯、漬物を運び、もうすぐカツが揚がりますとのこと。目の前でご主人がザクザクという音を立てて私のロースカツを切り、直接渡してくれた。

肉の大きさも皿一杯、これにとんかつソースと辛子をたっぷり、まずは肉からいただく。比較的淡い狐色のカツはジューシーで脂はよく乗っているが、意外にさっぱりいただける。また、嬉しいのは千切りキャベツがたっぷりあること。今回はソースでいただく。野菜の甘みがあり、肉と交互に食べると旨い。味噌汁はワカメと豆腐、主張はしないが、いい脇役である。

ロースカツは両端が美味い、やはり脂の甘さが堪らない。すみっこぐらしの『とんかつ』は残されてしまったけど、私は楽しみに最後にとっておいて有終の美を飾る一口にする。久しぶりだったが、生駒軒のことなど忘れ、完食。

12時になると店は満員、食後のろのろしていると店の人に退去をお願いされるほど。小舟町のサラリーマンには人気店である。ご馳走さまでした。

とんかつ生駒
中央区日本橋小舟町8ー11
0336613646

豚大学〜新橋ランチグルメ

2020-11-01 05:00:00 | グルメ
ニュー新橋ビルは昔と変わらないというか、サラリーマンの聖地というか、ランチタイムもスタミナ満点の店が並ぶ。特に1階はかつや(カツ丼)、からやま(唐揚げ)、むさしや(洋食)、肉めし岡村屋(牛丼)などボリューミーな店が軒を連ねる。

その中でネーミングが凄いのが『豚大学』である。名前から連想が付くかもしれないが、帯広名物豚丼の店である。コロナなどどこ吹く風、L字カウンターのみ、椅子の数は12ほどで11時40分なのにもう待つ人もいる。
1本足打法でメニューは豚丼1つだけ、違うのは大きさのみ。小、中、大、特大、さらに大学院、修士、博士まであるが、博士は2kg、牛丼6杯分もあるとのこと。もちろん私は中(680円)+味噌汁(50円)にしたが。ほかにトッピングでは卵やキムチ、漬物などもある。また、出汁茶漬け用の出汁も追加できる(有料)

カウンターの中には威勢の良い4人が働いていて、1人は窓際で焼き鳥のように豚バラを炙っている。これがいい匂い、タレが焦げる匂いは食欲を掻き立てる。

食べ方の指南5カ条があり、『掻き込むべし』『のこすべからず』『トッピングも楽しむべし』『元気になって帰るべし』『また来るべし』と書かれている。
5分程度でほぼネギしか入っていない味噌汁、続いて丼に蒲焼のような色の豚の肉片が15枚、花びらのように盛り付けてある豚丼登場。

まずは豚肉を一切れ、甘辛く香ばしく堪らない味付け、ご飯が進む。掻き込むべしとあるが、言われなくても掻き込んでしまう。まずは七味を掛けて食べるがこれがよく合う。やはりこの甘辛い味がいいのか、豚バラも炙っているため、適度に脂が落ちた上に香ばしく堪らない。

半分食べたところで今度は黒胡椒に変えるが、この方がピリッと締まった味になる。やはりこの店はおっさんばかり、女性はカウンターの中に1人いるだけ。いやはや、美味かった。ご馳走さま、また、行きたくなります。

豚大学
ニュー新橋ビル1階
0355123121ま