outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

猛烈タイフーン接近

2007年07月14日 14時30分59秒 | ヨット世界一周クルージング
ニュースや台風情報を見るたびに台風4号の暴風雨域が広いのに慄いてしまいます  昨日「時化繋ぎ」をしてきたけど一晩明けてみるとまだ「不安」  朝にサーモンの三谷氏に電話して一緒に確認ともう一つ余分のアンカーを打ちに行きました


家を出るときから合羽が要る雨 軽トラをヨットの近くの道路脇に止めて前の歩道の柵からとっているロープが同じ様に分散して力が掛かるように調整。 テンダーを吊って降ろしそれにアンカーを積んで後ろになる場所へ投入。ロープをウインチで巻いて食い込みを確認して別のクリート(ロープを止める金具)に止めました


サーモンも同様にして昼前に終了。これで絶対安心には成らないけれど「やるべき事はやった」状態。後は台風が出来るだけ離れた南を通りホロホロを含めケンチョピアに係留している全ての船に被害が無いことを祈るだけです


二年前に大きな台風が徳島を襲った時、一隻のヨットのロープが切れ常イカリを引きずりながら港内を漂流したそうです 奇跡的に殆どのヨットに当たることなく台風が通り過ぎたそうですが・・・一隻のロープが切れるとその船が次々と他の船に当たり多くの船に被害が出るのが一般的ですから台風は怖い


ヨットと言う「奇妙」な乗り物。地球上で一番自由な乗り物。貨物船には荷物が載り、漁船は魚が獲り易くまた魚が乗せられるけど、ヨットと言う船に載せられるものは目に見えない「夢と思い出」と呼ぶモノだけ 調子よく走れるときは傾いているし、良く飛沫も被る乗り心地が極めて悪い船でもヨットを持っている「その人」にとっては「心の一部」になってしまう不思議な乗り物。 今回のように台風が近づいてくると「奇妙」な乗り物にとったロープの数は「その人」の「夢や思い出の数」言い換えれば「心の数」を感じる。 「ロープの数だけ心がある」 ロープが増やされなかった船は可哀相


この台風ほど凄いと見張っている訳にもいかないから、ただ「祈るだけ」  自然の力を畏れながら自然が与えてくれる殆どのものは素晴らしい。 台風も悪さをするだけでなく「人に無力さ」を教えてくれる。 風も怖い風もあるが快適な風の時が多い。雨もまた・・・。
最後に人が出来ることは「祈り」しかない・・・自然の前には・・。


そんな具合だから気に掛かる「怪物うなぎ」との戦いもお預けです。 台風が通過した地域の方々は二次災害に、今後の進路に当たる方々も充分注意してくれぐれも怪我が無い様過ごされますようお祈りしております。


で・・何をしているかと言えばウナギ釣り道具の整備やマッドクラブ収納腰袋の改造、ミミズ飼育タライの水捨て(雨が振り込んで溜まるから一時間毎)と川漁師の家庭はなかなか忙しいのです

昨日の夜イッパイ呑みながら食べたドテホリの味報告です何故か殻が普通のドテホリより薄かったので味の心配をしていたのです。 一匹の爪が大きなほうは身の入りが不足で身の味も普通の「渡り蟹」に近い、よく言えば上品だけど僕にとっては濃厚さが足りませんでした。もう一匹の方は「大満足」固くしまった身は真のマッドクラブの味ミソも濃厚で「ビンビン」になりそうな期待をさせるものでした

徳島に中心が最接近するのは明日の朝6時ごろの予報ですが強風、暴風径が大きいから今すでに阿南市では時々かなり強い風が吹いています。これから今晩、明け方まで段々と雨、風が強くなると思います。 みなさん気をつけて!!
  
コメント
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