戦後間もなく生まれた僕らが子供の頃、田舎に住んでいると・・・大人が数十人集まると必ず「指が一本か二本無い人」がいました
それを見て、その痛さに耐え現在があるその人を「強い人」と半ば英雄視して、その時の話を聞きたがったりしました。
その頃の僕らは生傷が絶えぬ日々で、毎日赤チンに世話になっていました。
鉛筆を削るのも折りたたみ式の「肥後の守」だったから、男は皆このナイフを持っていたことになります(オンナがどうしていたかは思い出せない)
たしか当時20円や50円(もしかすると10円?)で買えたと思うんですが・・・
このナイフを常にポケットに入れていて、色々な細工にも使いました。
家の周りには・・・草を刈る鎌や、木を切る鉈や柄鎌、斧など沢山の刃物があって、大人が使ってない時は子供達の遊び道具でした
当然ながら・・・それらで怪我も良くしました
しかし「傷跡は男の勲章」だと信じていました。
刃物の傷跡は自慢の種でもありました
あれから50年以上が経ち・・・
傷跡がある子供が消えてしまいました
消えてしまったのが、傷跡だけなら問題は無いんですが・・・
「男」までが随分消えてしまったような気がして寂しく思っています
もしかすると・・・「刃物が男をつくる」のかも知れませんね
今日の僕は朝から美由紀とよしえちゃんをジムニーに乗せて、中津峰山登山口の金谷橋へ
登り三時間、下り二時間のコース。
頂上で巻き寿司、カップヌードル。視界は春霞?で全てがぼんやりでしたが暖かくて

倉庫ハウスに戻ってすぐ、昨日砥いだホームセンター鉈と新しく秘密で買った鉈を持って近くの山へ
適当な木を見つけて・・・砥いだ鉈を数回振り下ろしたら
まあ想像はしていたけど・・・歯が大きく折れていました。
新しい鉈は少し重さが足りない感じで、切れ味はまあまあ満足
戻ってきて、折れた刃をまた研いでいたら・・ナカヤ氏が
ナカヤ氏は・・今まで僕が見て無かった刃物を4本新たに持って来ていました
その内の一本が今日の写真の上に写っている鉈なんです(下は秘密の鉈)
(写真がありませんが他に小型で一本気に入った刃物がありました)
さて写真の鉈ですが・・・上下同じような形をしていますが、良く見ると先端が違います。
僕のは先端が折れたようになっていますが、ナカヤ氏のは尖っています
上のは刃先に近いところに行くに連れて刃全体の肉厚が薄くなり、精悍な感じがします。
ただ、これはナカヤ氏が具合が良い鉈を見せて、同じのを作って欲しいと土佐の鍛冶屋さんに打ってもらったけど・・・「どうもシックリしない」と言う鉈です。(そう言いながら結構使い込んでいる。僕には・・何も解らない
)
写真をクリックすると大きく見えます
遅くなって・・・ナカヤ氏と二軒の金物屋さんとホームセンターへ砥石を買いに行きました。
また後日書きますが・・・刃物の切れ味は砥石に随分左右されるようです

それを見て、その痛さに耐え現在があるその人を「強い人」と半ば英雄視して、その時の話を聞きたがったりしました。
その頃の僕らは生傷が絶えぬ日々で、毎日赤チンに世話になっていました。
鉛筆を削るのも折りたたみ式の「肥後の守」だったから、男は皆このナイフを持っていたことになります(オンナがどうしていたかは思い出せない)
たしか当時20円や50円(もしかすると10円?)で買えたと思うんですが・・・
このナイフを常にポケットに入れていて、色々な細工にも使いました。
家の周りには・・・草を刈る鎌や、木を切る鉈や柄鎌、斧など沢山の刃物があって、大人が使ってない時は子供達の遊び道具でした

当然ながら・・・それらで怪我も良くしました

しかし「傷跡は男の勲章」だと信じていました。
刃物の傷跡は自慢の種でもありました

あれから50年以上が経ち・・・
傷跡がある子供が消えてしまいました

消えてしまったのが、傷跡だけなら問題は無いんですが・・・
「男」までが随分消えてしまったような気がして寂しく思っています

もしかすると・・・「刃物が男をつくる」のかも知れませんね

今日の僕は朝から美由紀とよしえちゃんをジムニーに乗せて、中津峰山登山口の金谷橋へ

登り三時間、下り二時間のコース。
頂上で巻き寿司、カップヌードル。視界は春霞?で全てがぼんやりでしたが暖かくて


倉庫ハウスに戻ってすぐ、昨日砥いだホームセンター鉈と新しく秘密で買った鉈を持って近くの山へ

適当な木を見つけて・・・砥いだ鉈を数回振り下ろしたら

まあ想像はしていたけど・・・歯が大きく折れていました。
新しい鉈は少し重さが足りない感じで、切れ味はまあまあ満足

戻ってきて、折れた刃をまた研いでいたら・・ナカヤ氏が

ナカヤ氏は・・今まで僕が見て無かった刃物を4本新たに持って来ていました

その内の一本が今日の写真の上に写っている鉈なんです(下は秘密の鉈)
(写真がありませんが他に小型で一本気に入った刃物がありました)
さて写真の鉈ですが・・・上下同じような形をしていますが、良く見ると先端が違います。
僕のは先端が折れたようになっていますが、ナカヤ氏のは尖っています

上のは刃先に近いところに行くに連れて刃全体の肉厚が薄くなり、精悍な感じがします。
ただ、これはナカヤ氏が具合が良い鉈を見せて、同じのを作って欲しいと土佐の鍛冶屋さんに打ってもらったけど・・・「どうもシックリしない」と言う鉈です。(そう言いながら結構使い込んでいる。僕には・・何も解らない

写真をクリックすると大きく見えます

遅くなって・・・ナカヤ氏と二軒の金物屋さんとホームセンターへ砥石を買いに行きました。
また後日書きますが・・・刃物の切れ味は砥石に随分左右されるようです
